携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【津島・蛭間小】4年生 個人情報とパスワードについての学習

 本校では、4年生を対象に個人情報とパスワードに関する情報モラル教育の授業を行いました。授業には、「あんしん・あんぜん情報モラルオンライン(スズキ教育ソフト)」を教材として利用しました。
 「個人情報」については、ねらいを個人情報とはどのようなものかを知ること。また、公開することの危険性に気づき、自分はもちろん他人の個人情報にも慎重に対処する態度を身につけることとして取り組みました。
主人公があやまって友達の顔写真やメールアドレス、電話番号などを掲示板で公開してしまう内容のムービーによる問題提起から、子どもたちはそのあと、どんな被害が予想されるかを考え、発表し合いました。
 個人情報について「むやみに公開してはいけないこと」を学習しました。
 授業参観日に実施したため、保護者の方にも、個人情報についていっしょに考えていただく良い機会となりました。

 また、「パスワード」については、ねらいをパスワードがどういうものかを知ること。また、パスワードの原則を知り、適切な管理をする態度を身につけることとして取り組みました。
 キャッシュカードを手に入れたすりが、ATMでお金を引きだそうとする内容のムービーによる問題提起から、子どもたちはパスワードが他人に知られてしまうとどうなるかを考え、発表し合いました。
 パスワードについて「他人に絶対教えてはいけないこと」、「他人のパスワードをのぞき見してはいけないこと」、「他人が簡単に分かるものにしてはいけないこと」を学習しました。

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【東海・平洲中】保健体育科「休養・睡眠と健康」での情報モラル教育の実践

 本校では,これまで,警察署や地域ライオンズクラブ,あるいはNTTdocomoなどの協力を得て,全校生徒および保護者向けの講演会を開いてきました。今回は,これらのイベント的な内容のみに委ねるのではなく,教科の授業でも取り組めないかと考え,試行した実践について紹介します。
 本実践では,保健体育科の「健康な生活と疾病の予防」の授業において,休養および睡眠と健康について生徒に考えさせました。疲労の原因となる行動について考えさせる中で,コンピュータなど情報機器を使用することによる疲労の現れ方や休憩の取り方など健康とのかかわりについても取りあげました。現代的な課題であるVDT作業について事例を挙げ,学習したことを活用して,心身の疲労の予防や回復の方法について話し合わせました。
 本実践では,事前アンケートにおいて,生徒の平均睡眠時間と睡眠不足を感じるかについて調査を行いました。しかし,情報モラル教育という観点からは,コンピュータ作業や携帯電話・テレビゲームなどの過度の使用と疲労の度合いを調査した資料を用意しておけば,さらに本質にせまる授業展開ができたのではないかと考えます。
 今後も,事前・事後のアンケート調査の内容についてさらに改善し,授業展開の方法を改善しつつ,実践を継続していきたいと考えています。
 なお,本実践につきましては,情報モラル教育に関する調査研究の事業の一環として,12月1日に文部科学省調査官 森良一氏の指導のもとに行ったものです。

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【西尾・西野町小】「ケータイ安全教室」

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 携帯電話は便利であるが、コミュニケーションサイト利用によるトラブル、個人情報の流出、架空請求による被害など、様々な問題も起きている。そこで、携帯電話を利用する上でのマナーやルール、安全な使用方法などを子どもたちが知っておくことで、携帯電話に関わる多くの問題を未然に防ぐことができるのではないかと考えた。
 本学級では子ども27人のうち、9人の子が携帯電話を持っていた。携帯電話を持っている子もまだ持っていない子も携帯電話を安全に使うための方法を知っておく必要があると感じた。そこで、NTTドコモの「ケータイ安全教室」の映像教材を使用し、子どもたちに授業を行った。
 授業後の感想では
「けいたい電話は、楽しいけどあぶないことがわかりました。だからけいたい電話でへんなサイトをひらかないようにします。まだ、けいたい電話は持っていないけど、持ったときは気を付けたいです。」
「わたしは、子ども用のケータイを持っているので、安心ですが、自転車に乗りながらメールをしてしまうので気を付けます。中学生になったらケータイを持つのでへんな人からメールとか電話がこないように気を付けたいです。」
「わたしのけいたい電話はメールしかできなくて電話はできません。だからあぶないメールがきたらむしします。『ふこうになる』というメールがきても信じません。これからもこわいメールがきたら返事を出さないようにします。」と、携帯電話を持っている子も持っていない子も携帯電話の怖さと安全な使い方について理解することができた。

