携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【瀬戸・南山中】ケータイ安全教室

 南山中学校では、1年生を対象に10月7日(金)にケータイ安全教室を行いました。事前に携帯電話についてのアンケートをし、それを基に約1時間の講習をしました。携帯電話の便利さの中に潜む様々な問題点を学びました。
 以下は生徒の感想です。
・「ケータイには長所と短所、どちらもあることがわかりました。一番驚いたのは冗談で大げさな事を送信するだけで犯罪になってしまうという事です。エリアメールやフィルタリングサービスなどの携帯用語がどれだけ重要かということも分かりました」
・「私はケータイでネットをよく使って友達や好きな芸能人のブログを見ます。私はコメントを書きますがコメントにも責任があるんだと思いました。チェーンメールが来たときに、一度怖くなったことがあるのでチェーンメールは友達に回さないようにします。正しい使い方をして、これからも上手くつきあおうと思いました」

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【豊橋・東陵中】携帯電話・インターネットの使い方を考える

 昨年度同様に、本校では、携帯電話の利用法について各学級で問題について話し合う時間を設定した。3年生の個人の携帯所有率は高く、今年度の生徒も6割以上が携帯電話を個人で利用している。また、個人の携帯を所有していない生徒であっても、ほとんどの生徒が家庭でインターネットを扱える環境がある。
 まず、ワークシートに生徒各自が聞いたことがある携帯電話やインターネットのトラブルを書き出してみて、お互いにそれを話し合わせた。生徒からは、「チェーンメイルがよく来る。」「架空請求のメールが来たことがある。」など、特に携帯電話を個人所有している生徒からトラブル例があがった。個人情報がサイトにでることについてはどうかと話をふってみると、「自分の名前を検索するとでてくる。」という答えがすぐにかえってきた。自分の情報がサイトにあがっていることについて、嫌な気分ではないかと問いかけると、意外にも「そうでもない。」という言葉が聞こえてきた。その後、再現ドラマを交えて分かりやすく構成されたDVD教材を視聴した。携帯トラブルの身近さやその被害の怖さについて知ることができた。DVD視聴の後、小グループの班をつくって話し合いの時間をもった。お互いが被害者にならないために、また、意図せずに加害者になってしまわないように、そのために普段から気をつけることについて意見を交換した。個人情報がサイトにのることに抵抗感がなかった生徒も気をつけたいと考えることができた。

【豊橋・東陵中】資料

【一宮・千秋東小】携帯電話の安全な使い方

 インターネットや携帯電話が急速に普及していく中で、児童がトラブルに巻き込まれるケースも次第に増えています。本校では、携帯電話を所有している児童は、まだほんの一部ですが、欲しいと思っている子は非常に多くいます。今のところ、携帯電話によるトラブルは起きていませんが、今後所有率が増加するにつれて、トラブルが発生することが予想されます。そこで、本校では、携帯電話の安全な使い方について、授業を行っています。
 今回6年生では、携帯電話会社から配布された「ケータイ安全教室映像教材」を利用して、授業を行いました。10のケースについて、クイズ形式で進められており、児童が楽しみながら、携帯の安全な使い方について学習することができました。携帯の使い方でありながら、メールへの個人情報開示やチェーンメールについて等、インターネットの利用についても考えさせられる内容になっています。
 授業後の児童の感想で「携帯は便利なものだと思っていたが、こわい面があることが分かった。そういうことに気をつけながら、利用していけるとよいと思う。」とあり、便利さだけでなく、負の面にも目を向けさせながら、よりよい使い方について考えさせる機会を与えることができました。
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【南知多・豊浜小】メールの正しい使い方

 本年度は、すべての学年の児童が情報モラルについて、疑似体験を含めながら、メールの正しい使い方を中心に学習をした。
 はじめに、ホームページやツイッターなどでのつぶやきが世界中に広がり、非難されたり犯罪になったりする事例をもとに、メディアの使い方を誤ったときの怖さについて学習した。そして、チェーンメール、スパムメール、ウィルスメールを開いてしまった時に、コンピューターが動かなくなってしまうようなトラブルを疑似体験した。
 児童は、メールをすることの楽しさと同時に、恐怖を与えるようなメールもあることを実感し、これから十分に気をつけてインターネットを利用しようという気持ちを強くもったようだった。
 これからインターネットメールを使う機会が、児童に増えてくると考えられるため、疑似体験を含んだ情報モラルの学習は、とても有意義であると思われた。
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【岡崎・南中】「情報に関する技術」の指導

