携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【岡崎・奥殿小】ケイタイを正しく使おう

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 昨年度は、パソコンのネット利用についてのあり方を重点に指導しましたが、今年度は、携帯電話について取り組んでみました。
 本校は、小規模校であり、その地域性からか、携帯電話の児童の所有率が低く、塾への送り迎えの連絡のみだったり、親と共有で持ったりするだけで、あえて危険性を学習する必要があまりない状況と言えます。しかし、何もしないでいたことで、一部の児童で、誤った利用をしたり、それがもとで何らかの危険な状況に陥ったりしたら..という心配もあります。既に、携帯電話の正しい利用についての、チラシによる呼びかけや各学級での担任による指導は、随時取り組んできましたが、携帯電話(以下「ケイタイ」)の利用について、1時間の授業で指導する例を、夏休みの出校日を利用して、まず、1学級で実践することにしました。
 対象は、これから携帯(以下、「ケイタイ」)を持つであろう学年ということで、2年生25名の学級としました。内容は、ケイタイ本来の利用を適切に行うこの便利さと同時に、ゲームやメールなどの利用ばかりを行うことから生まれる生活の乱れや、メールに潜む危険性を指導用ビデオの視聴や、話し合いを通した学習活動です。
 児童らは、特にメールの利用に「相手が見えない」という危険を十分認識し、個人情報が漏れることの怖さを感じたようでした。今後、個々にケイタイを持ったときに、こうした学習の記憶が、適切な利用のための「心のかせ」となってくれることを期待し、他学年や全校でも、指導の幅を広げていきたいと取り組んでいきます。

【知立・知立中】生徒・保護者向けの「ケータイ安全教室」を実施しました

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 平成22年4月23日、KDDIの方をお招きし、全校生徒・保護者向けの「ケータイ安全教室」を実施しました。携帯電話に関する危険についての事例や、被害者にならないとともに、加害者にならないために心がけるべきことをわかりやすく説明していただきました。「チェーンメールをもらっても、友達には送らないように気をつけたい。」といった携帯電話の正しい使い方や、ネットモラルについて考えるよい機会になりました。

【知立・八ツ田小】誰か分からない相手から個人情報について聞かれたときの対処法に関する授業を行いました

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 八ツ田小1年生では、これからの夏休みに備え、誰か分からない相手から電話がかかってきたときに、個人情報を伝えないよう「Netモラル」を利用して、「電話で個人情報について聞かれたときの対処法」に関する授業を行いました。スキットを視聴した後、内容をもとに、どのように対処すべきか話し合いをしました。
(話し合いで出た意見や感想)
・困ったときは大人の人に電話をかわる。
・お家の人がいないときは、「分かりません」と言って電話を切る。
・泥棒だったら、おうちの人がいない時間を聞いてくるかもしれない。
・勝手に友達の電話番号や住所を教えると、友達に迷惑がかかる。
・いたずら電話がかかってきたら嫌だなあ。
・電話番号を教えるだけで、いろいろなことを調べられてしまうんだね。

【豊田・堤小】小学校5・6年「携帯電話の安全な利用方法」

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 6月・7月に、5・6年生を対象にした「ケータイ安全教室」を実施しました。今年度は、携帯会社の方を講師に招き、クラスごとに携帯電話の安全な利用方法等を考えました。
 今のところ、子どもたちの間で大きな問題になったことはありませんが、「メールで悪口を書かれて、嫌な思いをしたことがある」という話を耳にすることもあります。また、一部の保護者から「情報モラルやマナーの指導をしてほしい」という要望も寄せられています。
 小学生の今は自分専用の携帯電話等を持っている子も限られていますが、今後、子どもたちにとって携帯電話等の情報機器の使用が増えるこが予想されます。そこで、携帯電話をよく利用している子にとっても、あまり利用することのない子にとっても、興味がもてる内容を考え、実施することにしました。
 授業では、携帯電話の歴史や機能等の話を聞き、今は便利になっていること、その反面使い方に気をつけないと大きなトラブルに巻き込まれてしまうことなどを学習しました。また、“星座”や“性別”、“血液型”のたった3つのキーワードでクラスの中から一人を特定するゲームでは、ブログ等でプロフィールを紹介することの危険を知り、安易に情報を公開することの怖さを感じていました。
 他にも、言葉のやりとりだけのメールでは、実際に顔が見えないために誤解が生じることもあることなど、ゲームや実体験をしながら、楽しく学習をすることができました。

