4年社会・総合 安積開拓調査in開成館・開成山公園開成山までの往復の道のりはちょっとつらかったのですが、秋晴れと紅葉の中、全員がしっかりと学習を深めて、ちょっぴり遊んで、無事帰ってくることができました。 開成館ではクラス毎にボランティアの方が案内をしてくださり、1階から3階までや、外の建物の紹介を詳しくしてくださいました。 子ども達は、農機具や暮らしの道具、明治時代に郡山の大きな産業であった生糸生産の道具など、実物はやっぱりすごいと感心していました。中條政恒を始めとする、郡山の安積開拓を懸命に進めてくれた先人達の苦労や仕事についても詳しく学びました。安積疏水が必要だったわけも、実感できたのではないでしょうか。 開拓者達の家では、障子1枚しか外の雪や雨を防ぐかべのない家や、3畳ほどのせまい部屋で家族全員が寝起きをしていた貧しい暮らしや苦労を、実感できたようでした。 安積開拓オリエンテーリングでは、開成山公園や開成山大神宮の敷地内にある様々な石碑や銅像、施設を探し歩き、安積開拓に携わった先人をたたえ、未来に伝える物がいろいろあることに気づき、開拓のつらさを慰める句が、たくさん歌われていることにも気づけたことでしょう。 明治の様々な人々(安積地方の民間人・遠くから入植した人々・福島県・国)が協力し合って、安積地方の発展を夢見て努力したことを学んだ一日でした。 |
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