【みよし・三吉小】平成22年度における本校の取組このような実態を踏まえ、6年生では、学級活動の時間を利用して年度当初に携帯電話の保有の有無を問わずに全体指導で、相手のはっきりしないメールに対する対処の仕方を指導した。さらに愛知県警察本部少年課・生活安全総務課サイバー犯罪対策室より提供された『携帯電話のフィルタリング啓発資料』も活用して広く保護者にも呼びかけた。 また、5年生を対象に市の情報教育支援員の協力を得て、携帯電話の利用時の注意事項についての授業を行った。 今後は、携帯電話だけでなく、インターネット等の使い方も含めて適正な使用について指導を行っていきたい。また、5、6年に限らず学年を広げて情報モラルについて指導の充実を図っていきたい。今年度2月のコンピュータ室の機器更新に伴い、バーチャル的に体験できるソフトウェアが導入されたので、携帯電話の画面をコンピュータ画面に表示するなどして情報モラルの指導をさらに充実できるように、教職員にも呼びかけていきたい。 【田原・大草小】「情報モラル教育」の授業子どもたちの中には、インターネットに書かれている内容をすべて鵜呑みにしている子もいました。そこで、コンピュータの中に入っているキッドピクスの中のソフトを使い、情報モラルについての学習をしました。 ソフトの中には、テーマごとにショートストーリーの動画や学習用のノートもあり、「導入ストーリー」をみんなで視聴し、主人公が身近なトラブルに巻き込まれたところで停止させ,起きたトラブルについて、みんなで考えたり、話し合ったりしました。 授業後の子どもたちの感想には、「インターネットの情報には間違いや古いもの、人を困らせるために書かれているものがあることが分かりました。」とか「いろいろな本や情報と見比べることが必要だということが分かりました。」という感想を聞くことができ、インターネットの情報は、注意して見る必要を感じることができました。 【犬山・栗栖小】インターネット利用のルールとマナー高学年を対象に、パソコンを使いながら、進めました。 まず、インターネット上に、自分の本名や住所、電話番号、生年月日などの、個人が特定できる情報を、けいじ板やチャット、メーリングリストには絶対に書いてはいけないことなどの個人情報の取り扱いについて指導しました。 次に、文章、音楽、絵画、写真、映画(えいが)、コンピュータのプログラムなどを使う際の注意点や著作権について指導しました。 そして、インターネットを利用しているときに出会うできごとは、いつも楽しい、いいことばかりではないこと。そして、少しでも困ったことがあれば先生や家族の人に相談するようにすることなど、自分の身は自分で守るように指導しました。 【岩倉・五条川小】1年間それぞれの学年で情報モラル教育1年生は1項目,2年生は3項目,3年生は6項目,4年生は5項目,5・6年生は6項目のテーマについての実践を毎年行っています。長期休業の前には,「ゲームに熱中することの危険性」「個人情報を守る」「ケータイとわたしたちの生活」などといった家庭での過ごし方について考えることもできました。写真は今年の3年生で実践された著作権について考える授業の様子です。 【岡崎・奥殿小】ケイタイを正しく使おう本校は、小規模校であり、その地域性からか、携帯電話の児童の所有率が低く、塾への送り迎えの連絡のみだったり、親と共有で持ったりするだけで、あえて危険性を学習する必要があまりない状況と言えます。しかし、何もしないでいたことで、一部の児童で、誤った利用をしたり、それがもとで何らかの危険な状況に陥ったりしたら..という心配もあります。既に、携帯電話の正しい利用についての、チラシによる呼びかけや各学級での担任による指導は、随時取り組んできましたが、携帯電話(以下「ケイタイ」)の利用について、1時間の授業で指導する例を、夏休みの出校日を利用して、まず、1学級で実践することにしました。 対象は、これから携帯(以下、「ケイタイ」)を持つであろう学年ということで、2年生25名の学級としました。