 技術・家庭科(技術分野)の「情報に関する技術」の指導内容に「情報モラルとコンピュータの利用」という単元がある。本校では、3年生の隔週でパソコンを利用した授業を行っており、教科書に即してパスワードの大切さやプライバシーの保護に関して指導を行ってきた。
 生徒がいちばん関心を持って取り組んだ事例としては、自分の氏名をインターネットの検索エンジンで検索したときである。過去にコンクールで受賞経験があったり、クラブチームに所属して大会等に出場した経験があったりすると、どのクラスも10名程度の生徒がヒットした。自分の知らないところ(承諾しているのかもしれないが…)で情報が公にされていることに驚くとともに、同姓同名の人物が数多くヒットすることも生徒には意外性を持って受け止められた。
 この授業を通して、自分の個人情報だけでなく、友人の個人情報を勝手にブログ等に掲載することの危険性も教えることができた。メールやブログは情報発信の有効な手段であることは否定できないが、不特定多数の人間に情報が漏れてしまう危険性があることは、今後も折にふれて授業で取り上げていきたいと考えている。

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【西尾・花ノ木小】ようこそ!インターネットの世界へ!

<単元について>
 情報化の進展によって生活の利便性の向上や産業の効率化・生産性の向上などがもたらされた。情報の信頼性や信ぴょう性の問題、個人情報や著作権の保護、コンピュータ犯罪なども含め、情報化の進展に伴いいろいろな問題が生じてきた。簡単に情報を収集したり、連絡をしたりできるインターネットやメールを安全かつ有効に活用できる能力を身に付け、また、日常生活において直面する情報に関する問題を、どのように捉えどう対処すべきかという心構えも児童に持たせ、情報化社会に参画しその進展に寄与しようとする態度を育てたい。
 そこで、本単元では上に記したような場面を体験できるような自作のWebページを使い、児童一人一人が児童用コンピュータで学習を行った。

<実践を終えて>
 普段の生活で「知らない人に、電話番号や住所を教えてはいけない。」という意識のある児童が多かったが、インターネットの書き込み(プレゼントの応募)となると、名前や電話番号などを入力している児童も多くいた。しかし、第三者に知らせてしまうことに気付くと,安易に書いてしまってはいけないことにも気付いていた。また、自分で判断しようとせず、困ったときや迷ったときは大人に相談することの大切さを伝えると、安心した様子が見られた。また、東日本大震災もあったことで、地震に関する嘘の情報に関しても子どもたちは過剰に反応した。あれだけ大きな地震であったので「この情報は本当なのか?」「東日本であれだけ大きな地震があったから本当だ。」と子どもたちから話し合いが進んでいった。情報の信ぴょう性を確かめることの大切さを伝え、実際に子どもたちに他のページを調べさせ、事実ではないことが分かり、児童からは安堵の顔が見られた。
 今回の実践を通して、「個人情報」をむやみに人に教えてはいけない、書いてはいけないという意識が備わった。また、自分たちにとって興味のあるものなどについて、巧妙な手段で個人情報を引き出させるページや、嘘の情報を流すページもあるという現実についても知らせることができた。これからも、系統立てられたカリキュラムを組み、計画的に繰り返し指導していくことが必要であると感じた。

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【北名古屋・師勝中】情報モラルに対する取組

 本校では、技術科での情報教育と並行して、道徳でのモラル教育やポスターや掲示物による啓発活動によって、情報モラルの向上を図っています。
 7月には、3年生の道徳の時間に、チェーンメールが送られてきた際の対応について考えるという授業を行いました。節電を呼びかける文面を提示して、自分ならどうするか考えて意見をワークシートに書かせました。その後、「積極的に行動する」意見には○を、「否定的な行動する」意見には×を、それ以外のものには△をつけさせ、どんな行動が一番よいのか、班で話し合いを行いました。生徒からは「事実か確認できなければ回さない」という意見や「内容を見てから判断しよう」、「内容がどんなものでもチェーンメールはよくない」など様々な意見がでました。どんな行動が望ましいか班で話し合う中で、「送ったり消したりする前に、大人に相談するのがよい」という意見も出て、情報モラルの高まりが見られました。
 今後も本校では、関係諸機関や地域の方々との連携を深めつつ、引き続き学校教育のあらゆる場面で、情報モラルに関する教育を行っていきたいと考えています。

