【吉良・津平小】「携帯電話は便利だね。しかし、…」![]() ![]() ![]() ![]() ほとんどの児童は、自分専用の携帯電話はなくても、その機能や使い道をよく知っています。身近な家族の人が持っており、児童は、日常的に接しているからだと思います。 しかし、携帯電話の欠点はほとんど理解できていません。そこで、夏休みの現職教育研修の講師さんからいただいた「事例で学ぶNetモラル(2008年度版サンプル)」のプロフ(自己紹介サイト)を教材にして授業実践を行いました。 授業後の児童の感想では、「携帯電話は、便利だけど怖い物」、「自分のアドレスをかんたんに教えてはいけないと思いました。」、「プロフのように返すと知らない人でも、知ってしまうので怖いと思いました。」、「便利だけど、使い方に気をつけないといけないと思いました。」、「携帯電話は危ないからやめたいけれど、大人になると使うようになるから、気をつけたいです。」など、使う時の留意点をふまえた感想がたくさん出ました。 難しい用語もありましたが、児童は携帯の使用方法に関心を示し、集中して映像を見入っていました。 ※写真は、夏休みの現職研修の様子と授業を受けている児童の様子です 【碧南・大浜小】電子メールのルールやマナーについて学びました![]() ![]() ![]() ![]() 総務省ICTメディアリテラシー教材『お使いシミュレーター』を利用し、携帯電話のマナーについて学びました。携帯電話の機能も多様化し、通話におけるマナーだけでなくデジタルカメラ機能や電子マネーについても注意して使うべきであることを学習しました。 読売教師力セミナー2009記録(小牧・光ヶ丘中おやじの会)![]() ![]() 特にパネルディスカッションの記録をお読みください。家庭でケータイのルール作りをされているお母さんがその体験を発表されてみえます。みなさんの参考になると思います。 【高浜・高取小】自らの情報を正しく発信し、積極的に情報社会にかかわれる子供たちを育てます![]() ![]() ![]() ![]() 情報モラルについては、高学年を中心に取り組み始めています。調べ学習をするなかで、必要な情報を的確に手に入れるためにどのように調べたらいいのかを学んだり、インターネットを利用することによって生じる様々な危険を学んだりします。その危険を学んだ上で、自分の情報をどのように管理していくべきなのかを考えさせます。 情報化が進む社会において、子供たちが自ら積極的に情報を収集し、その正誤を判断しつつ自分の知識や能力を高めていけるようにします。そして、自らの情報を正しく発信し、積極的に情報社会にかかわれる子供たちを育てます。 【西尾・鶴城小】市のコンピュータ教育の指導員を招聘し、現職研修を行いました![]() ![]() 本校では、6月に市のコンピュータ教育の指導員を招聘し、現職研修を行った。指導員の先生の話で、「チェーンメール」、「プロフ」、「モバゲー」等、毎年、新しい問題が発生していると聞いた。 そのような現状を踏まえた上で、児童に情報モラルの指導するための「ネットモラル」というソフトウェアの研修を行った。「これなら、明日からでも指導できそうだ。」「子どもが楽しんで学習ができる。」という声が聞けた。 ![]() ![]() 【小牧・北里中】メールの使い方について授業を行いました![]() ![]() これからの実践では、携帯電話もインターネットも便利な道具であるが、情報モラルを意識せずに使用すれば、トラブルが起きることを考えさせていきたいと思っています。 【大府・大府北中】公開授業で,保護者と子どもがともに学びました![]() ![]() ![]() ![]() 授業のはじめは,インターネットの安全な扱い方をゲーム感覚で学ぶことができる警察庁セキュリティーポータルサイト@policeの中にあるキッズ・パトロールを利用して学習をしました。次に,情報モラルについて模擬体験ができる情報モラル研修2005というソフトウェアを利用して学習を進めました。授業の最後には,携帯電話を使ったインターネット上の「いじめ」を取り上げた自作プリントを使って学習をしました。 