携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【西尾・寺津小】学年に応じて情報モラルについて学んでいます

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 12月の1週間、情報モラル週間として、1年生から6年生までの全クラスが情報モラル授業に取り組みました。コンピュータ室で、教材ソフト『事例で学ぶNetモラルWeb版』を使って、学年に応じた映像を見ながら学習しました。
 携帯電話やインターネットのメールのルールについて学んだ5年生からは、「携帯メールで、プレゼントをあげますとか、情報をあげますというメールが来ても、返信しちゃだめということがわかった。だまされないように気をつけたいです。」「はがきのけん賞などに応募するときも、住所や電話番号をかんたんに書いちゃうけど、気をつけなきゃいけないなと思った。」「自分の住所やメールアドレスを知らない人に教えてはいけないということがわかった。」という感想がありました。
 コンピュータを使ってクリックしながら映像を見ていくことで、子どもたちが体験的に学ぶことができ、インターネットや携帯電話をまだあまり使ったことのない児童にも情報モラルを身近に感じる機会になったと思います。
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【県立愛知工業高等学校・定時制課程】携帯電話を通しての情報モラルへの取組

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 本校では、携帯電話の利用にかかるさまざまな問題について、資料の配付・講話・視聴覚教材を通して生徒に理解を深めさせ、モラルある利用に努めさせている。
(1)保健部より、「携帯電話はインターネットの入口です」というテーマで、実際の中高校生の被害・加害になった事件を掲載した資料を配付しています。
(2)生徒指導部主催で、情報モラル向上の取組を実施しています。生徒指導主事より講話を実施します。また、人権週間中にHRの時間を活用し、「携帯安全教室」(NTTドコモ)というビデオ上映をし、生徒に情報モラルの高揚を図っています。
 生徒には、身近な携帯電話を通して「情報モラル」を考えるよい機会になっています。

【豊田・平井小】携帯電話についての学習を行いました

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 豊田市立平井小学校では、携帯電話についての学習を行いました。クラスで携帯電話を持っている子が7人おり、高学年になるとやはり情報モラルについての授業は必要ということで、コンピュータ室にある「情報社会の歩き方」という教材を使って授業を行いました。中でも、最初に取り扱ったのは、個人情報の保護ということについてです。住所や電話番号を安易に入れないということについては、ほとんどの子が理解しており、大丈夫な様子でした。
しかし、チャットなどの様子については、まだほとんどの子が経験していないこともあり、ピンときていないところもあるようでしたが、やはり悪口などを書くことによってエスカレートしていく恐ろしさについて話すと真剣に耳を傾けて学習する姿が見られました。
また、チェーンメールについては、聞いたことがあるという子が半数くらいおり、そういったものを簡単に送ってしまわないということはわかっているようでした。しかし、一見、善意のように見えたり、おもしろい内容のメールにもチェーンメールの要素が隠されていることを知らせると意外な顔をする子が多く、むやみに送られてきたものを人に送信しないことについては、十分理解できたようでした。さらに、継続して指導していく必要はあると思います。
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【県立稲沢高等学校】携帯電話やインターネットで注意すること

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 本校は、携帯電話の校内での使用を禁止しており、生徒はそのルールを守っています。しかし、生徒は携帯電話は所有していますので、使い方によっては、友人とトラブルになってしまう生徒もいます。
 そこで、携帯電話やインターネットの使用で注意しなくてはならないこと、特に知らず知らずに人を傷つけていたり、犯罪の被害者や加害者になってしまうことがあるといったことを学ぶため、NTTの映像教材である「ケータイ安全教室」を全校生徒で視聴しました。何気なく掲載した写真によって事件に巻き込まれる状況や、ちょっとした友人の悪口の書き込みが大変なことに発展することがよくわかり、ルールやマナーを守ることの大切さだけではなく、情報社会の恐ろしさを知ることができました。また、無断で人の写真を掲載したり、公共の場での携帯電話の充電等が犯罪行為であることもよく認識できました。
 大人よりも携帯電話を身近に使っている生徒たちには、とても効果的な啓発になりました。
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【豊川・千両小】携帯電話のマナーやルール、個人情報の取り扱いについて、考えさせました

