携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【小牧・小牧原小】個人情報の管理

 コンピュータリテラシーの時間に、5年生で情報モラルの授業をしました。テーマは「個人情報の管理」で、skymenuを使用し実践しました。
 導入では、銀行のキャッシュカードを例にIDとパスワードについて考えました。児童の中には、携帯電話を持っている児童もおり、携帯電話のパスワードと関連づけて話す児童もいました。その後、パスワードの重要性について話し合いました。その中で、「パスワードが他の人に知られてしまったら、情報が盗まれてしまう。」「悪用されてしまう。」といった意見が挙がりました。そのようなことにならないために、パスワードを設定し、自分達の情報を守る方法とその重要性を学びました。学習のまとめとして、自分のパスワードを設定し、ログインしました。児童からは、「パスワードは家の鍵のように大切な物なんだ。」「人には絶対に教えない。」といった感想が出ました。
 今回の実践を通し、携帯電話を持っている児童が多くいることがつかめたので、今後は携帯電話を題材にしたモラル教材を生かした学習を実践していこうと思います。
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【尾張旭・東栄小】 ケイタイ・ネット社会の落とし穴

 6年生を対象にDVD教材「ケイタイ・ネット社会の落とし穴」を各クラスで視聴しました。(1)架空請求と個人情報、(2)メール交換と友達関係、(3)掲示板となりすまし、3つの内容について問題提起されている内容をみんなで考えました。
 (1)では、知らない相手に簡単に個人情報を教えないこと、信用できるサイトかどうか不安なときは、大人の人に確認してもらう。(2)では、メールは、個人と個人の会話だけれど、直接相手と向かい合って話しているわけではないので、うまく感情等が伝わらないことがある。他人のメールを切り貼りをして第3者に送らない。(3)では、掲示板には不特定多数の人が意見を書くところで、相手がどんな人なのかわからない。絶対にそういう人と会うことをしてはいけない、また、匿名をいいことに無責任な書き込みをしない、ということを学習しました。
 現在、本校の6年生は、7割ぐらいの児童が、家庭でパソコンやケイタイでインターネット等ができる環境にあります。今回の学習を通して学んだことが生かされることを願っています。
 以下は、授業後の児童の感想です。
・私は、つい最近パソコンを買ったばかりで、インターネットのことがよくわかりません。でも、今日のビデオを見たら、やっぱり個人情報はむやみにさらしてはいけないことがわかりました。
・今日のビデオは関係のないことばっかりだったけれど、ちょっと怖くなりました。世の中には、ネットを使って悪いことをする人もいるんだと思い、改めて自分もだまされないようにしようと思いました。
・相手の気持ちを考えてメールをしないと友達関係が崩れてしまうので、送信ボタンを押すときに、もう一度内容を確認してから慎重に押すようにする。
・ケイタイは便利な物なので、使い方を間違えないようにして、これからも使っていきたい。困ったことがあったら、家族に相談するようにします。
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【東海・富木島中】インターネット利用安全・安心講座

 富木島中学校では、毎年、中学校1年生を対象にインターネット利用安全・安心講座を開催しています。愛知県警察本部生活安全部生活安全総務課サイバー犯罪対策室より講師をお招きして、インターネット上で起きる犯罪やトラブル、注意点について教えていただきました。
 技術・家庭科(技術分野)の情報に関する技術領域において、情報モラルの授業を行っています。中学生が興味をもっているSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)や携帯電話、無料ゲームサイトなどの、実際に起きた事件や事例をもとに、利便性の裏に隠された危険性と、これから情報社会とどう関わっていくかを考え、話し合う授業を行っています。また、サイバー犯罪対策室のWebページにある動画を活用し、インターネットでの危険性と、その対処方法について考え、話し合う授業も行いました。
 生徒は授業を通して、危険性を知らないことが危険であることや、自分の身は自分で守ること、個人情報の大切さに気付くことができました。

【東海・富木島中】資料

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【愛西・草平小】携帯電話のマナーについて

 最近では、どの家庭にも1台はある携帯電話であるが、使い方を間違えると自分や周りに多大な影響を与える物である。草平小の子どもの中でも、親から携帯電話を与えられ、下校後の遊びに持っていっている子や家で使っている子もいるがマナーや怖さを知っている子どもは少ないと考えた。そこで、「春野家のケータイ物語」を見ることで子どもたちの意識を高めることにした。

