ただ今,台風が香港の南を通過しており,強風の中,過ごしています。
以前大雨警報の「あかぐも」を紹介しましたが,今回は台風警報の「シグナル3」が発令されていて,
これは「台風が接近。風速41〜62km/h,瞬間最大風速110km/h。幼稚園は休園。」という意味があるそうです。
現地の幼稚園はちょうど今,卒園シーズンなので,大変みたいです(9月から新年度スタートの幼稚園や小学校が多いです)。
またテレビの片隅に常に表示されていて,一目で分かるようになっています。
広東語が分からない私にとってはありがたいです。
先日社会科でゴミ処理場と浄水場に見学に行ってきました。
こちらはごみ処理の仕方は日本と全く違い,埋め立てる方法をとっています。
だから浄水場も日本と違うのかな?と思っていたのですが,浄水場は日本とほとんど同じでした。
ただ驚いたのは,香港の貯水池にある水だけでは,香港に住んでいる人々の6か月分の水量にしかならないそうです。
そこで,中国本土から水を買い,運んできて浄水場で処理し,各家庭で使われるようにしているそうです。
ろ過装置を洗浄する様子を見せてもらい,ろ過装置の下から空気を送ることで茶色く濁った水を見た子どもたちは「コーヒー牛乳みたい。」「みそ汁みたい。」と大興奮。
その様子をみていた職員の方は「やっぱり日本人だなあ〜。香港人はこれを見て『ミルクティーみたい。』って言うんだよ。でも僕もみそ汁大好きなんだ。」と話してくれました。
ものの例え方も国民性が出るんですね〜。
前回のかんたえQの答えは『コアラ』です。
コアラが木にしがみついているように見えませんか?
どういういきさつでコアラに似せることにしたかは分かりませんが,香港にはオーストラリアの人も住んでいますからね。
私のいる大埔校の先生方も多国籍です。
もちろん日本人学校なので日本人がほとんどですが,他にもカナダ,ニュージーランド,ネパール,インド,イギリス,香港の先生方が図工や英語,水泳を担当してくださっています。
職員室にいるだけで,国際交流できちゃう環境ですね。
日本で見逃した映画「Fireworks From The Heart〜おにいちゃんのハナビ」が公開されていたので,映画館に行ってきました。
昨秋観たい!と思いつつ,6年生の子供たちと親分&わっしーと学習発表会の準備や練習に燃えていて,なかなか時間が取れず,見れずじまいだったこの映画を,
まさか香港で見れるとは思っていなかったので,本当にうれしかったです。
ストーリーと小千谷の綺麗な景色に感動の嵐で涙ボロボロ。
大好きな片貝の花火もしばらく見れないんだなあと覚悟を決めていたのに,映像とはいえ観ることができ,本当に感動しました。
大好きな新潟の風景を見て,パワーをもらったのでした。
このパワーをしっかり目の前の子供たちに還元しようと思います♪
左:浄水場の心臓部,集中制御室
右:国際交流ディレクター野上さんが広東語を日本語に通訳しながら説明してくれて見学することができます(私自身香港で生活するうえでとってもお世話になっている,素敵なアドバイザーさんです☆)。
かんたえ