【小牧市教育委員会】 平成22年度 小牧市夏季教職員研修会「学校教育とICT活用」を開催しました

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 8月5日から、小牧市夏季教職員研修会が行われました。全部で38講座ある中の一つ、「学校教育とICT活用」を8月18日に行いました。今年度は講師に、愛知県教育委員会海部教育事務所長 玉置崇先生をお招きし、『これからの学校教育とICT活用』という演題でご講演いただきました。文部科学省の「学校教育の情報化に関する懇談会」委員も務められている玉置先生から、ICT教育の現状や今後の動向をお聞きし、情報モラル模擬授業も体験させていただきました。
 参加した先生方からは、
「情報モラルの授業は実践するのに悩んでいたが、今日の模擬授業のおかげでイメージがはっきりしてきた。なかなか子どもにネットの特性を理解させるのは難しいが、想像力を養う授業をしていきたい。」
「情報モラルの模擬授業で、子どもたちに考えさせるということがどういうことかよく分かった。考えさせることで学び合いも成立し、すばらしいと思う。」という声が寄せられました。
 時代の変化に対応した情報モラル授業を行うためには、「教える(知識力)より考えさせること(想像する力)」ということが確認でき、2学期からの市内の情報モラル授業の進化が期待できる研修となりました。

【一宮・向山小】全校で情報モラル学習

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 インターネットやメールは便利であるが危険も多い。学校のパソコンにはセキュリティーがかかっていて安全性が高いが、家庭の場合はそうとは限らない。そこで、夏休みにかけて家庭で調べものをするときにインターネットを使う機会が増えたり、携帯電話でのメールも行う可能性が高まるであろうと考え、「インターネットやメールには危険が伴う」ことを指導した。
 一宮市ではICT支援員の方に週に1回ほど来てもらっている。今年はそのICT支援員の方と一緒に教材を探し、全クラスでクイズを通して「インターネットには危険が伴うこと」を学習した。クイズということで楽しく取り組め、「インターネットは保護者と行わなければならない」とか「メッセージが出てきたときに勝手にクリックしてはいけない」ことなどを学ぶことができた。
 これからもインターネットなどの「マナーやセキュリティー」を指導しつつトラブルのないインターネット生活を楽しめるように指導していきたい。

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【小牧・本庄小】著作について学習しました

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 本庄小学校では、低学年のうちからWebサイトを閲覧するなど、コンピュータを利用した調べ学習が盛んである。新聞作りの活動では、Webサイト上にある絵や文を直接貼り付ける児童も少なくない。
 そこで、コンピュータに接する機会の多いコンピュータクラブの児童に著作についてアンケートを実施した。資料では、無断で絵や文を使ったり、まねをしたりしたのは16%、著作権という言葉を聞いたことがあるのは19%、そのうち著作権の意味がわかっている児童は33%であった。一方、他者に自分の絵や文が勝手に利用された場合は、「嫌な気持ちになる。」「がんばって作ったものをまねされたら、作業する気がなくなる。」等の意見が多数あった。クラブでは、著作権について絵を描く作業を通して学んだ。実際には、花を描く班と昆虫を描く班に分けて制作した。そして児童が描いた作品の中から、教師が花と昆虫の作品を一つ選び、花に昆虫の絵を取り込んで、作品を完成させた。昆虫をコピーすることで、新しい合成の絵が簡単にできるとともに、昆虫をコピーされた児童の気持ちを考えさせた。周りからは、「絵を勝手に使ってずるい」という声が上がり、精魂を込めて仕上げた作品が知らないところで利用されることへの憤りを感じたようだ。同時に、コンピュータは便利だけれども、危険性をはらんでいることを痛感したようだ。
 コンピュータでは、絵を拡大、縮小、コピーなど簡単な操作で、短時間に作業をすることができる。音楽であれば、曲のテンポを変えたり、間奏を削除したりすることも容易である。しかし、原作者の立場になれば、これらの行為が決して認められるものではない。情報を改ざんされることは、心情的に許せないという気持ちに、児童も気づいてくれたと考える。

