携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【清須・春日中】「ネットトラブルから身を守るために」

 10月20日(木)、愛知県警サイバー犯罪対策室より講師の先生を招いて、「ネットトラブルから身を守るために」と題して生徒・保護者を対象に講習会を行いました。
 講習会では、サイバー犯罪について、中学生を含む若年層の多くが被害者・加害者となっている現状を学びました。また、他人のIDやパスワードの不正使用、掲示板への誹謗・中傷等の書き込み、プロフ・ブログへの個人情報の掲載、著作権法違反、架空請求詐欺など、具体的な事例を題材に、クイズ形式の質問に答えながら、自分が被害者・加害者にならないための心構え、対処法について考えました。
 今回の学習から、「ネット上の情報は簡単に信用しない」「自分がされたらいやだと思うような書き込みはしない」「それでも困ったら親に相談する」など、活用上のモラルやルールを守って利用することの大切さを改めて学びました。
 現在、本校生徒の約半数が携帯電話を持っており、日常的にインターネットやメールを利用しています。学んだことを十分に生かし、ネットトラブルに巻き込まれない判断力・実践力をさらに高めてほしいと願っています。
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【一宮・浅井北小】「浅井北インターネット5つのルール」

 本校では4・5・6年生を対象にICT支援員の協力のもと「ネット社会の歩き方」から「ネットで悪口は要注意」と「個人情報を教えるのは慎重に」について授業を行った。子どもたちに分かりやすいアニメを見せた後、ワークシートに「なぜこんなことになったの」「この後どうしょう」「これからどんなことに気をつけよう」という設問に自分の考えを記入させた。そうする中でインターネットは正しく使わないとトラブルになるということを学ばせていった。
 特に子どもたちは、「パソコンを使用した履歴が残っていて、使用した日時やパソコンが特定できることから、使用した人を限定できること」に大変驚いていた。悪口を書きこんだり、不用意に個人情報を教えたりしないことなど、正しいインターネットの使い方を学習させることで、これまでのインターネットの使い方を見直させることができた。
 子どもたちの感想では「ブログや書き込みをする際は、相手のことを思いやること」「インターネットを正しく使わないと怖いことが分かりました」「ネットで悪口を書いたり、嘘を流したりするのは、良くないことが分かりました」などの感想があった。
 まとめとして本校のインターネット5つのルールについて、具体的な事例を紹介しながら、これから注意することを話した。
 1「知らない人に名前や住所を教えないこと」
 2「知らないサイトには注意すること」
 3「使いすぎには注意すること」
 4「相手を思いやること」
 5「情報の発信には責任を持つこと」
の5つである。
 この後、自由時間をとって子どもたちがインターネットで興味のあるサイトに行けるようにした。そのとき、「ここは危なそうだから止めよう」「ちょっとやばそうだから戻ろう」とむやみやたらに記事を開かない子どもの姿が見られた。子どもたちがインターネットでトラブルに会わないように、今後も5つのルールの継続的な啓発活動をしていきたい。

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【一宮・浅井南小】情報モラルについて学びました

 「『情報モラル』について知ろう。」と題して、インターネットや携帯電話に興味を持ち始める5年生児童に授業を行った。
 まず、「Yahoo!きっず」の「ネットのマナーABC」にある「インターネット5つのルール」(http://guide.kids.yahoo.co.jp/manner/rule.html#one)を確認した。
1:知らない人に自分の名前や住所などを教えないこと
2:知らないサイトには注意すること
3:相手を思いやること
4:情報の発信には責任をもつこと
5:使いすぎには注意すること
の5つのルールがあり、児童は、これを知らないでインターネットを利用すると、下手をするとお金や命にもかかわることになるかもしれない、という話を真剣に聞くことができた。
 さらに、「文部科学省」の「携帯事件簿」(http://www.iajapan.org/kids/jiken.html)を見させ、携帯電話の恐ろしさについても学習させることができた。
 授業後の児童の感想には、「便利な携帯だけど、チェーンメールなど、こわいことがいっぱいだから、気をつけて使いたい。」「インターネットにはたくさんの危険があることが分かった。」などがあり、情報モラルについて知ることができた。

