携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【豊橋・嵩山小】携帯電話の危険な落とし穴(職員の現職研修)

 本校は、市の西北部に位置する児童数80人あまりの小規模校である。携帯電話の保有率はきわめて低いが、中学校入学時に携帯電話を保有する子どもが増える傾向にある。
 そこで、保護者への対応と教職員自らの研修をかねて、携帯電話に関する現職研修を行った。愛知県「安心インストラクター」の方を講師にお招きしてお話を聞いた。大人がつい見逃してしまいそうなゲームサイトの利用で、知らない人との交流からトラブルが発生するなど携帯電話のもつ危険性やその予防策について具体的なお話を聞くことができた。 
 特に、保護者が見守り指導する「ペアレントコントロール」の必要性やフィルタリングの話は多くの先生方の参考になった。

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【西尾・室場小】インターネットを安全に利用しよう

 西尾市立室場小学校では、総合的な学習や社会科の調べ学習を中心にインターネットを利用している。また、多くの児童は家庭でもインターネットを利用している。そこで、「事例で学ぶ Netモラル」を使い、6年生を対象に不適切なWebページに遭遇したときの対処法についての授業を行った。
 まず、映像クリップを視聴した。映像は、調べ学習をしていた子どもたちが偶然、18歳以上を対象としたページにたどりつき、見ようとしてしまうという内容である。映像に出てきた事例のように、不適切なWebページを見た経験がある児童もおり、子どもたちは真剣に映像を見ていた。その後、インターネット上にはいろいろな種類の危険なページがたくさんあることを確認し、危険なページを見つけたときは、どのようにしたらよいかを話し合った。学校では先生、家では親に相談する、自分だけで勝手に見ないという意見が出た。
 今回の学習で、子どもたちはインターネット上には危険なページがたくさんあることを知り、危険なページを見つけた場合は大人に知らせるなど、インターネットを安全に利用しようという意識を高めることができた。
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【一宮・向山小】情報モラル学習

 インターネットは便利であるが危険も多い。学校のパソコンはセキュリティーがかかっていて安全性が高いうえ、指導者がいるので安心だが、家庭の場合はそうとは限らない。そこで、夏休みにかけて家庭で調べものをするときに使う機会が増えると考え、「インターネットには危険が伴う」ことを指導した。
 一宮市には市内イントラネットを通して閲覧できる「学びリンク」が設けられている。「インターネットのマナー・セキュリティー」に関しても市内の先生方が使っていて評判がよいサイトがリンクされている。
 今回は小学3年生を対象に、警察庁のホームページに掲載されている「キッズ・パトロール」にアクセスし、ゲームを通してインターネットには危険が伴うという学習を行った。ゲームということで楽しく取り組め、「メッセージが出てきたときに勝手にクリックしてはいけない」「わからないことはおうちの人に聞く」ということを学ぶことができた。
 今後もインターネットを正しく利用できる児童を育てていきたい。
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【愛西・佐屋小】i−モラル実践報告

 多くの児童が携帯電話を所有し、家庭でのインターネット環境も整っています。そのため、授業の初めに携帯電話の所有について、よく使う機能についてのアンケートを行いました。その結果、約4割の児童が携帯電話を所有し、全員がメール機能を最も利用していることが分かりました。また、携帯電話を友人同士の連絡手段として使用している児童がいることも分かりました。しかし、携帯電話やインターネットの持つ危険性について理解している児童は少なく、今回の授業を通し、携帯電話の怖さ、危険さを知るよい機会になったと思います。
 今回の実践では、「NTTドコモ ケータイ安全教室」事務局作成「ケータイ安全教室」のDVDを活用し、クイズ形式で携帯電話にまつわるトラブルやトラブルを起こさないための対処法を分かりやすく学ぶことができました。実践後の児童の感想の中に「携帯が欲しいと思っていたが、こんなに怖いものだとは思っていなかった」など、携帯電話に対する意識の変化が見られました。これを機会に、携帯電話によるトラブルに巻き込まれないようにしていけたらと考えています。そして、今後もこういった学習の機会を定期的にもちたいと思っています。

【愛西・佐屋小】資料1
【愛西・佐屋小】資料2
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【愛西市・市江小】インターネットにふれる・学ぶ

