携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【西尾・一色中】身近にある危険性や危険回避の方法を学ぼう

 一色中学校では、3学期に2年生の技術の時間を利用して、情報モラルの授業を行っています。生徒の中には、実際にブログを書き、プロフィールの欄に生年月日など個人情報を載せ、本人の顔がはっきりわかる写真を使っている者が多くいます。そういった生徒に、身近にある危険性を自覚してほしいと願い、毎年行っています。
 また、インターネットサイト『情報モラルを学ぼう(http://www.wmc.gr.jp/security/)』を活用して、ネット詐欺やコンピュータウィルスなどを疑似体験することで、危険性を学ぶ試みもしています。授業後、生徒の感想には「一歩間違えると大変なことになるので、これから気をつけて使って生きたいです。」というものがありました。
 全校での取り組みとしては、6月20日に全校生徒・職員を対象に、「ネットトラブル防止教室」を開催しました。今年は、NTTドコモから2名の方を講師に迎え、情報社会で安全に生活するための危険回避方法やセキュリティの知識・技術、健康への意識を高めることを中心に話をしていただきました。

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【大口・大口南小】インターネット上の情報との上手なつき合い方

 情報モラル教育を実践する前に、学級で携帯電話やパソコンなどの情報ツールの利用状況についてアンケートを実施した。集計結果は以下のようになった(5年生1学級24名で実施)。

・自分の携帯電話を持っている
  はい(1人、4%) いいえ(24人、96%)
・児童が家庭でパソコンを利用するか
  はい(18人、75%) いいえ(6人、25%)
・子供だけで家庭のパソコンを利用するか
(家庭でパソコンを利用する児童のみの回答)
  はい(7人、39%) いいえ(11人、61%)
・子供だけでインターネットを利用する場合の利用目的(複数回答可)
  ニュースを見る(2人) 検索(4人) チャット(2人)

 その他、インターネットを利用することの問題点について知っていることを記入させたところ、「間違った情報がある」、「不当な請求をされることがある」、「個人情報が流出する」、「危険なサイトがる」、「危険な人にかかわってしまうことがある」、「ブログなどで誹謗・中傷されることがある」などの回答があった。
 
 アンケート結果から、携帯電話の所有率が低い反面、家庭で子供だけでパソコンを利用する率が高いことが分かった。また、インターネットの利用上の危険性についての知識がある児童もいたが、ほとんどの児童はその危険性について知らないまま利用していることが分かり、継続的な情報モラル教育の必要性を感じた。
 本時の授業では、DVDを使い「インターネット上の情報との上手なつき合い方」について学んだ。授業後には、「インターネット上の情報がいつも正しいとはかぎらないということを知り驚いた」という児童の感想が多く見られた。今後も、教科の調べ学習などを通して、インターネット上の情報を有効活用していけるような指導を継続していきたい。

【大口・大口南小】資料1
【大口・大口南小】資料2 
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【新城・東郷中】『インターネットを通じた人との関わり』

 本校では、道徳や学活の時間に、各学年の実態に応じて、情報モラルの学習に取り組んでいます。
 11月の授業公開時に、1年生では、『インターネットを通じた人との関わり』をテーマに保護者と一緒に考えました。最近は、自宅でコンピュータを利用する生徒が多く、掲示板、チャット等も日常的なものとなっている生徒もいます。授業では、ゲームサイトの利用から起きる架空請求や、掲示板を通じた友達とのトラブルについて、自作教材を活用して考える機会にしました。
 また、本校では、年に3回インターネットや携帯電話を中心とする情報機器の利用に関するアンケートを行っています。そのアンケートを通じて、生徒たちは、常に新しいコミュニケーションツールに興味をもち使用していること、またその利用が急激にひろがっていることがわかってきました。大人がその流れについていくことは、難しいですが、アンテナを高くしていきたいと考えています。それ以上に、生徒と話したり、活動する場面を多くして、生徒の変化を感じとれるようにしたいと思います。