内容は、ケイタイ本来の利用を適切に行うこの便利さと同時に、ゲームやメールなどの利用ばかりを行うことから生まれる生活の乱れや、メールに潜む危険性を指導用ビデオの視聴や、話し合いを通した学習活動です。 児童らは、特にメールの利用に「相手が見えない」という危険を十分認識し、個人情報が漏れることの怖さを感じたようでした。今後、個々にケイタイを持ったときに、こうした学習の記憶が、適切な利用のための「心のかせ」となってくれることを期待し、他学年や全校でも、指導の幅を広げていきたいと取り組んでいきます。 【北名古屋・西春小】携帯電話とインターネットの正しい使い方や問題点、対処法について学びました事前アンケートでは、携帯電話の利用目的として、「通話」が30%で最も多く、「メール」も28%いました。「プロフ作成」に6%の児童が関心を持っていました。しかし、携帯電話やインターネットを安全に使うための「フィルタリングソフト」について、69%の児童は、知らないと答えており、見知らぬ人とつながり、犯罪に巻き込まれることがあるということを知らない児童も20%いました。 学習会では、携帯電話やインターネットを安心して利用するためのルール、マナーについて話し合いました。特に、迷惑メールの実態や様々なトラブルが発生している有害サイトへのアクセス、個人情報を公開することの危険性について学びました。児童の日常生活に密着しており、便利な携帯電話やインターネットが使い方によっては、いじめや犯罪のもとになることを知り、便利さの裏にある危険性についても考える良い機会となりました。 【日進・日進西中】情報伝達の安全性とマナー
1.モラルに関する問題点の話し合いについて
(1)Webページへの掲載からはじまる個人情報の流出 生徒たちの中では,物心がついたときから,身近にインターネットがあるため,個人情報を勝手に掲載することはいけないという概念は教えられてきている。 (2)著作権の侵害について 教科書の絵を勝手にコピーして自分のWebページに掲載するという行為が,その絵の作者に対しての著作権の侵害であるということを話し合った。著作権というものは作品ができた瞬間に発生するものであり,無断で使うことはいけないということを理解している生徒は少なかった。 2.身近で見たことがある携帯やパソコンのトラブルに関して 生徒たちの中には,掲示板に悪口を書いたり,人のメールアドレスを勝手に教えたりすることがいけないことだという共通理解がみられた。ただ,いけないとわかっていてもやってしまったり,それをすることによってどのようなことが起こるかという理解に関してはまだまだ浅い面があった。 3.まとめ 今回の研究授業を行うことにより,毎年のように行っていた授業であるが,一から教材研究をしてみようと考えた。その理由としては,個人情報の取り扱いや生徒の掲示板やブログに流出する個人情報や卑猥な言葉が未だにあるという視点からである。導入の場面で,教科書を開いていたところから,その事例をパネルにしたことで,生徒の興味を引きつけることができた。それは学習カードへの記入の仕方や発言の回数から感じることができた。 しかし,反省点もいくつかある。それは著作権や個人情報に関することや違反したことによって,起こる罰則の知識が浅かったことである。やや具体的な「1万円以上の罰金,1か月以下の懲役」などのことを示せば,生徒たちももっと身近に感じることができたと感じた。今回の反省を生かして,さらに情報モラルに関する知識を深めて,より精度の高い授業をつくっていきたい。 指導案 【岡崎・広幡小】「他人や社会への影響を考えて行動し、自他の個人情報を第3者に漏らさない」本実践では、主人公の携帯電話に流行のゲームの裏技やプレゼントをうたったメールが届き、それにしたがって個人情報を入力して送信してしまうという事例を通して、個人情報を守ろうとする意識を育てたいと考えた。 まず題材の話題を確認し、メールの内容を見たときの主人公の気持ちを考えさせた。