携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【美浜・河和中】個人情報の保護と著作権の保護について学びました

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 生徒が情報社会の中でよりよい生活を築く力を育むためには,学校で学習するだけでなく,家庭と協力しながら指導していく機会が必要である。そこで,個人情報の保護と著作権の保護についての問題点に気づかせるため,視覚的に理解しやすいWebサイトで擬似体験を生徒にさせた。そして,出てきた問題点について学校と家庭で話し合わせた。その後,レポートを作成させ,家庭でさらに話し合う機会を設けた。本実践は今年で2年目を迎えた。保護者からは子どもと一緒に勉強できる機会ができてうれしいという声が多く,生徒のWeb関連の問題行動も減少している。
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【阿久比・阿久比中】全校生徒・保護者・教師が携帯電話の危険性を学ぶ講演会を行いました

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 本校では,10月30日(金)の全校集会で,愛知県警サイバー犯罪対策室の方に講師として来ていただき,全校生徒・保護者・教師が携帯電話の危険性を学ぶ講演会を行いました。携帯電話をめぐる犯罪の状況について具体的な事例を紹介してもらい,勉強しました。主に,次のようなお話がありました。一つは,友達同士でブログやプロフに書き込んでいるつもりでも,世界中の人が見ているということ,特に悪意をもった人が見ているということを知っておくことです。安易に自分の写真を載せたり,住所や学校名などを書き込むとそれを見て,ストーカーにつきまとわれることもあり,被害にあってからでは遅いので気を付けることです。もう一つは,ふざけ半分で掲示板に書き込んで,逮捕される中高生もいるので,ネット上は,ふざけてよい場所ではないということです。
 生徒は,熱心に話を聞くことができ,トラブルに巻き込まれないように,自分の身は自分で守るという心構えをもつことができました。

【小牧・大城小】情報モラル教室を開催しました

 情報モラル教室(5年生)を終えて、県警の方との会話より・・・
○サイバー犯罪をする人の中には、意外にも小学生、中学生が多い。
 大人になると、このことで儲けようなど他の考えが入ってくるが、小中学生には、
その考えがなく、感覚でウイルスをつくったりする。だから、怖い。
 コンピュータが発達したアメリカは勿論、日本人の例外ではない。
 ITは使いながらその良さや便利さを覚えている大人(親・先生)が、サイバー犯罪を防ぐ教育を受けていない。守るべき大人が犯罪などの危険に出合っていない世代だからこそ、今の小中学生には情報モラルの教育が必要。
○都会より田舎の方が、加害者も被害者も多い。
 田舎は、娯楽などの刺激がすくない。それでいて、この世界では都会と同じ環境が
得られる。国際的に見ても、同じことがいえるそうです。
○「おかしいな、変だな」と思ったら
 親や先生に相談する。決して自分で解決しようと思わない。
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【豊田・花山小】「日常生活を含めて」を柱に全校で系統的に指導しています

 花山小学校では、情報モラル教育を、全校で系統的に指導しています。主な指導内容のひとつ「日常生活を含めて」を柱に取り組んでいます。「情報モラル指導年間計画」のもと、それに従った授業展開を低学年から行い、道徳あるいは特別活動の年間カリキュラムに「情報モラル」に関する単元を組み込んでいます。
 先日、本校の3年生は道徳の「落書きがなくならない」という資料で「落書き」についで話し合いました。「落書き」は、匿名性が強い上に、本来の物の美しさや価値を損なう行為です。情報モラルを語るとき、「ネット上(掲示板など)での不適切な書きこみ(ネットでの落書き)」はよく題材にしますが、日常生活に見られるこれらの直接的な落書きも同様です。したがって「情報モラル」はネット上だけでなく、日常の身近な場面からもふりかえることが大切だと思います。情報モラルは、日常的なコミュニケーションも含めたモラルです。したがって、「あいさつ」「話し合い」「言葉遣い」などは教科の時間だけではなく学校生活全体の中で必要性に応じて適宜指導していくことも大切だと考えます。