〈子どもたちの感想より〉 
・わたしは携帯電話を持っているけど、個人情報を見せないように気をつけたいです。携帯電話は便利だけど、すごく怖いなと思いました。
・携帯電話はほしかったけど、自分でマナーが守れるようになるまでは我慢したいと思った。
・携帯電話には、こんなにも守らないといけないマナーがあるなんて知らなかった。

 子どもたちはマナーで知らないこともあったが、今回の学習でマナーの大切さ、様々なマナーの種類について知ることができた。今後、携帯電話を持ったときに今日の実践がいきるように願いたい。

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【知多・新知小】情報モラル教室について

 新知小学校では、9月13日(火)3時間目より、NTTドコモの方を講師として招き、5、6年生と保護者を対象に情報モラル教室を実施しました。
 講師の方は、次の4点について映像やDVD、クイズなどを用いてわかりやすく説明してくださいました。
1, 携帯電話を使ってできること 〜電話やメール、インターネットなど〜
2, 携帯電話を使う時のマナー 〜使う場所や時間、カメラの使い方など〜
3, 携帯電話のトラブル 〜迷惑メールやチェーンメールによるトラブルなど〜
4, 携帯を安全に使うための方法 〜プロフ(個人情報)の保護についてなど〜
 子どもたちにとっては、初めて聞く内容ばかりで、とても興味深く話を聞いていました。また、講師の方の話がわかりやすく、途中で児童をクイズで立たせたり、話題を変えたりと子供たちを飽きさせない講義でした。
 ただ、携帯電話を持っている児童はまだまだ少ないので、今後は携帯電話に話題を絞るのではなく、学校でも使う頻度の多いインターネットの話を中心に情報モラルについての授業を実施していくことで、情報モラルの意識を高めたいと思います。
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【豊橋・芦原小】インターネットに潜む危険性

 芦原小の6年2組では、インターネットに潜む危険性について学習した。
 日頃から、調べ学習をしたり音楽を聞いたり、動画を見たりなど様々なことができるインターネットに触れている子どもたち。28人中25人が家でもインターネットができる環境にあり、身近に感じている子も多い。
 そこで、インターネットに潜む危険性について学習することが大切であると感じた。子どもたちは、ウイルスや個人情報の流出、闇サイトの存在、詐欺、チェーンメール、情報の正確さなどさまざまな負の部分を知っていたが、具体的には知らないようであった。どうすれば防ぐことができるか、どのようにインターネットと向き合っていくかを話し合った。
 またビデオ教材を使用し、視覚的にインターネットの問題点を学習した。子どもたちの感想には、「インターネットは、全く知らない人を助けることもでき、世界中のたくさんの人がつながってよりよい情報を伝えるものである。でもそれを悪いことに利用する人がいることが問題で、使い方には注意が必要だ。」などがあった。子どもたちは、インターネットを正しく使用していくことが大事であることに気づいた。

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【一宮・中島小】インターネットを正しく使うための、ルール・マナーを知ろう

 小中学生を巻き込んだインターネットに関するトラブルが後を絶ちません。特に、学校裏サイトやプロフなどの掲示板への書き込みによるトラブルも少なくありません。本校の5年生児童の約41%の児童が、家でインターネットを使用していると答えた。そこで、インターネットのマナーやルールを知っているかと質問したところ、ほとんどの児童が答えられなかったことから、情報教育として、インターネットのルール・マナーを守ることについて取り上げることにした。
 今回の実践は、インターネットのルールやマナーに関することがクイズ形式で紹介されている「NHKネットビギナーズ」というサイトを使用して行った。
 まず、インターネットとはどんな時に使用するかを答えさせ、インターネットにはどんなルールやマナーがあるかを考えさせた。そして、NHKネットビギナーズのサイト内にある「はじめてのネット&ケータイ」というページから、インターネットに関するクイズを通して、ある程度の知識をつけさせた。その知識をもとに、そのサイト内にあるクイズの中から、クラス全員に向けて出題するインターネットのルールやマナーに関するクイズを作らせた。加えて、なぜそのクイズの正解がそうなるのかの解説もできるようにメモをさせた。
 次に、クラスで“インターネットのルールやマナーについて知ろう”という目標をもとに、クイズ大会を開いた。クイズは全て三択問題で、グループ対抗で行った。問題例は以下のようなものです。(問題は全部で12問)
・インターネットを使用するとき、自分たちで注意しなくてはいけないことってあるの?
 (1)ウイルス対策ソフトが入っていれば何もしなくてよい
 (2)とにかく怪しいサイトは見ない・あけない・利用しない
 (3)パソコンではインターネットを使用しない
                           <正解(2)>
・掲示板やプロフに書きこむときに気をつけることは何でしょう?
 (1)書いていいことか、悪いことかを考えてから書く
 (2)タイミングが大切、急いで書き込みをする
 (3)誰が書いたかわからないから、何でもOK
                           <正解(1)>
 上記のような簡単な問題なので、子どもたちは楽しくインターネットのルールやマナーについて学習することができた。今回は、特に掲示板への書き込みに関するルール・マナーに重点を置き、トラブルになった時の加害者と被害者双方の辛さを話した。授業後の児童の感想には、「インターネットや携帯電話などの便利なものでも、使い方やルール・マナーを知らないととても危険であるということがわかった。」や「掲示板への書き込みは、人を傷つけたり、人の悪口を書きこんだりすることは、書かれた人も、書いた人も傷つくことがあることがわかった。」という内容のものが多くあった。
この実践を通して、インターネットのルールやマナーに関してよく学習できたと思うが、携帯電話に関するルールやマナーも全く知らない子どもが多くいた。今後は、携帯電話に関するルールやマナーについて取り上げていきたい。