【小牧・桃陵中】文化祭の体験講座で、ホームページ作成で大切なことを学びました![]() ![]() 本校では携帯電話の所有率が6割を超え、ブログへの中傷や悪口の書き込みが原因で友人関係が悪くなったり、チェーンメールが送られてきたりといったことが起きています。今回の講座では、情報発信は“相手の気持ちを考えて”ということを改めて呼びかけ、講師が適切と認めた内容だけをホームページに載せるという方法をとりました。そのため、生徒たちは自分の発信する記事の内容を客観的に見つめ直すことの大切さに気付いたようでした。また、「あなたが写っているこの写真使ってもいいかな?」と本人に確かめることにも配慮していました。 【豊橋・二川小】「事例で学ぶNetモラル」〜ネット上で知り合った人との約束は危険〜 えっ!こんな人だったの!を使って授業をしました![]() ![]() 授業を終えての子どもたちの感想や意見 ・インターネットはおもしろくて便利なものだけど悪いことに利用できることがわかった。今後インターネットを使うときに気をつけます。 ・メールなどがきたら、無視したり、個人情報は教えない、さそいがきたら断らないといけないんだなと思いました。 ・ネットであまりメールアドレスや電話番号を教えないようにする。 ・ネットはこわいんだなあと思いました。メルアドをたずねられたら教えないということを学んだ。 ・ネットには危険がひそんでいるのでむやみに会う約束をしてはいけないこと。 ・本名や住所を教えちゃだめなのがわかりました。 ![]() ![]() 【豊田・梅坪小】劇団による情報モラル教育![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 【新城・東郷東小】情報発信のルールとマナーを考えました(6年生)![]() ![]() 携帯電話を利用しての情報発信の良い点として、「遠い所に住んでいる人とも気軽にコミュニケーションをもてる」等の意見がでました。しかし、問題点として、「相手の許可なしに写真を掲載したり、キャラクターを勝手に使ったり、また、店の悪い評判を流すなどは、やってはいけない」という意見がありました。 肖像権や著作権など、ルールの確認をしました。「便利なものだけど、ルールを守って使いたい」という感想がきかれ、今後の携帯使用について考えるよい機会となりました。 【豊橋・谷川小】情報の信憑性について学習をしました![]() ![]() そこで、本校では「事例で学ぶNetモラル」を活用し、情報の信憑性について学習をしました。学習後の児童らの意見には、「インターネットには間違った情報や古い情報があることがわかった」「インターネットだけではなく、本でも調べ、自分の目で確かめることが大切だとわかった」などの意見がでました。 今後も情報機器を活用するときのマナーや危険性について学習を深めていきたいと思います。 【安城・志貴小】 「ちょ作けん」について考えました![]() ![]() 【豊橋・二川南小】自分の携帯電話の使い方について考えることができました![]() ![]() ![]() ![]() 【豊田・梅坪小】えっ!こんな人だったの!![]() ![]() ![]() ![]() 家庭・地域・学校の連携による情報モラル向上推進事業・「地域のつどい」(高等学校教育課)
本年度県立高等学校で取り組んでいる「家庭・地域・学校の連携による情報モラル向上推進事業」として、県内12の生徒指導推進地域で、「考えよう情報モラル」をテーマに「地域のつどい」を開催します。専門家の講演や研究発表をもとに、保護者、教員、地域の方とともに、携帯電話やインターネットの問題について一緒に考え、子どもたちの情報モラルの向上に努めていきます。