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【西尾・幡豆小】携帯電話のルールを知ろう

 本校の5年生に携帯電話を持っているかを聞いたところ、携帯電話を持っている児童の割合は10%であった。しかし、家の人の携帯電話を借りて使ったことのある子はほとんどであった。携帯電話を何に使うかと聞いたところ、家族との連絡やメールなどが多く、インターネット等の利用は少なかった。そこで、今後、携帯電話を使用する時、トラブルにあわないために、携帯電話のルールの学習を5年生を対象に行った。教材として、NTTdocomoのケータイ安全教室映像教材第3版を利用した。この教材は、これからケータイを持つ子や持ち始めた子に対しての基本的なルールやマナー、問題点およびその対処方法について詳しく教えてくれるものである。
 主な内容は、「ケータイのルールやマナー」「個人情報を公開してもいいの」「勝手に写真を撮ってもいいの」「違法サイトから音楽をダウンロードしてもいいの」などであった。
 学習を終えた後の児童の感想は「携帯電話を持ってみたいと思っていたけど、こわいこともあるので、ルールを守って持ちたいと思いました。」「携帯電話を持ったら、安全に気をつけて使いたいと思いました。」などであった。携帯電話の安全な使い方についての意識を深めることができた。

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【愛西・立田南部小】インターネット利用安全・安心講座(4・5・6年)

 立田南部小学校では、携帯電話やパソコンに興味をもち始める4・5・6年生とその保護者を対象として、愛知県警察による『インターネット利用安全・安心講座』を開催しました。児童への事前調査では、学年があがるごとに携帯電話やインターネットの利用率が増加しており、特に6年生になると利用率が大きく増加することが分かりました。 また、自分のブログやプロフィールサイトをもっている児童やインターネットでのゲームに熱中している児童も見られました。なかには危険なサイトにアクセスした経験があると答える児童も数名いました。
 講座では、「インターネットでは、相手の顔が見られないので、自分の情報を安易に教えてはならない」、「身に覚えのない請求メールが届いても、相手にせず大人に相談する」など、インターネットを利用するうえでの危険性やその対処の仕方に関して、教えていただきました。どの児童も真剣に講師の方の話に耳を傾けていました。
 児童への事後調査では、「インターネットを使うときの危険性を理解した」と答える児童が、ほぼ100%となりました。また、保護者の方の感想として、「インターネットを利用するためのルール作りの大切さや子どもがもつ携帯電話にはフィルターをかけておけば事件に巻き込まれる可能性が減ることを知った」等が聞かれました。

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【江南・北部中】気づけばあなたもターゲット

 3年生の技術科では、コンピュータの指導内容として、「情報とコンピュータ」の題材があり、「情報伝達の安全とマナー」も扱っている。今年度は、その指導に江南市から配られた、消費生活情報紙あいち暮らしっく若者向け消費者被害未然防止特集号「気づけばあなたもターゲット」を補助資料として活用し、情報モラルの授業を3時間行った。補助資料には、解決する方法や適切なアドバイスが載っており補足説明しやすかった。
 また、まとめとして、財団法人コンピュータ教育開発センター(CEC)が作成した、情報モラルをコンピュータで学習するプログラム「ネット社会の歩み方」を自由に1時間閲覧し学習を深めた。この学習プログラムは、話のストーリーがアニメーションになっており、興味を持って自主的に学習を進めることができた。また、解説もしっかりしており、学習を深めることができた。
 生徒の感想には「インターネットなどのトラブルで、色々なことに巻き込まれ、高額なお金を請求されたり、人間関係が崩れたりすることがある。使い方によっては最悪の結果になってしまうので、使い方には本当に気をつけたい。」など、心の変容が文からも分かった。今後も技術科での指導を充実させたい。

【江南・北部中】資料
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【犬山・東部中】ケータイ安全教室

 6月13日(月)にはPTAを対象に、6月17日(金)には全校生徒を対象に、携帯電話会社から講師を招いて「ケ−タイ安全教室」を開催しました。
 携帯電話の普及率は生徒たちの間でも高まってきています。しかし、それにともない、迷惑メールやインターネットへの書き込み、出会い系サイトに絡んだ犯罪、不当請求など、携帯電話に関わるトラブルに巻き込まれるケースも少なくありません。この講習会では、こうしたトラブルから自分の身を守り、携帯電話をより安全に正しく使うための方法やトラブル発生時の対処法などを学びました。「携帯電話は本当に必要なのか」、「携帯電話の使用時間、場所を守っているか」、などを親子で話し合うきっかけができたのではないでしょうか。
 本校でもメール等において、友達の間でトラブルが発生し、悩んだ生徒もいます。今回、携帯電話が場合によっては、人を傷つけてしまう道具になりかねないことを改めて学びました。従来からある本校の携帯電話に関する約束事「友達同士の午後9時以降の電話・メールはしない」を守ることをいっそう徹底していきます。

