携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【刈谷・富士松南小】PTA社会学級・授業で情報モラルや安全について学習しました

 本校ではアンケートの結果から、高学年の子どもたちの多くが携帯電話やネットを利用することが分かりました。メールやインターネットなどに関わって、児童が被害者だけでなく加害者にもならないように、子どもたちが情報モラルについて理解することが大切だと考えています。さらに子どもたちだけでなく、保護者も同様に理解していることが大切だと考えています。また、家庭からも情報モラルや携帯・ネットの安全な使い方などについて、話を聞いたり、相談をしたりする機会を要望する声がありました。
 そこで、刈谷市情報教育研修委員会より講師を派遣いただき、PTA社会学級の場で、携帯電話のトラブルやマナーについての安全教室を開きました。受講した児童の中には「危険なこともたくさんあることが分かった。」「簡単な気持ちで使ってはいけない。」などの感想を持った子がたくさんいました。
 また、情報モラル教材「事例で学ぶNetモラル」(広島県教科用図書販売株式会社)を活用して、全校体制で、1年生から6年生までが系統的に情報モラル学習を進めています。4年生では、「事例で学ぶNetモラル」というソフトを使い、メールはいつでもすぐに届けることのできる手紙であることと、相手に気持ちよく読んでもらうためのマナーがあることを学習しました。子どもたちの感想には、「メールの便利さに気づいた。」という内容とともに、「情報発信するときに、それを見る相手にどう伝わるかを考えることが大切である。」という旨の内容が多数ありました。

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【東浦・卯ノ里小】ケータイと正しくつきあうために

 東浦町立卯ノ里小学校では、1月16日(月)に6年生100名を対象として「ケータイ安全教室」を開催しました。ケータイで、何ができるのかに始まり、ルールやマナー、写真の肖像権や音楽の著作権等についての話がありました。
 おじさんの「小学校5年生の女の子です。今度会いましょう。」というなりすましメールのアニメを見て、子どもたちは、このような事実があることを知りました。グループごとに携帯の画面の中にどれだけの個人情報が含まれているのかを考えました。画面の中にたくさんの個人情報があることを知りました。ケータイと正しくつきあうために気をつけなければならないことがたくさんあることが分かりました。そして、最後には、
 (う)そかもしれない?チェーンメール
 (の)せないで!インターネットに個人情報
 (さ)つえいするとき、きをつけよう!
 (と)もだちと正しく使おう!ケータイ電話
と、「うのさと」という言葉を折句にして4項目のまとめをしました。携帯電話の使い方について考えるよい機会となりました。

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【長久手・市が洞小】ケータイ安全教室

 市が洞小学校では、5・6年生を対象にして、NTTドコモに講師をお願いし「ケータイ安全教室」を行いました。「ケータイを使ってはいけないところ」「ケータイで勝手に写真を撮ってもいいか」「個人情報を公開してもいいか」「なりすまし」「チェーンメール」など、携帯電話のマナーや危険性について、大変わかりやすく教えていただきました。特に、「なりすまし」「チェーンメール」については、ドラマ仕立てのビデオになっており、思わず身を乗り出して見ている児童もいました。5年生の段階では自分用の携帯電話の所持率はそれほど高くありませんが、6年生になると増えるようなので、この時期にきちんと学ぶのは大変意味のあることだと考えます。
 い・・・いけません!お店で勝手な撮影は
 ち・・・チェーンメールは回さない!
 が・・・学校名、インターネットに書いちゃダメ!
 ほ・・・本当に子どもなのかな?その人は
 ら・・・らんぼうな言葉をネットに書きこまない

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【田原市・伊良湖小】情報モラル集会「インターネットを使うときに気をつけること」

 1月12日(木)に情報モラル集会を行いました。3〜6年生が参加し、「インターネットを使うときに気をつけること」というテーマで行いました。
 まず、Netモラルの「チャットの疑似体験」を使用し、児童がチャットの疑似体験をしました。この体験を通して、子どもたちは、インターネットを使った人とのやりとりにおいても、思いやりの心をもつことが大切であるということを学ぶことができました。
 次に、「インターネットを使うときに気をつけることは何か」について、話し合いを行いました。児童からは、「むやみに無料ダウンロードをクリックしない。」「変なサイトを開かない。」などの意見が出されました。最後に、ヤフーキッズ(http://kids.yahoo.co.jp/)に載っている、「インターネット5つのルール」を印刷したプリントを配り、インターネットを使うときに気をつけることについて、理解を深めました。

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【瀬戸・掛川小】安全なネットの使い方(3・4年生)

