携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【飛島村教育委員会】「飛島村教育委員会情報セキュリティ研修」を開催しました

 「飛島村教育委員会情報セキュリティ研修」
平成24年2月、飛島村教育委員会では、飛島学園教職員を対象に、情報セキュリティ意識の高揚を図ることをねらいとして、以下の内容で研修を行いました。

1 セキュリティとは?
(1)安全・安心 (2)保護・防御 (3)無事・確実 
(4)保障・保安 (5)警備・防衛 (6)保証・担保
 全ての国民・市民・顧客に対して「安心」と「安全」を提供すること。
2 個人情報の利用について
 個人情報の利用目的は、あらかじめ、あるいは取得後に通知・公表などをする。
3 個人情報の保護に関する法律の目的とは
 情報と、それを取り扱う人を危害や危機から積極的に守る姿勢を保護といい、その方策を情報セキュリティ対策という。
4 原因と理由どちらで捉えて対策立案するのか
 75%が「人」の不注意によるもの。誤操作・盗難・誤廃棄・紛失等
 人がやることだから起こり得ることとして考えてみると、ケーススタディ・ルールスタディ・暗号化・認証強化・運搬方法の見直し等の検討をするとよい。
 情報を持ち出すときの申請・許可等、注意事項を策定すること。
5 情報漏えい事故の実例
 ・紛失・置き忘れ・ひったくり・車上荒らし など
6 他 インターネットトラブル・コンピュータウイルス・ウィニーによる漏えい・パスワード等について

 本研修をとおして、情報管理を徹底することの大切さを学ぶことができました。教育委員会として、次年度以降も情報管理の研修を継続していきたいと思います。
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【北名古屋・師勝南小】みんなで考えよう、肖像権と著作権

 本校では、今年度は5年生を対象として学級ごとに情報モラルについて考える授業を行った。従来は、情報受信者として児童が被害者となるケースが多かった。しかし、今後は児童も情報発信者となる可能性が強い。情報モラルについて考える機会がないと、知らずして加害者になることも考えられる。また、国語科教材『ゆるやかにつながるインターネット』、社会科単元『情報を生かすわたしたち』と関連させ、上記のテーマを設定した。
 最初に、Webサイト「ネット社会の歩き方」より「肖像権に気をつけて」を活用し学習した。友達の写真を勝手にブログにアップしたという事例の表示後、何が問題かを考えさせた。「何がいけないのか、なぜいけないのか」という問いかけに、「相手の立場や気持ちを考えていない」という意見が多く出された。
 次にWebサイト「情報モラル研修教材2005」の「カメラ付き携帯電話のマナー」を活用し、著作権について学習した。店頭の雑誌のページを撮影して友達に送ったという事例の表示後、「問題がある」「問題はない」の2つの立場で話し合った。「店の迷惑になるから問題になる」と考えた児童が多かった。話し合いの後、肖像権や著作権を守る法律があることを知らせ、それは、人権を守るためのものであることを確認した。
 事後の感想の主なものは、「気軽にやってしまいそうなことが相手に迷惑をかけることもあるので気を付けたい」「法律があることを初めて知った」「法律は一人一人を守るためにあることを知った」などである。
 課題としては、法律イコール処罰という意識をもつに留まった児童がいたこと、国語科教材や社会科単元との関連付けが不十分で、情報モラルについて考えた経験が生かされないままであったという2点が挙げられる。
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【岡崎・城北中】サイバー防犯の現状と対策

 城北中学校では、本年度、全校を対象にサイバー犯罪教室を開催しました。
 インターネットの特徴として、「匿名性」「情報の真偽が判らない」ということをあげ、それをもとにブログや出会い系サイトのおそろしさを具体例とともにわかりやすく話していただきました。子どもにとって身近な話題に、生徒は真剣なまなざしで聞いていました。
 教室に戻ったあとに書いた感想の中には、「そういうこわい部分には手を出さないようにしたい」という声がありました。各教室でも情報モラルについての話題に触れ、生徒たちが情報モラルを身に付けられる指導を継続していきたいと思います。

