携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【豊川・小坂井中】親子で考える情報モラル学習の授業実践

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 4月25日のPTA総会の日の授業参観で、1年2組は「情報モラル」についての授業を行いました。1年生は、中学校への入学を機に携帯電話を所持しはじめる生徒も多くいます。そこでこの時期に「携帯電話使用のマナーやルール」を確認し、携帯電話は便利な半面、使い方によっては危険も潜んでいることを認識させたいと思い、この授業を実践しました、特に、「出会い系サイト」や迷惑メールなどのトラブルにまきこまれないよう常に気をつける必要があることを、参観してくださった保護者の方にも理解していただく機会としました。授業の展開は「情報モラル教育推進の手引き」から「携帯電話の使用マナー」の授業案を参考にし、啓発用の映像資料として「春野家ケータイ物語」のDVDを視聴しました。また、授業の終わりには、以前、各学校に配布された「情報モラル」指導実践キックオフガイドの中から「情報モラルチェックシート」を生徒用、保護者用それぞれ印刷し、親子でやってもらいました。親子で携帯電話の使用マナーやルールについて再確認し、情報モラルの意識を高めるよい機会とすることができました。以下は、授業での生徒の感想の抜粋です。「携帯のマナー、自分はけっこう守れていると思いました。お父さんのおかげです。お父さんは、私に携帯を買ってくれる前に、いろいろとルールを作ってくれました。これからもしっかり守りたいと思います。」「携帯は便利だけど、気をつけないと他人に迷惑をかけたり、いろんなトラブルにあう危険があることがわかりました。」「僕は携帯を持っていないけど、よくお父さんやお母さんは車を運転しながら携帯を使っているので、注意してあげたいです。」
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【新城・山吉田小】6年生で携帯電話の使い方のルールについて話し合いました

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 本校では、携帯電話のルールについて話し合いを行いました。携帯電話についてのアンケートを行ったところ、自分の携帯電話を持っている子どもは14名中0名でした。ほしいと思っている子どもは6名おり、実際に家族の電話を使ったことがある子どもは、8名いました。「いつ頃持つのがよいと思うか」という項目では、11名が高校生と答えていました。その理由として、高校に通うにはバスでJRの駅まで出て、そこから電車に乗っていかなければならならず、特に帰りのことが心配だからと考えている子どもが多くいました。
 授業では、情報モラル教材「春野家ケータイ物語・安全な利用とルール作り」を資料として利用しました。携帯電話の便利な点と注意する点をあげ、どんな使い方のルールが必要かを考えました。特に、家族でルールを考えていくと、無駄な使い方をしなくなったり、悪い使い方をしなくなったりするといったよい点に着目して話し合いました。子どもの実態からまだ実感がわかないと感じられる場面もありましたが、携帯電話の使い方のルールを家族で話し合う必要があることを、この授業から意識づけることができました。

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【稲沢・稲沢西小】疑似体験を通してインターネットのもつ危険性について考えさせる取組

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 6年2組の児童を対象に,「携帯電話やコンピュータの利用に関するアンケート調査」を行った。その結果を,iモラルに掲載されている調査結果と比較すると,コンピュータの家庭への普及率やコンピュータの利用頻度が,県下の小学生に比べて高いことが分かった。
このようなコンピュータの利用状況に対して,「あなたの使っているコンピュータは,フィルタリングシステムを利用する設定になっていますか」という問いには,ほとんどの児童が「わからない」と答えていた。幸いにも,情報ツールによる事件に巻き込まれた経験のある児童はいないものの,インターネットのもつ危険性に対する意識は低いことが明らかになった。
 そこで,ネットショッピングやチャット,掲示板を疑似体験するWebサイトを活用して,インターネットに潜む危険性について考えさせる取り組みを行った。児童は当初,インターネットで自ら情報を発信するという初めての経験を楽しんでいたが,「今,皆が打ち込んだ内容は,どこの誰に送られるのかな?」と問いかけると,表情が一変した。インターネットでは,見ず知らずの人とやりとりをする場合があるため,安易に個人情報を伝えたり,直接会う約束をしたりしてはいけないことを伝えた。
インターネット上のトラブルは,教師の目の届かないところで起こり,しかも,短時間で大きな問題になりやすい。児童がネット犯罪の被害者や加害者にならないために,今後も自分の身を自分で守る能力を育む指導を行っていきたい。