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【一宮・丹陽中】インターネットの危険性

 インターネットはとても便利であり、我々の日常生活にも大きな影響を与えている。生徒たちも、Webページの閲覧だけでなく、メールのやりとり・音楽のダウンロード・ネットゲーム等々、日常的にインターネットを利用している。しかし、簡単に利用できる半面、インターネットを安易に利用していると自分で解決できない大きな問題に発展することもある。
 そこで、便利なインターネットも利用方法を誤るとトラブルに巻き込まれることを実感させるために、「情報モラル研修教材:独立行政法人教員研修センター(http://www.cec.or.jp/books/moral/index.htm)」の「体験から学ぶ」を使って、インターネットを使用することによって起こる問題を疑似体験させた。また、その疑似体験の後で同教材の「事例から学ぶ」を使って似た事例やその問題点を確認し、トラブルに巻き込まれないための対処法を考えさせた。
 学習後に生徒からは、「気軽に個人情報を入力してはいけないことがわかった。」「今回学んだことは、今まで何も考えずに使用していた。これからは気をつけてインターネットを使用したい。」という声が聞かれた。
 今後も情報モラルに関する学習を深め、よりよい活用法やトラブルから身を守る方法を身につけさせていきたいと考えている。また、今回は、被害者側の学習であったが、自分が加害者になることもあるという視点での学習も進めていきたいと思う。
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【犬山・楽田小】「情報を正しく利用しよう」

 コンピュータやインターネットの利用が当たり前のようになった昨今、子どのたちも、当然、コンピュータを利用している。そして、インターネットを利用して様々な情報を得ているのも事実である。だが、子どもたちは、それらの情報がすべて正しいと思っているのかどうか、疑問に感じていた。
 そんな折、この夏、犬山市では、市全体でコンピュータシステム変更が在り、本校にも「あんしん・あんぜん情報モラル」のソフトが取り入れられた。そこで、本校の4年生では、これを契機に一度情報モラルについて、改めて考えようということになった。
 授業では、「あんしん・あんぜん情報モラル」のソフトの中から、まず「その情報、本当かな?」というビデオを選び、授業に取り入れ、学習を進めていくことにした。
 授業では、子どもたちのインターネットの利用のようすを聞くとともに、その情報は全て正しいと思うか尋ねた。すると、正しいと思っていると答える児童が多かった。そこで、「その情報、本当かな?」のビデオを見せた。そして、「正しくない情報にはどんなものがあるか」を考えさせ、「間違った情報には、どんな問題点があるか」について考えさせた。子どもたちは、ビデオの話をもとに、「うその情報だったら、だまされることになる。」「いやな思いをする。」「パニックになる。」などと答えていた。そして、情報の内容によっては、人を傷つけることになることまで学習をすすめることができた。
 さらに、正しいかどうかをどうやって判断するかを考えた。ビデオを見ながら、「他のインターネットの情報と比較する」「テレビや新聞など、他の情報で確かめる」ことを学習し、最後に、最終的に、自分ひとりで判断しないで、家の人に確かめることを確認した。
 コンピュータの利用やインターネットで情報を得ることは、便利であることは否定できない。しかし、時には大きな落とし穴があり、危険と隣り合わせになっていることを、これからも、機会あるごとに伝えていかなくてはいけないと思っている。

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【瀬戸・光陵中】技術の授業で情報モラル教育を実施しました

 瀬戸市立光陵中学校では、3年生の技術科の授業で情報モラル教育を実施しました。携帯電話やパソコンでの迷惑メールの種類、出会い系サイトの怖さなど、様々な事件に巻き込まれないために心がけることを学習しました。

<生徒の感想>
・「犯罪になるとは思えないことまで、犯罪になっていたので、びっくりした。携帯電話やパソコンにも、たくさんの注意が必要だということを理解することができました。使うときには、注意して使いたいと思います。」
・「携帯電話は、とても便利なものだけど、危険なものだということが分かりました。私は、まだ携帯を持っていないけれど、持った時は、安全に携帯電話を使いたいと思いました。」