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【蟹江・蟹江小】「けいたい電話をなくしたら・・・」

 3年生は、習い事を始めるなどの理由から、自分の携帯電話を持つ子が少しずつ出てきています。また、子どもたちに聞いてみると、携帯電話を使ったことがないという子はおらず、電話やメール、写真、動画、インターネットなど、いずれかは使ったことがあるという実態がありました。しかし、「写真を撮るのが楽しい」「友達とメールを交換するのがおもしろい」といったように、おもちゃ感覚で触れている様子も見られました。
 そこで、「ネット社会の歩き方(http://www.cec.or.jp/net-walk/index.html)」のアニメーションを活用し、「携帯電話をなくしたらどうなるか」ということを考える中で、「携帯電話は個人情報が詰まっており、悪用されることもあるので、使い方に気をつけないといけない」ということを感じさせようと考え、授業を行いました。
 子どもたちは、「携帯電話をなくすと電話ができない」「メールができない」「家族に叱られる」といったように、自分の生活に不都合になるという意見でしたが、「知らない人に電話を使われる」「知り合いに嫌がらせの電話やメールをされる」「なりすまされて携帯電話に登録してある知り合いや親戚が困ることになる」と、周りの人たちにも迷惑がかかるといったように、意見が深まっていきました。
 そして、携帯電話の使い方について、なくさないよう管理をしっかりすることはもちろん、「必要のない情報は入れない」「むやみに写真やビデオなどを撮らない」「人に借さない」といった使い方についても学習することができました。今回の学習を生かして、実際に自分が携帯電話を使う際に、よりよい使い方ができるようになればと思います。

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【春日井・中央台小】人権週間に全校で情報モラルについて学習しました

 本年度は、人権週間(12月4日〜10日)に全校で情報モラルについて取り組みました。学年の実態に応じた指導を心がけ、おもに「Netモラル」を活用して、携帯電話やインターネットなどの正しい使い方について考えさせました。コンピュータ室で個々が学習を進めていく学年もあれば、教室の大型プラズマTVで話し合いを中心に認識を深めていく学年もありました。下に学習した一例を記します。
 なお、この学習した事柄は、事前・事後において学年通信等で各家庭に周知し、保護者の協力を求めました。学校だけでなく、家庭や地域の協力が不可欠であるからです。今回の指導をきっかけに、折あるたびに指導を重ねていきたいと思います。

【学習課題】
1 不適切なWebに遭遇したときの対処法
2 ケータイと私たちの生活
3 ネット上にある”キケン”
4 文字だけで思いを伝える難しさ
5 掲示板を使うときに気をつけること
6 チェーンメールへの対処
7 写真と肖像権
8 著作物の利用
9 架空請求と不当請求

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【岡崎・美川中】人権啓発ビデオを利用した学習

 本校では、12月上旬に「インターネットの向こう側」という人権侵害をテーマにした人権啓発ビデオを視聴し、ネット社会の落とし穴や注意しなければならない点について話し合う授業を行った。生徒たちにとって身近な携帯電話やインターネットでのちょっとした誹謗中傷や個人情報の掲載が、人間関係の大きなトラブルとなり、自分や相手を追いつめていくことなどを学んだ。
 生徒たちの感想からは、「便利な手段だからこそ、気を付けなければいけないことが多いと思った」、「ネットの怖さをきちんと理解して利用しないといけない」、「自分の考えが甘かったところもあるので、注意していきたい」などの意見が見られ、生徒の意識が一段と高まったと感じられた。
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【稲沢・稲沢西小】「個人情報を守るために」

 1月17日に、5年生の児童(35名)を対象に、「情報モラル教育推進の手引」を活用して、「個人情報の公開」についての授業を行いました。
 授業の最初に、ネットワークの仕組みや掲示板について説明しました。その後「えっ!どうしよう!」という話に沿って、主人公の気持ちに寄り添いながら、インターネットの魅力や危険性について考えさせました。
 多くの児童は当初、「掲示板で交流している相手(しゅんさん)は、どこの誰か分からない」ということや、「掲示板に個人情報を載せてはいけない」ということを分かっていました。しかし、掲示板を通してやっと気の合う話し相手ができたという主人公の気持ちを考えさせると、途端に「しゅんさん」が信頼できる人のように感じ、何とかして「しゅんさん」にだけ個人情報を教える方法はないか考えはじめました。掲示板に個人情報を書き込むことの危険性を知識としてもっていても、心に不安を抱えていたり、言葉巧みに語りかけられたりすると、危険性があるという認識もついどこかへいってしまうことがよく分かりました。
 情報モラル教育を継続的に行うことで、情報モラルに関する知識を確固たるものにして、「分かっているのに」「つい」といった判断の誤りを、自分で修正していけるようにする必要があると実感しました。
 最後に、「インターネットで知らない人と交流するとき、どんなことに気を付けたらよいでしょう」という問いかけをしたところ、「家の人に相談してからやる」「仲良くなっても、個人情報を教えない」という意見が出ました。
 今後もインターネットの光と闇の両面に焦点を当てながら、児童が安全に留意しながら、インターネットを活用できるようにしていきたいと思います。