子どもたちは、「無料って書いてあったから安心した」「ラッキーだと思ってついのってしまった」という発言があり、誘惑に負けた様子を感じ取ることができた。 次に、「登録を受け付けました」の画面のうらでは、どんなことが起きているか、と発問した。子供たちは、「本当は有料化も」「登録したことを悪いことに使うかも」などと答えた。そこで、個人情報とは何かについて考えさせる場を作った。名前、住所、生年月日などが個人情報であると理解させた。それらが流出したときの考えられる被害についても学習した。「物を買えと脅されたり、いたずらに使われたりするのではないか」という意見が子供たちから挙がった。また「簡単に教えるもんじゃない」と発言した児童もいた。 そして、被害に合わないためにどうしたらよいかを考えさせた。勝手に登録しないことや、家の人と相談すること、フィルタリングサービスを利用することなど、具体的な対策を全体に広めることができた。 インターネットは楽しいものであるガ、使用する側が、正しい知識を持って安全にモラルを守って使っていく実践を、今後も工夫しながら行っていきたい。 【東郷・東郷中】全校でケータイ安全教室を実施しました無料ゲームで高額請求された実例をはじめ、チェーンメール、迷惑メールの対策、危ないプロフ、出会い系サイトの危険などプロジェクターを使って詳しく説明していただきました。 まとめでは、迷惑メールを送らない。受けたら削除。むやみにリンクやクリックしない。あやしいサイトに興味本位でアクセスしない。個人情報を書き込まない。教えない。犯行予告や他人の悪口を書き込まないなど大切なポイントを教えていただきました。また、フィルタリングサービスを使って有害サイトにつながるリスクを減らすこともアドバイスしていただきました。 【豊明・沓掛中】「ケータイ安全教室」内容は、1.私たちが日常使っている携帯について 2.悪徳業者等の手口を知るために、迷惑メール等の仕組みについて 3.ネット社会でのルール・モラルについて の3つの内容について、わかりやすく説明をされ、改めて普段何気なく使っている携帯電話・プロフ・ブログの危険性を知ることができました。 また、技術・家庭科の授業でも、パソコンを使用し、ネチケットや情報モラル教育を実践しています。 【西尾・平坂中】携帯電話の裏に潜む危険を学ぶ授業
昨今、生徒がテレビやインターネット、携帯電話などといったメディアに接する機会が多くなってきています。中でも携帯電話は、中学生でも自分専用端末を所持し使用している生徒が年々増加しています。その他では、自分専用の携帯を持たず保護者の物を借りてメールをする生徒もいます。メールまたはプロフなどに接する機会が多くなるにつれて、メールやネットの書き込みをきっかけとしたトラブルが後を絶ちません。
そういった現状をふまえ、1年生のクラスで、(株)NTTドコモが発行しているDVD「携帯安全教室」を利用して、携帯電話の裏に潜む危険を学ぶ授業を行いました。 この教材には、大きく分けて次の7つの内容が入っており、映像を通して分かりやすく内容が説明されていました。 1.携帯の基礎知識 2.メールがきっかけで起こるトラブル 3.サイトを通じた「出会い」によるトラブル 4.ネットへの書き込みで起こるトラブル 5.トラブルから身を守る方法ってある? 6.携帯のルールとマナー 7.携帯に振り回されていない? このDVDを試聴した後、生徒から感想を聞くと、「私は携帯を持っていないけれど、将来持つことになったら気をつけて使いたい。」、「責任が取れないからまだ持ちたくない。」、「こんな危険があると初めて知った。」などの感想をもち、多くの生徒が危険性を学ぶことができました。 こういった実践を定期的に行い、生徒のネットモラルに対する意識を高めていきたいと思います。 【蒲郡・大塚小】情報セキュリティ「情報は 信じる前に 裏をとれ」そこで、情報モラル教材「青野家ケータイ物語」を用いて、インターネットやメールからの情報との上手なつきあい方について考えさせようと考えた。