 情報教育では、「インターネットの楽しさ、便利さを理解すると共に、危険性を正しく理解して、トラブルにあわず、人に迷惑をかけずに正しく活用できる」ことが大切だと思います。
 市江小学校では、3年生から6年生までの子供たちに、段階に合った情報教育をしています。子供たちにとって非常に重要な内容だと思うので、子供が、「いかに楽しく、いかに興味をもって学べるか」を大前提に授業内容を考えています。
 今回は、3年生の情報教育授業ということで『インターネットにふれる・学ぶ最初の学年』と位置づけて、「インターネットでできることを知る。」「インターネットで気をつけることをおぼえる。」「インターネットの使い方を知る。」の3点を学びました。
 まず、はじめに「インターネットでできること」を確認したところ、ほとんどの児童が、既に家庭などで使ったことがあり知っていました。そこで、「気をつけなければいけないこと」を「インターネット上には悪い人もいる」ことを前提に、3点に絞り「個人情報を書き込まない」「調べるときは、たくさん見て複数の情報で調べよう」「困ったら、おうちの人に必ず相談」ということをボードを使って説明しました。
 その後、インターネットの使い方を学びながら、愛西市のHPのキッズサイトを使って、愛西市について学びました。自分たちの町の慣れ親しんでいる建物や情報に、子供たちは、大変興味をもって、楽しく学ぶことができました。
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【豊橋・吉田方中】インターネット上の書き込みについて学習しました。

 携帯電話やインターネットが普及し、便利になった一方で、学校裏サイトやSNSなどを通した書き込みによるネットトラブルが起きています。そこで、情報モラル教材「春野家ケータイ物語」を視聴し、書き込みのルールやマナーについて考えました。話し合いを進めていく中で、悪口や個人情報など書かれた人に害があるような内容は書いてはいけないが、応援や感謝の言葉などその人の気持ちを考えた内容は書いてもよいという結論が出ました。この授業を通して、インターネット上の書き込みはよい面も悪い面もあり、正しく使うことが大切であると気づくことができました。

【豊橋・吉田方中】資料

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【一宮・今伊勢西小学校】 情報モラル学習

 私たちの生活の中で、インターネットはすでになくてはならないものになっている。児童の生活の中でネットにつながる一番身近なものに携帯電話がある。本校では携帯電話について児童にアンケート調査し、6月5日の親子ふれあい教室で、保護者に説明する時間を設けた。

・本校の携帯電話の所有人数は、全学年で12%、高学年では20%で、全国平均とほぼ同じ。
・現在、プロフィールサイトなどの「非出会い系サイト」に関連した事件の被害児童が増加傾向にあり、携帯などにフィルタリングサービスを利用することが大切。
・「知らない人からのメールは親に報告する」など、ネット利用についての家族のルールを話し合っておくことが大切。

などをお伝えし、情報モラルの向上を呼びかけた。
 児童に対しては、7月に5年生で情報モラルについての授業を行った。パソコンのサイトを利用して情報モラルについて学習した。また児童へのアンケートでは、携帯電話だけでなくゲーム機からネットにつなげている場合が多いことが分かり、注意を促した。2学期以降も他の学年で情報モラルに関する授業を行っていく予定である。

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【一宮・西成中】セルフディフェンス講座

 本校の2年生を対象に「セルフディフェンス講座」を実施しました。講師として、セルフディフェンスコミュニケーション開発のスクールソーシャルワーカーの方々をお招きしました。
 中学2年生になり、携帯電話を持つ生徒が多くなり、簡単にインターネットを利用することができる生徒が増えてきました。その中で、被害者にも加害者にもならないようにするためには何に気をつけたらいいのかをお話していただきました。名前など個人情報の記入に関してや、身に覚えのない請求書やチェーンメール、掲示板などへの書き込みに関してインターネット・携帯サイトの危険性について具体的に説明していただきました。生徒たちも集中してうなずきながら聞いていました。
 今回のような機会に、子どもたちのインターネット・携帯サイトに対する理解が深まり、トラブルに巻き込まれないように気をつけていけたらと考えています。今後は、さらに、保護者の方々も参加できるような機会を設けていきたいと思います。
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【江南・布袋中】「ケータイの安全な使い方」