 掛川地区は数年前までは、インターネットが使える家庭が少なかったが、最近、家庭でコンピュータを使える環境が整い、インターネットを利用する児童が増えてきた。3・4年生も学校や家庭でインターネットを利用する児童が多くなり、それを使う上でのマナーを知る必要があると感じたため、インターネットに関わる情報モラルの指導を行った。
 この日は、「Netモラル指導資料集」を活用し、インターネットは大人と一緒に使うと安全であることを理解させることを目標に授業を行った。はじめに、インターネットにはどんなページや写真があるか発表させた。次に、インターネットには気持ちの悪いページや大人向けのページなど、危険なページがあることを知らせた。その上で、インターネットを使っていて、おかしなページが表示されたら、どうするか考えさせた。「プラグをぬく」といった子どもらしい意見も出たが、「おかしなページが表示されたら、前のページにすぐに戻る」「変な画像はすぐに消す」という意見を取り上げた上で、インターネットは大人と一緒にするのが安全であるということを指導した。授業の最後に書かせた振り返りシートには、「インターネットは大人といっしょにやる」、「あやしいところ(アイコン、バナー等)はクリックしないようにする」といった主旨の書き込みをクラス全員がしており、授業を通じて、子どもだけでインターネットを使うことは危険であるということを理解させることができた。

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【岡崎・河合中】情報モラルの学習

 岡崎市立河合中学校では、1年生を対象にして、1月16日に「事例で学ぶNetモラル」を用いて、情報モラルの学習をしました。『情報安全』『責任ある情報発信』『健全な情報社会の形成』の3つの柱の中にいくつかのコンテンツがあります。そのコンテンツの中に、クリップ、体験、ドリルとあり、クリップで説明を見て聞き、体験をして、ドリルで学習したことを確かめる形で、楽しみながら学習しました。現在ほとんどの家庭でインターネットと接続できる状態になっています。メールのやりとりもしているので、授業後、「知らない人には画像を送らない」や「言葉遣いを気をつけたり、名前などの個人情報は、書き込まないようにする」という感想が出ました。
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【常滑・西浦北小】「ネット依存症」について学習しました

 1月11日(水)に、5年生が「ネット依存症」について学習しました。最近はソーシャルゲームが人気となり、パソコンや携帯電話を使い、ネット上で不特定多数の人とゲームをする時代となっています。そのためか、5年生児童のネットゲーム経験者は90%、毎日ネットゲームをする児童が25%、携帯所持者が30%と、ネット利用児童が大幅に増えています。そこで、大きな社会問題となってきているネット依存症にならないために、節度ある使い方や人間関係をしっかり築く大切さについて「事例で学ぶNetモラル」を利用して学習しました。
 はじめに、ネット依存症の主な症状と小学生に関係した事例を基に、ネット依存症の恐ろしさと、誰もがネット依存症に陥る危険性があることを学習しました。その後、「Netモラル」の「私もネット依存症になっちゃうかも」を視聴し、インターネットと付き合うために、どんなことを気をつけるべきかを考えました。

児童から

・自分で決めた時間をしっかり守る
・時計をセットする
・家族の前でする
・親がいるときにする
・やらなければならないことを先にする
・毎日やらない
・週3日は外でみんなと遊ぶ

といった決意宣言が出されました。正しい知識と強い意志を持って予防するのはもちろんのこと、家族や友人関係を大切にすることで予防できることも学びました。

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【犬山・犬山西小】ケータイ安全教室

 犬山西小学校では、6年生の総合的な学習の中で、情報モラル教育に取り組みました。
 専門の講師を招き、ケータイやメールを利用する際の基本のルール、マナーについて学習しました。プロジェクターでの映像と講話によって、6年生全体でケータイについて考えました。
 ケータイを利用するさまざまな場面の事例を通して、マナーとルールとその意義を確認したり、メールトラブルの事例を通して、メールでのコミュニケーションの注意点について理解を深めました。
 保護者との協力も得ながら、児童の携帯電話やメールの使用がより安全で正しいものにしていきたい。