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【春日井・東野小】ネチケットについて学びました

 インターネットを利用してコミュニケーションをとるSNSを利用する児童が増えたためインターネットを使用する際の、ネチケットについて学びました。内容は、「このインターネットの使い方は危険かどうか」という形で、「身に覚えのない請求」「ネット上の言葉遣い」などについて考えました。
 「ネット上の言葉遣い」については、ケースワークとして班で分かれて「ネット上のコミュニケーションの問題点」を洗い出し、「何が原因なのか」を考えました。児童の中には、「短い言葉ですぐに発信できるSNSだからこそきちんとした言葉遣いが必要」「普段から学校でもコミュニケーションをとっておくことが大切」という感想が設けられました。

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【春日井・鷹来小】「ネットモラルの学習」

 鷹来小学校では、平成23年7月、6年生が「ネットモラル」について、学習ました。
 授業では、大型テレビに、模擬メールなどを提示し、プリントに自分の考えを記入しながら、携帯メールやパソコンメールで個人情報を出さないこと、知らない人とのメール交換は相手の顔が見えないので危険性が高いことなどを学習しました。最後には本校の「た・か・き」の言葉を使った携帯電話の注意事項を確認しました。

 た…大切な個人情報書いちゃダメ!
 か…考えよう!相手の気持ち 書きこむ前に
 き…気をつけよう!知らないメールと迷惑メール

 児童は画面を見ながら一生懸命聞いていました。授業を終えた児童は、携帯メールやパソコンメールの安全な使い方について理解を深めることができました。今後の生活の中に活かしていけると良いと思います。

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【刈谷・小高原小】<6年生>疑似体験チャットを通して、トラブルを回避する方法を考えよう

 小高原小6年生は、ほとんどの家庭でパソコンを所持し、インターネットを利用できる環境にある。児童は家庭のパソコンを使用して、自分に興味があることをインターネットで調べたり、メールやブログなどで友達とコミュニケーションをとったりしている。今後、コミュニケーションとしてチャットを使用することが予想される。そこで、事前にチャットについて学ぶ必要があると考え、「事例で学ぶNetモラル」を活用し、チャットについて学習することにした。また、保護者にもネットモラルについて知ってもらうために、授業参観の授業として設定し、親子でチャットについて学んだ。
 最初に、「事例で学ぶNetモラル」の映像クリップを視聴した。クリップは、チャットを楽しむ3人に「アラシ」が勝手な話をし、3人が感情的になってしまう、という内容である。児童はアラシの書き込みを見て、「自分たちが楽しんでいるのに、嫌な気持ちになる」「じゃまをしないでほしい」など、アラシについて否定的な意見が出た。そして、アラシに対してどのように対応すればよいのかを話し合った。児童は、「相手の気持ちを考えて書き込まなければいけない」「変なことを書かれても相手が嫌がることを書き込まない」など、チャットでも相手のことを考えることが大切であると確認することができた。
 最後に、各自で疑似体験チャットを行った。アラシの書き込みがあっても、話し合ったことをもとに、冷静に対応する児童の姿があった。授業後、保護者から「パソコンの使い方について子どもと話したことがなかったので、このような機会があってよかった」と感想をいただいた。今後も家庭と連携しながら、児童のネットモラル教育を進めていきたい。

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【蒲郡・中央小】3年生・検索サイトを活用した調べの方法を学びました

 中央小学校の3年生では、総合的な学習の調べで、コンピュータ室のパソコンを利用しました。今回は学習に際してインターネットに個人情報を発信することの危険性や、インターネットから得た知識などをそのまま使うことの問題点についても指導を行いました。
 学校では、危険なサイトには接続できなくなっていますが、個人でもインターネットに接続している家庭が増えている中では、いつ子どもたちが被害にあってもおかしくありません。子どもたちが、携帯電話やスマートフォンを持つようになる前に、悪意のあるホームページがあること、自分の個人情報を守る方法や、自分が加害者にならないためのコンピュータの知識なども指導する必要性を感じました。
 実際の調べでは今年、ローマ字を学習したばかりで、キーボードから文字入力を行うのもぎこちない子が多くいました。検索ワードを選び、子どもたちは自分たちで総合的な学習で学んだ、綿の木の育て方や木綿産業のことの紹介してあるページを探していきました。検索サイトは「Kids goo」を活用しました。「Kids goo」を検索サイトとして活用することで、子どもの学習に必要な情報に優先的につながるため、不必要・危険な情報に触れる危険性が少なくなると考えました。また、ページに振り仮名を付ける機能があるため、子どもたち自身で、情報を読み進めることができます。
 インターネット上のホームページで公開された情報は、大人向けのものが多く、調べる内容によっては3年生の子どもでは読めないものも多く存在します。自学自習の助けとして、コンピューターやインターネットを活用するためには、こうしたツールが必要になります。コンピュータで調べた資料を使って、自分たちの学習をまとめることができました。
今後も、情報収集のスキルを高めるとともに、危険な情報から身を守る事を授業の中で指導していきたいと考えています。