 5月20日(木)、全国webカウンセリング協議会理事長の安川雅史様を講師にお招きし、
 「ケータイの安全な使い方」 〜自分の身を守り、人を傷つけないために〜
という演題で、全校生徒でお話を聞きました。
 携帯電話に関わる様々なトラブルについてのビデオを視聴した後、安川様から具体的な事例やその予防法について、詳しくお話を聞きました。中には、いじめやストーカー被害、命に関わる具体的な事例もあり、生徒も真剣に聞き入っていました。
 後半は、保護者を対象に子どもに携帯を持たせる上での注意点や、親としての子どもへの関わり方についても熱く語っていただきました。
 便利な反面、さまざまな問題やトラブルの原因ともなっている携帯電話。安全に利用するための知識や考え方について多くのことを学ぶことができました。

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【安城・明和小】道徳での情報モラル学習

 3年松組では、6月28日に道徳の授業として情報モラルの学習に取り組んだ。『インターネット活用のための情報モラル指導事例集(12年度PDF版)』の中から「情報の信憑性〜うその情報にご用心」という資料を一部改作し、扱った。めあてを「Webページの情報が全て信頼できるものではないことを理解し、情報を鵜呑みにしたり、第3者に真実として伝えてしまったりしないようにする。」として、Webページで見つけた近所のラーメン屋さんの「ラーメンの中に虫が入っていた」といううわさを流してしまった主人公の行動の善し悪しについて考えることにした。
 授業では、うわさを流した主人公が悪かったかどうかについて話し合った。児童は初め、「うその情報を書いた人が悪い」と言う意見に傾いた。そして、ラーメン屋の情報をだれが書いたのかについて話し合いの中心が移ってしまったので、インターネットはだれでも書き込みができ、書いた人を特定するのは難しいことを確認した。話し合いを続けるうちに書いた人も悪いが、うわさを流してしまった主人公も悪いという意見が中心になった。最後に「インターネットにはうその情報が書いてあるので見ない方がいい」という意見が出された。そこで、インターネットは見ない方がいいのか問うと、「インターネットには本当のことも書いてあるので見てもいいけど、本当のことかどうか確かめた方がいい。」という結論に達した。
 児童は授業のふり返りとして、以下のような感想を記入した。
・インターネット(に書いてあること)は全部信じてはいけないと思いました。
・インターネットには本当のことも書いてあるし、うそのことも書いてあるとわかりました。
・わたしは、じゅう道(の情報)を見たいので、インターネットを見るけれど、その情報があやしかったら、うわさにしないと思いました。
・インターネットはわるいことにつながったり、いいことにつながったりするんだなあと思いました。

【安城・明和小】資料



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【一宮・北方中】情報モラル実践報告

1.授業において有効であった取り組み
 本校では市情報教育研究会作成の指導案を使い、1年は「インターネットの危険性」を、2年では「情報発信の落とし穴」について、3年生では「インターネットの仕組みから学ぶ安全な利用について」の指導を行っている。
 1年の学習では、学活の時間にパソコン室で以下のURLを使いインターネットの危険性(個人情報の流出)について、生徒ひとりひとりパソコンを使い、トラブルに巻き込まれるシミュレーションを、下記URLを利用して行った。
 http://sweb.nctd.go.jp/2005/jugyo/mokuteki/inde...
 また、2年の学習では、各教室で情報モラルDVD「春野家ケータイ物語」(個人情報の流出)を利用し情報発信のもつ問題点について指導を行った。3年生は、パソコン室において校内Webサーバの通信記録を使い、インターネットの世界では知らないうちに自分の情報が相手に伝わる仕組みがあること、ホームページには巧妙な罠が仕掛けられており、危険と思われるサイトに近づくことが事故の原因になること等を指導した。

2.現職教育
 4月18日の現職教育において、情報モラルの指導法の概要を説明し、学年毎に事前に授業展開のシミュレーションを行った。

3.情報モラル教育実施日 平成23年5月13日

4.実践結果と考察
 1年「インターネットの危険性」を学ぶサイトは、操作が直感的にわかりやすくできており、IT機器に堪能でない学級担任でも戸惑うことなく指導を行うことができた。
 3年の指導内容は、ネットワーク技術が必要となるため、情報教育担当教諭が全学級を指導した。授業後の生徒の感想にも、これまで気にせず使っていたインターネットに危険な要素があることがわかり、注意して利用していこうというものが多くみられた。

