【豊田・前山小】”ちょっと待って!はじめてのケータイ”を活用した授業ねらい:携帯電話に関わるトラブルを具体的に知らせることで、安全な使い方、節度ある使い方の大切さを理解させる。 準備:・パソコン、プロジェクター、スクリーン ・パワーポイント教材(冊子「ちょっと待ってケータイ」を元に作成)、・配布物「ちょっと待ってはじめてのケータイ」(保護者用)授業後配布・感想用紙 ****************************** 情報モラルの授業 ”ちょっと待って!はじめてのケータイ” 「まだ持っていなけど、母のケータイを使ったことがあるよ。」、「メール、写真、音楽、ゲーム、いろいろできるよ。」・・・子どもたちは、ケータイに興味津々、バラ色のイメージを持っている。近い将来、ケータイを手に情報社会にデビューする彼らが、トラブルに巻き込まれないための安全教育の一環として、5,6年生を対象に、本授業を実施した。”ネット安全安心全国推進会議”作成のパンフレットを元にプレゼン資料を作成し利用した。「ケータイを使う時に気をつけます。」「うっかり使うとこわいことがわかった。」という授業感想が多く見られた。取り組みは、保護者にも紹介された。 【稲沢・稲沢中】情報機器を活用した情報モラル教育1年生では「情報モラルの基本」、2年生では「心の教育」、3年生では「情報安全教育」を中心に、自作のワークシートやDVD等の情報モラル教材を使って授業を行っています。 先日、2年生で「携帯電話依存症」についての授業を行いました。中学生にありがちな友人関係のもつれを題材にしたDVDを視聴し、望ましいコミュニケーションの取り方や携帯電話の利便性の影にひそむ弊害について話し合いました。生徒たちは「ルールを守って使わないと携帯は怖い」「携帯に振り回されないようにきちんとした使い方をしたい」といったことを感じることができました。 情報モラルの指導の在り方(教育に情報化に関する手引より)
文部科学省が3月に発行した「教育の情報化に関する手引」(p77〜p78)からの抜粋です。
情報モラルの指導の在り方として、「考えさせる学習活動の重視」を掲げていることに注目しておくべきだと思います。 (1) 不易の部分の指導と変化への対応 情報モラルは,道徳などで扱われる「日常生活におけるモラル(日常モラル)」が前提となる場合が多く,道徳で指導する「人に温かい心で接し,親切にする」「友達と仲良くし,助け合う」「他の人とのかかわり方を大切にする」「相手への影響を考えて行動する」などは,情報モラル教育においても何ら変わるものではない。 道徳における指導の内容には, ・主として自分自身に関すること ・主として他の人とのかかわりに関すること ・主として集団や社会とのかかわりに関すること などがあるが,情報モラルでは,ネットワークを介してこの「他の人」や「集団や社会」とかかわることとなる。 したがって,その指導に当たっては,携帯電話やパソコンなどを通じてインターネットを利用することにより,知らない人や社会とのつながりが簡単にできることや,顔を見なくてもあるいは名前を知られなくてもコミュニケーションができるといった,情報社会やネットワークの特性を踏まえることが必要であり,それに伴う危険などにも触れていく必要がある。 情報モラル教育において重要なことは,第1 節でも述べたとおり,情報社会やネットワークの特性とその危険を知ることのみがねらいではなく,ネットワークを通じて他人や社会とよりよい関係を築けるよう,自分自身で正しく活用するために的確な判断ができる力を身に付けさせることである。 (2) 考えさせる学習活動の重視 第1 節で述べたとおり,情報モラルの指導は,各教科等において指導するタイミングをうまく設定し,繰り返し指導することが大切であるとともに,児童生徒どうしで討論することや,インターネットで実際にあるいは擬似的に操作体験をしたり調べ学習をしたりするなどして,「情報モラルの重要性を実感できる授業」を実践する必要がある。特に,学習指導要領解説総則編においては,情報モラルの指導のための具体的な学習活動について,一方的に知識や対処法を教えるのではなく,児童生徒が自ら考える活動を重視している。 【豊田・巴ヶ丘小】不適切なWebページに遭遇したときの対処法についての学習(5年生)【豊田・足助小】個人情報の大切さを知る授業(5年生)パソコンにダイレクトメールが届き、それによって個人情報を聞き出そうとするケースを想定して、その危険性と対処方法を学習しました。 授業の際には、インターネット利用の怖さばかりが目立ってしまったため、インターネットが持つ利点が見えないものとなってしまいました。 今後はもっと身近な題材を取り入れるなどして、情報機器利用のメリット、デメリットをバランスよくとらえ、自分で判断ができるような指導をしていきたいと思いました。 【豊田・梅坪小】情報モラル教育の授業について高校生と教育委員会が対談しました!アスクネットの代表理事の白上委員から、高校生と携帯電話やインターネットについて対談ができる機会がありますよというお話しがありました。 こんなチャンスを無駄にすることはできません。すぐに出向くことにしました。 高校生たちに、ついこの間まで中学生だった頃のことを思い出してもらい、携帯電話を買ってもらった時の条件や、親子の約束事などについて話をしてもらいました。 「情報モラル」の向上に取り組むにあたり、私たちも結構勉強をしましたが、私たちの知らない情報を高校生から聞くことができ、子どもたち以上に勉強をしないといけないと痛感しました。 でも、意外だったのは、学校というステージで携帯電話の話をすることが有効だということでした。