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【東海・大田小】ルールやマナーについて学習しました

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 本校では、4年生を対象に「春野家ケータイ物語」(メディア教育開発センター)のDVDを視聴して情報モラルの授業を行いました。ほとんどの子どもたちが携帯を使ったことのある経験から、テーマを「忘れずに、マナーもいっしょにケータイしよう」として「ルールやマナーについて」学習しました。
 授業後の子どもたちの感想は「私は、まだケータイを持っていませんが、持つことになったら、病院や電車などの公共の場所ではルールやマナーを守って使っていきたいです。」「自転車に乗りながらのケータイはしないようにしたいです。」など、公共の場所でのルールやマナーを守ることなどの大切さを感じていました。
 これからも様々な機会を通して、他の学年でも情報モラルの学習を進めていきます。
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「愛知情報モラル対応講座1」若者の声

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 講座には、大学生も参加してくれました。大人との感じ方のギャップに驚かされます。
参加者の声の紹介の5回目です。

◆講義の内容を聞いて思ったのは、「私達の世代では当たり前の事である」ということ。私達と私達の親世代との認識の差を大きく感じました。同時に知識を持っている私達のような人間が次に伝える側にまわり、子どもだけでなく大人にも伝えていくべきだと思いました。

◆大人はそんなにも知らないのかと、とても驚いた。10代の自分からすると「今さら!?」「なに驚いているの?」というような内容が多かった。
 中学生時代、親の許可がないとパソコン(インターネット)が使えなかった。でも、PSP(プレステーションポータブル)を買ってもらっていたので、自分の部屋でインターネットにつないで自由に遊んでいた。
 そんな私ですが、「小・中学生には携帯は必要ない」というのには賛成です。小・中は自宅が近いし、まだ小さいので連絡手段としても必要ないと思います。高校生は必要です。携帯は両刃の剣だと思います。でも子どもからすると、持っていないと持っている子達にのけ者にされて、グループからもはばにされるかもしれないのが怖いです。

◆携帯電話を持つ子ども、それを管理する親、どちらも行動に責任をもっととらなければいけないという事が、よくわかりました。とても貴重なお話を聞く事ができました。コミュニティサイトがどんなものか初めて詳しく知りました。聞いてよかったです。

 相談員の方、教育行政の方などからも、感想が寄せられています。

■ネットモラルのことは、話を耳にしたことはありましたが、今回具体的な資料を見て驚きました。あまりにも知らない現状・・・こんな事態になっていたとは・・
 電話相談員をしているので、これからも知識を増やして子どもの相談に役に立てて行きたいと思います。

■子どもたちが行っているネット遊びについては、実際に見たことがなかったので参考になった。相談にくる小学生で、すでに夜中までパソコンでインターネットに熱中している子がいて問題だと感じている。保護者への啓発活動が必要だと思った。今日まず自分が、友人に夕方話します。

■茨城県メディア教育指導員のような組織を愛知県として早急に立ち上げるべきである。

■愛知県でもインストラクター、指導員活動を推進していきたい。早急に行わなければならない。

■ゲーム機がこんなにも危険なものだということについて、初めて知りました。第2部最後に講師の方がおっしゃった『法の規制やメディアへの対応の仕方がすべてではないのです』という言葉がとても印象に残っています。

■ケータイネットの知識がなく、この機会に勉強したいと思い、講座に参加しました。私の子どもは2人とも社会人になり、トラブルに巻き込まれず、信頼して携帯電話を持たせてきました。自分にはフィルタリング等の知識もなく、今日で全てが理解できたわけではありませんが、受講できてよかったです。「知らないこと」の怖さを知りました。


 講座1の感想は、これで終わりです。「愛知情報モラル対応講座2」が、12月10日に岡崎で開催されました。12日に一宮、13日に名古屋でも開催されます。参加者の方に実際に携帯電話をお渡しし、子どもと同じ体験をしていただきます。驚愕の実態が、さらに明らかになります。感想を掲載していきますので、またご覧ください。

