最新更新日:2024/11/27 | |
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東日本大震災から3か月
東日本大震災から、3か月余りが過ぎました。生徒の日常生活に直接かかわることが少ないためか、話題に上ることがなくなってきたように思います。新聞、テレビ等を見る限り復興に向けてはまだまだ遠い道のりがあることはだれの目にもよくわかります。本当に多くの人たちの日常を、今回の地震と津波が破壊したことがよくわかります。また、福島の原子力発電所の事故の問題は、それに追い打ちをかけるような困難な課題を私たちに示しています。
今回の大震災で、日常の当り前の生活がいかに大切なものであるかに気付かせられた人も多いと思います。また、復旧、復興に向けてあきらめずに真剣に取り組んでいる人々の底力に勇気をもらい、逆に希望をもらっているように感じる時があります。 そうした意味で、逆境に立ち向かい真剣に生きている人々の強さを私たちは生徒に伝えていく必要を感じます。日常の生活に感謝しつつ、より自分を高めていこうとする精神的な強さを生徒に学んでほしいと思います。 半田養護学校の生徒との交流
6月8日、愛知県立半田養護学校の生徒と本校生徒の交流活動を行いました。午前の授業を済ませ、自転車で半田養護学校まで出かけました。途中、安全のため、大野・三和の「子どもを守る会」の皆さんに交通立哨の協力をいただきながら出かけました。交流内容は、お互いの紹介の後、ゲームなどを通して交流を深めるというものです。
この取り組みは、年間3回計画されています。1学期は「出会い交流」、2学期は「ワークワク交流」、3学期は「ふれあい交流」と名付け実施されています。3学期の交流は、半田養護学校の生徒が本校を訪問し交流します。交流を深めるためにも、1年間を通してペアを決め、それを変えずに交流を続けることを大切にしています。 この交流活動は、平成7年度から始まり、今年で17年目となります。今では本校の特色ある教育活動の一つとなっています。 はじめは戸惑いもありますが、名前を覚え、手をつなぎ、一緒に運動やゲーム等をすることを通じてお互いの理解がすすんでいきます。時に大きな声を出す養護学校の生徒もいますが、それがうれしさの表現だと教えられると、本校生徒の接し方に大きな変化が生じます。こうして理解が深まっていくのだと思います。 今年の1年生の生徒の皆さんが、3回の交流を通してどんな成長を見せてくれるか楽しみです。 |
愛知県常滑市立青海中学校
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