【南知多・日間賀小】3・4・5年生で「情報モラル教育」を行いました

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 南知多町では、情報教育アドバイザーに協力していただいて行う情報の授業の時間があります。そこで、本校の3年生と4年生と5年生を対象にそれぞれ情報モラルについての授業を実施しました。
 まず3年生の授業では、インターネットを利用するときの注意点(個人情報の管理など)について学び、実際に操作をしながら、気をつける点などを話し合いました。また 4年生の授業では、電子メールの使い方を学び、その中でメールの危険性(文字のみのため意図と違って伝わる場合があること、個人情報を書くとすぐに広がること、匿名によるなりすましや詐欺があることなど)について実際に起きた事件を話題に出していただきながら、学習をすることができました。
 5年生ではインターネットの中には間違った情報があることや危険なサイトにつながるリンクがあること、ちょっとしたことで個人情報が簡単に他人に知られてしまうことなどを学習することができました。
 個人でパソコンや携帯電話を使用する児童も多くなっているで、今回の授業を生かしてほしいと思いました。
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【豊田・平和小】全校集会「情報モラル」

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 冬休み前に全校集会で情報モラルについて考えさせる時間をとった。
まず,「携帯電話を使ったことがある人」という質問をしたところ全体の80%の児童が手を挙げた。そして,「パソコンを使ったことがある人」という質問をしたところ全体の70%の児童が手を挙げた。多くの児童が情報機器を使用していることがわかった。
 次にパワーポイントをつかって,考える時間をとった。
1.下のアドレスをクリックしたら100万円がもらえるよという文字を見たら。
2.友達になりましょう!君の名前と住所を教えてとメールがきたら。
3.人の悪口をメールで送ったり,掲示板に書いたりしたら。この3点について質問すると,高学年だけでなく低学年の子も,「それはさわってはいけないんだよ。」「個人情報を教えちゃうよ。」「悪口を書いたら絶対だめだよ。」という声がでた。
最後に
1.変なサイトにアクセスしない。
2.個人情報を教えない。
3.人の悪口を書かない。
4.何かあったらすぐに大人に伝える。という指導をした。

【犬山・犬山中】全校集会「健康ひろば」で情報化社会の問題点について考える

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 本校では毎年、健康に関する全校集会「健康ひろば」を開会しています。6月に「携帯・ネット社会の落とし穴」と題し、生徒によるアンケートの結果報告や、先生と生徒による寸劇を行い、最後に全国webカウンセリング協議会理事長の安川 雅司先生をお招きし、携帯電話やインターネットに潜む危険性について考えました。
生徒の感想
○私は携帯を持っていないのでずっと欲しいと思っていたけど、話を聞いて、楽しいだけではなく相手の気持ちを考えて使わなくてはいけないし、携帯を使うことのルールやマナーをしっかり守って使わなくてはいけないなあと思いました。
○講演会では実際に起きた話、フィルタリングの大切さ等を知って「インターネットは便利な人類の第一歩だけど、違う方向から見ると、闇への入り口でもあるんだな」と思いました。

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【春日井・東部中】学校での情報モラル教育

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 本校では,情報モラル教育を毎年,技術の授業で行っています。
○はじめに「情報社会で生きてはたらく力を身につけるために」として,次の内容を説 明します。
・情報社会での適正な活動を行うための基になる考え方と態度について
・ネットワークを介することで匿名性を悪用すること,相手の存在を忘れ配慮を欠く ことについて
 ・基本は「人と人との間のコミュニケーション」であること
 ・画面の向こうには人がいることを意識した行動が必要であること
○次に,以下の項目について説明し,その後生徒からの質問やその年に話題になったことなどを詳しく説明しています。
・不正アクセス コンピュータウィルス なりすまし詐欺 インターネット中毒
 プライバシーの保護 個人情報の流出 いたずらメール メールバトル 誹謗中傷
 迷惑メール チェーンメール 不正料金請求 出会い系サイト 有害サイト
 著作権問題 デマ,ウソの情報
(例)2月23日の中日新聞に,学生が電子メールやインターネットを利用し,教授を   を中傷し,名誉毀損で逮捕される事件が載っていました。タイムリーな話題でし   たので,授業で取り上げました。