【北名古屋・師勝中】資料

【日進・北小】4年生情報モラル教育の実践

 本校では、年間を通じて全学年で情報モラルの教育に取り組んでいます。
 コンテンツとして、ベネッセの「情報モラルNAVI」や東京書籍の「情報モラルとコンピュータ」を活用し、動画やアニメーションにて学習した後、たしかめクイズ、模擬体験などをして内容を確かなものにしていきます。
 10月5日(水)には4年生を対象に、「ホームページの信ぴょう性」の授業を行いました。インターネットを使えば、いろいろな情報を得ることができ、4年生でも社会科や理科などの調べ学習でインターネットを活用することが多くなってきています。古い情報や間違った情報があることを知った上で、インターネットを正しく安全に利用しようとする意識を高めることができました。


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【新城・菅守小】情報モラル授業

 道徳の年間計画の中に、情報モラルの時間を5時間ほど位置付けている。パソコンを使っての調べ学習が多く、子どもたちはキーワードを手掛かりに、いろいろなサイトを閲覧する。そのサイトが正確な情報を載せているとは限らない。
 そこで「ネット社会の歩き方」というWEBサイトの学習ユニットを使い、1時間はWEBサイトの情報がすべて正しい情報であるとは限らないことを知り、URLアドレスから信頼できる情報の選択の方法を身につけたり、いろいろなサイトを比較して確かめさせたりする学習をした。
 子どもたちは、正しい情報を収集することの大切さを感じ、学習後には、「レポートを書くときに情報を丸写ししたからいけない。」「データーが古くないか確かめる。」などの感想を持った。2時間目はうまい話やお得なサービスの裏には、その代償があることを知り、適切な対応が取れる判断力を養った。子どもたちからは「無料やプレゼントという甘い言葉に気をつける。会員になるときは親に相談する。」などの感想があった。
 これらの学習を通して、情報の信ぴょう性を考えたり、個人情報を守ることの大切さを考えたりすることができた。

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【田原・六連小】情報の信ぴょう性について考えよう

 本校では、概ね3年生以上で、国語の学習のまとめや総合の調べ学習などで、コンピュータを活用する時間を多く設けている。子どもたちは、2年生までに「お絵かき」や「マウスレッスン」などでコンピュータを使うが、インターネットを利用した学習をすることはあまりない。そして、3年生になってインターネットの簡単な使い方を教えると、子どもたちはたいへん興味をもって学習に取り組むことができる。しかし、インターネットの情報をうのみにし、何でもインターネットで調べさえすればよいという傾向が毎年見られるので、3年生になった段階で、簡単な情報モラルの授業を実践している。
 そこで、本年度も「インターネットで調べるときにどのようなことに気をつける必要があるのだろう?」という課題を設定し、「事例で学ぶNetモラル」を活用して情報の信ぴょう性について学習する機会を設けた。視聴後、子どもたちとインターネットで調べるときに気をつけなければいけないことを話し合い、以下のようなことをまとめた。
・インターネットには、間違った情報や古い情報が書き込まれていることがある。
・調べた情報が正しいのか最新の情報なのかを他の本や資料などでも調べることが大切である。
・その場へ行って直接調べることも大切である。
 子どもたちの中には、家庭でインターネットを利用する子もいるので、情報モラルについての意識をますます高めていくことの必要性を感じている。

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【豊橋・賀茂小】情報モラルについて学習しました

 豊橋市立賀茂小学校では、5年生のクラスで「情報モラル」についての授業を行いました。このクラスでは、携帯電話を持っているのは2人と少なかったですが、パソコンでインターネットを利用したり、ゲームをしたり、動画を見たりする子は多かったです。そこで、携帯電話やパソコンを使う上でのマナーやモラル、危険性について知り、正しい使い方を学ぶことが必要だと考えました。
 今回は、「ケータイ安全教室」のDVDを視聴し、意見交流をしながら授業を進めました。授業を終えた児童は、「携帯電話は便利だけど、使い方を間違えると大変なことになるから気をつけたい」「家の人と相談してルールを決めて使おうと思いました」「メールや掲示板では人を傷つけてしまうことがあるので気をつけたい」などという感想をもちました。今後、携帯電話を持ったり、パソコンを使用したりすることが多くなると思いますが、今回の授業で学んだことをいかしてほしいです。
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【一宮・木曽川中】インターネットの危険性