その中で、日常レベルで実践できることや、情報を正しく活用する姿勢の習得を目指して情報モラル教育を実践した。 <指導の実際> 1.本時の課題を考える ・体験を想起させweb上の情報が生活に役立っていることを意識する 2.情報をめぐる事例ドラマを見て考える ・「役に立ったこと」「問題だったこと」を整理していく ・失敗しないための対策を具体的に考えることで、インターネット上に発信された情報との上手な付き合い方を意識する ・同様な失敗体験を持っている子どもの発言から、次に同じような場面に出会ったときはどうしたらよいか考える 3.学習内容をまとめ、情報と付き合っていく自らについて考える ・感想を書き、発表する ・一人ひとりが責任を持ちながら正しい情報を発信する大切さにも触れる はじめは「中学に行ったらケータイが欲しい」と口々に言っていた子どもたちも、感想では「大切なことは、友達に直接言いたい」「いろんなサイトや人に聞くなどして、情報が正しいことを確認してから人に伝えたい」「ケータイは、困った時以外はむやみに使わない」などの感想が出された。便利であればこそ、そこにある危険性を意識して責任を持って情報を扱えるように、今後も指導を継続していきたい。 【あま・甚目寺中】「ケータイ安全教室」を受講内容としては、 1.ケータイの便利なところと怖いところ 2.迷惑メールについて 3.ケータイのマナーについて・・・など受講しました。 インストラクターからの問いに積極的に挙手をする生徒が多く、大変盛り上がりました。しかし、トラブルに関する映像が映されると雰囲気が一変。生徒全員が静かに映像に見入っていました。 中学生ですので、すでに携帯電話を持っている生徒・これから持ちたい生徒が多数います。どうしても便利な部分にしか目が行きません。インストラクターの方が、そこを上手に諭しながら携帯電話を使う上でのマナーを教えてくれました。 時期的にも夏休み直前での実施ということで、休みを過ごす上での戒めにもなったでしょう。携帯を持たせるか持たせないかの是非の判断は各家庭・保護者がすることであると思いますが、もし持つのであるならば、マナー・節度を守って使ってほしいものです。 【愛知県安心ネットインストラクターの活動】弥富・十四山西部小(参加者の声)【平成23年 2月17日(木) 弥富市立十四山西部小学校 (PTA役員、学校職員)】 ◆インストラクターさんからいろいろな話を聞けたので、子どもがケータイによる犯罪に巻き込まれないよう、家庭で考える機会が作れると思った。 ◆インストラクターさんの活動を初めて知りました。これから、小・中学校でどんどん活動を広げていってほしいです。 ◆子どものネット利用の危険性について、ビデオを使ったり図や表にしたりして、とてもわかりやすく解説していただけて良かったです。 ◆ケータイのチェーンメール等、知らなかったことがわかり、とてもよかったです。 ケータイは電話機能だけだと思っていました。また、たくさんの個人情報が詰まっているのだと気づかされました。 ◆インストラクターさんの説明は、わかりやすくてよかったです。 ◆実際にケータイやパソコン等を利用していますが、初めて聞く言葉などがあり、とても勉強になりました。子どもと話し合いのできる良い機会になったと思います。 ◆子どもが小学生なのでケータイを持たせておらず、利用については気にかけていなかったのですが、他では聞けない話が聞けて良かったです。 ◆ケータイに潜んでいる恐ろしさなどがよくわかりました。ケータイについて、子どもとあまり話し合ったことがなかったので、少し話し合ってみたいと思います。 ◆「ペアレンタルコントロール」、「フィルタリング」について大変参考になりました。 ◆子どもが小2なのでケータイを持たせていませんが、今後ケータイを持たせる時に、役立つ話だと思いました。 【問合せ】愛知県生涯学習推進センター(TEL 052-961-5333) 【安城・安城北部小】「情報モラル教育推進手引き」を活用した実践4年生では、1学期に「肖像権と著作権について理解し、肖像権、著作権を守るためにどうしたらよいのか、適切な対応を知る」学習を行いました。