【豊橋・石巻小】『事例で学ぶNetモラル』の教材を使った情報モラル指導

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 携帯電話やパソコンの利用率は、小学生の中でも近年増え続けています。しかし、子どもたちの情報モラルの意識はまだまだ低いのが現状である。そこで、身近に起こりそうな実例をもとにした情報モラルに関する授業を行い、その危険性を1人1人に自覚できるようにしたいと計画しています。
 本校では、『事例で学ぶNetモラル』の教材を使って、メールや携帯電話、インターネットトラブルについて考え、正しい使い方を学ぶ学習を進めています。この教材は、情報化社会の中で危険を伴う事例が映像を通して構成されているため、情報機器を使う上で注意することが子どもたちの中に浸透しやすく、1人1人の意識が高まってきています。中でも、最近話題にあがる「チャット」「プロフ」といった誰でも簡単に利用できるサイトについては、高学年の児童の利用率が増えているため、授業で取り上げて指導しました。パソコンや携帯電話を気軽に利用している子どもたちにとって、インターネットの使い方を考え直す良い機会にもなりました。


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【一宮・大和東小】著作権の必要性について学びました

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 本校では、5年生が著作権の情報モラルについて学習しました。インターネット上のサイト「楽しく学ぼう著作権」を利用し、著作権の必要性や、著作権があっても自由に使うことができる場合があることを学んでいきました。   
 学習当初は、著作権についてよく知らない子がとても多かったです。学習を進めていく中で子どもたちは、自分が作った作品にも著作権があり、レンタルショップでCDを借りて複製したものを、友達に貸してはいけないことを知った時には、驚いていました。また、○Cマークがノートやゲームなど、自分たちの身の周りにあることを見つけ、著作権は身近なものだということに気づきました。友達の作品をそっくり真似をすることはいけないことだが、友達の作品のよい点を生かし、それを参考にして自分なりの作品を作ることが大切であるという意見が出てきました。
 今後も総合的な学習の時間を利用して、著作権に対する意識を高めるとともに、情報モラルなどについて学習を進めていきます。

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【一宮・今伊勢中】情報の授業における情報モラルの学習について

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 3年生技術科の情報の授業では,パソコンを用いて授業を行う。そこでは,授業中に制作した作品について,共有のフォルダに保存して提出することになる。そのために,各生徒の作品は,他の生徒のだれもがアクセス可能となっている。
 4月中に行った情報の授業の一環として,共有のフォルダにアクセスする際のモラルについて授業を行った。おもな指導内容は,1.情報には物品と同じように所有権が存在しているということ,2.他人の作品を勝手に加工することは著作権の侵害につながるということの2点を理解させることとした。
 「これまでは,クリックすれば簡単に手に入れられる内容を,好きなように見ていた。」と言っていた生徒たちも,授業を終えて「簡単に見られるとはいえ,そこにルールがあるということを知った。」などの感想を持っていた。また,自分の作品を守るためにパスワードの設定などを行って,不正アクセスから自分のデータを保護する方法を学習したいという生徒も見られた。

【一宮・今伊勢小】「ネットでの悪口は罪になる」について学習しました

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4月27日(火),5年の総合的な学習の時間(情報)でホームページ,ブログ,掲示板についての内容を取り扱いました。授業実践は一宮市のまなびリンクにある指導案をもとにウェブサイトやICT機器を活用してのもので,大切な学習の時間となりました。
遊び心から人やお店の悪口,うそを書き込むことがよくないことを教師がおさえたうえで,グループでの話し合い活動を通し,児童は考えを深めました。話し合いの後に,児童から「人に迷惑をかけることをしない」「見た人がいやな気持ちになることを書き込まない」「人の気持ちを考えて書き込まないといけない」などと意見が挙がり,情報モラルの向上を図ることができました。

【津島・天王中】便利な携帯、ルールとマナーで安全利用!〈ケータイ安全教室〉

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 携帯電話が多機能となり、生活のあらゆる場面で利用が進み便利になる一方で、出会い系サイトにまつわる事件やワンクリック詐欺と呼ばれる架空請求詐欺、インターネット掲示板での誹謗・中傷など、トラブルが多く発生している。こうした危険と隣り合わせの現状を慮り、本校では、全校生徒を対象に、携帯電話会社より講師を招き、『ケータイ安全教室』を開いた。ワンクリック詐欺誘引メールに焦って返信すると、個人情報を漏らすことになることや、巧妙な『なりすまし』にだまされ、見知らぬ人と会ってしまうと危険な目にあうこともあるなど、様々な実例を紹介した講義は、生徒たちにとって興味深く、皆、真剣な表情で聞いていた。
 「携帯を安全に利用するためには、ルールやマナーを守ることが何より大切!」「ルールには理由がある。自分くらいとか、自分だけはという考えを持たない!」というまとめでこの学習会を終えた生徒たちからは、「不用意なアクセスは注意しよう」とか、「人に迷惑をかけるような使い方をしないようにしよう」とかいう声が聞かれた。