 本校の生徒には、携帯電話やパソコンを使用したWebページの閲覧や作成、電子メール、インターネット通信のゲーム、音楽のダウンロード、ネットショッピングなどに親しんでいる生徒が約8割います。その中で、友人関係のトラブルの原因となることや、個人情報を流出する生徒がいて、知識がないために被害者や加害者になってしまっています。本校の技術・家庭科の指導過程では、コンピュータの学習を3年生にしているため、知識不足になると考えます。
 そこで、技術科の授業時間に、「情報モラル研修教材」(CEC財団法人 コンピュータ教育開発センター)http://www.cec.or.jp/books/moral/index.htm を利用し、インターネットの危険性について学習をしました。サイト内の「体験から学ぶ」では、Webページ、掲示板・チャット、電子メール、セキュリティ、携帯電話の5つの場合分けがされ、多種多様なトラブルを体験することができました。
 生徒の感想には、「意外と身近なところでこんな怖いことがおこっているなんて知らなかった。」「いつも使っている携帯電話でもすごく危険な目にあってしまうんだと思った。」「実際体験してみると、案外怖いんだなあと思った。」「軽い気持ちでやると、怖いことになるのでダメだと思った。」「ひっかかった時の対処方法を調べたいと思った。」「知らない人にむやみにメールしたりすると後が大変になるから気をつける。」などと述べられていて、インターネットの危険性について知ることができた。
 使用したWebページでは、危険への対処法についても学習できるので、短期集中的に学習を進めていきたい。また、1年生の段階でインターネットの危険性について体験的な学習する場を設定する必要があると感じたので、計画していきます。

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【知多・東部中】情報モラル学習会

 知多市立東部中学校では、7月8日(金)に全校生徒を対象として、情報モラルについての学習会を開きました。学習会では、ビデオ「危険なアクセス」の視聴を行い、携帯電話やパソコンの危険性について学習しました。
 学習会後の生徒の感想にあるように、「私はよくパソコンを使うのでウイルスなどに気をつけたいと思いました」「出会い系サイトのトラブルが多いのにはびっくりしました」「いつ自分が犯罪に巻き込まれるかわからないので携帯電話を使うときには十分に注意をしたいです」「1つのことでもどんどん連鎖して悪いほうになってしまうということを知りました」など、携帯電話やPCの正しい使い方について、考えをより深め、改めるよい機会となりました。

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【田原・衣笠小】まとめをするときに気をつけよう

 2年生の生活科の学習の中で、著作権について触れました。
 生活科の校区探検で、校区のいろいろな店や施設へ行きました。2回目の探検の前に、子どもたちと持ち物を話し合い、各グループでデジタルカメラを持って撮影もしてくることにしました。
 ある店に行ったときに、店長さんから、「商品だけを撮った写真を使うと著作権に引っかかるので、店全体を撮った写真を使うように、子どもさんたちに話してください。」という話をいただきました。
 そこで、まとめをする際に、店長さんの話をし、さらに「事例で学ぶNetモラル」の「ちょ作物の利用」を活用して、著作権について学習しました。店長さんの話を聞いたり、この動画を見たりして、「CDをそのまま撮ってはいけないことがわかりました。」「次から撮っていいか聞いてから撮りたいです。」「お店全部が写るように撮りたいです。」など、簡単に写真を撮って使ってはいけないことを2年生なりに理解することができました。
 この学習をとおして、著作権や、写真を使うときのルールやマナーの大切さを学ぶことができました。

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【安城市・二本木小学校】インターネットのトラブルを知ろう

(1)扱った情報モラルの内容と参考にした資料
  参考にしたサイト:「ネット社会の歩き方」
  内容:情報発信におけるマナー
(2)授業の様子と児童生徒の感想
 多くの情報をインターネットで実際に見ている4年生の子どもたちは、これから自分の知った情報を発信していくことに興味をもっていくと考えられる。実際に、自分のブログやホームページをもちたいと言う児童も多くいる。本校では、情報モラルの充実を図るため、各学年の重点内容が決まっている。4年生は、「ブログ等に友達を中傷しないなどの情報モラルについて知ることができる」となっている。そこで、絵と音声で情報モラルをわかりやすく学ぶことができる「ネット社会の歩き方」というサイトを用いて情報モラルの学習をした。
 子どもたちは、主人公の小学生に起こるさまざまな情報トラブルを自分のことのようにとらえて見ることができた。その中で、今後、情報を発信する際に気をつけることを次の感想のように理解することができた。
 <児童の感想>
・インターネットは世界中に情報を伝えることができるので、おもしろ半分で人を傷つける言葉を書いてはいけないことがわかった。
・多くの人が見るものなので、情報を書くことはせきにんが重いと思った。
・ネットで悪口を書いても、簡単にわかってしまうことを知って、おどろいた。
・だれも傷つかないように、上手に使えるようになりたい。
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【春日井・神領小】、「メールって便利だね。でも、マナーも大切。」