【豊田・井郷中】1年を通した情報モラル指導の計画と実践

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1.授業・活動のねらい
・情報通信ネットワーク上のルールやマナー、知的財産を保護する必要性について知ることができるようにする。
・年間を通して情報モラル教育を実践し、日常生活に活用することができるようにする。
2.実践内容
(1)授業・活動の様子(教科・単元等)
○インターネットや携帯電話の使用に関するマナーの啓発と指導
・個人情報や特定の個人のプライバシーを侵さないために気をつけることを、事例を基に考えさせるための掲示物を用いて、ネットワーク上でのルールやマナーを遵守することを知らせた。
・ブログやプロフなどによって起こったトラブルを紹介し、そこから他人を傷つける行為やその被害の大きさを知り、注意して活用できるように指導した。その際、ポスターやプリントなどを掲示して、被害拡大防止の啓発を行った。
○技術科「情報を発信する者として気をつけること」の授業
・情報を発信する方法について知るとともに、そこで考えられるトラブルについて話し合って考えさせた。
・写真や絵、文章やロゴなどに著作権や肖像権が発生し、他人が侵してはならない者であることを知らせた。
 以上のことをふまえて、情報発信のルールやマナーを守りながら各自でテーマを決めたWebページやプレゼンテーションを制作する活動に取り組ませた。
○情報モラル教育ソフトを使った指導
・学校のコンピュータ室のパソコンに入っている情報モラル教育ソフト「事例で学ぶNetモラル」や県教育委員会の「i−モラル」などを活用して指導計画を作成しなおし、この計画をもとにインターネットや携帯電話の取り扱いなどについて授業をしてきた。
(2)生徒の反応や様子
 「著作権」という言葉を知っている生徒は意外と多かったが、その意味や侵害するとどうなるかについては知らないという生徒が未だに多かった。また、よく分からないうちにネットにブログや掲示板への書き込みにおけるトラブルが起こることや、チェーンメールによる騒ぎへの対処の仕方が分からない生徒もいたが、今回の学習でよく分かったという反応が得られたのは大きな収穫である。
もともと携帯電話やインターネットについて生徒の関心は高かったが、それに関して注意すべきことを理解できていない生徒がまだ多くいたのも事実であり、情報モラルに対する啓発や教育の必要性を感じることができた。
3.実践を終えての成果と今後の課題
 チェーンメールやブログへの中傷の書き込みなどが多くなっている中で、改めて今回の指導が安全にネット社会と付き合う上でのマナーであることに気づかせることができた。また、情報の発信者として何をどのように表現すればいいのかを工夫して表現する方法を自分で考える能力をつけるためには、今回の学習はそのための基本となるので、全校的に啓発できるようにしていきたい。

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【半田・岩滑小】Webページやメールの真偽

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 岩滑小学校では、6年生では、「おもしろそうなメール」、4年生では、「大変だ!大地震が来るぞ!」という半田市教育委員会作成の資料を使い、情報モラル教育を行った。
 6年生では、メールを興味本位で開いてしまったがために、多額の使用料を請求されるというもののこわさを学んだ。
 4年生では、インターネットの情報を事実か確認せずに信じこんでしまい、友だちに誤った情報を広めてしまったという内容を元に、情報を確認することや偽情報の発信源にならないように心がけることを学習した。
 インターネットを使用する際に、正しい情報を選ぶ目が育っていくことを期待したい。

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【豊田・挙母小】インターネットの掲示板の怖いところ

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 本年度、3年生で「掲示板を使うときに気をつけること」について学習した。ここでいう掲示板は、インターネットの掲示板である。掲示板はインターネット上でなくても学校の掲示板、学習で発表するB紙などの用紙による掲示物など、情報モラルについては同様な注意が必要なので、3年生にも十分必要なことだと考えた。
 この学習で、小学自然科学掲示板「ひまわりの成長きろく」で、100cmと100mと書き間違えたのに対して、注意すると称して「おまえバカだろう?100mのひまわり!?あったらみてーよ、マジでっけーっつうの!」と男子が書き込んだというものである。
 この教材を視聴後、対して次のような反応があった。
Q1 男子を注意した子の気持ち
・他の学校の子に見られてしまう。
Q2 まちがえた人の気持ち
・cmとmを間違えなければよかった。これだけのことでひどい。だれがこんなことを書いたんだろう。
Q3 掲示板に書きこむときに気をつけなければならないことを書きましょう。
・文の間違いがないか気をつける。相手や読む人の立場になって、悪口やいなや事を書きこまないようにする。
 全体的に、素直な答えが返ってきた。つい、パソコンの前にいると、前にいる自分たちだけしか見えなくなり、実際には、同じ画面を多くの人が見ることができることを忘れてしまう。そこが、インターネットの掲示板の怖いところである。掲示板は、便利であると同時に怖い面がある。学校だけでなく、家庭においても掲示板を使うときの注意について話し合う機会をもつことが大切であり、今後働きかけていきたいと考えている。