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【豊田・加納小】4年生、高学年の仲間入りと情報モラル

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 新年度を迎え,4年生に進級し,高学年の仲間入りをしたクラスで,年度始めに情報モラルに関する授業を行った。まず,コンピュータ室を使用し,それぞれのコンピュータを親機から立ち上げる様子を子どもたちに見させ,自分のコンピュータをログインさせるところまで画面で示した。そして,自分の学年・学級・名簿番号を正しく入力させた。その際,注意点として,自分以外の人になりすまし,他の人の名簿番号などを入力すると,間違ってログインした他の人が自分のところへログインしようとすると,既に使われていることになってしまい,大変困ることを話した。すると,児童は,その論理を理解することができ,今まで以上にログインするときに気をつけて入力しようとする姿が見られた。
 また,Yahoo!などのインターネットでの検索では,実際には,高額を架空請求される危ないサイトがあるので,使うときには,危険なサイトを見ることは避けた方がよいことを指導した。具体的には,「STUDYシリーズ ポータルサイト」の「インターネットのルールとマナー」の中にある「ドラえもんのまんがでわかるルールとマナー集」<1章:身につけること・覚えておくこと><2章:法律で決められていること><3章:電子メール><4章:インターネット上でのコミュニケーション><5章:ウェブページによる情報発信><6章:ウェブページによるサービスの利用>で,普段の生活にも規則があるように,インターネットを使うときにも守らなければいけないルールやマナーがあることを学習した。
 さらに,これから先,メールで文章などを送付したり,受け取ったりすることが増えていくと思うが,そのときには,相手の悪口などをメールで書いたり,インターネット上で,ブログなどに誹謗中傷を載せたりすることはいけないことだということを,4年生にもわかるように話した。実際には,現在,メールのやりとりをしたり,ブログに載せたりしている子は少ない。現代は,コンピュータを使えるようになり,便利な世の中になったが,情報モラルに十分気をつけて,自分たちのできることを増やしていけるとよいことを,今後も学習していきたいと思う。

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【刈谷・平成小】 道徳で「メール」を通して「思いやり」の大切さを学ぶ

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 学校においても、緊急連絡網として携帯メールを位置づけたり、学校間の連絡にも利用したりするなど、現代社会でメールは情報伝達手段として欠かせない存在となっている。しかし、文字だけでは気持ちを伝えることが難しく、ネットでのトラブルの原因となっている。携帯電話を使い始めている4年生の道徳で「メール」を題材として取り上げた。
 同じ「メール」の文章が、人によって「はげまし」と感じられたり、「ひやかし」や「悪口」と感じられることに気づかせ、相手と向き合って話せば気持ちを伝えられる表現であっても、文字だけでは誤解を招き、相手を傷つける場合があることを教えた。そして、メールでは、相手への思いやりとして、誤解を招かないような表現を心がけることが大切であることに気づかせることができた。
児童に示したメール
「健太へ 今日のサッカーのし合は残念だったな。せっかくおれがいいパスを回してやったのに,かんじんなところでころぶなんて、ほんとどじだよなあ。どうせいつものことだけどな。おまけに,し合にも負けちゃうしさ。はでにころんでたのに,足,けがしなくてよかったな。次のし合ではちゃんとやれよ!」

【新城・千郷小】6年生の道徳の授業で、『ちょっと待って、そのメール出していいの!』という題名で授業を行いました

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 新城市立千郷小学校では、4月17日(土)に授業参観を行い、6年竹組の道徳の授業において、『ちょっと待って、そのメール出していいの?』という題名で、チェーンメールを取り上げました。
「私は、いじめにあって苦しんでいます。このメールを見て、1時間以内に5人に送ってくれると私は助かります。もし、送らなければ、今度は、あなたがいじめられます。いじめられたくなかったら、必ずメールを送ってください。」
 こんなメールが届いたら、どうするか考えることをきっかけに、チェーンメールとは何か、自分が加害者にもなってしまう恐ろしさなど、学ぶができました。
 授業を終えて、子どもたちは次のような感想を持ちました。
・チェーンメールはとても恐ろしいものだとわかりました。もし僕に回ってきたら、絶対に出すのをや
めたいです。
・ふつうにメールやインターネットをやっていたけれど、すごくこわいこともあることを知りました。
・チェーンメールがもしきたら、無視したり、誰かに相談しようと思いました。