 本校では、授業参観日に、右高嘉人教諭の指導のもと、電子メールの使い方のルールやマナーについて考えることをねらいとして、「ネットモラル」の授業をコンピュータ室で行いました。対象は、5年生児童30人とその保護者で、題材は、「メールって便利だね。でも、マナーも大切。」でした。   

<学習の流れ>
前時に、室内メールを体験させておく。

STEP 1
(1) 教師がメールについての話をする。
 児童の利用経験をたずねたり、メールの便利さについて話したりする。
(2) 映像クリップの事例を視聴する。
 (メールの送受信をする主人公のようすと言動)

STEP 2
(1) 主人公あいの母親がつぶやいた「気をつけなければならないこと」について考える。  
(2) 考えたことをワークシートに記入し、発表する。

STEP 3
(1) 夜遅くに届いた、まゆからのメールを読んだあいの気持ちを考える。
(2) 考えたことをワークシートに記入し、発表する。

STEP 4
(1) 「悪口おことわり」とだけ書かれた返信メールを受け取ったときのまゆの気持ちを考える。
(2) 考えたことをワークシートに記入し、発表する。まとめをする。

STEP 5
(1) 映像クリップのまとめを視聴する。

STEP 6
(1) メールの送受信をする。
  「お互いにとって楽しいメールを送ろう」

 家庭でも話し合いを持っていただくよう依頼し、授業を終えた。後日、感想や意見をまとめて学級通信などで知らせた。

【岡崎・竜美丘小】個人情報について

 本校では、4年生の授業で「個人情報」というテーマで、ビデオ教材を使って学習しました。
 ネット上には、個人情報を集めるサイトがあることを知り、そのサイトで不用意に個人情報を入力することによって、迷惑メールやいたずら電話、詐欺などの被害に遭うことがあることを、学ぶことができました。観ている最中に、ビデオに出てくる主人公が、個人情報を教えそうになると「えー!」や「だめだよー!」という声が数名から挙がりました。その児童に聞くと、おうちの方からの指導もあったようです。
 パソコンに触れる機会が多くなってきた4年生にとって、「個人情報」をテーマにした今回の授業は、身近な問題として考えることができました。


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【西尾・一色西部小】正しく使おう携帯電話

 〜トラブルを防ぐためのルールとマナーについて〜
 
 本校の5年生(55人)に事前にとったアンケート結果では、現在携帯電話を持っている児童の割合は13%にとどまったが、家族の携帯電話を使ったこと(電話、メール、ゲームや音楽、カメラやテレビ等)のある児童の割合はそれ以上であった。携帯電話を使う際の家族との約束については、「危険なサイトにつながない」「決められた金額以上は使わない」「学校へ持って行かない」「自分から電話をしない」等が挙げられたが、なかには「特に約束はない」という児童もいた。また、使用する理由として、「家族や友だちに連絡をとる」「知りたいことがわかる」「安心安全のため」の他に、「友だちが増える」という意見も少数だったが聞かれた。
 将来的には多くの児童が自分の携帯電話を手にする可能性があることから、自分自身がトラブルに巻き込まれて被害者または加害者にならないために、携帯電話関連の犯罪・トラブルへの注意喚起、悪徳業者の手口・対処方法などをNTTドコモ製作の映像教材を使って指導した。
 授業では、公共の場やネット上でのルールについて伝えるとともに、間違い探しクイズや三択クイズを取り入れながら、身につけてほしいルールやマナーについて定着をはかっていった。ネットにまつわるトラブルについて映像とともに紹介すると、「ブログで悪口を書かれるのはすごくいや。」「あやしいメールやチェーンメールは無視する。」「プロフに簡単に個人情報をのせるとこわいと思った。」などの意見が出された。対策として迷惑メール対策などの無料対策があることを伝え、1人で悩まずに家族とよく相談することが大切であることを確認した。また、授業後に、「携帯電話はときどき使うことがあるけど、初めて、あぶないことにもなることを知り、これから気をつけようと思いました。」「トラブルに合わないために、無料のサービスがいくつかあることがわかり、家族と相談していきたい。」という感想が聞かれた。
 判断力の低いうちから大人と同じネット世界にふれることの危険性など、小学生を取り巻く環境をしっかりと把握し、指導していくことが大切であると感じた。