資料は、「情報モラル教育推進手引き」の資料「ホームページ」を使用しました。 実際の授業の流れは次のようでした。 1 自分を書いた文章や絵を勝手に人に使われた経験についての発表 自分の描いた絵を使われた経験があるという児童が5名ほどいて、「嫌な思いをし た。」、「その絵を早く消してほしいと思った。」といった感想を述べました。 2 資料を読んで、友だちにからかわれたけいと君の気持ちについての話し合い 「自分の書いた文章を勝手にホームページに載せられて、けいと君には何も悪いことがないので、かわいそう。」、「なぜ勝手にホームページに載せたのかが分からな。」など、ホームページに載せたことへの非難の言葉が出ました。 3 かえでさんは、他人の文章や絵を利用する際にどうすべきだったのかの話し合い 「自分の言葉で紹介すべきだった。」、「自分で写真を撮って、紹介文も自分で書くべきだった。」、「文章や写真を使うことを先にけいと君に聞くべきだった。」という意見が出ました。 4 他人の文章や写真を使いたいときの対処方法 多くの児童が、「その人に名前や写真を載せてよいか、文章をそのまま載せてよいかを許可してもらってからホームページに載せる。」という内容を書いていました。 【豊橋・鷹丘小】携帯電話に潜む危険性について学習しました
携帯電話への興味が高まり、家庭では実際に所持している児童もいる3年生を対象にして実践を行った。まず、チェーンメール等のスパムメールに関して、受信した被害者が転送を行うことで加害者になりうることを「春野家ケータイ物語」を利用して学習した。
授業のはじめには、「不幸になるのはいやだから、絶対転送する。」という意見だった児童は、「今までの私だったら知らないうちに悪い人の手伝いをしていたかもしれない。変なメールは来ても無視する。」という意識の変容が見られた。 次に、個人情報の保護について同様に学習を進めたが、中には、「携帯を使いすぎてお母さんに怒られたことがある。そのときは、知らない人ともチャットをしていた。」という児童もおり、話を聞いた子どもたちは「何もなくて良かったね。」、「知らない人に自分のことを教えちゃダメだよ。」などと声をかけており、学習したことが身についている様子がうかがえた。 また、携帯電話の多様化も進み、スマートフォンが登場したことで、今まで以上にお金の決済やアプリケーションの利用に注意が必要であることなどを、担任の携帯電話を実際にさわらせて体験させた。 同時に保護者の協力が必要不可欠なことから保護者へのケータイフィルタリングの啓発を行っている。 【瀬戸・品野中】情報モラルの授業について(1年生) ○指導内容 <インターネットのルールとマナーについて学ぶ> ※技術家庭科(技術分野)教科書p196からp197参照 ・インターネット利用の心がけについて ・コンピュータの操作でしてよいこととしてはいけないこと ・なりすましやチェーンメールについて ・著作権について ・コンピュータウイルスについて ・セキュリティーソフトについて (2年生) ○指導内容 ・携帯電話のルールとマナーについて ・情報の正しい取り扱い方(加害者にも被害者にもならないために!) (3年生) ○指導内容 ・コンピュータ(インターネット)関連のルールとマナーについて ・情報モラルのある生活(1時間復習もかねて再確認) 2 情報モラルの指導を通して感想 1年生では情報モラルの基本を学習する。2年生では主に携帯電話のマナーを学ぶ。3年生ではインターネットのルールとマナーを主に学習する。携帯電話は身近であるが、インターネットを利用して商品の売買は生徒は、ほとんど体験していない。コンピューターウイルスの存在は知っていたがウイルスに感染したことも自宅ではほとんど経験がないようである。コンピュータウイルスを作ったり送信することが犯罪だとは知らなかった生徒が大半であった。 