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【安城・今池小】チェーンメールについて

1 扱った情報モラルの内容と参考にした資料
 授業では、児童が他人や社会への影響を考えて行動できるよう、チェーンメールについて取り扱った。
 また、授業のため資料として、(株)NTT docomoのDVD教材「ケータイ安全教室 映像教材」や、文部科学省委託事業 情報モラルポータルサイト「やってみよう情報モラル教育」http://kayoo.info/moral-guidebook-2007/index.html を参考にした。
2 授業の様子と児童生徒の感想
 本時の授業では、授業者が「ペットショップが倒産して困っている」という内容のメールを児童に紹介し、協力してくれるよう話す。話し合っている最中、授業者の携帯電話にもう一通、メールの内容は全く異なるが、記載されている連絡先は同じメールを提示して、児童らを混乱させた。児童らが「いったい、どういうことだろう」「うそなんじゃないの」と口々につぶやく中、「(記載されている連絡先に)電話をかけてみたい」というつぶやきをひろい、授業者はインターネットで電話番号を検索することを提案した。実際に検索をしたところ、全く関係のない電話番号であることが分かる。
 児童らがより混乱したところで、2通のメールがチェーンメールであるとネタばらしを行った。しかし、携帯電話に触れたことのない児童もいるため、チェーンメールがいったいどのようなメールか分からない児童も見られた。そこで、「チェーンメールとは内容にかかわらず、多くの人に広めさせようとするメール」と定義し、2通のメールにも書かれていることを確認した。
 児童らの感想では、「だまされて、こわかった」という体験についての感想だけでなく、「内容が良くても迷惑だと思う人がいるので、チェーンメールは送らず消します」や「困ったときは、家族や先生に相談したいです」と、チェーンメールが実際に送られてきたときの対処法まで考えられる児童も見られた。

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【あま・篠田小】親子で考えるインターネットの使い方

 10月18日(火)の授業参観に、情報モラルに関する授業を行いました。6年生の児童が保護者とともに情報セキュリティーアドバイザーの方の話を聞き、インターネットの使い方について親子で考えました。
 学校でアンケートを行ったところ、約半分の児童がインターネットを利用していました。しかし、インターネットに関する正しい知識をもっている児童はあまりいませんでした。今回の授業で話を聞いたり、インターネットの利用についてのクイズを考えたりすることで、情報モラルについて知ることができました。親子で話し合って考えたので、家でのインターネットの使い方を見直すきっかけとなりました。

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【東浦町教育委員会】情報モラル教育についての研修会の開催

 東浦町では11月4日(金)、ICT推進研究部会において児童・生徒への情報モラル教育についての研修会を行いました。警察庁や愛知県警察本部サイバー対策室やなどが作成した資料をもとに、児童・生徒によるオンラインゲームを舞台とした不正アクセスによる詐欺事件や恐喝事件などの事例や各校における実態や対策について話し合いを行いました。
 各校ではすでに情報モラルについて授業で取り上げたり、携帯電話会社による「ケータイ安全教室」や愛知県警察本部サイバー対策による講演会などを開催したりして、情報モラルに対する児童・生徒の意識向上に努めています。しかし、情報モラルが問われるような事例は家庭で発生する場合が多く、児童・生徒の情報モラル向上のためには、学校だけでなく保護者の協力も不可欠です。
 そこで東浦町においても昨年度、東浦町文化センターにおいて、保護者、地域住民、教職員を集めて、「情報モラル教育のあり方」と題して教育フォーラムを開催しました。しかし、最近のスマートフォンの急激な普及に伴い、手軽にいつでもどこでもインターネットに接続できる環境が整って便利になった反面、今まで以上に児童・生徒がトラブルに巻き込まれる危険が高くなっています。東浦町教育委員会としては、今後とも継続して実態把握や対策を進めるため、教員の研修と情報交換の場を設けていきたいと考えています。

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【知多・旭南中】 情報モラルに関する授業公開をしました

 11月15日(火)の学校公開日に、情報モラルに関する授業を保護者や地域の方へ公開しました。
 3年生の学習テーマは、「責任ある情報発信」や「インターネットの危険性と重要性」です。生徒たちは、DVDを視聴したり、疑似体験をしたりして、インターネットを使った情報発信のよさと危険性について考えました。それらの活動を通して、生徒たちは、情報を発信する際のルールやマナー、コンピュータウィルスやダウンロードの危険性について知ることができました。
 1年生の学習テーマは、「携帯電話のルールやマナーについて」です。まずは、暮らしの中にある決まりやマナーについて考え、みんなが安全に笑顔で生活できるためには決まりやマナーが必要であることを話し合いました。その後、携帯電話の良い使い方と良くない使い方について考え、今までの使用の仕方について見直すことができました。

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【小牧・陶小】e−ネット安心講座

 本校の5年生で携帯電話を持っている児童は、約20%である。6年生では約半数の児童が所持しています。今は携帯電話を持っていない児童のほとんどが、携帯電話を持ちたいと考えています。また、インターネットについては、かなりの家庭で使用されています。
 そこで、5、6年生の児童を対象に携帯電話・インターネットなどの安全利用に向けた啓発を行う「e−ネット安心講座」を、「安全に楽しく使おう!ケータイとゲーム機」というテーマで実施しました。
 