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 本校では、携帯電話を使ったことがあると答えた児童がたくさんいた。内容を聞いてみると、ゲーム・カメラ・アラーム・電卓などであった。実際に携帯電話を所持し、電話をかけたりメールを送信したりしたことのある児童は12名もいた。親との連絡手段として持っているという児童がほとんどであったが、これから携帯電話にふれる機会は増えてくるであろうと考えられる。
 そこで、映像教材『ケータイ安全教室』を利用して、携帯電話のマナーやルール、個人情報の取り扱いについて、考えさせた。
『ケータイ安全教室』の中から次のものを選んで視聴した。
○ケータイの安全な使用方法・マナーやルール
○ケータイカメラ使用時のマナーやルール
○個人情報の取り扱い
○迷惑メールやチェーンメールの対処法
○ケータイ料金について
学習後には、○×クイズをしてマナーやルールの確認をし、学習の感想を発表した。

【県立横須賀高等学校・定時制課程】「ネット社会の歩き方」

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 本校では情報モラルに関しては、主に第2学年の教科「情報」の中で学習を進めています。まず1学期始めに、導入として「情報」を学ぶ意義を学習する中で、実際に起きている事例を示し、情報モラルを一人一人の問題として考える時間をとっています。具体的には、財団法人コンピュータ教育開発センターのWebページ内の「ネット社会の歩き方」にある授業用「学習ユニット」の中からいくつかを抜粋して見せ、おもにインターネットの利用に関しての問題と対応方法を考えさせています。
 また、3学期のまとめとして情報社会への参加する方法を学習する際に、インターネットだけでなく広くコミュニケーションとるためのモラルを扱っています。

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【県立東海南高等学校】「人権講話」を利用した情報モラル向上の取組

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 本校では、平成21年12月7日(月)に全生徒を対象とした人権講話の中で情報モラル向上の啓発を行いました。
 その講話の内容は以下のとおりです。
(1)人権に関する講話(学校長)
・「子供の人権を守ろう」
 世界人権宣言に関する歴史的背景、校内で行った状況調査(アンケート)に基づく学校内の実態などについて

(2)携帯電話使用、インターネット利用にかかわるトラブル、人権侵害などについての講話(生徒指導部長)
・基本4情報(氏名、住所、性別、生年月日)の取り扱い注意
・不適切な書き込み(誹謗中傷)による人権侵害、いじめ
・不正アクセス(なりすまし行為など)による他人への迷惑行為 など
 
 これらの観点から、情報モラルの向上が他人の人権を侵さないばかりでなく、自分の人権をも守るものであるということを生徒たちが理解してくれることを期待しています。

【県立加茂丘高等学校】著作権についての指導

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 本校では、著作権について教科「情報」の中で指導しています。著作者の立場から著作権の必要性を考えさせるために、著作物から得られる収入や著作物使用料を計算させます。また、利用者の立場から著作物の適切な利用の仕方を理解させるために、著作物の引用や著作権契約書の作成をさせます。
 授業後に、生徒たちは次のような感想を述べています。

感想(1)CD1枚の価値は積み重なれば大きいことがわかり、著作権の重みを感じました。
感想(2)著作権は自分には関係ないことだと思っていましたが、勉強してみると自分にもかかわることがたくさんあり、これからは著作権をもっと意識したいと思いました。

生徒はさまざまな実習を通じて、著作権を守ることが文化の発展につながっていくということを実感しています。

【豊田・高橋中】ネット社会の犯罪等から生徒を守る集会活動

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 豊田市立高橋中学校では、毎年外部講師にお願いし、「ネット社会の怖さ」を知らせ、そのことについて生徒たちに考えさせる集会を実施している。講師としては、警察・NTTの職員にお願いしている。事前の打ち合わせで、問題となる事例を講師さんにお話し、必ずそのことにも講話の中に盛り込んでもらえるようにしている。
 メールによる「振り込め詐欺」、ブログへの集団いやがらせ、チェーンメールの怖さについて、生々しい具体的な例をお話していただいた。教室に帰り、感想用紙に記入をし、感想を出し合ったり、その内容を掲示したりして、個々の思いを共有できるようにしている。また、集会の内容を通信で紹介し、保護者にも「ネット社会の怖さ」について理解していただく機会ともしている。

【県立岡崎高等学校】情報モラルの向上に関する取組

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●教科「情報」の授業における取り組み (第一学年対象)
・副教材「ケーススタディ情報モラル」(第一学習社)を購入し、授業の中で情報モラルについての指導を随時行っています。
・DVD「ケータイ社会と情報モラル」(NHKエンタープライズ)を10月の授業の中で視聴させました。
●生徒指導部の取り組み
・人権講話(11月26日:全校生徒対象)の中でネットいじめなどの問題も取り上 げ、また関連資料として愛知県が作成したパンフレット「ケータイは子どものオモチャじゃありません。」を全校生徒に配布しました。
・2学期のPTA通信の中で生徒指導部からの報告を「情報モラルを高めよう」というタイトルとし、情報モラル関連の記事を発信しました。
●情報研修部の取り組み
・全職員を対象に11月27日に現職研修を行い、NTT西日本から講師を招いてネット社会の問題点や携帯電話の安全・安心な使い方等について講演していただきました。
 写真は、現職研修の様子です。