【稲沢・稲沢西小】資料
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【北名古屋・熊野中】携帯安全教室・技術科の授業

本校は、情報モラル教育について、今年度以下の事柄を実施した。

1.携帯安全教室
 12月5日に、1年生を対象に携帯安全教室を開いた。今回は、総務省e‐ネットキャラバンの講師を招き、DVDの映像を交えながら講義をしていただいた。生徒はDVDの映像を興味深く視聴しながら、携帯電話の危険性について学ぶことができた。

2.技術科の授業
 11月〜12月に技術科で、3年生が情報モラルに関する授業を行った。これは、教科書の「情報通信ネットワークの利用」という単元中の「4 情報伝達の安全性とマナーを考えよう」という授業で、授業の最後にはチェックシートを利用し、生徒が自己チェックを行った。
 生徒は、教師の話を真剣に聞きながらノートをまとめ、チェックシートの記入をしながら、「この前、こういうことがあったよ。」「えっ、これってだめなんだね。知らなかった。」などとお互いに話をしていた。

3.その他
 上記のほかにも、生徒たちの間でアドレス交換が流行る年度初めの時期やチェーンメールなどの携帯電話にまつわるトラブルなどが発生した場合には、各学年、クラスで啓発と適切な対処法について話をしている。

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【東海・加木屋小】5年生の情報モラル授業

 愛知県警の方を招き、5年生の児童を対象に情報モラルの授業を行いました。教室にある大型テレビを使い、インターネットの危険性について学習しました。
 まず、使ったことのある児童も多いネットゲームの危険性について話を聞きました。IDやパスワードの意味やその使い方などの話を聞いた後、実際に起こった小中学生の事件について話し合いました。他人のパスワードを勝手に使い、ゲーム上のアイテムを盗んだ子どもが逮捕されるという事例を聞き「怖いなぁ。」「パスワードは他人に教えてはいけない。」という意見が出ました。
 つぎに、著作権の話を聞きました。漫画やCDなどを安易にインターネットに投稿するのは、犯罪になるということを知りました。インターネットで動画などを視聴している児童は、初めてそのことを知りとても驚いていました。
 授業でインターネットやICT機器を使う機会が多くなり、児童の中に便利なものだという意識は十分にできてきています。しかし、犯罪に巻き込まれる危険があることや、自分も罪を犯してしまう可能性があるということを知り、今後も継続的に伝えていきたいと思いました。

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【尾張旭・旭丘小】親子で考えるインターネット安心安全講座

 本校では、インターネットの危険性について、親子で考えてもらおうと、毎年学校公開で、インターネット安心安全講座を開いています。今年度も、愛知県警察サイバー対策室から講師を招き、6年生の児童と保護者を対象に、携帯電話やインターネットの安心な利用についての学習会を開きました。
 オンラインゲームやブログ、掲示板、メールについて具体的に気をつけることや、してはいけないことを話していただきました。インターネットや携帯電話の使用について、一番大事なことは、親子で十分話し合うことや、困ったことがあったら必ず大人に相談することだと教えていただきました。
 今後も、子どもたちの安全のために、情報モラルについて、保護者によびかけるとともに、学校でも学習を充実させます。
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【田原・田原南部小】パソコンで「情報モラル」について学びました(3年生)

 田原南部小学校では、3年生の「道徳の時間」に田原市教育委員会学校間ネットワークにある「Netモラル」という教材を活用して、情報モラルについての学習をしました。
 はじめに電子黒板を使って、「Netモラル」内にあるいろいろな教材の紹介をしました。その中の「シュミレーション」ができるソフトを紹介して、その使い方を説明しました。子どもたちは、「ゲームができる」と思い、喜んでそれぞれのパソコンで始めました。しかし、例えば携帯電話からの「無料ゲームソフト」のダウンロードでは、「請求額45,000円」などという内容が送られてきて、子どもたちも「えぇ,ただじゃないの?」と驚いていました。
 その後、子どもたちには「Netモラル」の中のアニメーション番組やその他のシュミレーションソフトを各自で選んで視聴させて、情報モラルについての理解を深めました。そして、ネット社会は便利な反面、“怖さ”もいっぱい潜んでいることを学ぶことができました。