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【みよし・三吉小】平成23年度における本校の取り組み

 本年度は、昨年度に引き続き、高学年向けに携帯電話の利用における注意事項の指導に加えて保護者向けにも現状等を説明し広く注意を呼びかけた。
 5年生では、学級活動の時間に市の情報教育支援員の協力を得て、DVD『ちょっと待って、ケータイ2』を利用して授業を行った。携帯電話におけるルールや個人情報を守ることを指導した。この授業におけるアンケートから5年生であっても約3割近い児童が携帯電話を保有している実態が明らかになった。また、5・6年の参加するクラブ活動の中で、情報モラルを学習する民間サイトを利用した授業も行った。チャット中に個人情報を得ようとしてきた場合どう対処するかについて3つの中から選ぶ問題である。ほぼ全員が正答を選ぶことができたが、実際に遭遇した時に冷静に、だまされないように判断できるかどうか疑問もある。
 また、6年生の保護者に携帯電話利用時の注意事項(フィルタリングなど)の徹底を呼びかけるパンフレットを配布した。また、修学旅行説明会の際に携帯電話やインターネット(特にオンラインゲーム)の利用についてトラブルの事例等を示しながら注意するようお願いした。
 今年度はインターネット上のブログサイトへの書き込みが中高学年を中心に判明した。これを機会に児童向けに匿名のアンケートを行い、パソコンや携帯電話等の活用の実態把握に努めた。結果を基に、各家庭に『家族で考えよう サイバー犯罪対策』(警察庁監修・財団法人社会安全研究財団作成)を個別懇談会で配布し注意を呼びかけた。保護者の中からは「○○(ブログサイト名)は、とても簡単だから、小学生も使うのね」「新聞等で読んで知ってはいたが…」と言った声も聞かれた。
 今後は、パソコンや携帯電話の利用の仕方だけでなく、パスワードの重要さ、著作権にまで踏み込んだ情報モラルの指導をさらに充実できるように、教材や指導の段階等を教職員で共有していくほか、保護者にも呼びかけていきたいと思う。

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【春日井・松原小】低学年からの情報モラル

 学校にある『Netモラル』を活用して、情報モラルを今年度は低学年で行いました。低学年とはいえ、ほとんどの家庭にパソコンがあり、3分の1をこえる児童が、ネットを自分で使うと答えています。中には「YouTubeをみている」と言った児童もいました。
 そこで『不適切なWebをみてしまったら』『個人情報に気をつける』の2点にしぼって授業を行いました。『不適切なWebをみてしまったら』では、まぎらわしい言葉から間違ってクリックしてしまうことによる問題を注意しました。『個人情報に気をつける』では、知らない人からの問いかけには答えないことを注意しました。
 ネットがパソコンだけでなく、ゲーム機(DS等)で行える現在では、低学年から情報モラルを身につけていけるようにしていきたいです。

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【春日井・中部中】サイバー犯罪防止教室

 6月28日、春日井中部中学校では、第一学年を対象にサイバー犯罪防止教室を開催しました。

「身近にある携帯電話からトラブルが…」個人情報トラブル、架空請求、著作権侵害…
気軽に使ってしまう携帯電話だからこそ、知っておきたい。そんな事例を警察の方々がわかりやすく説明してくださいました。自分に関わりのあることだから、全員真剣に聞いていました。
教室に戻ってクラスの仲間と感想を伝え合い、理解を深めました。