【設楽・名倉小】情報モラル教育の実践報告について

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○実践日時:平成21年12月9日(水)第5時限 第6学年
○教  材:「ネット社会の歩き方」Webサイト
○場  所:コンピュータ教室
○授業の流れ
1:授業でホームページを使って検索することが多いことを話す。
2:ホームページを使っての情報収集には、さまざまな落とし穴があることに気づかせる。
3:「ネット社会の歩き方」の中から、「情報検索」「コミュニケーション」「個人情報、著作権」などを順に学習させる。
4:個々の事例について、順次問題点などを話し合わせる。
5:全体のまとめ、感想を発表させる。
○児童の反応
・Webサイトの検索では、あまり個人情報など意識していなかったようで、個人情報を書き込むことに、問題意識をもっていなかったようである。住所など正直にきちんと書かなければいけないという意識が強かった。それによってダイレクトメールや電話が来るなどの危険性があることを知り驚いていた。
・ブログなど、これから活用しそうな面についても、そのまま住所を載せることなどについてまったく問題に思っていなかったようである。
・ホームページの内容が必ずしも本当のことでないことについては、説明する側にとっても少し恥ずかしい感じがした。
○この授業に取り組んでみて
 子どもたちの反応は、思ったより素直なものであった。個人が特定されてしまうことなど個人情報の問題についてはさらに詳しく考えさせていきたい内容である。指示のままに、個人情報を入力してしまうなど、小学生には当たり前の反応である。具体的な事例を通して危機意識を高めていくことが必要だと感じた。 
 インターネットを利用する機会はこれからどんどん増えていくので、子どもたちにそこに潜む落とし穴を十分理解させる必要があると思った。
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【豊田・大蔵小】「携帯電話の正しい使い方」の授業を行いました

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 豊田市立大蔵小学校では、学校公開日に、「携帯電話の正しい使い方」についての授業を6年生で行いました。「携帯電話の良いところや良くないところを知り、正しい使い方を考えてみよう」というねらいで、保護者も参加して授業を行いました。
6年生では、保護者や兄姉の携帯電話を使って電話をしたことがある児童は多くいましたが、自分の携帯電話を持っている児童はいませんでした。また、メール送信の経験がある児童も多数いました。携帯電話の便利さを感じており、中学校に入学したら買ってもらうという児童もいました。
携帯電話に潜む危険については、話を聞いたり、テレビで見たりしてある程度のことは知っているものの、実際にその場面に出あったことがないため、使い方さえ気をつければ大丈夫と思っている児童もいました。また、送られてきたメールに、必ず返事を書かなくてはいけないと思っている児童もいました。
この授業を通して、携帯電話から目が離せなくなってしまったり、生活が乱れたり、いじめや様々なトラブルに巻き込まれる事例について学び、正しい使い方について親子で理解を深めることができました。その後、それぞれの家庭で、携帯電話を使用する時期等について話し合うことができました。

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【設楽・津具小】将来、携帯電話を利用するときに大切なことや便利さの陰に潜む危険性について学ぶ機会をもちました

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 本校には、携帯電話を所持している児童はほとんどいません。しかし、携帯電話のお古をゲーム機やカメラ代わりに使ったり、親から借りて電話をかけたりして、携帯電話に接する機会は確実に高まっています。また、高学年児童では既にその半数以上が中学・高校への進学を機に購入してもらう約束をしており、携帯電話への憧れはかなり強いものがあります。
そこで、5,6年生22名を対象に情報モラル教材「春野家ケータイ物語」の視聴を通して、マナーやルール、個人情報の保護などに関わる問題事例に目を向けさせ、便利さ故に見過ごされがちな他者への気遣いや悪意ある情報から身を守ることの大切さについて考える機会としました。
以下は視聴後の子どもたちの感想です。
・病院でけい帯電話を使うことで人の命にかかわる危険があることがわかりました。
・けい帯電話は便利だけど、いろいろなことをよく知っておかないとこわいということがよくわかりました。
・自分がけい帯電話をもったら、マナーよく相手のことを考えて使わなくてはいけないと思いました。