(なお、写真は昨年度の「地域シンポジウム」の様子です。) 「地域のつどい」の日時・場所及び主な内容(テーマ等) 1.名北地区 11月11日(水)名古屋市名東文化小劇場 14:30〜16:40 ○講演「インターネットに翻弄される生徒たち」(仮題) 講師 愛知県総合教育センター情報教育部研究指導主事 小山 真臣 ○研究・視察発表 2.名南地区 11月13日(金)愛知県勤労会館(つるまいプラザ)14:00〜16:30 ○講演「ケータイ社会の陰」(仮題) 講師 KDDI 駒田弘次 3.尾東地区 11月20日(金)パルティ瀬戸アリーナホール 14:00〜16:30 ○講演「情報モラルに関わる諸問題について」 講師 愛知工業大学客員教授 川合 政仁 4.尾北地区 11月26日(木)江南市民文化会館 14:00〜16:30 ○講演 「ケータイ安全教室」(仮題)講師 NTTドコモチーム ○研究発表 5.尾中地区 11月13日(金)一宮地域文化広場 13:50〜16:00 テーマ「子どもたちに情報モラルをどう教えるか」 ○研究発表 ○講演「ケータイ・ネットはこどものオモチャではない」−学校と家庭が連携した情報モラル指導を!− 講師 金城学院大学准教授 長谷川 元洋 6.尾西地区 11月18日(水)津島市民文化会館 14:00〜16:30 ○講演「考えよう情報モラル」(仮題) 講師 県警本部生活安全部生活安全総務課サイバー対策室 7.知多地区 11月20日(金)県半田勤労福祉会館(アイプラザ半田)14:00〜16:30 ○講演「子どもにふりかかるネットトラブルの実態とは!〜知っておきたいインターネットのしくみと対策〜」 講師 財団法人インターネット協会主幹研究員 大久保 貴世 ○意見交換 8.西三北地区 11月11日(水)豊田産業文化センター 14:00〜16:30 ○報告「携帯電話と子どもたち」「各学校の取組や抱える問題」 ○講演「考えよう情報モラル」―地域全体の規範意識の高揚を目指してー 講師 愛知学泉大学准教授 三村 聡 9.西三東地区 11月17日(火)幸田町民会館 13:30〜16:30 ○講演「携帯電話から覗くインターネットの闇」 講師 愛知工業大学 教授 阿部 圭一 ○シンポジウム 10.西三南地区 12月8日(火)一色町生きがい健康センター 13:30〜16:30 ○講演「情報モラル向上のためにすべきこと」(仮題) 講師 県警本部生活安全課サイバー犯罪対策室 ○研究発表 11.東三南・東三北地区 11月24日(火)ライフポートとよはし 13:45〜16:45 ○講演「携帯電話から覗くインターネットの闇」 講師 愛知工業大学 教授 阿部 圭一 ○意見交換 ![]() ![]() ![]() ![]() 【半田・雁宿小】親子インターネット・携帯安全教室![]() ![]() そして、友達や先生、親などの身近なところからの人間関係を上手に作り、困ったことや危険な場面に遭遇してしまった場合は、親や先生に相談することを確認しました。 ![]() ![]() 【県立日進高等学校】「姿なき侵入者」を見て![]() ![]() ●あらすじ:高校の教師、齊藤先生のまわりでいろいろな事件が起きる。クラスのホームページが改ざんされたり、身に覚えのない請求書が送られてきたり、弟が著作権法違反で捜査をされたり。これはすべて齊藤先生の自宅のパソコンに侵入した犯人の仕業だった。● まず、ビデオに出てくるネットワーク社会のキーワードについて確認したのち、ビデオを鑑賞します。その後、ワークシートを用いながら、(1)齊藤先生のどこに犯人が付け込んだのか、(2)インターネットカフェを利用するときの注意点、(3)ネットショッピングを行うときの注意点などについて考え、まとめを発表しました。 ![]() ![]() 【田原・堀切小】「携帯電話の正しい使い方」についての授業を行いました(4年生)![]() ![]() 携帯電話やパソコンなど、子どもたちを取り巻く情報機器が日々進化しているのと同時に、それらを使った犯罪なども進化しています。これからも、このような学習を定期的に行い、情報機器を上手に使える児童を育てていきたいと考えています。 ※教材として、「NTTドコモ ケータイ安全教室」という映像教材を活用しました。テーマごとに映像が分かれており、子どもたちも集中して見ることができていました。 【豊田・梅坪小】私もネット依存症になっちゃうかも![]() ![]() ![]() ![]() |