・携帯電話・インターネットなどを使用するなかでの利便性について
・便利だけど知っておかなければトラブルになってしまう問題点について
・トラブルに合わないための約束などについて

 実際にあった事例の紹介もあり、児童がいろいろな犯罪や被害にあわないためにはどうすればよいのか考える機会になりました。

 児童からは、次のような感想が聞かれました。
・お母さんから、「チェーンメールがきても、送ってはいけないよ」と言われていたけど、どうしてダメか今日わかりました。
・今は、携帯電話を持っていないけど、トラブルに巻き込まれないよう気を付けて使いたいです。
・今日聞いたことを決して忘れないで、上手に携帯電話を使っていきたいと思います。


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【江南・西部中】ケータイ安全教室

 授業参観の機会をとらえ、各学級で「ケ−タイ安全教室映像教材(docomo)」を活用して、授業を行いました。

 授業の流れは次の通りです。
1 なぜ「ケータイ安全教室」を行うのか、目的を伝えます。
2 <発問1>ケータイで何ができますか。
3 <発問2>中学生にとって、ケータイは必要ですか。不要ですか。どちらかを選んでプリントに○をつけなさい。○をつけたら、なぜそう思うのか理由を書きなさい。
4 <説明>ケータイは便利なものですが,使い方を間違えると、トラブルに巻き込まれることがあります。どのようなトラブルがあるのか、映像で見ていきます。
5 DVDを視聴します。
6 <説明>新聞で報道された、小学生のトラブル例をプリントで紹介します。
7 まとめプリントを使ってまとめをします。
8 授業の感想を書きます。

 授業参観ということで、保護者の方と一緒に考える時間を共有できました。また、多くの家庭でも話題となり、家族で考える時間がもてました。

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【弥富・弥富北中】コミュニケーションツールの使い方

 ミクシイ、アメーバピグ、モバゲーなど、パソコンや携帯電話を使ったコミュニケーションツールやゲームが日常にあふれ、中学生にも容易に触れることができる昨今になってきました。また、小学生のときから携帯電話やパソコンを日常的に使用し、なかにはブログをもっている生徒もいます。
 そのような状況を受け、本校では、新1年の入学を機会に、1年生の多くが参加しているコミュニケーションツールに潜むトラブルについて学習会を行いました。
 重点的な指導内容の1つは、「他人を傷つけるような発言、および書きこみをしない。」という他を思いやる心を持つことを心がける話をしました。もう1つは、犯罪やトラブルに巻き込まれないように日頃から気をつけること、アダルトサイトや有料のコンテンツへの登録により、金銭トラブルや犯罪に巻き込まれないようにと注意を促しました。
 中学生になり、気持ちだけが少し大人になっていると感じている生徒や中学入学を機会に携帯を購入してもらった生徒にとって、注意を促すことのできる機会となったと感じています。今後も新1年生を対象に継続して行う計画です。

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【北名古屋・師勝東小】インターネットの便利さと危険性

 師勝東小学校では、今年度、6月には6年生と保護者向けに「ケータイ安全教室」、11月に4年保護者向けに「安心ネットインストラクターによる講習会」、12月には5年生向けに「情報モラル」をテーマに情報教育を行いました。
 「情報モラル」の学習では、以下の4点を柱にしました。
1 インターネットとは?―日本だけでなく世界の情報を知ることができる
2 インターネットで検索するということ―検索の方法、検索に関したトラブル
3 著作権とは?―検索して知り得た情報の使い方、コピーだけでは意味がない
4 インターネット情報の真偽、活用方法―他の情報と照らし合わせて
 最後に、○×クイズで学習したことを復習しました。子どもたちからは「インターネットが世界につながっていることを初めて知った」「パソコンは、調べるときに役に立つけれど、危ないものでもあることが分かった」「パソコンでの情報は、本当かどうか分からないこともあるから気を付けたい」などの声が聞かれました。
 知り得た情報をもとに自分で考えることの大切さを意識させる機会になりました。