【西尾・一色西部小】資料
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【豊田・平井小】便利なメール・怖いメール

1 本校の現状
 本校では、携帯電話を持っている児童は少なく、高学年でも学級で5名程度である。しかし、パソコンの普及率は高く、インターネットやメールを活用している児童もいる。
2 今回の取組
 子どもたちがいずれ使うことになるであろうEメールの便利さとその裏にある危険を正しく理解させるため、全3時間でメールの基本的な操作からリスクまでを体験的に学習する。
3 実践
 第1時ではスタディーノートを使用してメールを作成し、友だち同士で送受信することを学習した。このとき気をつけさせたのは「題名を分かりやすく書くこと」「相手の名前と自分の名前を本文の中に書くこと」「正しい言葉遣いをすること」である。指定した相手に「遊ぶ約束をする」ということを目標に、子どもたちはEメールの作成に取り組み、送受信を行いながら楽しくコミュニケーションをとることができた。その後、さまざまなメールを友だちに送り返信をさせながら、メールでのコミュニケーション方法を学習した。
 第2時では、Netモラルの教材から、メールのマナーについて考えさせた。「メールは便利だけど、気をつけることがたくさんある」という母親の言葉から、どんな危険があるのかを考えさせた。子どもたちは「迷惑メール」「チェーンメール」「悪口」「言葉遣い」などたくさんの言葉を知っていた。2人の登場人物の気持ちを考えさせながらメールを使うときに気をつけなければならないことを発表させると、「丁寧な言葉にする」「相手のことを考える」「時間を考える」といったことが挙がった。普段の言葉と違い、メールでは文章だけで表現するからこそ気をつけなければならないことを感じ取ったようである。
 第3時では、これまでの学習で学んだことに気をつけながら、友だち同士で自由にメールの送受信をさせた。静まり返った教室の中で、たくさんのメールが飛び交っていた。その中に、事前に作成しておいた「チェーンメール」「ウィルスメール」「出会い系サイトメール」「個人情報を聞き出すメール」などを子どもたちに送信していった。 何人かの子どもから「ウィルスに感染したので助けてほしい」という言葉が出たところで授業を止め、全体で考えさせた。メールを見たとき「怪しそうだった」「おかしいと思ったけど開けてしまった」という感想と「送信者が先生だったので安心して開いた」という意見があがった。この感想を大切にしながら、迷惑メールにはどう対応すればよいかを考えさせた。そして改めて「メールのよさと危険」について振り返った。
 子どもたちからは「メールは面白いけど、いじめやウィルスなどたくさん気をつけるのが大切」という感想が多く書かれていた。今後の情報化社会での生活に生かしてほしいと願う。

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【半田・花園小】インターネットの接続について

 2年生32名に向けて情報モラルを指導するにあたって、事前にアンケートを行った。
 ・家庭でインターネットを使ったことがある・・・2名
 ・携帯電話を持っている         ・・・2名
 ・ゲーム機を持っている。        ・・・全員(32名)
  (この場合のゲーム機は全てオンラインに接続できるもの。)
 以上の結果から、これからインターネットに接続する機会があると考え、出発点となる授業を行った。
 授業内容は、インターネットを使うときの約束事について、「大人と一緒に使用すること。」「時間を決めて使う。」「困ったときには、すぐに大人に相談する。」といった基本的なことであり、これから情報を扱う児童にはとても大切な内容である。情報モラルソフトを使用してムービーを見せ、内容について考えさせた。子どもだけでインターネットに接続することは、危険な場合もあるということを学習できた。
 情報の取り扱いについては、児童だけの問題ではなく、家庭での取組も必要になってくることである。学校外で正しく情報を扱うことができるよう指導することは、学校の現場から離れることになるため容易でなく、今後の課題となっていくだろう。


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