【大府・大府南中】情報モラル育成への取組

 大府南中学校の生徒のインターネットや携帯電話の利用実態を調べるため、2009年と2010年に実態調査を行った。その結果、学年が進むにつれ、携帯電話の所有者数が増加しており、掲示板に悪口を書かれるようなネットの良くない面を経験する率も増加している。これらの結果をもとに、技術・家庭科の授業内で情報モラルの育成に取り組んだり、愛知県警サイバーパトロールの協力を受けて、情報モラルについての講演会を実施したりした。
迷惑メールの受け取り経験では、昨年に比べて今年は「はい」が9%増加している。また他人作成の掲示板利用の項目でも「はい」と答えた生徒が昨年より11%増加している。
 インターネットや携帯電話の利用時間も2時間までの利用では変化はないが、「1日2時間以上、インターネットや携帯電話を操作する」生徒が09年に比べ増加している。とくにネット上の掲示板やコミュニティサイトを利用する生徒が増加していると思われる。
それにともない、ネット上で個人の悪口を書かれたりするケースも発生している。これらの結果から、授業内で情報モラルのミニドラマ(春野家ケータイ物語:NTTドコモ提供)を見せて話し合った。ドラマで起こるさまざまな携帯電話のトラブルを見て、生徒の多くが携帯電話の利用について注意しなければならないと感じた。
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【東海・加木屋南小】3年生「情報のたしかさ」

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 3年生は,社会科や総合的な学習の時間が始まり,調べ学習などでインターネットを利用する機会が多くなります。資料としてホームページを印刷したり,書き写したりする場面も多く見られます。あるとき,同じことを調べたのに,まるで違う内容の2つのホームページが出てきたことがありました。一方は,ある公的機関が公式に出しているホームページ,他方は個人が旅の記録として書いたものでした。
 そこで,この2つのホームページを基に,「情報のたしかさ」についての学習を進めていきました。この2つの違いを話し合い,書いた人や書かれた日付によって,情報の確かさや新しさに違いがあることが分かりました。中には,個人の思い込みや勘違いで書かれた,まちがった情報が含まれていることもあるということも分かりました。また,書いてあることが正しいかどうかを,べつの方法を使って確かめることも,ときには必要だということや,ひとつのホームページだけ見て情報をうのみにせず,複数の情報を比較することも大事だということを学びました。

【弥富・十四山中】インターネットを安全に使うために

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 昨今のパソコン・携帯サイトでのトラブルを防止する目的で、毎年1年生を対象に情報モラル教育を行っている。
今回は、事前に本校1年生のインターネット及び携帯電話の使用状況を確認した。携帯の利用は半数で、パソコンはほぼ全員が利用していることが分かった。利用目的は、ネットを通しての情報収集だったので、中学生が巻き込まれやすいトラブルに視点をあてて授業を進めた。
(生徒の感想)
・ケータイやインターネット依存症など、使い過ぎると病気にまでなってしまうことを知り、使いすぎには気をつけたいと思った。
・ケータイで、インターネットなどにつないで、無料サイトや違法ダウンロードなどをすると、お金の請求などをされたりするので、気をつけたいです。
・メールを相手としているときも、常に相手の気持ちを考えて、思いやりのあるメー ルをすることに気をつけたいです。
(まとめ)
☆ネット上の情報は必ずしも正しい情報とは限らない。
☆ネット上では、「相手の顔や表情」が見えない。
☆分からないことや不安なこと、困ったことなど迷っていたら、学校の先生、家族に必ず相談する。
具体的な事例をあげて話を始めると、子供たちの顔がどんどん真剣になり、何も考えずにインターネットを楽しんでいた生徒たちは様々な危害を与える落とし穴があること気づいた。これからは、ネット上の危険を回避しながら安全にモラルを守ってインターネットを活用するように指導した。
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【豊田・四郷小】5・6年「情報モラル教室」

 愛知県警の生活安全総務課サイバー犯罪対策室の方に来ていただき、5・6年生を対象とした「情報モラル教室」を開いた。『インターネット犯罪について学ぼう』と題して、インターネットのしくみやインターネットを活用する上での注意事項などを学習した。
 「インターネットで知り合ったお友達の誘いには絶対にのらない」「友達のIDやパスワードを勝手に使ったり教えたりするのは犯罪だ」「覚えのない請求メールが届いても削除する」「目先の雰囲気につられて面白そうな動画やゲームを見たりしない」など、クイズ形式で考えながら学習した。警察の方の話を聞くことで、現在、携帯電話やパソコンに関係している児童はもちろん、関係していない児童にとっても、便利で手軽な携帯電話やパソコンが、本当はとても怖くて危険がいっぱい潜んでいることを学んだ。
 情報モラル教室のことを保護者にも連絡し、家族で話し合う機会を設けることで、家庭のルールを確認してもらった。保護者に対して、フィルタリングへの理解と協力をお願いしていきたいと思う。
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【瀬戸・水無瀬中】ケータイ安全教室とケータイの使用をもとにした道徳指導