【美浜・河和中】個人情報の保護と著作権の保護について学びました

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 生徒が情報社会の中でよりよい生活を築く力を育むためには,学校で学習するだけでなく,家庭と協力しながら指導していく機会が必要である。そこで,個人情報の保護と著作権の保護についての問題点に気づかせるため,視覚的に理解しやすいWebサイトで擬似体験を生徒にさせた。そして,出てきた問題点について学校と家庭で話し合わせた。その後,レポートを作成させ,家庭でさらに話し合う機会を設けた。本実践は今年で2年目を迎えた。保護者からは子どもと一緒に勉強できる機会ができてうれしいという声が多く,生徒のWeb関連の問題行動も減少している。
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【阿久比・阿久比中】全校生徒・保護者・教師が携帯電話の危険性を学ぶ講演会を行いました

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 本校では,10月30日(金)の全校集会で,愛知県警サイバー犯罪対策室の方に講師として来ていただき,全校生徒・保護者・教師が携帯電話の危険性を学ぶ講演会を行いました。携帯電話をめぐる犯罪の状況について具体的な事例を紹介してもらい,勉強しました。主に,次のようなお話がありました。一つは,友達同士でブログやプロフに書き込んでいるつもりでも,世界中の人が見ているということ,特に悪意をもった人が見ているということを知っておくことです。安易に自分の写真を載せたり,住所や学校名などを書き込むとそれを見て,ストーカーにつきまとわれることもあり,被害にあってからでは遅いので気を付けることです。もう一つは,ふざけ半分で掲示板に書き込んで,逮捕される中高生もいるので,ネット上は,ふざけてよい場所ではないということです。
 生徒は,熱心に話を聞くことができ,トラブルに巻き込まれないように,自分の身は自分で守るという心構えをもつことができました。

【小牧・大城小】情報モラル教室を開催しました

 情報モラル教室(5年生)を終えて、県警の方との会話より・・・
○サイバー犯罪をする人の中には、意外にも小学生、中学生が多い。
 大人になると、このことで儲けようなど他の考えが入ってくるが、小中学生には、
その考えがなく、感覚でウイルスをつくったりする。だから、怖い。
 コンピュータが発達したアメリカは勿論、日本人の例外ではない。
 ITは使いながらその良さや便利さを覚えている大人(親・先生)が、サイバー犯罪を防ぐ教育を受けていない。守るべき大人が犯罪などの危険に出合っていない世代だからこそ、今の小中学生には情報モラルの教育が必要。
○都会より田舎の方が、加害者も被害者も多い。
 田舎は、娯楽などの刺激がすくない。それでいて、この世界では都会と同じ環境が
得られる。国際的に見ても、同じことがいえるそうです。
○「おかしいな、変だな」と思ったら
 親や先生に相談する。決して自分で解決しようと思わない。
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【豊田・花山小】「日常生活を含めて」を柱に全校で系統的に指導しています

 花山小学校では、情報モラル教育を、全校で系統的に指導しています。主な指導内容のひとつ「日常生活を含めて」を柱に取り組んでいます。「情報モラル指導年間計画」のもと、それに従った授業展開を低学年から行い、道徳あるいは特別活動の年間カリキュラムに「情報モラル」に関する単元を組み込んでいます。
 先日、本校の3年生は道徳の「落書きがなくならない」という資料で「落書き」についで話し合いました。「落書き」は、匿名性が強い上に、本来の物の美しさや価値を損なう行為です。情報モラルを語るとき、「ネット上(掲示板など)での不適切な書きこみ(ネットでの落書き)」はよく題材にしますが、日常生活に見られるこれらの直接的な落書きも同様です。したがって「情報モラル」はネット上だけでなく、日常の身近な場面からもふりかえることが大切だと思います。情報モラルは、日常的なコミュニケーションも含めたモラルです。したがって、「あいさつ」「話し合い」「言葉遣い」などは教科の時間だけではなく学校生活全体の中で必要性に応じて適宜指導していくことも大切だと考えます。