【東海・富木島小】インターネットはいいもの?悪いもの?(5年生)

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12月9日(水)、5年2組では、インターネットでのホームページの検索について学習しました。児童の半数以上が毎日のように家のパソコンでインターネットにアクセスして、さまざまなホームページを閲覧しています。その内容を確認すると、「ゲームの攻略法」や「歌」、「動画」などが中心で、最近、総合的な学習で取り組んでいる「生態系」についてのホームページも閲覧しています。
「ホームページを見るときに注意することは?」との問いかけには、「買い物をしない」「懸賞などに応募しない」などの意見が出され、家庭でのホームページ閲覧のルールがそれぞれあると感じました。
今回の授業では、大人用の検索ページと子ども用の検索ページの、それぞれで同じ単語(ドラックなど悪いホームページにつながる可能性のあるもの)を実際に入れて、どんなホームページにつながるかを確認しました。本校では、児童用パソコンにはフィルタリングソフトが導入されていて、子ども用の検索ページからは、アクセスしてもほとんどつながらないことが確認できました。しかし、大人用の検索ページからは、不適切なホームページに一部つながることが分かり、また、先生用パソコンからは、さらに多くの不適切なホームページにつながることも確認できました。児童によっては、安全対策を施していないパソコンにふれる機会が家庭や地域であります。こうした時には「すぐに切る」「大人に相談する」などの対処の方法を伝えました。

【北名古屋・師勝小】携帯電話の安全な使い方について学びました(5年生)

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 本校では、指導計画に情報モラルについての内容を位置づけ、発達段階にあった指導を各学年で行っています。
5年では11月に「ケータイ安全教室」(NTTドコモ)のDVDをもとに、携帯電話によるインターネットやメールの安全な使い方について学習しました。インターネットを通して知り合った人と実際に会ってしまうと危険であるという例や掲示板に自分や友達の個人情報を書くと悪用されてしまうという例などを通して、安全な携帯電話の使い方について理解を深めることができました。
今後も必要に応じて学習を行い、情報モラルの向上に努めていきたいと思います。

「愛知情報モラル対応講座1」教師の声<その2>

参加者の声の紹介も、4回目となりました。今回は、学校の先生たちの感想、第2弾です。

○生徒たちの日常的な会話から、携帯の危険性について漠然と危機感を感じていました。今日のお話から、大人が真剣に向き合っていかなければならない問題であることを自覚することができました。
 今日学ばせていただいたことを、私自身の言葉で、どう生徒や保護者に伝えていくのか考えていきたいと思います。まずは保護者会でアプローチしてみます。どうもありがとうございました。

○中学校の教師として、最近の生徒を見て携帯に依存していると感じる日々です。本日の講座に参加して、さらに生徒や保護者への働きかけの必要性を強く感じました。
 ゲームサイトが出会い系サイトや学校裏サイトとして機能しているとは知らず、大変驚いています。子どもたちは次から次へと工夫してインターネットを活用していく・・その技術の高さにも驚いています。そんな現状をどれだけの保護者が知っているのでしょうか。教師として、子ども、保護者に伝えていかなければならないと感じています。

○携帯やコンピューターだけでなく、ゲーム機でもインターネットができる事を初めて知りました。<大麻の作り方><自殺の仕方>などがインターネットで、すぐに見られることも初めて知りました。
 今問題になっている」「モバゲータウン」「グリー」などのゲームサイトから個人情報がもれ、またチャットなどで情報が交換されたりしている・・・テレビのCMでおなじみなので、楽しくて安全なサイトだと思っていました。有害なもの、危険なものであるという認識は全くありませんでした。今日学んだことを、子どもたちに伝えていきたいと思います。