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【半田・宮池小】小学生のためのネット社会の歩き方

 『小学生のためのネット社会の歩き方』という題材で、教育情報化コーディネーターである長尾幸彦さんをお招きし、5・6年生全クラスを対象に情報モラル出前講座を実施しました。
 ネット社会は便利で、それ自体を活用することは悪いことではない。大切なことは、「正しい判断ができ、それにもとづいて正しい使い方ができることである。」という内容をわかりやすく教えていただきました。
 「ネットで傷つけるって何?」という内容では、 
・ ひどいことを書いたり書かれたりして心が傷つく
・ だまされたりおどされたりしてお金をとられる
・ 直接出会って被害にあう
という3点を中心にお話をしていただきました。
 最近は詐欺グループが未熟な消費者である小学生をターゲットにした事件が増えてきているということやいじめにつながる書き込みをしないということを学びました。またチェーンメールのこわさやプロフで注意をすることなど、実際にあった事例をもとに講師の先生と一緒に考えました。情報モラルについて、小学生のうちから身につけないといけない大切なことを学ぶ、よい機会となりました。

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【豊田・高岡中】「失ったものは取り戻せない」

 10月7日(金)の前期最終日に中学3年生を対象にNTTドコモのインストラクター(2名)を招いて、「ケータイ安全教室」を学年集会の形式で実施した。
 チェーンメールやゲームサイトからの架空請求といった身近なものから、大人も気を付けなくていけないようなブログや日記公開による個人特定の問題に至るまで、どれも、フィクションドラマの動画を交えて分かりやすく説明していただいた。
 これらの事例で共通して言えることは、以下の点である。
・失ったもの(友達・時間・お金・自分自身など)は取り戻せないこと
・「無料」や「人の弱みに付け込む言葉」「優しい言葉」ほど怖いこと
・顔が見えない世界だからこそ起きる「なりすまし」に気をつけること
・犯罪の手口は日々進化しており、新しい手口を知っておかなくてはいけないこと
・ネット犯罪に対する法律も新しくなっており、最新の情報を入手しておくこと
 生徒も「自分がやっている携帯ゲームのサイトは無料だからと思っていたけど、そこに落とし穴があることが分かった」「メールの返信が大変だったけど、メールは送り手が自分のペースで勝手に送るものなのだから、5分以内に返信するような必要がないことが分かりほっとした」といった、自分の行動を振り返る感想が相次いだ。それだけ携帯が身近で便利であるが故に危険も大きいことが分かったようである。
 この教室の内容を「学校便り」や「学年だより」「ホームページ」でも紹介し、最も大切である家庭での協力を依頼した。

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【豊田・大畑小】「ネットの正しい使い方」

 本校の4年生児童と話をするなかで、家でインターネットをして、様々なサイトを見ていることが分かった。児童の中には、動画サイトを見ている児童、ひぼう中傷とも取れる書き込みを見ている(見てしまった)児童もいることも分かった。そのような児童の実態を知り、インターネットを中心とした情報モラルの学習を行うことを考えた。
 情報モラルの授業では、情報指導員の方とともに、「ネット社会の歩き方」と題した学習を行った。授業では、児童たちがパソコンを操作しながら、ネット社会の良くない点を見つけるとともに、どうするべきだったかという改善点も話し合った。
 授業では、大きく分けて、(1)ネットで悪口が罪になる、(2)肖像権について、(3)コピーしてもいいの?の3つのテーマについて学習した。
 (1)については、ブログに悪口を書いてしまった例をもとにした。改善点として、悪口やでたらめをネットに書かないことや、自分自身の情報を教えないことが挙げられた。その際には、個人情報にはどんなものがあるのかも考え、ネットだけでなく、電話や道端などで聞かれた際にも、簡単に個人情報を教えてはいけないことを学んだ。
 (2)では勝手に写真を撮って、勝手にブログなどに載せてはいけないことや、アイドルなどの写真を勝手に掲載してはいけないことを学習した。
 (3)では、著作権という4年生にしては難しい言葉について学んだが、どの児童も人の作ったものを、勝手に引用することはよくないと理解を示していた。
 授業を通して驚いたことは、児童たちがこちらが思っている以上に、インターネット
に親しんでいるということである。授業の中で、ブログやネットでの書き込みを見たことあると手を挙げた児童が、半数以上いた。
 児童たちが親しんでいるインターネットは、便利さや楽しさとともに、危険性も併せ持っている。しかし、授業中に児童たちが何度も、「そうなんだぁ。」と感心していたように、知識は豊富ではない。正しい知識を持って、正しく活用できるノウハウを身につけるためにも、大切なことを今後も指導していきたいと痛感した。