【稲沢市・清水小】保護者に向けた情報モラル啓蒙活動

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 清水小学校では、児童に向けての情報モラル教育を進めるとともに、保護者に対しても家庭で情報モラルの意識を高めていただくことが大切であるととらえ、平成22年度の4月26日(月)の各学年懇談会において、一斉に情報モラル啓蒙活動を行いました。
 保護者からは、高学年になるに従って、子どもたちが携帯電話を持ちたがる傾向にあるがどうしたらよいか、といった質問が出されました。参加した保護者からは、「約束事をしっかり決め、約束を実行させる家庭でのしつけなどが大切である」といった意見が保護者同士で話し合われました。
 また、愛知県義務教育問題研究協議会から出された資料をもとに、家庭での携帯電話やインターネットの賢い使い方について、学習会を行いました。参加した保護者は、関心が高くこれからの自分の子どもたちにどのように話をしたらよいか真剣に考えていました。

【豊田・稲武小】インターネットを上手に使おう!

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 稲武小学校では、2年生を対象に、『変なWebサイトに出会ったときにどうすればよいか』という授業を行った。
 まず、児童に「インターネットを使ったことがあるか。」と聞いたところ、ほとんどの子どもたちが「使ったことがある。」と答えた。ただし、低学年のため、子ども1人で使うというより、家の人と一緒に使うという場合がほとんどだった。次に、「インターネットのよいと思うことは何か」と聞いた。子どもたちからは、「いろんなことを調べることができる。」「服などの値段がわかる。」という意見が出た。そこで、有害なWebサイトの例を子どもたちに見せると、ほとんどの子どもたちは、漢字が読めないものの、「なんか怖い感じがする。」というよくないイメージの感想を言う子がほとんどだった。中には、「これゲーム?」と言う子もいた。教師が難しい単語の内容を教えながら、声に出して読むと、内容を理解した子どもたちからは、「すごく怖い。」「気持ち悪い。」という声が挙がった。授業のまとめとして、子どもたちに「みんなの指1本のクリックがいろんな人に迷惑をかけることにつながったり、犯罪にもつながったりすることになるんだよ。」と教え、「もし、こんなサイトに出会ったら、触らないで大人の人を呼びましょう。」と言ってこの日の授業を終えた。
 インターネットでは、有害サイトに出会う可能性はだれにでもあるものだ。今回の授業を通して考えたいのは、児童生徒が生活していくうえで、学校以外の利用も含めた有害サイトへの出会いや、その対応を考えておくことだ。学校のインターネットを通じ、情報を活用する力の一つとして、自分にとっての有効性を判断することをこの1時間だけの指導と考えずに、日常のWebの利用の場面すべてで、と考え、こまめに指導していきたい。

【刈谷市・朝日中】2年生「携帯電話のルールとマナーについて考えよう」の授業を通して

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 本校では、道徳の時間や各教科を利用して、情報モラル教育の推進を図っています。2年生では、授業参観を使って保護者と一緒に、携帯電話の使い方やインターネット等の利用について考える機会を設けています。
 4月15日(木)の5校時に、2年生全クラスが1回目の情報モラルの道徳の時間を行い、保護者の方々に参観してもらいました。今回は、初めに小中学生の携帯電話の所持率が低下していることについて考えさせました。生徒からは、「トラブルに巻き込まれるから」や「夜遅くに使ってしまうから」などの意見が活発に出てきました。次に、公共の場での携帯電話の使い方について生徒に考えさせるためにDVD教材(春野家ケータイ物語第1話)を視聴させました。そして、保護者とともに「公共の場所では、決められたルールを守る」や「ながらケータイはやめる」などといったマナーの共通理解を図りました。授業の最後に、携帯電話の正しい使い方について生徒に啓発させるため、春野家ケータイ物語第2話を視聴させました。授業後の生徒の感想には,「携帯は、上手く利用すると良い道具だと思うので、自分の携帯を持ったらルールを考えて使いたい」と書かれていました。保護者からも、「これからもこのような授業を継続的にやってほしい」との意見が出されました。