○テレビとパソコンは同じようなメディアだけれど、テレビは発信者に責任があるが、パソコンでは受信者に責任がある。だからパソコンや携帯電話を子どもに与える「親の責任」が大きくなるということがよく分かりました。

○実際の画面を見せていただきとてもよく分かった。ケータイインターネットの危険性がひしひしと伝わってきた。今日の内容を他の人に是非広げたいと思った。
知ることによって心が動かされました。


 写真は、参加者に心から訴えかけるようにお話されているNPO青少年メディア研究協会〔ねちずん村〕理事の下田真理子先生です。


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「愛知情報モラル対応講座1」教師の声<その1>

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今回は、学校の先生たちの感想です。

○情報モラルについては今まで多くの情報を仕入れ、いろいろ知っていたつもりであった。本日改めて多くのことを知った。保護者への啓発が大切であり、次に保護者自身が主体的に取り組んでいくことの大切さというものがよく理解できた。子どもを持っている親が講師になって取り組むからこそ、親として実感できるものとなるのだと。
 学校として、保護者へどう啓発活動していったらよいか、大いに参考になった。ありがとうございました。

○近年、インターネット(情報)教育に関する学習指導や、文書配布、回覧がよくある。しかし、文書での説明と実生活の中のツールを使っての説明とでは印象がずいぶん違うのだと感じた。
 情報モラルについては子どもたちにもよく話をしてきたが、保護者への説明の必要性を今日強く感じた。「口伝え」で伝えていくことがとても大切なことだと思う。子どもはもちろん、親にも伝えていきたい。特にゲーム機からのインターネット使用、その手軽さ、モバゲー、グリー等子どもに人気のサイトの恐ろしさが、強く印象に残った。

○DS、DSIでインターネットと接続ができることを全く知らなかった。
大人の知識が少ない(携帯電話からインターネットサイトに入れること)ため、子どもの好き勝手にさせているのが現状だと思います。学校関係者が学ぶだけでは不十分で、保護者に対して啓発を行うべきだと思いました。極論は、親が与えたのだからトラブル対策は親がとるべきです。本来、情報モラル対応は「親子の責任で行うもの」という観点から保護者対象に講座を行うべきです。
 県として取り組む方向性も、いかに保護者に講座に参加させるかに知恵を出すべきではないでしょうか。

○小学校5、6年の保護者に是非話していただきたい内容でした。携帯電話会社の情報モラル講座の案内はよく学校に来ますが、業者の宣伝が入りそうで止めています。ただこういう話題で、忙しい親が集まるのかどうかは不安ですよね・・・・・(第1部終了時の感想)
 と思っていたのですが、今、茨城県の鈴木さん(保護者代表)の話を聞いて気づきました。自分がしていくべきなのだ。そう思い直しました。  (第2部終了時の感想)


 写真は、第2部で保護者としての思いを懸命に語るぐんま子どもセーフネット活動委員会副委員長の小此木正信さん(左)と茨城県メディア教育指導員の鈴木慶子さん(右)です。

【小牧・三ツ渕小】『携帯電話・ネット社会のこわさ−自分を守るために−』の実践を通して

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 本校6年生の携帯電話の所持率は約4割近くあり、家族の携帯電話の使用も含めて、7割程度使用している。メールについても2〜3割の子どもが使用し、継続的(毎日)に使用している子どもが数人いた。そのため、数年先にはほとんどの子どもが携帯を持つことが予想されるため、小学校でも指導すべきではないかと考え、ネット社会についても指導すべきである考え、6年生で「携帯電話、ネット社会のこわさ」というタイトルで授業を行った。
<授業展開>
1 携帯電話・ネットの使用状況を発表する。