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【一宮・奥小】けいたい電話を使うときの心がまえについて学ぼう。

 5年生は携帯電話の使い方について学習しました。高学年となり、携帯電話を持っている児童が徐々に増えてきています。便利な道具である携帯電話も、使い方次第ではネット社会の被害者になります。また、メールやブログで他者を傷つけることがあると加害者にもなりえます。児童は「ネット社会の危険は自分に関係のないことではない」ということを理解し、情報機器を正しく利用していく必要があります。
 今回は、まず初めにパソコンで「情報モラル研修教材」を開き、自分に架空請求がきたらどうするかを学習しました。次に、出会い系メールに対してどのように対処したらよいかを学習しました。返信することによって迷惑メールが大量に送られてきたり、メールアドレスが知らない人に伝わってしまったりすることがあることを学びました。
 前のスクリーンで児童の意見とパソコンの操作の仕方を映しだすことで、自分たちの意見を振り返りながら学習を進めました。また、振り返りカードを書いて感想を発表し、友達と意見を交流しました。最後にはまとめとして「あやしいメールは無視する。」「必ずおうちの人や先生に知らせる。」という約束をしました。
 携帯電話を使う際には危険なこともあるということを実感させ、ネチケットを守って正しく活用していけるように、今後も授業で取り上げていきたいと考えています。

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【犬山・南部中】e−ネット安心講座

 11月30日(水)の6時間目にe−ネットキャラバンの講師の方をお招きし、全校でe−ネット安心講座を行いました。講師の先生が作成してくださったプレゼンテーション資料をもとに、下記の4点についてインターネットに潜む危険性なども含めて教えていただきました。

・著作権や肖像権について
・コミュニケーションサイトの正しい利用法
・ネットにおける金銭トラブル
・携帯電話への依存症

 本校の生徒の中には携帯電話を保有している生徒が数多くおり、知らず知らずのうちに危険に巻き込まれているケースもあると思われます。その中で今回の講演は非常に身近な内容になっていたと思います。特に携帯電話への依存度をチェックする場面では、周りの生徒と確認しあう姿や、自分は依存症でないと思っている生徒が、自分に多くのチェックが入って驚いている姿が見られ、真剣に参加することができていました。
 また、携帯電話以外でのインターネット利用に関しても警鐘を鳴らしていただきました。利用者が増えつつあるSNSやブログにも数多くの危険や問題があるということについて、再確認をすることができたと思います。
 今後も、生徒が携帯電話やインターネットを利用することは多くあると思います。インターネットには危険性だけでなく、当然便利な側面も多くあります。今回の話を踏まえた上で、今後も生徒が安全に利用できるよう指導していきたいと思います。また今回の講演をしてくださった講師の先生にも感謝申し上げます。
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【愛西・永和中】技術科での情報モラル(著作権)に関する指導