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【東海・大田小】ルールやマナーについて学習しました

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 本校では、4年生を対象に「春野家ケータイ物語」(メディア教育開発センター)のDVDを視聴して情報モラルの授業を行いました。ほとんどの子どもたちが携帯を使ったことのある経験から、テーマを「忘れずに、マナーもいっしょにケータイしよう」として「ルールやマナーについて」学習しました。
 授業後の子どもたちの感想は「私は、まだケータイを持っていませんが、持つことになったら、病院や電車などの公共の場所ではルールやマナーを守って使っていきたいです。」「自転車に乗りながらのケータイはしないようにしたいです。」など、公共の場所でのルールやマナーを守ることなどの大切さを感じていました。
 これからも様々な機会を通して、他の学年でも情報モラルの学習を進めていきます。
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「愛知情報モラル対応講座1」若者の声

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 講座には、大学生も参加してくれました。大人との感じ方のギャップに驚かされます。
参加者の声の紹介の5回目です。

◆講義の内容を聞いて思ったのは、「私達の世代では当たり前の事である」ということ。私達と私達の親世代との認識の差を大きく感じました。同時に知識を持っている私達のような人間が次に伝える側にまわり、子どもだけでなく大人にも伝えていくべきだと思いました。

◆大人はそんなにも知らないのかと、とても驚いた。10代の自分からすると「今さら!?」「なに驚いているの?」というような内容が多かった。
 中学生時代、親の許可がないとパソコン(インターネット)が使えなかった。でも、PSP(プレステーションポータブル)を買ってもらっていたので、自分の部屋でインターネットにつないで自由に遊んでいた。
 そんな私ですが、「小・中学生には携帯は必要ない」というのには賛成です。小・中は自宅が近いし、まだ小さいので連絡手段としても必要ないと思います。高校生は必要です。携帯は両刃の剣だと思います。でも子どもからすると、持っていないと持っている子達にのけ者にされて、グループからもはばにされるかもしれないのが怖いです。

◆携帯電話を持つ子ども、それを管理する親、どちらも行動に責任をもっととらなければいけないという事が、よくわかりました。とても貴重なお話を聞く事ができました。コミュニティサイトがどんなものか初めて詳しく知りました。聞いてよかったです。

 相談員の方、教育行政の方などからも、感想が寄せられています。

■ネットモラルのことは、話を耳にしたことはありましたが、今回具体的な資料を見て驚きました。あまりにも知らない現状・・・こんな事態になっていたとは・・
 電話相談員をしているので、これからも知識を増やして子どもの相談に役に立てて行きたいと思います。

■子どもたちが行っているネット遊びについては、実際に見たことがなかったので参考になった。相談にくる小学生で、すでに夜中までパソコンでインターネットに熱中している子がいて問題だと感じている。保護者への啓発活動が必要だと思った。今日まず自分が、友人に夕方話します。

■茨城県メディア教育指導員のような組織を愛知県として早急に立ち上げるべきである。

■愛知県でもインストラクター、指導員活動を推進していきたい。早急に行わなければならない。

■ゲーム機がこんなにも危険なものだということについて、初めて知りました。第2部最後に講師の方がおっしゃった『法の規制やメディアへの対応の仕方がすべてではないのです』という言葉がとても印象に残っています。

■ケータイネットの知識がなく、この機会に勉強したいと思い、講座に参加しました。私の子どもは2人とも社会人になり、トラブルに巻き込まれず、信頼して携帯電話を持たせてきました。自分にはフィルタリング等の知識もなく、今日で全てが理解できたわけではありませんが、受講できてよかったです。「知らないこと」の怖さを知りました。


 講座1の感想は、これで終わりです。「愛知情報モラル対応講座2」が、12月10日に岡崎で開催されました。12日に一宮、13日に名古屋でも開催されます。参加者の方に実際に携帯電話をお渡しし、子どもと同じ体験をしていただきます。驚愕の実態が、さらに明らかになります。感想を掲載していきますので、またご覧ください。