【一宮・北方中】資料1
【一宮・北方中】資料2
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【東郷・高嶺小】著作権について

 本校では、6年生がインターネットの教材「情報モラルクイズ」を使って情報モラルについて学びました。著作権とは何なのか、また著作権を侵害されるとどうなるのかを簡単なクイズをもとに勉強していきました。子どもたちがよく行う、アニメのキャラクターに手を加え自分のキャラクターにするという行為は著作権違反だと知り、「え〜知らなかった。」「他の人から見てマネしている部分があると違反になったり、裁判にかけられたりするんだ。」という声があがりました。
 また、著作権は作った人の作品を守るための権利だということも知り、インターネット上のものを簡単に転載したり、誰かに譲っていいものではないことも、子どもには新鮮だったようで、授業後の感想では、「インターネットを利用したり、自分で作品を作るときには、著作権に気をつけていきたい。」と書かれていました。

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【津島・東小】携帯電話・パソコンを正しく使おう。

 家庭でインターネットの利用ができたり、携帯電話を使用したりする児童はめずらしくなくなっている。また、ゲーム機などを通じて情報のやりとりをしている子もある。これらの使用頻度が高まると考えられる高学年を前に、4年生に重点を置き、正しい使い方について学習を進めることにした。 

1 DVD「携帯・パソコンその使い方でだいじょうぶ?」を活用した授業(6月)
 (1) 便利で利用価値の高い機器ではあるが、危険性も秘めていることに気づく。
  ・掲示板における「名無し」の書き込みは、人を傷つけることがある。
  ・メールアドレスなどの個人情報が知らない人に伝わってしまうこともある。
  ・写真などがネット上に流出してしまうと、回収は難しい。
  ・安易に会員登録をすると、架空請求されることがある。     など。
 (2) 正しく使うための注意事項を知る。
  ・家庭で、使用のルールを決める。
  ・フィルタリングやパスワード・暗証番号などを利用する。
  ・自分や友達の個人情報をむやみに人に教えない。
  ・架空請求には応じない。
  ・一人で悩まず、家族や学校、警察などに相談する。

(児童の感想より)
・ぼくはゲームが好きなので「無料ゲームサイト」で遊びたいと思っていたけれど、 ちょっとこわくなりました。学習したことを覚えておいて、やり方に気をつけます。
・やってはいけないこともたくさんあると分かりました。私も携帯やパソコンを使う ようになったら、気をつけようと思います。もし、困ったら家族に相談します。

2 授業後、学年通信を通して、パソコンや携帯電話の使い方についてルール作りを呼びかけた。(7月)

3 外部講師を招いて「ケータイ安全教室」を開いた。(7月)
   
 以上のような取り組みによって児童は、問題を身近に感じることができた。様々な問題を知ることによって、家庭でのルール作りやフィルタリングの必要性を認識することもでき、児童の意識も高まってきている。今後も、便利な道具の正しく安全な利用の仕方について、継続的な指導を続けていきたい。
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【知立・猿渡小】情報安全(チェーンメール)

 小学校では、高学年になるに連れて、携帯電話の所持率が上がる。また、実際に持っていなくても保護者所有の携帯電話のメール機能を自身の携帯電話のように使い、友人などと連絡を取り合っている児童もおり、これらの扱い方について学習をすることは必要かつ有効であると考えた。
 「事例で学ぶ Netモラル」のショート教材である「気をつけて!それもショートメール!」を利用して、チェーンメールについての学習と情報化社会への参加する態度の育成を目指した。
 不幸のメールのような受信者を不安にさせるもののみが多くの人に迷惑をかけてしまうものであるという認識を持っている児童が見られた。しかし、映像資料で人の善意に訴えかけるような、一見するとよい内容に思えるメールであってもネットワークや関係機関に迷惑をかけてしまうかもしれない事実を知ることができた。その事実に対して、驚きを覚えるとともに、チェーンメールに対する正しい理解をもつことができた様子がワークシートからも読み取れることができた。

〈ワークシートより〉
・私は不幸なことはいけないとすぐわかったけど、いいことならいいと思ってしまっていたので、この勉強ができてよかったです。
・もしメールが届いたら、家族や先生に相談して、自分も止めたいです。
・チェーンメールのことは知っていましたが、自分が思っていたものよりもっと怖いということがわかりました。

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【半田・半田小】メールって、ムズカシイ!?