それは、実際にメールや通話をするのは学校の友だちが中心だということと、保護者の方も学校で話があったことをきっかけにして子どもたちに携帯電話について会話をすることができるからという理由です。 参考になりました。どうも、ありがとうございました。 【扶桑・扶桑中】校内における疑似情報化社会の体験4【碧南・新川中】 帰りのST時の話し合い活動25日(木)には具体的なのメールで考えていこうと予告しSTを終えた。 NTTドコモから全小中学校へ教材の贈呈!NTTドコモでは、以前から携帯電話の安心・安全な使い方を伝えるための「ケータイ安全教室」を実施しておりましたが、6月に教材の内容をリニューアルしたことに伴い、県内の全ての小中学校に贈呈していただける旨の申し出があったものです。 教材の内容は、小学生向け、中学生・高校生向け、保護者・教員向け、という対象に合わせて編集がしてあります。これが、全ての小中学校に届けば、学校という場で今まで以上に携帯電話の安全な使い方を伝えることができます。 どうも、ありがとうございました。ぜひ、県立学校分も提供していただけるよう、NTTドコモにお願いをしてみることにします。 (写真:NTTドコモ東海支社長から贈呈を受ける今井教育長) 【豊田・西広瀬小】「ネットで知り合った人との約束」フリーペーパー“SChan(エスチャン)”に携帯電話の特集!こうしたいろいろな広報媒体に掲載をしていただけますと、一人でも多くの人に情報モラルについて考える機会を提供することができ、たくさんの人の意識の底上げができると考えています。 いろいろな編集のアイデアを聞きながら、出来上がりを想像してしまいました。9月の発行が楽しみです。本当にご協力、ありがとうございます。 【愛西・八開中】情報モラルについての講話(愛知県警サイバー犯罪対策室より)<生徒の感想より> ○よくインターネットを利用するが、気をつけて使いたい。 ○便利なものだけど、使い方を間違えると怖い。 ○チェーンメールを止めても、誰が止めたのか突き止められないと聞いて安心した。 【稲沢・稲沢西小】ネット犯罪等から児童を守るために情報モラル教育家庭には,配付したワークシートを使って,携帯電話の必要性の有無も含め,携帯電話を使うときのルールなどを話し合ってもらうように呼びかけました。 大学生と教育委員会が対談しました!愛知県が取り組んでいる「情報モラル」向上の取組を説明して、学生さん達に携帯電話やインターネットの利用について話を聞かせてもらいました。 危ない目に遭いそうになった体験や、なりすましで騙されたこと、SNS(※)について熱心に話をしていただき、あっという間の1時間半でした。(※SNS(ソーシャルネットワーキングサービス):コミュニティ型の会員制Webサービス) このテーマをゼミで取り組んでくださり、私たちも節目、節目に参加をさせてもらえるとのことです。学生さんたちの研究成果を有効に活用させていただき、他に例のない素晴らしい事例集を作りたいと思っています。 乞う、ご期待! 【知多・八幡中】「サイバー犯罪防止教室」の開催また、技術・社会の授業でも情報モラルについて3年生を中心に学習しています。 【岡崎・梅園小】「ネット依存症」について考える授業導入で、何かに夢中になったことや無目的に時間を費やしたことを思い起こさせ、その後の「ネット依存症」の事例を児童全員が自分のこととして考えられるようにしました。そして、ネット依存症になった「さおり」の事例を見せ、どうすれば防ぐことができるかをグループで話し合いました。「時間を決める」「勉強(宿題)を先にやる」「家族で約束を決める」などの意見が出され、インターネットを使うときに気を付けることを考えることができました。 最後に、自分がインターネットを使うときのルールを短冊に書き、「ぼく・わたしのインターネット利用宣言」をしました。 【扶桑・扶桑中】情報モラルの課題と指導急速に発展し続ける情報化社会。その進歩と共に加速度的に巻き起こるさまざまな社会現象。「光」の部分だけでなく、「陰」の部分の広がり。情報モラル教育の重要性を全職員が共通理解しました。 印象的な言葉に「学校で学んだ技術を家庭で凶器として使う」というものがありました。 コンピュータや携帯電話を操作している時、生徒は一人で向かい合っていることが大半です。極端な例として、ダイニングのテーブルで家族が反対側に座っていても、コンピュータに正対している子どもがどんな作業をしているか分からないということもあります。ましてや個人の部屋の中では密室状態となります。深く潜行する「陰」の部分。本校生徒がいつ被害者や加害者になってもおかしくない時代です。だからこそ、「光」の部分を大切に進めて行くことの重要性を学びました。 先生に示していただいた「情報モラル指導の3つの要素」(1情報モラルの指導、2情報モラルの授業、3家庭への啓発)は、今後の研究推進に大いに役立つものでした。情報モラルは日頃の人権教育を土台にしているものです。全職員一丸となって、研究を進めていこうと思います。 先生の豊富なご経験を聴かせていただくと共に示唆に富んだ講義をいただき、有意義な現職教育となりました。 携帯電話のルール(義務教育問題研究会実態調査)調査によると、利用内容についてのルールが「ある」という回答した小学生は67.1%、それに対して、その保護者は48.3%、中学生は60.8%に対して、その保護者は63.9%と違いがありました。特に小学生の子どもと親で大きな違いがありました。ルールの認識に違いがあるのかもしれません。 【碧南・新川中】ウェビングをつかったメールのイメージ作り6月25日(木)の研究授業へ向けての有効な授業であった。 |