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【豊田・堤小】 「インターネット&オンラインゲームを正しく理解する」

 小学校5年生を対象に、オンラインゲームのサービスを運営する企業の提供ソフト「インターネット&オンラインゲームを正しく理解する」を利用して、情報モラル教育を実施した。
 授業では、児童がまずインターネットの仕組みについて理解したうえで、提供されるサービスの1つとして、オンラインゲームがあることを学ぶ。そして、オンラインゲームは他のゲーム機と違って、インターネットを通じて情報社会とつながり、見知らぬ人とのかかわりが生まれてくることを知る。さらに、オンラインゲームで使用するパスワードとIDの重要性とその取り扱いに気をつけないと犯罪にも巻き込まれてしまうことを学習し、パスワードの管理方法についても学んだ。

<児童の感想より> 
・オンラインゲームの危険性についてよくわかりました。これからは、気をつけてインターネットを使っていきたいです。
・IDとパスワードの大切さがよくわかりました。使う時は、人に知られないようにしたいです。
・自分は、IDやパスワードを持っているから、わかりにくいものに変えたいと思います。

 児童によりインターネットに接する頻度は異なるが、今まで何気なく使ってきたインターネットの危険性と安全な使い方を知るよい機会になった。今後も情報社会に生きていく児童に、正しい情報モラルを身につけていけるように実態に応じた指導をしていきたい。
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【安城・三河安城小】こんなメールを受信したら

 5年生になると携帯電話を持ったり、家庭のパソコンでインターネットを使ったりする児童が増えてくる。そこで、「チェーンメール」の学習をした。参考資料として、校内のパソコンにインストールされている「ジャストスマイル」の指導案とワークシートを活用した。

〔授業の実践〕
 2つのチェーンメールを児童のパソコンに送信して読ませた。そして、ワークシートにそのメールを転送するかしないかと、その理由を記入させた。次に、ワークシートに書いた内容を発表させ、話し合いをした。「送らないと不安になる」「うその内容かもしれないから送ってはいけない」など、始めは2つの意見に別れた。その後、チェーンメールの目的や問題点について説明し、決して送ってはいけないことを指導した。また、今までに実際にあった、チェーンメールによる被害事例も紹介した。

〔児童の感想〕
 児童のふりかえりには、「チェーンメールがどういうものか分かった。もし送られたら、親に相談する。」「他人を不安にさせて面白がるなんて許せない。」「メールにはいろいろなものがあり、注意しなければいけないことが分かった。」など、チェーンメールは送ってはいけないことを知り、メールを扱うときに注意しなければならないことに気づくことができた。

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【岡崎・広幡小】ネットモラル集会

 本校では、子どもたちがインターネットを利用するにあたり、その問題点を知ったり、マナーについて考えたりして、正しく安全なネットの使い方ができるように、高学年を対象に『ネットモラル集会』を開いた。
 まず、本校におけるインターネットの利用率を提示して、ネットが身近にあることを感じさせ、実際に起こっているトラブルの例をもとに、使い方について考えさせた。次に、体育館のスクリーンでネットモラルビデオ教材「ネットいじめ」を鑑賞した。ネット上に書きこまれる言葉のちょっとしたすれちがいから起こるいじめという、実際に身近で起こりそうな問題を取り上げた。子どもたちにはトラブルの原因を考えさせ、そうした問題を起こさないためにどうしたらよかったのかを説明した。
 集会後、1週間は、毎日のお昼の放送を使って、ネットモラルビデオを毎日放映した。継続してビデオを流し続けることで、子どもたちにネットトラブルが身近にあるという意識を定着させることができた。

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【豊川・一宮南部小】インターネット上でのマナー、ネチケットを学ぼう

 3年生の児童21名に「インターネットを使ったことがあるか」と聞くと、18名の子が「使ったことがある」と答えた。子どもたちにとってインターネットは身近なものになっている。そこで、インターネット上でのマナーであるネチケットを教える必要があると考えた。本授業は、3年生という発達段階を考え、「ネチケットを学ぼう(http://www.disney.co.jp/netiquette/)というディズニーの教育用HPを使い、初歩的なことを扱うことにした。
 まず、子どもたちに「インターネットは便利か」と聞くと、全員が便利だと答えた。次に「インターネットは安全か」と聞くと、半数が手を挙げた。上手に使えば便利なものだが、使い方を誤ると大変なことになることを教えた。インターネットにはマナーがあり、ネチケットと呼ぶことを教え、コンピュータを使わせた。子どもたちは、友達と相談しながら学習を進めていった。この授業で子どもたちは、次のような感想をもった。
・パソコンには、ルールがあります。知らない人から(メールが)きたのは、見なくて消した方がいいとわかりました。
・電話番号とか住所を教えたら知らない人が来るかもしれないからだめだと思いました。知らない人から変なもの(メール)がきてもあけないっていうことを知りました。
・今日、インターネットをやりました。ぼくはあまりやったことがないので、どんなものかなと思いました。インターネットでやってはいけないことを学びました。ぼくは、インターネットは楽しいと思っていたけど、やり方次第でいけないことになってしまうんだなと思いました。