【豊山・新栄小】情報発信の怖さと責任について学習しました

 本校では、道徳の時間に、情報モラルについて学習しています。今年度も5年生では「春野家ケータイ物語」(メディア教育開発センター)のDVDを使い、情報モラルについての学習を行いました。携帯電話やコンピュータのインターネットを使った犯罪が増加の一途をたどっていますが、その対策として、子どもたちには被害者にならないための様々な注意を、学校や家庭でしてきました。ところが最近では、子どもが加害者側になってしまう事件が増えてきているようです。それはブログに自分自身の情報を流してしまったり、許可なく他人の情報をのせてしまったり、著作権に触れるようなものをのせてしてしまったりして、トラブルを引き起こしてしまう事例が増えているからだそうです。そこで、情報発信の責任について考えさせ、気付かせるためにこの授業を行っています。
 ドラマ中の主人公がとった行動についての是非や、その時の主人公の気持ちについて考えさせ、さらにこの主人公がとった行動によってこの先、引き起こされるかもしれない騒動について考えさせました。授業を受けた感想を児童に聞くと、「主人公は悪意もなく、軽い気持ちでブログに情報をのせたのに、結果として、大変なことになったかもしれないと思うと怖い」とか、「情報を発信するときは、しっかり考えないといけないと感じた」といった内容が多くありました。情報発信について、責任をもって行う必要があることを学んでくれたと思います。

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【蒲郡・形原北小】インターネットで知り合った人

 本校6年生の学校の中での会話を聞いていると、しきりに「アメーバピグ」と言う言葉が聞こえてきました。調べてみると、アメーバピグとは、自分にそっくりなアバター(ピグ)をつくり、代々木公園・渋谷・浅草などを模した広場(オープンチャットルーム)などでチャットを行うのがメインのWeb上のサービスでした。子どもたちは、「6年生はみんなやっているよ」と話すので、ネットの利用について6年生82名を対象にアンケートを取りました。アンケート結果は以下の通りです。
 「家庭でパソコンを自由に使える」・・・・・・・・・64%
 「アメーバピグを利用したことがある」・・・・・・・58%
 「ネット上で知らない人と会話したことがある」・・・59%
 アンケート結果から、家庭でパソコンを使える子のほとんどが、アメーバピグを利用しており、チャットで知らない人と話していることが分かりました。この結果を受け、早急にネットの利用法について考えることが必要だと感じ、ネット上で顔の知らない人とチャットで話をすることの危険性をテーマにした授業を6年生対象に行いました。
 授業では、「情報モラル教育推進の手引」の中の「インターネットで知り合った人」のビデオ教材を活用し,チャットの危険性について考えさせました。授業後の児童の感想には、「知らない人には絶対個人情報を教えないようにしたい」「怪しいと思う質問をされたら答えない」「困ったら一人で悩まずに家族や先生に相談する」といったものがあり、ネットを利用することに対して、危機意識が高まったようです。今後、6年生以外の学年でも、発達段階・児童の実態にあった情報モラルの指導を続けていきたいです。

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【刈谷・亀城小】「ネットで知り合った人(「i−モラル」を活用して)」

 保護者や学校が知らないうちに、子どもたちは、ネット社会に取り込まれています。本校でも子どもたちの間で、仮想空間で不特定多数の人と会話したり、ブログを書き込んだりすることが流行していることがわかりました。そこで、6年生を対象に、ネットに潜む危険性を、具体例を通して正しく理解させることをねらって、「情報モラル教育推進の手引き」を使った授業を行いました。
 半田市教育委員会作成の教材「ネットで知り合った人」は、インターネットを介して子ども同士で楽しく話をしていると思っていたのが、本当の相手は、悪意のある大人であったという内容を映像で表現したもので、子どもたちにも、その危険性が具体的に捉えられるものです。
 最初に、「ネットで知り合った友達と仲良く話をする場面」までを見せて、子どもたちに、感じたことを出し合わせました。「インターネットだと、いろいろな友達ができていい。」「自分たちだけでは、わからないことも教えてもらえる。」という肯定的な意見と、「だれだかわからないから心配。」「教えてもらったことが正しいことばかりだとは限らない。」などの心配する意見が出ました。続いて、「子ども同士だと思ってネットで話していた人が、実は、大人であった」という話を最後まで見たあと、ネットの危険性に焦点を当てて考えさせました。インターネット上の仮想空間では、年齢も性別もごまかすことができます。子どもたちからは、「本名や住所、電話番号などの個人情報を伝えるとあぶない」「インターネットでしか知らない人と会う約束はしない」などの意見がでました。
 最後に、インターネットに爆破予告を書き込んだ犯人が警察に逮捕されたニュースをもとに、犯罪行為では、書き込んだ個人を特定することができることを知らせ、軽い気持ちで加害者にならないことを指導して、授業を終えました。
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【小牧・篠岡小】携帯電話のケーススタディ「携帯電話を正しく安全に使おう」

