平成23年度 卒業式式の中で話された校長式辞や来賓祝辞の中でも、震災の大変な時期を乗り越えた6年生にこれから自信をもって大きく羽ばたいて欲しいことが伝えられました。子どもたちは1年間の自分の姿を振り返りながら、聞き入っているようでした。 たくさんの保護者や来賓の方々、在校生、先生方に見守られながら、6年生49名、晴れやかな表情で旅立ちました。 4学年修了。ありがとうございました。卒業式にも立派な姿で参列し、たくましく成長した姿を見せることができました。 保護者の皆様、一年間大変お世話になりありがとうございました。感謝申し上げます。 平成23年度 修了式校長先生から、修了証書を学年ごとに受け取りました。学年の代表として呼名されると、学年を問わず堂々とした態度で登壇しました。子どもたちの表情は、学年代表としての緊張の中にも、1年間の学習や生活をやり遂げた自信が満ち溢れていました。 また、修了証書を受け取る友達を真剣な眼差しで見つめる子どもたちも、大変立派な姿で臨みました。 明日は、卒業式。在校生代表の4、5年生が、熱い眼差しで卒業生を見送ります。 終了式「男24名 女19名 計43名」と呼ばれた後、全員が素敵な返事をすることができました。 光り輝く目。凛とした姿勢。まさに、ぐんぐんのびようとしている子どもたち。 担任一同、大きな成長に目を細めていました。 「はばたけ、かおりっ子!」 6年生へのメッセージ最初に、先週「おはなしランプ」にデビューした校長先生が、ある小学校6年生の作文を朗読しました。 「僕の夢は一流のプロ野球選手になることです。そのためには中学、高校と全校大会に出て活躍しなければなりません。活躍できるようになるためには練習が必要です。 僕は三歳の時から練習を始めています。三歳から七歳までは半年くらいやっていましたが、三年生の時から今までは365日中360日は激しい練習をやっています。だから、一週間中で友達と遊べる時間は5、6時間です。 そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球の選手になれると思います。そして、その球団は中日ドラゴンズか、西武ライオンズです。ドラフト入団で契約金は1億円以上が目標です。僕が自信のあるのは投手か打撃です。 去年の夏、僕たちは全国大会に行きました。そして、ほとんどの投手を見てきましたが自分が大会ナンバーワン選手と確信でき、打撃では県大会4試合のうちホームランを3本打ちました。そして、全体を通した打率は5割8分3厘でした。 このように自分でも納得のいく成績でした。そして、僕たちは1年間負け知らずで野球ができました。だから、この調子でこれからもがんばります。 そして、僕が一流の選手になって試合に出られるようになったら、お世話になった人に招待券を配って応援してもらうのも夢の一つです。とにかく一番大きな夢は野球選手になることです 鈴木一朗」 <出典 到知出版社 「心に響く小さな5つの物語」より> 子どもたちもこの作文を聞いているうち、何となく書いた人物があのイチロー選手だと気づき出しました。そして、最後に校長先生が、 「夢を持ち、その夢を実現すべく燃えることができるのは、全生物の中でも 人間だけある。天から授かったこの能力を フルに発揮する人生を送りたいものである。」<出典 同上> のフレーズを読み上げると、子どもたちはそれぞれに、感慨深い表情を浮かべました。 続いて、ランプの皆さんが「ブラックパネルシアター」を行いました。ブラックライトに照らされて浮かび上がる美しい絵と、白鳥の家族の体の弱い子白鳥を思う悲しい話に子どもたちはぐんぐん引き込まれていきました。そして、場面に応じて奏でられるピアノの生演奏が、子どもたちの心を揺さぶりました。 白鳥の家族の姿にきっと、自分を育ててくれた家族のことを思い浮かべたことかと思います。そして、この本を通して何か感じることができたと思います。それが6年生へのメッセージだと考えます。 卒業まで、2週間。6年生には、まだまだ伝えたいことがたくさんあります。 筝の学習想いよ 伝われ子どもたちは、班毎に最後の交流を楽しんだり、みんなが集まり感謝の気持ちをしっかりと伝えたりしました。 体育館いっぱいに飾られた輪飾りは、1年生が。2年生が、お花を。3年生が看板を作りました。6年生の首にかけられたメダルには、一人一人へのコメントが。これは、4年生が作成しました。そして、5年生が会場を準備し、自分の「かおりのきょうだい班」に指示を出しながら会を盛り上げてきたのです。まさしく全員一丸となっての感謝の気持ちの表現でした。 6年生からのコメント 「こんな会を開いてもらうだけでも嬉しいのに、心温まるプレゼントまでありがとう」 「1年間、きょうだいたちと過ごせて、とても良かった。みんなの笑顔を忘れません」 紙芝居おもしろかった今日の紙芝居は「うりこ姫とあまのじゃく」。