2 携帯電話やネットのよいところ・よくないところについて話し合う。
  ・夢中になってしまう
・迷惑メール、チェーンメール
・学校裏サイト
・個人情報

3 HPモバイル研究所『1 さよならがいえない』『2 カイヤク』『3 サイトの話』のアニメを視聴する。

4 どのようなこわさがあったか、発表する。

5 これから携帯電話やネットを使う場合、どんなことに気をつけたらよいか考え、 話し合う。
 アニメで問題提示されているので、興味を持って視聴できた。また、電話会社ではないのでより客観的に問題提示されている。
 チェーンメールやネット犯罪については、断片的に知っている子どもが結構いた。まきこまれないようにするにはどうしたらよいかについてはなかなか思い浮かばないようで、最終的にはよく考えて、『安全に使うこと』を意識させていく必要があるのではないだろうか。これからも折に触れて、指導が必要ではないだろうか。

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【稲沢・祖父江中】掲示板における「ネットいじめ」を題材に、「相手の気持ちを思いやる」ということについて考えました

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 祖父江中学校では、12月7日(月)、1年生生徒215名を対象に、合同道徳の授業を行いました。人権週間でもあることから、掲示板における「ネットいじめ」を題材に、「相手の気持ちを思いやる」ということについて考えました。
 まずは、体育館でビデオ「立ち向かえ!ひきょうな書き込み 深まるキズナ」を全員で視聴し、携帯電話やインターネットの闇の部分について学びました。その後、自分たちの言動を振り返り、今後どのように生活していったらよいのかを考えました。最後に教室に戻り、「相手の気持ちを考えた言動について」自分なりの意見をまとめました。「ネットに悪口を書かれると、だれにやられているかわからないから、仲がよかった友達でも信じられなくなるから怖い。」「匿名を使って人をいじめたり、直接ではなく陰でこそこそ悪口を言ったり書き込んだりするのは、ひきょうだと思う。」などの感想もあり、情報モラルについて一人一人が深く考えるよい機会となりました。

【海部・蟹江中】 特別非常勤講師による授業

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 特別非常勤講師による授業(各クラス:1時間、学年全体:1時間)について、生徒にアンケートをとりました。多くの生徒が、授業内容について「わかった」、生活の中で「役に立つ」と答えていました。また、生徒の感想の中に、以下のようなものがありました。

・インターネットの利便性と危険性について知ることができた。
・個人情報の流出に注意したい。
・フィルタリングソフトについて詳しく知りたい。
・コンピュータウィルスについて詳しく知りたい。
・チェーンメールを信じて友だちに送ってしまったことがある。


 いろいろなことに通じることなのですが、

「悪用は絶対にいけないこと、正しく使うことがあたりまえ」

という気持ちを育てていきたいと感じています。

【東海・富木島中】「情報とコンピュータ ―情報社会と自己責任―」のなかで情報通信機器を安全に活用する方法を考える授業を行いました

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9月18日(金)に,3年生技術の時間において「情報とコンピュータ ―情報社会と自己責任―」のなかで情報通信機器を安全に活用する方法を考える授業を行いました。
○テレビ番組「Aの宿題君」でメールがどこまでつながるかをAが実験競争中だ!!このメールは、スタートのSくんから始まってとうとう回ってきました(^-^)v
○これと同じメールを10人に送ってください。この結果は10月24日夜8時放送★
○絶対に止めないでねお願いします!!このメールを止めた人には今までのパケット代全額が請求されます。
↓↓企画の確認はこちら↓↓
FJHのHP:http://www.fjh.co.jp
というチェーンメールを題材にして,送られてきたメールの対応を,ロールプレイングをしながら考えていきました。
 メールが書かれた拡大紙を見ると生徒は,「友人に転送する。」「無視する。」「HPにアクセスして確かめてみる。」などの反応が上がり,小グループになって問題点を話し合いました。話し合いのなかでは,転送後の結果を予想したり,「リンク先が出会い系サイトだった。」「全く別の人のアドレスで、その人が迷惑した。」などの被害についても発表がありました。これらをもとに,チェーンメールが送信されてきたときのよりよい対応について,小グループでロールプレイングを行いました。
今後も情報モラルに関する学習を深め,よりよい活用法やトラブルの対処法を身に付けさせていきたいと考えています。