【幸田・豊坂小】インターネットのこわさを知る

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 本校6年生54名、保護者10名を対象にして、「インターネット安心安全講座」のお話をいただきました。子どもたちの実態としては、自分が使える携帯電話を持っている子は数人しかおらず、また、家庭でパソコンを使ったメールのやりとりをしている子も数えるほどしかいません。だから、お話の中にでてきた「チェーンメール」「請求メール」などについては、目にした経験がほとんどなく、危機感も薄い状態でした。それゆえ、不当な請求のメールや、情報を求めるメールが届いてしまったらどうするかと聞かれると「とりあえず電話して聞いてみる」「まずは連絡して確かめてみる」という正直な反応が多く、それがいかに危険なことであるかについては、今回のお話を聞かなければ全く知らないままでいたおそれがありました。
 今回、インターネットやメールにひそむ危険について少しは知識を得ることができたのではないかと思います。何回もクイズを重ね、子どもたちに分かりやすいお話をしていただいたので、初めて聞く内容でもよく理解できたようです。保護者の方々からも、「わたしたちの世代でも知らないことがたくさんあるので、お話を聞けてよかった」「チェーンメールは、昔流行した不幸の手紙と同じですが、どうしたらいいのかともし子どもに聞かれたら不安でした。今日はいいことを聞いたので、安心しました」との感想をいただきました。
 学級活動の時間などを通して、情報モラルの学習を進めている最中ですが、時にはこのように専門家のお話をいただくのも有効だということがわかりました。
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【北名古屋市教育委員会】「情報セキュリティポリシー研修」を開催しました

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 北名古屋市教育委員会では、本年度、市内全ての小中学校の情報システム及び情報機器を刷新することに伴い、「北名古屋市教育委員会 情報セキュリティポリシー」を作成しました。そこで、管理職対象及び一般教職員対象の情報セキュリティ及び情報モラルに関する研修会を、夏季休業中に実施しました。
 研修会では、川合経営システム研究所代表の川合浩司氏及びNTTコミュニケーションズ様を講師にお招きし、学校における情報セキュリティの重要性や情報セキュリティ基本方針、情報セキュリティ対策基準などについて学びました。その中で、学校が保有する重要な情報の分類やセキュリティ対策の方法を具体的に分かりやすく説明していただき、参加者は、改めて学校が保有する教育情報を資産として大切に取扱うことの重要性を実感することができました。
 今後も引き続き、情報セキュリティ及び情報モラルに関する研修を推進していきたいと考えております。

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【豊橋・南稜中】最近のサイバー犯罪について

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 最近のサイバー犯罪について警察署生活安全課の方から、全校生徒を対象に講座がありました。
(平成22年6月11日生徒の感想より)
・携帯はサイトで出会った人とかメールではやさしいそうに見えても会ってみたら犯罪をするような人であることがわかりました。また、架空請求などは実際に自分がなったら、お金を払ってしまいそうなのでこわくなりました。
・携帯を使って、出会い系サイトに登録してしまったことがあります。もうしないようにします。ケータイにはフィルタリングサービスを絶対つけようと思います。
・無料ゲームでも、アイテムとかでお金を20万円請求されたことが豊橋の小中学生で実際におきていることを知って、今までは無料ゲームで無料だからいいやと思っていろいろ登録してしまっていたので、これからはしないようにします。