【設楽・名倉小】情報モラル教育の実践報告について

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○実践日時:平成21年12月9日(水)第5時限 第6学年
○教  材:「ネット社会の歩き方」Webサイト
○場  所:コンピュータ教室
○授業の流れ
1:授業でホームページを使って検索することが多いことを話す。
2:ホームページを使っての情報収集には、さまざまな落とし穴があることに気づかせる。
3:「ネット社会の歩き方」の中から、「情報検索」「コミュニケーション」「個人情報、著作権」などを順に学習させる。
4:個々の事例について、順次問題点などを話し合わせる。
5:全体のまとめ、感想を発表させる。
○児童の反応
・Webサイトの検索では、あまり個人情報など意識していなかったようで、個人情報を書き込むことに、問題意識をもっていなかったようである。住所など正直にきちんと書かなければいけないという意識が強かった。それによってダイレクトメールや電話が来るなどの危険性があることを知り驚いていた。
・ブログなど、これから活用しそうな面についても、そのまま住所を載せることなどについてまったく問題に思っていなかったようである。
・ホームページの内容が必ずしも本当のことでないことについては、説明する側にとっても少し恥ずかしい感じがした。
○この授業に取り組んでみて
 子どもたちの反応は、思ったより素直なものであった。個人が特定されてしまうことなど個人情報の問題についてはさらに詳しく考えさせていきたい内容である。指示のままに、個人情報を入力してしまうなど、小学生には当たり前の反応である。具体的な事例を通して危機意識を高めていくことが必要だと感じた。 
 インターネットを利用する機会はこれからどんどん増えていくので、子どもたちにそこに潜む落とし穴を十分理解させる必要があると思った。
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【豊田・大蔵小】「携帯電話の正しい使い方」の授業を行いました

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 豊田市立大蔵小学校では、学校公開日に、「携帯電話の正しい使い方」についての授業を6年生で行いました。「携帯電話の良いところや良くないところを知り、正しい使い方を考えてみよう」というねらいで、保護者も参加して授業を行いました。
6年生では、保護者や兄姉の携帯電話を使って電話をしたことがある児童は多くいましたが、自分の携帯電話を持っている児童はいませんでした。また、メール送信の経験がある児童も多数いました。携帯電話の便利さを感じており、中学校に入学したら買ってもらうという児童もいました。
携帯電話に潜む危険については、話を聞いたり、テレビで見たりしてある程度のことは知っているものの、実際にその場面に出あったことがないため、使い方さえ気をつければ大丈夫と思っている児童もいました。また、送られてきたメールに、必ず返事を書かなくてはいけないと思っている児童もいました。
この授業を通して、携帯電話から目が離せなくなってしまったり、生活が乱れたり、いじめや様々なトラブルに巻き込まれる事例について学び、正しい使い方について親子で理解を深めることができました。その後、それぞれの家庭で、携帯電話を使用する時期等について話し合うことができました。

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【設楽・津具小】将来、携帯電話を利用するときに大切なことや便利さの陰に潜む危険性について学ぶ機会をもちました

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 本校には、携帯電話を所持している児童はほとんどいません。しかし、携帯電話のお古をゲーム機やカメラ代わりに使ったり、親から借りて電話をかけたりして、携帯電話に接する機会は確実に高まっています。また、高学年児童では既にその半数以上が中学・高校への進学を機に購入してもらう約束をしており、携帯電話への憧れはかなり強いものがあります。
そこで、5,6年生22名を対象に情報モラル教材「春野家ケータイ物語」の視聴を通して、マナーやルール、個人情報の保護などに関わる問題事例に目を向けさせ、便利さ故に見過ごされがちな他者への気遣いや悪意ある情報から身を守ることの大切さについて考える機会としました。
以下は視聴後の子どもたちの感想です。
・病院でけい帯電話を使うことで人の命にかかわる危険があることがわかりました。
・けい帯電話は便利だけど、いろいろなことをよく知っておかないとこわいということがよくわかりました。
・自分がけい帯電話をもったら、マナーよく相手のことを考えて使わなくてはいけないと思いました。

【東海・富木島小】インターネットはいいもの?悪いもの?(5年生)

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12月9日(水)、5年2組では、インターネットでのホームページの検索について学習しました。児童の半数以上が毎日のように家のパソコンでインターネットにアクセスして、さまざまなホームページを閲覧しています。その内容を確認すると、「ゲームの攻略法」や「歌」、「動画」などが中心で、最近、総合的な学習で取り組んでいる「生態系」についてのホームページも閲覧しています。
「ホームページを見るときに注意することは?」との問いかけには、「買い物をしない」「懸賞などに応募しない」などの意見が出され、家庭でのホームページ閲覧のルールがそれぞれあると感じました。
今回の授業では、大人用の検索ページと子ども用の検索ページの、それぞれで同じ単語(ドラックなど悪いホームページにつながる可能性のあるもの)を実際に入れて、どんなホームページにつながるかを確認しました。本校では、児童用パソコンにはフィルタリングソフトが導入されていて、子ども用の検索ページからは、アクセスしてもほとんどつながらないことが確認できました。しかし、大人用の検索ページからは、不適切なホームページに一部つながることが分かり、また、先生用パソコンからは、さらに多くの不適切なホームページにつながることも確認できました。児童によっては、安全対策を施していないパソコンにふれる機会が家庭や地域であります。こうした時には「すぐに切る」「大人に相談する」などの対処の方法を伝えました。

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