 5年生は、三学期に社会科で情報について学習します。テレビや新聞、インターネットなど様々なメディアの特徴を学習した後、携帯電話のケーススタディを実施しました。授業では、携帯電話が原因で起きる様々なトラブルを例に挙げ、それぞれのケースについての問題点(何がいけなかったのか)とそれについての解決策(どうすればいいのか)をグループで話し合いました。
 自分専用の携帯電話を持っている児童はクラスの約20%ですが、携帯電話やメールの知識や関心が高く、各ケースについて活発に話し合うことができました。感想の欄には、携帯電話を使うときは、「相手の気持ちを考える」ことと、「困ったことがあったら、大人に相談する」という感想が多く見られました。

【小牧・篠岡小】資料

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【小牧・小木小】パソコン室の使い方やルールなどを学習しました

 小木小学校では、1年生を対象に情報モラル教育の授業をしました。
 1年生ということもあり、学校探検以来で場所はわかるけれど入るのは初めてのパソコン室でした。当然知らないことだらけで、覚えることがたくさんありました。
 「事例で学ぶNetモラル」の映像より、パソコン室の使い方やルールなどを学習しました。児童は真剣に流れる映像を見て、学んでいました。
 併せて、基本操作としてジャストスマイルのゲームを利用して、楽しみながら「クリック」・「ダブルクリック」・「ドラッグ」を覚えました。学年が上がるにつれてパソコン室を利用する頻度が多くなりますが、ルールを守って利用できるように今後も指導を続けていきたいと思います。

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【長久手市・南中】著作権教育

 長久手町立南中学校では、1年生の技術家庭科の技術分野で、著作権について学習しました。
 自分でテーマを決めて調べ学習をしたあと、パワーポイントを使って発表をする内容で、最初は著作権について特に指導せずまとめを行わせました。多くの生徒が、インターネットで調べたことをページからそのままコピー&ペーストしていたり、インターネット上の画像をそのまま貼り付けたりと、著作権を意識せず安易にまとめを行っていました。
 その後、中間発表後に具体的な著作権侵害の例を示し、自分のまとめたものが著作権を侵害していないか確認させました。その結果、まとめの内容を変更したり、自分自身で直接的な取材を行ったりと、著作権をしっかりと意識した作品を仕上げることができました。
 最後に、自分自身が努力してまとめた作品が自分の著作物になると知ることで、著作権は法律で決まっているから守るのではなく、著作者の労力に対する正当な権利だから守らなければいけないと意識することができました。
 今後も、学校活動の様々な場面で著作権について考えていく活動に取り組みたいと考えています。

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【南知多・大井小】情報教育アドバイザーによる情報モラル指導〜電子メールの使い方〜

 6年児童が、南知多町情報教育アドバイザーの指導の下、情報モラル教育の一環として正しい電子メールの使い方について学びました。特に、小学校高学年になると、電子メールや携帯電話のメールのやりとりをする児童も増えてくるということで、電子メールを使用する際に気をつけることを指導していただきました。
 電子メールを擬似体験できるソフトを活用し、メールのやりとりを実際にしました。始めは子ども同士で和気あいあいとメールのやりとりをしていました。しかし、面白半分でメールを送り始める児童が出始めたため、そのようなメールには相手を不快にさせるものがあることについて指導していただきました。さらに電子メールは、相手の顔が見えないこともあり、文章をよく考えないと思わぬ誤解を生んでしまい、人間関係を崩してしまう可能性があることを、実際に起こった悲しい事件を例に学びました。
 また、ウイルスに感染したファイルが送られてくることもあり、体験を通してその対処方法について学びました。児童の中には、言葉巧みな文章に「面白そう」と安易な気持ちで添付ファイルを開いてしまった子もおり、悪意のあるメールの怖さを体験することができました。特に、知らない人から送られてくるメールには、ウイルスの仕組まれたファイルが添付されたものや、フィッシング詐欺サイトに誘導するものもあり、興味本位で開かないようにとの指導がありました。
 情報化社会の中では、児童がメールに触れる機会が増えてきています。メールを送る側も受け取る側も、何に注意をしなければならないのかということを体験的に学ぶことができた貴重な時間となりました。