 数年前から、大学のレポートでWebページからのコピー・ペーストが問題となっている。これは、著作権に関する無知に加えて、これくらいはいいだろうという意識の低さが原因と思われる。中学生でも、読書感想文や理科の自由研究など、インターネットで見つけた文章を写したと平然と言う生徒も見うけられる。やはりこれも著作権に関する知識のなさと、モラルの低さによるところが大きいと考える。そこで、3年生の情報とコンピュータの授業で、Webページからのコピー・ペーストの問題を中心に著作権に関する授業を行った。
 題材は、自分の「お気に入り」のWebページを3つ、ワードでA4用紙1枚に概要を見やすくまとめて紹介するものである。Webページを3つ選択した時点で、最近問題となっているWebページからのコピー・ペーストのモラルの問題に触れ、ネット社会の歩き方(http://www.cec.or.jp/net-walk/)で著作権について学習した。
 コピー・ペーストのモラルに触れることにより、Webサイトの内容をそのまま貼り付ける生徒はいなくなった。また2010年より、違法配信されている音楽・映像を、違法と知りつつダウンロードする行為を禁止する、いわゆる「ダウンロード違法化」の措置が著作権法に盛り込まれたことも付け加えた。

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【豊明・舘小】インターネットを使っていると起こるトラブルについて学習しました

 本校は高学年を対象に、「パソコンや携帯電話でインターネットを使っていると起こる困ったこと」をテーマにして、情報モラルの授業を行っている。パソコン室の児童用パソコンに以下の4つのインターネットサイトのリンクを貼ったワークシートを準備し、使用させた。
 ○ インターネットを利用するためのルールとマナー集
   出典:財団法人インターネット協会
 ○ 情報モラル研修教材
   出典:独立行政法人教員研修センター
 ○ 情報モラル学習教材
   出典:兵庫教育大学大学院技術科教育研究室
 ○ 情報モラルを学ぼう!
   出典:北海道教育大学旭川校生涯教育課程村田研究室
 児童は2人1組になり、準備した教材を開いて話し合いながら学習を進めていた。児童が記入したワークシートは、ネットワーク上の専用ホルダーに提出させ、互いに読み合うことができるようにすることで、インターネット使用で起きるトラブルを共有することができた。
 多くの児童は、ワークシートの「気をつけなければならないとわかったこと」への記入をしていた。記述された内容は、電話番号やパスワードなどの情報管理に関すること、メール使用時の顔が見えない相手への気配りに関することなど、様々であった。また、「危なかったなと思うこと」には、「3年生のときよく分からないまま携帯電話でネットを開いていた」など過去の出来事を振り返り反省する言葉も見られた。

【豊明・舘小】資料

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【豊山・豊山中】「ケータイ安全教室」の実施

 豊山中学校では、民間の携帯電話会社から「あんしんインストラクター」の方を講師にお招きして、全校生徒・保護者・職員を対象に「ケータイ安全教室」を実施しました。
 架空請求やチェーンメールなどの迷惑メールによるトラブル、サイトを通じた「出会い」によるトラブル、インターネットへの書き込みで起こるトラブルなど、生徒にとって身近な問題について、再現ドラマを交えて、分かりやすく話をしていただきました。また、携帯電話の使い方のマナーとルールについても説明していただきました。
 いまや生活必需品となりつつある携帯電話と正しく付き合うためには、携帯電話に振り回されないように、親子で使い方についてあらためて話し合う必要があることを確認できました。
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【岩倉・岩倉南小】Netモラル「インターネット依存症」

 岩倉市立岩倉南小学校では、6年生を対象に情報モラルの授業を行いました。教材は、三省堂から出版されている、「事例で学ぶ Netモラル 〜教室で誰でもできる情報モラル〜」を使用しました。
 授業の前にクラスの児童32人にアンケートをしたところ、パソコンなどでインターネットを利用している児童は28人と、インターネットの利用率が高いことがわかりました。なかには、オンラインゲームなどを利用している児童もいました。そうした実状から、インターネット依存症について学習することにしました。
 映像クリップでどんどんインターネットに依存していく少女の様子を見ながら、度を越えるようなインターネットの利用は自分の生活にも影響が出てくることを学ぶことができました。この授業を通して、家のリビングなどにパソコンを置き、大人が見ている状況でインターネットを利用することが大切だということを学習しました。また、少しくらいならいいかと油断することなく、利用する時間をしっかり守るなどの気持ちも必要であることを学びました。
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【田原・赤羽根中】なりすましメールにご用心