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【南知多町・日間賀中】メールで気持ちは伝わるの

 本年度は道徳の時間の中で、情報モラルという主題を設け、授業実践を行った。今回報告するのは、第1学年での取組についてである。
 近年、インターネットや情報機器の発展に伴い、中学生でも携帯電話を所持している割合が増え、また、インターネットにつながるパソコンがある家庭も増えてきている。それは「へき地」と呼ばれる離島でも例外ではない。さらには、自分自身でブログを開設している生徒もいる。
 そこで、本授業では「メールで相手に気持ちは伝わるのか」というテーマで、3つの場面を設定し、メールの受け手である友人の立場の気持ちを考えさせて話し合った。授業を受けた生徒の感想では、「メールを送った本人だけしか本当の気持ちは分からない」、「大事な内容はメールではないほうがいい」と自分自身が気を付けないといけないことに気付くことができていた。また、「相手が傷つかないようなメールを送りたい」、「絵文字1つでも相手の気持ちに大きく影響してしまう」など相手の気持ちを気遣ってメールしなくてはいけないと感じる生徒もいた。
 授業のまとめでは、文書の書き方や絵文字の使い方がよくないと相手を傷つけてしまうメールになる危険性や、相手の顔が分からないので会話するとき以上に相手の気持ちに配慮しなくてはいけないことを伝えた。

【南知多・日間賀中】資料1
【南知多・日間賀中】資料2
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【西尾・鶴城小】チェーンメールの取り扱い

 鶴城小学校では、授業中の調べ学習でインターネットを利用することが多い。また、多くの児童は、学校だけでなく家庭でもインターネットや携帯電話に触れる機会がある。その分、インターネットでのトラブルに巻き込まれる危険性が高いともいえる。そこで、道徳の時間を使って、チェーンメールを取りあげ、チェーンメールの取り扱いについての授業を行った。
 資料は、一見すると人助けをうたった内容のチェーンメールを送られた主人公が、葛藤の末友だちにメールを送信してしまうが、後日、送られた友だちが困惑したことや高いトラフィックを与えてしまう可能性があることを教師に諭される内容である。当初は、他の人のためになるまじめな内容だから、たくさんの人に送ってもしかたがないと考えていた子も、「たとえどんな内容でもチェーンメールはルール違反で、絶対にしてはいけない」という教師の言葉をうけて、ちょっとした不注意がたくさんの人に迷惑をかけてしまうかもしれないということに気づくことができた。
 最後に実際にパソコンを使って、メールの文章を考えて打つ活動を行った。道徳の授業からネットモラルの重要性を学んだ子どもたちは、ルールの意義をよく考えて文章をうつことができた。
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【刈谷・住吉小】携帯電話の使い方を疑似体験しよう

 本校の6年生のクラスで、携帯電話の正しい使い方について学習しました。携帯電話についてのアンケートをとってみると、38人中11人が自分専用の携帯を持っており、「携帯電話について興味があるか」という質問には、ほぼすべての児童が手を挙げました。しかし、「チェーンメールについて知っている」と答えた児童は、3人しかいないなど、携帯電話がもたらす問題について知っている児童はわずかしかいませんでした。そこで、ジャストシステムの「つたわるねっと」を利用して、携帯電話のメール機能を疑似体験し、携帯電話を使用する上で正しい使い方や危険性について学習しました。

 授業の内容は次の通りです。
1 携帯電話を使うとおこる問題について意見を出し合う
2 メールやネットゲームなどのやりすぎにより「メール依存」「ネット依存」についての動画を全体で視聴する
3 コンピュータ室で携帯電話のメール機能を使い、体験する
4 児童がメールをやり取りしているところに、教師が迷惑メール、個人情報採取メール、チェーンメールを送信し、メールでのトラブルを体験する
5 携帯電話を使う上での注意点を知る

 児童の振り返りカードには、「疑似体験では迷惑メールを全部開いてしまったけど、気をつけたいと思いました」「迷惑メールに適当な情報を書いても何ともないと思っていたけど、そこからまたメールが来るなんて思わなかった。」「携帯は使い方次第で良くも悪くもなるから気をつけたい」と書かれており、携帯メールの疑似体験の中で、児童は楽しみながらも、「携帯電話を使うときには注意しなくてはいけない」という意識をもたせることができました。

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【北名古屋・師勝北小】ケータイ教室

 師勝北小学校では、12月16日(金)に6年生を対象に「ケータイ教室」を開催しました。現在、自分用で携帯電話を持っている児童は1割強くらいですが、ほとんどの児童が保護者などの携帯電話を借りるなどして使用したことがあると答えていました。しかし、ルールやマナーについてはあまり考えたことがない児童が多く、今回の「ケータイ教室」は、大変よい機会になりました。
 「ケータイ教室」では、ルールやマナーをはじめ、チェーンメールやブログなどへの個人情報、著作権、違法サイトなど様々な危険についても学習できました。児童は、関心を持ってクイズに答えたり映像に見入ったりしていました。
 中学校進学を控え、これから携帯電話を所持する児童が増えるこの時期に、こうした学習ができたのはたいへん有意義だと思いました。

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