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【安城・高棚小】携帯電話やインターネットのルールとマナーについて学習しました

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 本校では、「インターネットのルールとマナー」(小学館ファミリーネット/ネットくんプラス)を使い、5年雪組で携帯電話ならびにインターネット使用時のルールやマナーについて学習しました。
 はじめに携帯電話の便利な点について意見を出し合った後、別の学校で以前実際に起きた、携帯電話にまつわるトラブルの例を紹介しました。多くの子どもたちが携帯電話に興味を持ち、「欲しいな」「あると便利だな」と考えていたようでしたが、電話やメールがいたずらやいじめに利用されていることを知ると、とても驚いていました。その後、社会科や総合的な学習の時間などで利用する機会が増えるインターネットのルールとマナーについて、「ドラえもんのまんがでわかるルールとマナー集」を見ながら話し合いをしました。その中で、「けいじばんやうらサイトはだれが書きこんだのかが分からないので、とてもこわいなと思いました」「ブログにへんな言葉やいやがらせの言葉がとどかないように、自分で使うときはへんなブログを開かないようにしよう」「パスワードはとても大事なものなので、人に教えてはいけないということが分かりました」などの意見が出ました。
 今後も情報モラルの授業を継続していくことで、携帯電話やインターネットのルールやマナーを正しく理解し、コンピュータなどを適切に活用できる子どもたちを育成していきたいと考えています。

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【豊田・高岡中】『ケータイ安全教室』の実施

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 平成21年10月9日(金)に、豊田市立高岡中学校では、3年生を対象にNTTドコモから2名の講師をお招きし、『ケータイ安全教室』を開催しました。
 全校生徒に事前アンケートを実施し、ケータイの所持率は1年生:約40%、2年生:約60%、3年生:約78%であり、過去にケータイによる被害にあった生徒が7%、被害を心配している生徒が41%いました。今後、被害を未然に防ぐために、どのような心構えや対策が有効であるか具体例をもとに学習しました。
 「出会い系サイト」における事件はブログへのちょっとした書き込みによって、個人が特定されてしまう危険性を教えていただきました。ケータイを所持する生徒のうち、フィルタリングサービスの状況は、かけている生徒:46%、かけていない生徒:23%、知らない生徒:31%という結果でした。生徒たちの現状は無防備な状況で、講師の方から改めてフィルタリングサービスの積極的な利用を呼び掛けられました。
 『ケータイ安全教室』を受けた3年生徒からは、「身近な問題として有意義な1時間だった」「チェーンメールは私で止め、回さない」という具体的な感想がありました。また保護者からは「将来に向けて役立つ勉強をすることができましたね。ケータイは道具です。それに振り回されないようにね」「顔を見て話すことが人間関係づくりの基本ですよ」などという感想が寄せられました。
 平成22年度も昨年度に引き続き、10月8日(金)にNTTドコモから講師をお招きし、3年生と保護者を対象に『ケータイ安全教室』を開催し、情報モラルについて学習を深めていきます。

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【西尾・寺津中】道徳において、『情報モラルを学ぼう』という題名で授業を行いました

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 西尾市立寺津中学校では、4月17日(土)のPTA総会の前に授業参観を実施しました。その中の2年1組の道徳において、『情報モラルを学ぼう』という題名で授業を行いました。
 授業はコンピューター室で行われ、情報モラル教育支援ソフト『事例で学ぶNetモラル』を活用しました。事例は『プロフ(自己紹介サイト)女の子だと思っていたら…』を取り上げました。
 プロフで知り合った人が実は悪い男の人で、会いたいという誘いにのってこない主人公に対し、「友達の個人情報をさらす(ばらまく)ぞ」と脅してくる内容でした。生徒たちは、身近に起こりそうな内容であると感じ、その危険性ををあらためて自覚することができました。