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【一宮・千秋小】ケータイやネットの危険性について考えよう

 本校では、総合的な学習の時間に情報モラル教育を行っています。今回は、6年生を対象に携帯電話に関する問題やインターネット上の悪質なサイトでの被害を未然に防ぐための指導を行いました。子どもたちに聞いたところ、半数近くの子どもが自分または家庭の携帯電話を使ってメールをした経験があると答えました。また、自宅で子どもだけでパソコンを使う機会も増えているようです。
 まず、「インターネットでおこづかいが当たる」で、仮想ケータイメールにかかったアンケートに、気軽に名前や住所、電話番号などの個人情報を書き込んでしまって、その後、高額請求されてしまう体験をしました。
 次に「ネット社会の歩き方」のサイトを活用し、チェーンメールの対処法について学習したり、友達同士のメールのやり取りをする時のマナーなどについても話し合ったりしました。
 子どもたちは、「チェーンメールがきたら、あわてて返事を出さずに、親に相談する。」「メールは顔が見えないので、直接話すよりも相手を傷つけてしまう。メールの内容に気をつけたい。」などとお互いに気をつけるべきことを発表し合い、学習内容を深めることができました。

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【知立・竜北中】ケータイの使い方等を学びました

 竜北中学校では、毎年、生徒・保護者を対象にしたケータイ教室を実施しています。今年度は、KDDI株式会社から講師をお招きし、ケータイ教室「安心・安全講座」を行いました。
 ケータイは非常に便利ではありますが、メールやインターネットを通じてトラブルに巻き込まれるというデメリットもあります。「ブログなどによる書き込み」によって、生徒同士の人間関係がもつれてしまうことも時にあります。ケータイによるトラブルやその防御方法をよく理解し、正しく賢い利用方法を学ばなくてはなりません。
 今回のケータイ教室「安心・安全講座」では、メールによるトラブル、サイトへの会員登録等による個人情報の流出、ブログやプロフなどネットへの書き込みによるトラブルについて、VTRやスライドを用いて分かりやすく説明していただきました。ケータイの使い方や責任の重さについて、学ぶいい機会となりました。
 生徒は、「便利なケータイを利用する上で、どんなことが危険なのか。どうしたらトラブルに巻き込まれないのかが、分かりました。」という感想を書くなど、安全な使い方等を学びました。その一方で、「世の中には、こんなことをする人がいるとは、知りませんでした。」、「携帯だけでなく、パソコンも安全ではないと思いました。だから、携帯電話とパソコン両方を注意していかなければいけないと思いました。」とケータイに潜んでいる恐ろしさを感じ、ケータイの使い方に気をつけていこうと意識を高めている生徒が多かったです。

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【弥富・白鳥小】電子掲示板の使い方を学ぼう

 本校では、9月30日に5年生竹組が情報モラルの学習に取り組んだ。個人で携帯電話を持っている児童は約2割であるが、授業でインターネットを利用するので、インターネット上のコミュニケーションについて学習する必要があると感じたからである。
 情報モラル教材「春野家ケータイ物語」から『立ち向かえ!ひきょうな書き込み深まるキズナ』を使用し、学校裏サイトを例に取り上げて「発信してはいけない内容・発信してよい内容」について考えさせた。
 学校裏サイトを初めて知る児童も多かったが、授業後の感想には「相手の気持ちを考える」「自分の発信に責任をもつ」「一人で悩まずに周りに相談する」「正しく使って楽しく遊ぶ」という内容が多く、電子掲示板の利用について正しい知識を身に付けさせることができた。また、物語の主人公が同じ裏サイト上で仲間に援護されている場面についての「仲間が優しい」「やっぱり仲間が大切」「仲間がいじめられていたら助ける」という感想もあり、友情について考える時間にもすることができた。

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県教委