 赤羽根中学校では、ある学年の中で他人になりすまして個人情報を得たり、迷惑メールを送る「なりすましメール」が発生したりしました。何人もの生徒が被害にあい、送られた生徒だけではなく、名乗られた生徒も他の生徒から疑いをかけられ、嫌な思いをする事態になりました。もちろんそのようなメールを送った人物が悪いのですが、生徒たちのメールや個人情報への認識の甘さもこの事件を誘発した原因だと思い、全校集会で学校全体に呼びかけをしました。
 まずは、このような「なりすましメール」は犯罪であることを周知させました。そして、そのような事態を起こさないために、自分たちでできる予防策を提示、そして自分たちも知らないうちにやってしまっているかもしれない情報漏えいについて話しました。その後、同じようなケースは発生しておらず、生徒たちにも一つの気付きになったと思います。
 12月に入ると、全校集会でネットいじめのDVDを鑑賞します。このように情報モラルに対する継続した取り組みが赤羽根中学校では行われてます。  

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【豊橋・磯辺小】ゲームやネットに依存しすぎる危険性について学習しました

 5年生の特活の時間の中で、「事例で学ぶネットモラル」を視聴し、「ゲームに熱中すること」「私もネット依存症になっちゃうかも」の授業を行いました。
 本校の5年生は、ほぼ全員が家庭でテレビゲームをしており、子どもにとって身近な問題だといえます。また、インターネットを利用する児童はほぼ半数であるものの、今後利用率が上がっていくと考えられます。こうした現状をふまえ、今後どう対応していくべきかを考えました。
 初めに、ゲームをやるときに、つい羽目を外し健康を害したり、授業に影響が出たりするケース、ネットやゲームに夢中になるあまり、大切なことを後回しにしてしまい後悔してしまうケースについてビデオを視聴しました。
 ビデオ視聴後、感想を出し合う中で、ゲームに熱中することで、「朝ご飯が食べられなくなってしまったり、朝なかなか起きられなくなってしまった。」「授業中眠たくなったり、ぼーっとするようになった。外でも遊ばなくなってしまった。」という点に気付くことができました。
 以下は学習を終えた児童が、ゲームやネットをするときに、今後気をつけていきたいことを宣言した内容です。

・時間を守る。(きまりは守る)
・おそい時間にしない。
・暗いところでやらない。
・目から離してやる。
・大事なことは先にやる。
・長い時間やるときは、休憩を入れる。
・近くにだれかいる状況でやる。(注意してもらえる)
・夜9時までにやめたり、1日1時間だけにしたり、部屋は明るくしたりしようと思いました。こういうことを守らないと調子が悪くなったりしてしまうのでやめようと思いました。
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【大府・東山小】インターネットを利用した調べ学習

<6年生の実践>

 国語の自分の考えを明確に伝えよう『「平和」について考える』の単元で、「平和」についての意見文を書くために、資料を集める、という学習がある。資料を集める場合、特にインターネットを使う場合の注意事項として次のことを児童に示した。

・「引用」する場合は、どこから(どのサイト)使ったのか、引用した部分を「」などで明確に示す。(参考と引用の違いにも触れた)
・同じことを主張している情報源を二つ以上探す。(本や新聞などと兼ねて良い)

 次に、なぜこれらのことを守る必要があるのか、ということを考えさせた。著作権という言葉を知っている児童もおり、情報の信頼性に気付いている児童もいた。著作権を守り、情報が確かなものかを確かめることが大切であることを伝えてから、各自の調べ学習に取り組ませた。
 インターネットの活用を含む調べ学習を行う前に、著作権や情報の信頼性について学習することは必要だと思う。6年生に限らず、著作権や情報の信頼性に関する学習に継続的に取り組んでいきたい。

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【春日井・藤山台東小】Webページで情報を発信するときの責任について

 情報モラルについて「事例で学ぶNetモラル」を活用した授業を実践した。Webページで情報を発信するときの責任について考えさせた。
 Webページを作った経験がある児童はいなかったが、映像クリップがたいへん分かりやすく、どこに問題点があるか、どうすればよかったかについて容易に考えることができた。「おもちゃやさんができる」という場面では、「知り合いに教えてもらっただけでは正確な情報かどうかはわからない」「自分できちんと調べて確かめることが大切である」という意見があり、うわさではなく、根拠のある正しい情報を伝えることが大切であると気付くことができた。また、小さな文字がゴチャゴチャあって、いろいろな色が使われているWebページの場面では、「要点が伝わりにくい」「誰にでも見やすいようにしなければいけない」という意見があり、文字の大きさや色などに注意して、分かりやすく伝えることの大切さを理解することができた。

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【安城・安城西中】3年5組でプロフ・SNSの危険性について学習した