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【東浦・東浦中】「著作権・肖像権・個人情報」

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 コンピュータ・携帯電話等の急速な普及により、個人が情報を発信することが可能になってきました。この変化に対して、一般社会の道徳観が追いついていないのが現状であり、著作権を侵害する違法コピーや肖像権を無視した画像が氾濫する問題が起きています。これらの問題は、大人社会のみならず、中学生にも起こりうるものになってきています。
 そこで本校では、3年生全員を対象に、「著作権・肖像権・個人情報」についての授業を行いました。授業の進め方は、3つの権利を別々に指導し、それぞれを「教師の説明・代表者の話・意見発表・自分の意見を書く」という流れにしました。これは、自分の意見をもたせるためには、基本的な内容の確認をした後に、人の意見を聞くことが有効であると考えたためです。
授業後の生徒の反省に、「よく分かった」「理解できた」「必要だ」「大切だ」「守りたい」などの言葉が多く見られたことは、一定の成果があったことだと考えています。

【豊田・中金小】 「メールを上手に使おう」

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 5年生にもなると,仲の良い友達とコミュニケーションを深めようと電話でやり取りしたり,手紙交換をしたりするようになる。その中で,メールを使う機会も増えていく。そんな子供たちに,メールを使うときのマナーやメールの危険性について知り,自分の生活をより安全で豊かにするためにメールを使ってほしいと願い、「メールを上手に使おう」を設定した。当日は,情報指導員の方と一緒に支援した。
 事前にスタディノートの電子メールで「お友だち?」「マンガ」のメールを子供たちに送っておいた。そして,子供たちにメールの使い方を教え,自由にメール交換をさせた。メールを使えるとあって子供たちは意欲的に友達へのメッセージを送り,返信をしていた。
 その中で,誰から来たか分からない(事前に作っておいたもの)2つのものを開いた子は表のとおりである。開いた理由としては,「なんだろうと思った。」「まだ見てないメールだったから」とタイトルに興味を持ち,思わず開いてしまった。
 開かなかった理由は,「時間がなかった」「授業中なので友達からのメールではないから開いてはいけないと思った」など時間や場所が違えば開いてしまいそうな内容であった。
 そこで,指導員の方に「このメールを書いたのは指導員の方であること」を話してもらった。子供たちは,「赤い服,小学校に通うって書いてあるのに」と少し驚いていた。返信を送った2人は,「楽しみにしているよ」「待っているね」と書き込んでおり,もしこれが怖そうな人だったらと考えさた。そして,メールの内容を簡単に信じてはいけないこと,知らないものを開いてはいけないことを確認した。
 また,子供の書いたメールの中に人を中傷するものがあった。そこで,中傷はみんなの書き込みでさらにエスカーレートし,すぐに広がっていくことの恐ろしさを話していただいた。
 実際にメールを体験しながら,使うときに気をつけなければならないことを、身をもって体験できたと思う。

(調査結果)

    お友だち? マンガ
開いて返信した 2人 0人
開いて返信しない 3人 4人
開かなかった 4人 5人








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【豊田・前林中】1年 技術・家庭科の授業

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 1年生を対象に、技術・家庭科の情報基礎の授業で行った。
 「2007年度版 事例で学ぶNetモラル(Web版)」の中にあるB−09ブログ「私の日記なのに・・・」とC−07「無料(ただ)ほど高いものは・・・」を利用した。携帯電話やパソコンを使ったブログへの書き込みの内容がトラブルの元にならないようにすること、ワンクリック詐欺に巻き込まれないようすることをねらいとした。
 実際の授業では、生徒機の画面に先生機から画像を一斉送信し、音声は先生機のスピーカから出る音を聞かせ感想を書かせた。授業の感想には「ブログの書き込みは人の気持ちを考えてのせなきゃいけない。」「個人情報を書き込んではいけない。」「あやしいサイトには入らないようにしたい。」などを注意点として挙げることができた。
 この授業を通して、個人のブログに書き込む内容に注意を払うこと、トラブルにまきこまれないよう、あやしいサイトに近づかないことなどに気づかせることができた。