校長先生の太く低い声と、お話のもつドキドキ感が合わさり、子どもたちは紙芝居にぐんぐん引き込まれていきました。 「わたしも、小さい頃、駄菓子売りのおじさんが読む紙芝居がとってもおもしろくて、ワクワクしたもんです。子どもたちに、ぜひ、そのワクワク感を伝えていきたいと思います」との校長先生のコメント。 来週は、4年生の教室におじゃまします。 6年生の笑顔が見られました!〜6年生ありがとうの会,大成功!〜「6年生が,いつもこんな緊張をしながら僕達をまとめてくれていたことが,今日初めて分かりました。6年生って,やっぱりすごい!」 6年生ありがとうの会を成功させて,満足顔の5年生の素直な感想です。 大きな行事の準備,運営,片付け,反省を行う中で,5年生は成長していきます。【行事は子どもを育てる】って本当ですね。一人一人が自信を持てる素敵な機会となりました。次は,卒業式の歌や呼びかけの練習です。 感謝の会最後の縄跳び記録会また、技跳びでも自分の目標に向かってがんばりぬくことができました。小学校最後の縄跳び記録会も素敵な思い出になりました。 授業参観にて学年のまとめの時期とも重なっていることから、1年間を振り返ったり、自分の成長を感じる機会であったり、お家の方に感謝の気持ちを伝える時間であったり・・・。担任の願いやと子どもたちの想いがミックスした授業が組み立てられました。それを見守る保護者の皆さんの表情も、とてもにこやかで嬉しそうでした。 2年生の2クラスは、「自分がここまで成長できたのは、お家の方の支えがあったから」ということに気づく授業を行いました。最後の場面で、お家の人からもらった手紙を読んで、とても喜んでいる子の一方で、感極まり涙をこぼす子どもの姿も見られました。そして、そんな我が子の成長を見て、目頭を押さえる保護者の方の姿がとても素敵に思えました。 あと、1ヶ月後には修了式・卒業式を終えています。残り少ない23年度のまとめと区切りをしっかり行っていきます。 歴史資料館に見学に行きましたなわとび記録会一人一人が自己記録更新を目標にがんばりました。 長なわ跳びも全員が一つとなり素晴らしい記録がでました。 寒い中応援ありがとうございました。 全校集会での発表会日々の授業から・・・「ボール蹴りゲーム」子どもたちは、あいている隙間を見つけそこにサッカーボールを蹴り込んでいます。夢中になってボールを蹴っている姿は真剣そのもの。うまくゴールできると歓声が上がりました。同じチームの友達へ応援する姿もありましたね。みんなと体を動かす良さや楽しさを感じ始めている1年生です。 初めての研究公開公開授業では、今まで学習した表現を使って、英語で自己紹介をしたんだよ。お友達が一生懸命聞いてくれるのが嬉しかったし、お友達が自分のことをどんな風に紹介するのか聞き取るのが楽しかったよ。英語のお勉強をするたび、お友達とどんどん仲良くなれる気がして嬉しいな。 5年生のがんばりは続きます!研究発表会の後もゆっくりしていられません。2/17に「なわとび記録会」2/24は今年度最後の「授業参観」そして,3/2には5年生が企画・運営を行う「6年生ありがとうの会」があります。その会の中で鼓笛移杖式もあるので,休み時間には自主的に練習する姿が見られます。 忙しさに負けず,張り切って活動している5年生です! 研究公開 盛会に当日の朝は、前日から降った雪が路面に積もり、車で来校される方が時間に間に合うか心配もされましたが、概要説明が始まる頃には、次々と参観者が訪れ、会場に準備した300近い椅子が埋まってしまいました。 午前中1コマ、午後1コマの授業とそれぞれの語る会を行った後、東京大学大学院の秋田先生、慶應義塾大学の鹿毛先生、福島大学人間発達文化学類の吉永先生の3人による「鼎談」が行われ、本校の研究を価値づけてくださったり、これから求められている授業のあり方とその取り組み方について講義を行ったりと、充実した時間となりました。 参観された皆様からも本校の研究だけでなく、研究公開を支えてくださったPTAの方々にも温かい言葉をいただきました。2,3ご紹介を。 「受付・控え室での接待、昼食など、皆さんの対応がとてもていねいで優しく、心地よく一日過ごすことができました。遠方から来たので、重い荷物を持っての移動、参観かと思っていたので、荷物を預かっていただき本当に助かりました。」 「相変わらずのPTAの方々の力に感動しました。」 先生方とPTAの皆さんと子どもたちと創り上げた今年の研究発表会。大成功でした。 公開準備 着々と芳山小学校のシンボルフラワーは、ユリの花です。本校のキャラクターの「ユリタン」もここから生まれました。 たくさんの花を生けるたので長い時間がかかりましたが、県内・県外からお出でになる先生方を気持ちよく迎えようと、心を込めて取り組んでおられました。 |
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