【授業後の子どもの感想】
 今日の4時間目に,コンピューター室に行って動画を見ました。それは,インターネットやケイタイのこわいところ,いじめなどのことをやりました。その動画を見て,サイトやケイタイのこわさを知りました。私も,人の気持ちをよく考えて行動しようと思いました。              
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【東浦・北部中】携帯電話の正しい使い方・著作権・個人情報などについて

 東浦町立北部中学校では、毎年入学してくる生徒を対象に愛知県警の方を招いて、「携帯電話の正しい使い方」について親子で話を聞いている。
 それに加えて今年度は、3年生の技術・家庭科の授業で、財団法人コンピュータ教育開発センター(CEC)の「ネット社会の歩き方」、総務省「国民のための情報セキュリティーサイト」などのサイトを利用して「情報モラル」について学習した。生徒ぞれぞれが、興味・関心に応じて「著作権」、「個人情報保護」、「ネット詐欺に注意」など様々なテーマを設定した。調べた内容をレポートにまとめ、発表会を行い、情報の共有化を図った。生徒にとって、パソコンや情報端末が身近になってきているため、興味をもって発表を聞く様子が印象的であった。
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【大府・共長小】携帯電話の使い方についての学習をしました

 6年生を対象に、NTTドコモの視聴覚教材「ケータイ安全教室」を用いて、携帯電話の使い方についての学習をしました。近年、小学校でも携帯電話を所持する児童が増えてきています。今のところ大きな本校ではトラブルはありませんが、一歩間違えば被害者にも加害者にもなりかねません。そこで、以下を狙いとして学習を進めました。
(1)携帯電話のルールやマナーについて理解を深めること
(2)携帯電話に潜むリスクについて知ること
(3)携帯電話にかかわる犯罪やトラブルに巻き込まれないための方法を知ること
 まず、携帯電話の使用状況についてアンケートを取ると、以下のような結果になりました。
 Q1.携帯電話を所持している
  はい・・・31%
  いいえ・・69%
 Q2.携帯電話をどのようなときに使うか
  通話、メール、インターネット(ニュース、天気予報、電車の時刻調べ)
  写真、ゲーム、音楽ダウンロード、テレビ、目覚まし
 
 授業は、勝手に写真をとっていいのか、違法サイトから音楽をダウンロードしていいのか、回ってきたメールを人に送ってもいいのかといった具体的な事例を用いて、携帯電話使用のルールやマナー、場合によっては違法行為になることを指導しました。また、個人情報の公開や知らない人への返信、「なりすまし」の具体例などの犯罪やトラブルに巻き込まれる事例を紹介し、その危険性を理解させました。はじめは自分とは無関係のことだと思っていた子どもたちも、自分もリスクと隣合わせにいることに気付いたようでした。
 子どもたちからは、「基本的なことだけど、どれも大切なことだと思う。」という感想も出され、携帯電話について再認識する時間になりました。