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【豊橋・玉川小】安全なインターネットの使い方について学習しました

 玉川小4年生では、道徳の授業として、安全なインターネットや携帯電話の使い方について学習しました。
 授業にあたり、家庭でのネット環境・携帯電話についてアンケートをとったところ、89%の児童が家庭でインターネットを使うことができ、そのうち、69%が自分で自由に使えるという結果がでました。また、自分の携帯電話を持っているのは13%と少なかったが、親の携帯電話を使うことがあると答えた児童が、50%いました。
 ネットモラルのアニメーションを見せ、むやみに知らないサイトにいってしまったり、クリックしてしまうと、ウイルスに感染するなどの危険性があることや、もし不適切なサイトを開いてしまったときは、すぐに消したり、大人に相談することなどを学びました。
 また、最近では多機能なスマートフォンが増えてきており、親のスマートフォンを使ってゲームをしたり、音楽をダウンロードしたり、カメラで写真を撮ったりするなど、多様な用途で使っているという実態がわかりました。携帯電話については、必要な情報を得たり、緊急の連絡をとったりと、使い方によってはとても便利な道具であるが、長電話やゲームをすることで、多額の通信料が発生したり、健康の面に悪影響がでるとわかり、気をつけなければならないという意識が高まりました。
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【豊橋・幸小】IDやパスワードの役割について学習しました

 学校のコンピュータ室では、現状、学級名と名簿番号で子供たちの制作したファイルが管理されています。学級の子供たちの作品は、学級のだれもが開いて見ることができるため、保存したはずのファイルが他へ移されたり、削除されたりしてしまうという可能性もあります。
 インターネットの普及にともない、それぞれの家庭でも電子メールやネットショッピングなどの利用が増えてきています。個人情報の保護のために、そうした際にはIDやパスワードを設定するわけですが、子供たちの多くは必要性や危険性を感じていません。そこで、子供たちが自分の作った作品を守るという具体的な場面を想定し、IDやパスワードを適切に管理することの大切さを理解させようと授業実践しました。
 指導にあたっては、「事例で学ぶNetモラル」の映像クリップを視聴させ、使用経験が少ない子供たちにも具体的な場面を想起しやすいようにしました。授業では、覚えやすく、他人からはわかりにくいパスワードを実際に作ってみたり、それを安全に管理する方法を話し合ったりしました。そうした活動を通して、子供たちは、IDやパスワードの重要性と自分の責任で管理することの必要性を理解していったようです。

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【刈谷・刈谷東中】<1年生>著作権と違法ダウンロード

 携帯電話や携帯ゲーム機の機能の進化に伴い、生徒の身のまわりに存在する危険や問題も変化をしてきている。現代では、携帯電話やスマートホンはもちろん、携帯ゲーム機でも音楽や動画・静止画の再生や、無線LAN機能を利用してのウェブページ閲覧などが可能になっており、そういった機能を生徒たちも身近なものとして利用をしている。それにもかかわらず、ダウンロードやコピーの違法性やモラルについての知識が十分であるとは言えず、気軽に行ったデータのダウンロードやコピーが、実は違法なものであるという事態にもなりかねない。そこで、本校の1年生では、違法ダウンロードについて学習する機会を設けた。
 はじめに、学年集会で学年全体に違法ダウンロードや違法コピーについての基礎知識と、その危険性を呼びかけた。その後、クラスに戻り、著作権についての基本的な概要、これまではアップロードのみが著作権法での処罰の対象となっていたことや2010年の著作権法改正により違法コンテンツをダウンロードすることも違法となったこと、違法ダウンロードで著作権が侵害され被害を受ける人々が多く存在し、それに伴う被害額は甚大であることを学習した。
 また、生徒が頻繁に使用していると思われる動画投稿サイトの1つを例に挙げ、著作権を侵害している恐れがあると思われる動画をピックアップすると、生徒たちは予想以上にサイト上にはそういった動画があふれていることを知り、驚いた様子であった。
 授業を終えた後の感想には、「著作権に対する意識が高まりました」と多くの生徒が記入をしていた。今後は、情報機器の性能や機能の進化に伴い、情報を利用する側のモラルを向上させていくことが、急務であると感じた。
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