 本校では、特に高学年を中心として、メールのやりとりをしている児童が年々増えている。自分の携帯電話をもっている児童はそれほど多くないが、家庭のコンピュータや家族の携帯電話を使ってメールをしている児童が多いと考えられる。しかし、友達とのメールのやりとりは、ともすれば会話と違って誤解を招きやすく、それが喧嘩の原因となるなどトラブルを起こしやすい。
 そこで、6年生を対象にメールの送り手の気持ちが正しく伝わらず、他の友達を傷つけてしまうという資料をもとに、メールを送るときに気をつけることについて話し合った。自分たちの体験に引き寄せやすいように、自作の紙芝居を用いた。メールを送るときの気持ちや受け取ったときの気持ちが、微妙にずれることなどがわかり、メールの使い方を見直すよい機会となった。今後も、各学年が2時間ずつ情報モラルの授業を行う予定である。
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【一宮・尾西第三中】メールやインターネットの使用時の注意

 近年、メールやインターネットに関わるトラブルを起こす中学生が多くなってきている。特にメールでは、相手の顔が見えないために、本意が十分に伝わらず誤解をまねくことが多い。
 本校においても、メールを使用したために誤解をまねき友人関係が崩れ悩む生徒が出てきている。また、メール使用時のモラルについてもまったく知らない生徒が多くいるのも現状である。インターネット使用においても同様で、生徒のほとんどは表示内容をそのまま信じている。そこで、2年生を対象に技術の授業を通して、携帯やパソコンを使ってメールやインターネットを使うときのモラルについて調べ学習を行い、レポートにまとめさせた。
 レポートには、「携帯モラルを調べて、改めてルールを守らないといけないと思いました。やっぱり、自分がされていやなことは、相手にもやってはいけないと思いました。」「私も携帯を持っていて、依存しつつあるから、気をつけたいと思いました。家庭でちゃんとルールを作っていくことが大事だと思いました。」「チェーンメールが、送られてきたらどうしたらよいかがわかりました。」などの記入があった。
 今回の学習において、モラルを十分に認識しないで使用している生徒が多いが、改めて調べることにより、モラルの大切さや重要性をより理解させることができたと思う。また、問題解決の方法も知ることができたと思う。
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【設楽・津具小】 「携帯電話のマナーとモラル」

 本校は山間部の小規模校であり、携帯電話を所持している児童は見あたらないが、将来的には、おそらく全員が携帯電話を使用するようになることが予想される。将来のために、携帯電話のマナーや、携帯電話のリスクなどについて学習することは、非常に有意義なことである。
 本校では6年生の児童を対象に携帯電話のマナーと、ネットの匿名性を悪用した陰湿ないじめについて考える授業を行った。NHKエデュケーショナルが製作した「春野家ケータイ物語」の第1話「忘れずに、マナーもいっしょにケータイしよう」で、よほど気をつけていないと悪気はなくてもマナー違反をしてしまうことがあることを学習し、第8話「立ち向かえ、ひきょうな書き込み、深まる絆」で、自分の名前が出ないからと、ひきょうないじめをすることについて考えさせた。さらに、匿名と思われているが、調べれば投稿者はすぐに特定できることも学んだ。また、ネット社会の中で1人悩むのでなく、実際に身の回りにいる家族や友達に相談することの大切さについて話し合った。
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【一宮・葉栗北小】ネチケットについて学習しています。