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【豊田・道慈小】DVD教材を活用した取組

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 豊田市立道慈小学校では、携帯電話やインターネットでメールをやり取りする児童はほとんどいないが、小中連絡会で、中学生の間ではケータイの裏サイトで悪質なメールがやり取りされているという情報をつかんだ。そこで、6年生を対象に「春野家ケータイ物語」DVDを使って情報モラルの教育を行った。
ケータイの掲示板上でいじめに遭ったケースを取り上げ、掲示板上に書いてはいけないことや書いてもよいことについて学習した。
このドラマは、まさに6年生の抱えている問題とリンクしているところがあった。導入の「友達から言われた言葉やされたことで、すごくいやだったことはありませんか。」という質問に対して「ウザイ、バカ、アホ、シネ、陰口、悪口、仲間はずれ、無視・・・」などと、たくさんの意見が全員から出された。
主人公の啓太が、ネットに「ウザイ」と書き込みされ、うわさがどんどん広まっていくさまを、食い入るように見ていた。たった一人で抱え込み、孤立していた啓太。啓太がいじめに遭っていることを知った両親が学校に相談に行き、先生や友達に助けられる場面では、クラス全員がそれぞれの状況と重ねて観ているようだった。ドラマの中で、男性教師が全体の場で、「掲示板でいじめるやつは卑怯だ。周りの人は、知っていても知らん顔するのではなく、助けてあげよう。」と言う呼びかけをした。道慈小でも同じことを指導しているので、ダイレクトに訴えてくるものがあった。
まとめでは、3つのポイントを押さえた。
1.相手の気持ちを考える 
2.自分の発言に責任を持つ
3.家族や友だちと話し合う
 この学習は、いじめに遭った子を勇気づけ、いじめている子に警告を発しているように思われた。学習が終わると、なぜか、A男やB男の表情が明るくなり、全員の男子が顔を寄せ合うようにして会話を楽しんでいる光景があった。この授業をしてよかったと思った。



【豊田・幸海小】電子メールのルール

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□授業の様子
 教科:道徳『電子メールのルール メールって便利だね でもマナーも大切』
1.パソコンや携帯電話のメール機能についての、利用経験をたずねる。
・5名、メール機能の経験がある。1人は自分専用の携帯電話を持っている。
・親の携帯電話を使ってメールの送受信をしたことがある者が、8割程度。
2.ビデオを見て、メールをするときに気をつけなければならないことを考える。
・友達の悪口をメールで送らない。
・時間を考えて、遅い時間にはメールを送らない。
□児童・生徒の様子
・自分専用の携帯電話は持っていなくても、家族関係からメールのやりとりに関して身近に感じているようだ。中学生になったら携帯電話を持ちたいか、とたずねると7割程の児童が挙手をした。やはり携帯電話に対する憧れは強いようだった。
・今回のビデオを見て考えられる「気をつけなければならないこと」は、上記のようなものが挙げられた。その他にも、家族での体験談や、私自身の体験談も交えて気をつけなければならないことを話し合った。「メールを読む相手が気分を害するような、適当な返事を返さない。」「送られてきた文の量に見合うだけの文の量で返すのが望ましい。」「丁寧な言葉遣いをする。」「どうしても夜遅くに伝えなければならないことができたときは『夜分遅くにすいません』といった断りの内容をいれる」といったことを確認しあうことができた。
□成果と今後の課題
 現在、携帯電話を持っている児童が少ないが、中学に進学すると全員が自転車通学 ということもあり、携帯電話を持つ者は一気に増えると考えられる。数年後に使うと分かっているメール機能のマナーについて少しでも、理解することができた。実際に使い始めたときにも同じような、授業をできたら良いと思うが、今回のこの授業がその時に少しでも思い出されれば、この授業の成果はあったのだと思う。この授業のあとにも、情報モラルに関する授業を行った。たくさんの情報や通信手段が存在する現代だからこそ、必要となる自分を守る力の「情報モラル」について、今後もこまめに指導していきたい。

愛知県の生涯学習情報誌「まなびぃあいち」で情報モラルを特集しました。

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 「まなびぃあいち」をご存じですか。
 愛知県生涯学習推進センターで年4回発行している生涯学習情報誌です。

 平成22年3月末に発行した28号では、「情報モラル」を特集しました。
 「愛知情報モラル対応講座」の様子や、情報モラルについての学校や県の取り組み、家庭教育のポイントが掲載されています。

 携帯電話購入のシーズンです。子どもに携帯電話を持たせるにあたって、保護者として知っておかなくてはいけないことややるべきことが書かれています。子どもを賢い携帯利用者にするためにも是非参考にしてください。

≪ご覧になりたい方は…≫
 お近くの市町村、図書館、県関係機関等で配布しています。
 また、愛知県生涯学習情報システム「学びネットあいち」で公開しています。
 「まなびぃあいち」http://www.manabi.pref.aichi.jp/center/manabee/...
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