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【新城・鳳来中】「バーチャル社会のおそろしさ」

 パソコンや携帯電話は便利なツールであるが、中学生が使用する場合、ブログでの中傷、情報漏えい、出会い系サイトへの接続など、様々な問題の発生が危惧される。本校では、生徒がこうした問題の被害者、加害者にならないように、保護者と連携して、「情報モラル教室」を開催している。
 本年度は7月13日に、新城市まちなみ情報センター館長の藤本忍氏を講師として、PTA生徒育成委員会が中心となって、「情報モラル教室」を開催した。今回、藤本氏に講師をお願いしたのは、ご自身がバーチャル社会にのめりこみ、ひきこもり生活を送った経験をお持ちだからである。身近な事例をもとに、バーチャル世界の怖さ、インターネット社会に潜む危険について、全校生徒、保護者にわかりやすく語っていただいた。以下はその感想である。
<生徒の感想>
・僕は小学校の時にゲームしかやらなかったことがあったけど、そういう時に母や父が怒ってくれました。うるさいと思ったけれど幸せだったんだなあと思いました。
・「インターネットにのめりこみすぎると、現実の世界では、お金、人望、仕事が無くなる」
 と教えてくれました。自分で時間を厳しく決めてやれるようにしたいと思いました。
・電話での話は自分と相手しか聞けないけれど、インターネットは1対多数です。そのことを頭においてパソコンを利用したいです。
・私は「無料」というゲームに弱いので、インターネットに入ってゲームをしたらお金をとられていたことがありました。むやみにやったら大変なことになることが分かりました。
・ウェブサイトで知り合った友達に「何歳?」「何市?」と聞かれて思わず答えてしまったことがあります。今考えたら悪い人かもしれないから気をつけた方がよかったと後悔しています。
<保護者の感想>
 ブログやツイッターなどを書くのは自由ですが、世界に見られていることを自覚することが大切です。藤本さんはネット社会を生き抜くための「3つのチカラ」として、次の能力を示されました。
 1 検索力−ほしい情報を探し出せるか
 2 判断力−本当とうその情報を見極められるか
 3 想像力−無料ゲームの配信会社はどうやって利益を出しているか
 最後に一番大切なのは健全な親子関係であると語られました。
 ご自身の体験談を交えた大変興味深いお話でした。

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【新城・新城小】インターネットの6つの約束(情報モラル教室)

 6年生が1月に、愛知県警察本部の生活安全部の方をお招きして、「インターネットの6つの約束」についてお話をしていただきました。その中で、インターネット等により、情報が簡単に入手できる環境の中で、それを正しく活用する方法や、著作権・知的財産権についての学習をしました。教材のDVDやプレゼンテーションといった、分かりやすい説明をしていただき、児童もより安全な情報の活用の仕方を学ぶことができました。
 <児童の感想>
・わたしがこわいと思ったことは、悪口を書かれることです。そんなことをされたらと考えると、とても不安です。わたしは絶対にそんなことがしません。
・はじめは「わたしには関係ない」と思っていたけれど、話を聞いているうちに、身近なところにたくさんの危険があることを知りました。
・家の人から「個人情報をインターネットに書いたり、人に言ったりしてはいけない」と言われていたけど、どうしてなのかが、今日のお話でよくわかりました。
・インターネットは簡単に知りたいことが分かるので便利だと思います。でも、使い方をまちがえると、大変なことになることがよくわかりました。
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【刈谷・衣浦小】情報モラルを浸透させるために

 本校6年生は、40%近くの子が自分の携帯電話を持ち、インターネットをする子も多い状況にあります。それだけに、家族で携帯電話の使い方や料金のことについて、家族で話し合いをする家庭も多いようです。しかし、現実の世の中で起きているトラブルや事件については、よく知らない子がほとんどです。
 卒業を前に、6年生を対象にして、情報モラルについての学年授業を行いました。
ケータイ安全教室映像教材によって、携帯電話をこれから持ったり、持ち始めたりした子どもたちに、使用する上での基本的なルールやマナー、問題点およびその対処法などについて学ばせました。また、実際に起きたチェーンメールやチャットでのトラブルの話も教師が紹介し、「危険な情報に近づかない」「興味本位で試すことをしない」「自分だけで悩まない」などの呼びかけを再度確認しました。
 中学校に入ると、子どもたちの交友範囲も格段に広がります。また、興味を抱く範囲もどんどん広がっていきます。この時期の授業は、子どもたちの気持ちの引き締めにもなりました。
 また、逆に自分が知らないうちに加害者にならないための情報モラルについても勉強しました。情報化社会で生きていくためには、子供だけでなく、大人が知らなければならないこともたくさんあります。今後も家庭と連携しながら、情報モラルの浸透・向上を目指していきます。
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【岡崎・福岡中】パソコンや携帯電話の正しい使用法について学習しました