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【田原・童浦小】インターネットを閲覧していく上で、最低限の危険回避の方法について学びました。(3年生)

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 本校3年生を対象にキューブきっず2の「あんしん・あんぜん情報モラル」や田原市教育委員会学校間ネットワークの「NETモラル」のドリルを活用して、Webの利用の注意を学びました。
 3年生が学校の授業でインターネットを利用する機会は少ないのですが、4、5、6年生と学年が上がるにつれて、総合的な学習などでインターネットを利用した調べ学習をする機会が増えてきます。そこで、3年生というインターネット利用初期の段階で、情報モラルについて学ぶことが有効であると考えて授業を実施しました。
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【東海・船島小】携帯電話のマナーについて考えました(5年生)

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 5年2組は「春野家のケータイ物語」(メディア教育開発センター)を使って情報モラルの授業を行いました。テーマは「忘れずにマナーもいっしょに携帯しよう」です。携帯電話をよく見かける場面を話し合い,電車内での携帯電話の使い方が気になるという意見が多く出ました。そこで,電車内や人混みで携帯電話を使うときのマナーについて,DVDを視聴してみんなで考えました。携帯電話の話し声が周りの人に迷惑をかけていること,歩きながらや自転車を乗りながらの使用は危険であることを学びました。また,なぜ電車の優先席付近では電源を切らなくてはいけないかを考え,携帯電話から発生する電波は,心臓に障害をもつ方にあまりよくないことを知りました。

「愛知情報モラル対応講座1」保護者の声<その2>

11月28日の講座の感想、第2弾です。

●ケータイの機能や知識について、いかに自分が分かっていなかったかということを痛感した。ゲーム機がインターネットにつながることも知らず、ケータイ電話のフィルタリング契約もしていなかった。「いろいろなところをクリックするととんでもないところにつながって大変なことが起きたり、事件になってしまうから気をつけるように」と子どもに話しただけだったことを思い出した。今日話が聞けてよかった。親は「わからない」「知らない」ではいけない。「わかろう」「知ろう」と思った。

●「ゆるい制限からきつい制限に変更する必要はある。でも『きつい』から『ゆるい』はやりやすいが、『ゆるい』から『きつい』は難しい。」この言葉が最も納得できた。普段からの親子関係、子どもがどんな感覚(常識)を身につけているかにかかっていると思う。これまで親が子どもに何を教え、どんなしつけをしてきたかがポイントである。ケータイの問題は、「友だち親子」などという甘ったるい親子関係が引き起こした一つの現象だと思う。携帯、インターネットが当たり前のような社会にも問題があるとは思う。しかし、最大の責任者は、社会や学校教育、携帯会社なのではなく『親』だと思う。

●「無料ゲームサイト」というものが、どういうものか知らなかったのですが、今回、その危険性を知ることができ、勉強になりました。自分の子どもには、まだ携帯を持たせていません。親である自分が色々勉強して、よく考え、約束をきちんと作らせてから持たせなければならない。深く考えさせられました。

●私は、今現に子どもに携帯を持たせています。持たせる時に、親子でしっかり話し合い、ネットにもつながらないようにしました。主人か私の前でメールをする。必ず親が毎日チェックをする。勝手に持ち出さない。携帯番号を友達に教えない。色々な決めごとをしています。裏サイト・・・TVでよく見ますが、本当に怖いものなんだと分かりました。人を簡単に傷つけてしまうことを子どもたちにしっかり伝えたいと思います。子どもたちとしっかり向かい合って「携帯電話」の話をしないといけないと思いました。

●大変興味深いためになるお話でした。この現状をもっとたくさんの保護者に分かってもらわなくてはと思います。こういう事業をたくさんの人たちに向けて行えたらと思います。

 下の写真左は、ご挨拶をいただいた愛知県教育委員会教育委員 平石賢二様、右は愛知県視聴覚教育連絡協議会副会長 石井悦雄様(江南市教育委員会教育長)です。

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