【弥富・弥富北中】ケータイ安全教室の開催

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 弥富北中学校では、7月1日(木)に全校生徒を対象に「ケータイ安全教室」が開かれました。昨年度に続いて3度目の実施となります。今年度の講師には、愛知県警察本部サイバー犯罪対策室の方をお招きしました。
 近年、本校においては、携帯電話の誤った使用がトラブルの原因となったという事例については減少化の傾向にあります。過去3年間にわたって継続して開催した「ケータイ安全教室」の効果であると分析したいところですが、このようなトラブルは、表面化しにくいことも特徴的です。誰にも相談できないで一人で悩んでいる生徒もいることも大いに考えられます。
携帯電話の使い方について親子でルール作りがなされていないケースも多くあるようです。携帯電話などのネット文化に関しては、今や大人よりも子どもの方が進んでいることがあります。しかし、まだまだ心が未成熟で社会を知らない子どもたちです。今、子どもの「ケータイ社会」で何が起こっているのか、それを私たち大人がきちんと把握している必要があります。この会をきっかけに、子どもを被害者にも加害者にもさせてはならないということを再認識することができました。

【愛西・永和小】授業において、有効であった取組

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 ニフティの「インターネットを安全に使うために〜インターネット体験ドリル〜」を活用し、5年生児童に対しインターネットの仕組みについての授業を行った。この学習では、以下の3点をインターネットの危険を再現した擬似サイトを操作しながら認識させた。
1.インターネット上にある情報は全て正しく安全とあるとは限らない
2.インターネットは世界とつながっている
3.一度、インターネット上に流れてしまった情報は簡単にコピーでき、勝手に知らない人たちに渡ってしまう可能性がある
 擬似サイト「好きなアイドルに会えるかも?!」では、好きなアイドルに会いたいと思っていても安全か危険かをじっくり判断する者と、アイドルに会いたいがために問われるままに個人情報を入力してしまった者が半々であった。危険性を体験させた後、どのようにしたら危険を回避できるかを2択で選択させながら学ばせた。また、何がいけなかったのかも考えさせた。クイズのような感覚で、各自が真剣に取り組むことができた。
 授業後の児童の決意には、「個人情報は教えない」「変だと思ったら家族に相談する」など具体的な内容が書かれていた。この学習を通し、危険な一面も理解したうえで、インターネットを安全に活用していこうとする気持ちを高まったように思う。

【常滑・小鈴谷小】 メールの落とし穴って!?

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 7月16日、5年生を対象に学級活動で「メールの危険性」について学習しました。
事前に携帯電話についてのアンケートを行ったところ、「今は携帯電話を持っていないけど、いずれは携帯電話を持ちたい。」と思っている児童がほとんどでした。携帯電話を持ちたい理由として、「友達と電話がしたい。」「メールのやり取りがしたい。」といった意見が多かったです。
 メールの利点について話し合った後、資料Netモラル(web版)の「メールって便利だね。でも、マナーも大切。」を使い、「メールの使い方を間違えれば、危険な道具になる。」「メールでは、自分の気持ちが正しく伝わらないこともある。」と、メールの落とし穴について考えました。
 児童の感想には、「メールは、良いところばかりじゃない。」「同じ言葉でも、相手によってとらえ方が違う。」「文字で気持ちを伝えるときは、相手の気持ちを考えて、丁寧な言葉を使う。」「大切な話をするときは、メールではなく、直接自分の口で話そう。」といった内容が次々と出てきました。メールの正しい使い方について、多くの児童が理解をすることができたようです。

【あま・美和東小】携帯電話・インターネットの使い方について

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 本校の6年生は2クラス55人であるがそのうち、携帯電話を持っている児童は100人前後、パソコンに至っては自分専用ではないが、8割方の児童の家に普及しているようである。簡単にパソコンでインターネットができる環境は構築されている。
 こうした環境の中、トラブルに巻きこまれることなく安全に利用するために、携帯電話やインターネットを使う上でのルールをしっかり指導する必要があると判断し、携帯電話やインターネットを使う上でのルールを学べるビデオ教材を使って授業を行った。 ビデオの視聴後、携帯電話やインターネットの使い方についてわかったことを発表し、これからどのように使ったらいいかを考えた。
 授業の感想では、携帯電話やインターネットの使い方を誤ると、本当におそろしい事件に巻きこまれたり、メール依存になって携帯電話がないと生きていけないようになってしまったり、自分に身に覚えのない情報サイトから多額の現金を要求されるという悪質な業者に引っかかってしまったりして、大変なことになることを学ぶことができた。「これからはルールを決めて使う」「メールは節度をもって使う」事を理解してくれたと思う。これから携帯電話やインターネットを使う児童も、使用上注意すること、ルールを守ることの大切さを学んでくれたと思う。

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