 近年、携帯電話やパソコンでの被害報告が増えてきています。その被害者、加害者双方に、中学生も多く含まれているということを知り、本学級を対象に「事例で学ぶNetモラル」を使用して、パソコンや携帯電話の正しい使用法について学習しました。
 ビデオで、パソコンを使用中に起こりうる被害を見ていくうちに、最初は「携帯やパソコンは便利だからどんどん使うべき」と口にしていた生徒達の表情が、どんどんと真剣なものに変わっていきました。特に、チャットやプロフ、無料ゲームサイトなど、現在興味をもっている内容のビデオになったときは、「軽々しく使うと、大変な目に遭うかも知れない」「気付かないうちに、お金を請求されるサイトに移動しちゃうかも知れない」と、慎重な意見をもつように変わっていきました。
 ビデオを見た後は、実際に学校のパソコンを使って、今調べたいことや見たいものを、自由に検索させることにしました。しかし、学校のパソコンはセキュリティが強いため、普段自宅などでは見ることのできるサイトも、ブロックがかかって見ることができません。
 授業後には、「パソコンは便利だけれど、使い方を間違えないようにしたい」という考えをもつ生徒が大半を占めました。

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【安城・作野小】健康被害について考える

1.扱った情報モラルの内容と参考にした資料
 長時間のゲームは、心身の健康に悪影響をもたらすことを理解させるために、「事例で学ぶ Netモラル」内の「京都府情報モラル指導資料集 18 どうにもとまらない」を活用し、1年生で授業実践を行った。
2.授業のようすと児童の感想
 本時の導入では、資料を拡大コピーにかけ、児童に読ませた。同サイトに記載されているワークシートを配布し、「ずっとゲームをやり続けると体はどうなるか」を考えさせた。話し合いを行ったところ、児童からは「目が悪くなる。」「気持ち悪くなる。」という意見が多く出た。また、「外で体を動かさないと心の病気になる。」と発表する児童もいた。話し合いの様子からは、多くの児童が長時間のゲームは心身の健康に影響を及ぼすことを理解しているように思われた。
 最後に自己評価を行わせた後、今後、自分がゲームなどをするときには、どのようなことに気をつけるべきなのかを考え、発表させた。発表では、「ゲームをやりすぎると目が悪くなったり、気持ちが悪くなったりするので、ゲームをやる時間を決める。」「部屋の中で1日中ゲームをして過ごすのではなく、ゲームは30分ぐらいにして、あとは友達と外で遊ぶようにする。」などの意見が出た。

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【あま・甚目寺南小】携帯安全教室を行いました

 2月1日(水)の6時間目、5・6年生を対象に携帯安全教室を行いました。携帯電話やインターネットのルールやマナーだけでなく、個人情報の流出やチェーンメールなど、注意すべき点についても、分かりやすく教えていただきました。子どもたちは講師の先生から出される質問やクイズに答えながら、楽しく学習することができました。携帯電話を持っている子も、これから持つ予定の子も、学習したことをしっかりと理解して、今後の生活に生かしてほしいと思います。

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【豊川・金屋中】危険なアクセスを観て

 2学期の期末テストも終わり、クリスマスやお正月といった、楽しいイベントの多い冬休みを目前に、子どもたちは浮き足立ってきました。年賀状の宛名や、メールアドレスを教えあう生徒もよく見かけるようになりました。プロフィールカードとよばれる紙には、氏名や住所、電話番号、携帯電話番号、メールアドレスなど、多くの個人情報が記載されていますが、それらの情報に対する扱い方が非常に無造作であり、電話番号が書かれた紙でさえ、教室に落ちていることが珍しくありません。
 そんな折、12月中旬に1年生を対象として、警察庁情報技術犯罪対策課が監修したDVD「危険なアクセス」を利用して、個人情報の取り扱いやサイバー犯罪への対応について、学習しました。
 はじめに子どもたちは「個人情報とは何か」ということについて、認識することができました。プライバシー情報と混同する部分も多少ありましたが、それらの情報がネットに流れると大変な事件に巻き込まれる可能性があるということを、知ることができました。
 次に「知らない人からのメールには、どのように対応しますか」との問いに、全員の子どもが「無視する」、「見ないで捨てる」等の回答をしており、正確な対応を理解することができていました。
 最後に「インターネットや携帯電話を使う場合、どのようなことに注意しますか」の問いには、「変だと思うサイトにはアクセスしない」「個人情報を漏らさない」「勝手に人のアドレスを教えたりしない」といった、インターネット上のモラルに通じる意見もあり、インターネットの正しい使い方について考えるよい機会になりました。一方「親に言ってから見る」という意見もあり、子どもばかりでなく保護者にも、インターネットに対する正しい知識を持っていただく必要があるという点についても、よい勉強となりました。

【豊川・金屋中】資料
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