生徒はまじめに授業に参加して、情報モラルの学習を真剣におこなった。 負の側面として、携帯電話で違法の写真を送る生徒も一部のものであるが存在した。 上記のことが分かったので、当該学年の教師で指導はした。違法写真を速やかに削除するように本人と双方の親に連絡を取って解決を図った。今後も全学年で指導をしていきたい。 【春日井・柏原中】情報モラルに関する学習《指導計画》 <1年> (1学期) ○ルールやマナーを守る ・携帯電話の良い使い方、悪い使い方 ・携帯電話を使うときのルール、マナー (2学期) ○安全な利用とルール作り ・家庭で携帯電話を使うときのルール ・携帯電話の上手な使い方 (3学期) ○個人情報の保護 ・チェーンメール、迷惑メール ・個人情報の守り方、アドレス帳 <2年> (1学期) ○情報の信憑性 ・役に立つ情報、誤った情報 ・メディアリテラシー ・情報との付き合い方 (2学期) ○責任ある情報発信 ・ブログ、プロフ、掲示板の良い点、問題点 ・肖像権、著作権 (3学期) ○無料ゲームサイト ・個人情報の保護 ○ワンクリック詐欺 ・架空請求、不正請求 <3年> (1学期) ○掲示板の使い方 ・裏サイト、掲示板 ・掲示板に書いて良い内容、書いてはいけない内容 (2学期) ○電子商取引のルール ・ネットショッピング、オークション ・便利な点、注意する点 また,3学期に愛知県警察本部サイバー犯罪対策室から講師を招いて講演会を開催し,ネットコミュニケーションやサイバー犯罪について考えました。身近で便利な携帯電話やインターネットの良い面と悪い面を知り,自分が傷ついたり,相手を傷つけたりすることがないようなコミュニケーションづくりについて学びました。 【西尾・中畑小】 ネットモラルを知ろう 「えっ!こんな人だったの!」授業の始めに、導入映像クリップを視聴させた。映像の内容として、主人公がハムスターについて掲示板で質問する。主人公は、答えを教えてくれた人を信用して個人情報を教えてしまう。しかし、思っていた人とは違って嫌がらせのメールがたくさん届くようになってしまった。 視聴後、個人情報を教えてしまった主人公の気持ちとどうすれば防ぐことができたのかを考えさせた。主人公の立場になって真剣に考え、個人情報を教えてはいけないことやしっかり断るといいといった意見が出てきた。個人情報の大切さを考えることができた。 また、保護者にも見ていただいたことで、家庭への啓発にもつながった。 【西尾・東部中】見覚えのないアドレスのメールは開くことはせず、すぐに削除することを学ぶその上で携帯電話の使い方、携帯電話という便利な道具の裏側にある危険性(迷惑メール)について学習しました。過去のデータからEmailも含めてアメリカで総流通量の80%、ヨーロッパで60%、日本においても40%が迷惑メールであり、身近に存在しているものであることを知りました。また、そのメールを開き不用意にサイトにアクセスすると、多額のお金を請求されたり、知らない間に危険なサイトに登録され迷惑メールが頻繁に届くようなったりする事を知りました。そこから、見覚えのないアドレスのメールは開くことはせず、すぐに削除することを学びました。 (Netモラル A-06ケータイと私たちの生活、C-07ワンクリック詐欺より) 生徒の言葉 ○今度携帯を買ってもらえるようになりました。うれしくてわくわくしています。でも、携帯を買ってくれる親の気持ちがわかったので大切に使いたいです。そして、迷惑メールに引っかからないように注意して使います。 ○僕はケータイを持っていないけど、パソコンでたまにメールをします。前に知らないアドレスのメールが来ていて、僕はそれを開いてしました。そしてボタンを押したら変な画面に飛んだことがあります。僕は怖くなってすぐにメールを消して電源を落としました。その後は何もなかったのでよかったです。ケータイでも同じような迷惑メールがあることを知ったので、ケータイを持つようになったら、同じことをしないように気をつけていきたいです。 |