 6月8日,今後,ケータイの利用が増えるであろう1年生を対象にNTT Docomoのインストラクターを招き,「ケータイ安全教室」を実施した。
・ケータイの利便性とケータイが招くトラブル
・ケータイで被害者・加害者にならないために
・ケータイ使用のルールとマナー
について,わかりやすく話をしていただき,ケータイとの上手な付き合い方について学ぶことができた。
 2学期には,本校1年生のケータイ保有率は5割を超え,再度ケータイの使用について,学ばせる必要を感じ,ビデオ「春野家ケータイ物語」(NHKエデュケーショナル)を資料とし,道徳の指導案を立案,冬休み前の週に各担任が授業を実施した。
 電子掲示板上の書き込みによるいじめを取り上げ,友情・信頼を主題とした。ケータイ使用のモラルばかりでなく,一人で悩まず周囲に相談する勇気や力,悩みや不安を抱える人の気持ちに共感できる力を高めることをねらいとした。これにより,良好な人間関係を築くためのコミュニケーションについて学ぶことができた。

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【岡崎・井田小】情報モラルの授業

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 本実践では,居眠りする友だちの寝顔を携帯電話で動画撮影した主人公(れいな)が,その動画を撮影された本人(ありさ)に無断で動画投稿サイトに投稿してしまったという事例を通して肖像権について考えさせるものである。
 まずは題材となるクリップで話を確認した。その後,「ありさの寝顔を撮影するれいなの気持ち」を考えさせた。子どもからは「ありさがかわいいからつい撮ってしまった」「友だちだからいいと思った」など,独善的なれいなの気持ちが発表された。
 次は子どもたちに投稿することで何が起きるかを考えさせると「世界中の人に見られてしまう」「悪い人に何かされそう」などの意見が発表された。この段階で,意志に反して映像が投稿されてしまうことは,本人にとって良くないことにつながり得ることが子どもたちには意識された。

【豊橋・豊小】事例で学ぶNetモラルを使い、情報モラルの学習をしました

 6年生の1学級で、6月、9月、11月に情報モラルの授業を行った。
「身につけたいな,情報モラル!」という題材で、「事例で学ぶNetモラル2009年度版」の「なりすまし」を使い、情報モラルの学習をした。
 主な内容は次の通りである。
1.「なりすまし」のビデオ教材を視聴する。
2.ビデオから、なりすましの被害を受けた子の気持ちを考える。
3.「なりすまし」をした子の気持ちを考える。
4.「なりすまし」の被害にあった子へ、かける言葉を考える。
5.「なりすまし」の被害にあった時の対処法を班で話し合う。
6.まとめのビデオクリップを視聴する。
7.本時のふり返りをする。
 子どもたちは、活発に意見交換をし、「なりすまし」というものが、周りの人に多大な迷惑をかけてしまうこと。自分自身は絶対行ってはいけないこと。コンピュータやメールなどから来る情報が、本当に正しいものなのかを確認する必要があること。人が嫌がることはしてはいけないなど、日常の行動にまで目を向けることができた。
子どもたちの授業に対する意欲や考え方の変化などから、今後も情報モラル教育の必要性を感じることができた。

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【瀬戸・幡山東小】『ケータイ安全教室』に参加して

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 NTTドコモから講師を招き、6年生を対象に『ケータイ安全教室』を開きました。本校の6年生の携帯電話の所持率は3分の1ほどですが、ほとんどの児童が携帯電話を使用した経験を持っていました。
 『ケータイ安全教室』では、実際にあった事件をもとにして、携帯電話の正しい使い方やトラブルの加害者や被害者にならないように受信者や送信者の立場から気をつけなければならないことを聞きました。
 子どもたちの事後の感想をみると、特に印象に残ったのは次の4点でした。
○メールにおいて、使う言葉によっては意思が伝わりにくいこと
○ケータイを使って写真を撮る時のマナー
○個人情報が悪用されること
○迷惑メール・チェーンメールが送られてきた時の対処の方法
 子どもたちにとって『ケータイ教室』はとても有意義であり、トラブルの防御方法とともに、「相手のことをよく考える」という情報モラルに関わることも多く学ぶことができたようです。