 中学生の携帯所持率が年々上がっている中、スマートフォンが主流になり、より身近にインターネットの世界を中学生が体験できるようになった。しかし、SNSやブログを積極的に利用している生徒はまだ少ない。正しい知識を持たずにそれらを利用するのは危険性が多くあり、学習の必要性を感じた。そこで、「情報モラル」指導実践キックオフガイドや警視庁・サイバー犯罪対策HPを活用し、情報モラルの学習を行った。
 SNSには匿名で参加できるもの、できないものがあり、どちらにもトラブルが多く起こりやすいこと、参加する者にとって必ずしも安心・安全なものではないことを学んだ。また、プロフで自分や友達の氏名や住所などの個人情報を掲載することで、多くのトラブルを引き起こす原因になっていることを学んだ。
 現在、SNSやプロフを利用している生徒は少なく、「利用したことがないので、実感がわかない」という意見もあったが、インターネット犯罪に巻き込まれる可能性があるということを知り、「ネット上では、匿名で相手の顔も見えない状態があり、ネットが便利なだけに安易に使用するのではなく、危険性も理解した上で利用すべきだ」という意見や「自分のIDやパスワードの管理はとても大切」という意見が出た。
 SNSやプロフなど気軽に自分を紹介したり、誰かと知り合いになれるというメリットだけでなく、そこに潜むデメリットである危険性を学び、インターネットの世界をより安全に利用することのできる実践力が必要だと学んだ。
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【愛西・立田北部小】インターネットを使うときのルールとマナー(2年生)

 本校では、1・2年生はコンピュータの学習で文を書き写真を貼る学習や、インターネットのサイトを算数や国語の学習に利用しています。3年生以上になると、総合的な学習の時間や社会科や理科の学習でインターネットを使って調べ学習を行っています。
 今回2年生では、インターネットを利用する時のルールとマナーについて授業を行いました。初めに、小学館「まんがでわかるネチケット」を利用して、インターネットのサイトに勝手に個人情報を書かないことを学びました。個人情報は、名前や住所、電話番号など、その人だと分かるもので、それを勝手に人に教えてはいけないこと、特に友達やほかの人の個人情報を教えてしまうと、迷惑がかかってしまうことがあることを学びました。また、インターネットの情報にはうその情報もあるかもしれないので、すべて信じてはいけないことを学びました。現在自宅でコンピュータを使う子は半数程度ですが、使う時には家の人と相談して約束を決めたり、どうしていいかわからないときは、おとなの人に相談したりすることを約束しました。
 全体の学習の後、紹介したサイトや、「ドラえもん のび太のインターネット大冒険」のサイトなどを各自で見て学習しました。授業後に分かったことを聞くと、「ぼくはちゃんと家の人に聞いてから使うから大丈夫です。」「あやしいメールは開いてはだめです。」「名前や住所は勝手に教えてはいけないです。」など、ページを閲覧して学んだことを発表できました。
 これから授業や自宅でもインターネットを使用する機会が増えていくと考えられます。使う時の約束を知った上で、利用できるように継続して指導していきます。
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【あま・甚目寺西小】「ケータイ安全教室」

 平成23年11月29日(火)に6年生を対象に、携帯電話会社による情報モラルの授業「ケータイ安全教室」が行いました。
 ほとんどの児童が携帯電話を使用したことがあり、その用途はメール、ゲーム、写真等様々でした。いろいろなことができる携帯電話ですが、使い方を間違えると人を傷つけ、他人に迷惑がかかることをアニメのクイズ形式で学んでいきました。
 写真を撮ったり音楽をダウンロードする時は肖像権、著作権があるので考慮しないといけないこと、携帯電話からは微量な電波が出ているので、病院や飛行機、バスや電車の優先席では使用してはいけないことを○×形式のクイズで考えていきました。また子どもたちに、(1)甚目寺西小学校の人、(2)○月生まれの人、という2つの条件だけでも、数人の人が限定できてしまうことを確認しながら、個人情報を出し過ぎる怖さも学びました。
 今後、携帯電話を持つ際には、「いらないメールを受け取らない機能」「怪しいサイトにつながらないフィルタリング機能」をつけてもらうようにとの注意をしていただきました。携帯電話使用のルールを家族で話し合うことの大切さも説明されました。
 最後に、甚目寺西小学校の学校名の折句を使って、授業のまとめをしていただきました。
 
じ・・・自分で止めよう!チェーンメール
も・・・文字のやりとり。ネットの中でも思いやりを忘れずに
くじ・・9時過ぎの夜おそいメールや電話はやめようね
に・・・入力しちゃだめ!個人情報
し・・・知らない人には返信しない!

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