 「インターネットをよく使いますか?」というアンケートを行ったところ(5年生以上)、「よく使う」「まあまあ使う」と答えた児童が62%いました。「どんなサイトを見ていますか?」という問いには「オンラインゲーム」「趣味のページ」など様々でした。また、携帯電話を持っていたり興味を持っていたりする児童は年々増加してきています。しかし、インターネットや携帯電話には便利な半面、危険性も多くあることをあまり知っていないのが現状です。児童がネット被害にあわないようにするためにもネチケットや危険性をしっかり指導していくことが大切だと考え毎年ネチケットの授業に取り組んでいます。
 各学年の実情に応じて、警察庁の「キッズ・パトロール」、ディズニーの「ネチケットアドベンチャー」、小学館の「ドラえもんのび太のインターネット大冒険」などのウェブサイトを利用して学習しています。特に中学年でおもに活用するディズニーの「ネチケットアドベンチャー」はディズニーキャラクターが出すクイズに答えながらネチケットを学んでいくことができる、児童に人気のウェブサイトです。児童からは「とても楽しく、ネチケットがよくわかった。」「名前や学校名も書かない方が安心だということがわかった。」という感想が聞かれました。
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【半田・成岩小】 i−モラル実践報告

 5年2組で、インターネットのモラルとマナーについて学習しました。児童たちはこれまで、社会の授業や総合的な学習の授業で、調べ学習の際、インターネットを利用して情報を集めてきました。しかし、ホームページに載っている文章をそっくりそのまま写したり、写真をそのまま使ったり、著作権などの知識は全くありませんでした。また、インターネットを家庭で利用できる環境があり、児童だけで日常的に利用することもあるということもよく聞くので、交通ルールと同じように、インターネットを利用するにもルールとマナーがあることを話しました。
 本時では、ヤフーキッズの「ネットのマナーABC」を柱に、「ドラえもんのまんがでわかるルールとマナー集」と「情報モラル研修授業2005」を使って学習を進めました。また、教室に52インチの大型テレビ入れて行いました。
 、「ドラえもんのまんがでわかるルールとマナー集」では、のび太君が実際にインターネットを利用するときに、個人情報を簡単に入力してしまったり、友達の写真を無断で掲載したりしてしまう具体的な場面を見ながら、のび太君の失敗を通して、どうすればよかったのかを考えることができました。
 同じように、「情報モラル研修授業2005」を使って、「無料ゲーム」という言葉についつい引き込まれて、ダウンロードしてしまい、高額な請求がきてしまう流れに、児童は「無料という言葉がでてきたときには、お母さんに相談しよう」とか、「見たことのない画面がでてきたら閉じよう」など、ルールやマナーについて考えるきっかけになったようです。
 また、ヤフーキッズのワークシートを使い、これからどうやってインターネットを利用していくか書きました。その中に、「利用する時間を決めて、お家の人と一緒にやるのが一番いいと思います。」という感想がありました。それぞれ、家でのきまりを作るということにも目を向けることができました。
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【江南・古知野南小学校】特別支援での情報モラル教育

 本校の特別支援学級は知的・情緒の2クラスあります。学級の児童達がパソコンに興味をもち、将来パソコンを利用した仕事をするようになったときに、少しでも役に立てばという思いで、週1回、情報機器を使ってスピーチの発表をしたり、コンピュータルームを利用したりしています。
 コンピュータルームでは、主にタイピングの練習をしています。中にはタイピングがぐんぐん上達して、とても速く打てる子もいます。それが終わると「ごほうびタイム」があり、パソコンで自分が見たいサイトを自由に見ることができます。
 障がいがある子どもの中には、性に対しての興味を中学年からもち始める子がいます。当然、学校のパソコンは規制をかけていますが、無料で動画を視聴できるサイトの中には、規制をかけるほどではないが、児童が閲覧するものとしては認めがたい内容のものもあります。きっかけは自分の興味のある動画を見ていたのでしょうが、いろんな動画を見ていく内に偶然たどり着いてしまったのかもしれません。しかし、そうだとしても、その動画を毎回見ていれば、規制がかけられていない家庭のパソコンなどで他の性的な内容を検索し始め、有害なサイトや、不当な請求をされるサイトにたどりつく可能性も考えられます。そこで、学期に1回、有害なサイトの危険性や検索をするときの注意などをするようにしています。偶然そういったサイトにつながり、知らずにクリックしたとしても、知らないではすまなくなり、家族の方にとても迷惑をかけることになるということも含め、わかりやすく指導しています。
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