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【瀬戸・祖東中】携帯電話安心・安全教室を行いました

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 11月29日(月)にKDDIの方を講師に招き、全校生徒を対象として「携帯電話安心・安全教室」を行いました。講師の先生からはプレゼンテーションソフトを利用しながら、具体的な事例を挙げ、分かりやすく説明していただきました。以下が当日の主な内容です。
・ケータイで変わる生活と広がるトラブル ケータイの光と影
・ケータイで変わるコミュニケーション
・インターネットで広がる・残る情報
・危険なネット犯罪
・トラブルへの対応 トラブルへの対応方法
・相談窓口の紹介
・ケータイライフとマナー ケータイ依存の危険
 生徒自身も身近なところで出会い系サイトなどの被害が出たり、ブログやSNSなどから個人情報が簡単に漏れている現実を知ることができました。そして、携帯電話やインターネットは便利なものであるが一つ間違えると重大な事件に巻き込まれたり、自分や他人を傷つけるおそれがあることを学んでいました。
 また、6月には保護者との懇談会で携帯電話について話題にし、望ましい利用方法や家庭でのルール作りについて話し合いを行っていました。
 今後は、今回の内容をもとに、家庭でも携帯電話やインターネットを適切に利用できるようさらに啓発を進めてきたいと考えています。

【豊田・東保見小】 高学年向けの情報モラル授業

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 2月に、携帯電話に大きな興味を示すようになる小学校の高学年を対象にして、情報モラルの授業を行った。インターネットでのトラブルや、携帯電話によるいじめなどを防止する目的である。現在のところ本校ではこれらによるトラブルは聞いていないが、今後も子供達の意識を高めて生きたい。
 また、1月21日に保護者対象の情報モラルに関する研修会を行った。インターネットや携帯電話の普及に伴って子供達を取り巻く状況が大きく変わり、親の目の届かないところで子供達が危険な目にあったり、いじめに関わったりするようなできごとが起きるようになってきた。そこで、保護者にインターネットや携帯電話に潜む危険性を理解していただき、子供達がインターネットや携帯電話を利用する場合について心を配ってもらうことにねらいをおいた。当日の参加者からは、「そんなに危険とは知らなかった。これからは注意をしてみていきます」との声が聞かれた。
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【春日井・小野小】「メールについて知ろう」の授業から

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 3年生のあるクラスでは、家にコンピュータがあり、しかも家でインターネットをした経験がある児童が多数いた。また、個人用の携帯電話を持っている子も数名いたことから、今後メールを利用する際に気をつけるべきことを学習することにした。
 クラスの子がゲーム感覚で内容が深められる教材「キッズパトロール」(警察庁セキュリティポータルサイト) を使い、指導を行った。このサイトでは、6つのメールの見本が提示されているので、それぞれ、よいメールなのか悪いメールなのかを一つずつ確認していった。班単位で得点を競い合い、理解を深めていく中で、相手の気持ちを考えてメールをすること、メールで個人情報を他人に伝えないことなど、まだメールを使用したことがない児童にも、自分のこととして考えさせることができた。
授業の最後に、メールについての10問テストを行い、学習内容の確認をしたところ、メールについての知識が深まり、その正しい使い方が理解できるようになったことが確認された。
 今後も、情報モラルについて継続した授業実践を計画していきたい。


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【阿久比・南部小】「携帯電話講座」について

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 (阿久比)南部小学校では,阿久比町ITカリキュラムに従って4年生から情報モラル授業を進めてきている。本年度において,6年生では2月に「携帯電話講座」を開催し,保護者とともに携帯電話の使い方を学習した。本校6年生の携帯電話所持率は2割である。授業では,DVDを視聴し,携帯電話によるトラブルと対処方法などを学んだ。「知らない人からの着信があって困った」ことや「よくわからないメール」で悩んだことなど,マナーだけでなくトラブルにつながる危険について考えた。
 ただ単に禁止するというのではなく,時代の流れからも,携帯電話のメリット,デメリットを正しく学び,携帯電話使用のルール作りやフィルタリングソフトなどの設定をし,安全に有効に利用するようにさせたい。児童が情報社会の課題に直面した際に,正しい判断を行い,相手を思いやる気持ちをもち,適切に行動する力を養うことが大切と感じた。

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【春日井・高森台中】情報モラル教育について

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 春日井市立高森台中学校では,携帯電話やパソコンを使ってブログなどへの書き込みから、トラブルに巻き込まれることが起きるようになってきました。
 普段から技術科の授業の中でインターネットを使う際のモラルについては繰り返し話を聞いています。また、各学年でも学年集会を開き、ブログの書き込みからどのようなトラブルになるか、サイバー犯罪にはどんなことがあるのかを知らせています。さらに詳しく各クラスの担任の先生が「ケータイ安全教室」のDVDを活用して,それぞれの場面毎にどう対処したらいいか話しています。年度によっては、警察の方から講演を聴いて、全員で学習するときもあります。

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