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野外学習(二上まなび交流館)

 6月30日(木)、高岡地域適応指導教室の行事である、二上まなび交流館での野外学習の日です。朝は霧雨が降っていて、傘が必要かどうか迷った出発でした。しかし、二上まなび交流館に着くと天気も曇りになり、雲がうっすらと切れそうになってきました。
 きらら子の通級生4名と氷見市の通級生1名合わせて5名と相談員など4名で、元気に入館式を行いました。代表者が、「所員のみなさんにいろいろ教えてもらい、怪我なく元気に活動し、たくさんの経験をしたいです。」と言葉を述べました。
 午前中は、2班に分かれて野外炊飯を行いました。中学3年生の男子は、かまど係に立候補したけれど、火を起こすのは初めてでした。館の先生方に助けられながら、煙と熱さを我慢し、四苦八苦でがんばりました。調理班の女子は包丁扱いが見事でしたが、男子は危なっかしい場面もありました。それでも、上手に材料を切りそろえ、カレーの鍋を火にかけるだけになりました。
 最初に、かまどにお釜を乗せ、ご飯を炊きました。「はじめちょろちょろ・・・・・」と事前学習をしてきましたが、実際は、炊け具合を見るのはとても難しかったです。湯気やふきこぼれの様子などを見ながら、お釜を火から外すタイミングを教えてもらって、おいしいご飯が炊き上がりました。その後、カレーの鍋を火にかけました。材料のサイズを小さめにしたので、煮えるのが早かったです。ジャガイモと人参がやわらかくなったら、肉を入れ、カレールーを溶かしました。その後しばらくは、「おいしくなあれ」とかきまぜていました。
 森のテーブル席に移動して、カレーを味わいました。自分たちで作ったので最高においしかったです。両方の班のカレーライスを味比べしている通級生もいました。教育事務所や教育センターから先生方が来てくださって、一緒に食べることができました。
 午後は、青空の下「ミニオリエンテーリング」を行いました。設置してあるポストを探し、見つけた得点を競うゲームです。山道を登ったり下ったり、草むらの中を探し回ったりしました。高所恐怖症だと言いながらも、勝利を目指して、急な坂をがんばって下りてきました。2つの班が途中で一回も会わなかったのは、不思議なほどでした。結果発表では、1位と2位になりましたが、みんながんばったとお互いを称える拍手が起こりました。
 この野外学習では、協力して活動する楽しさを味わい、氷見の友達もできました。

 通級生の俳句より
・カレールー 回し続けて ああおいし
・鍋の裏 見違えるほど ピカピカに
・急な坂 下りがとても 怖かった
・二十番ポスト 探す途中で ヘビ発見

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校外学習 「高岡 町巡り」

 5月26日(木)、今年の校外学習は、天気予報の心配をよそに、晴れ上がった青空の素晴らしい日となりました。
 高岡大仏→有礒神社→金屋町筋→高峰譲吉公園→御車山会館→土蔵造り山町筋と歴史都市高岡を巡る「伝統と風情を学ぶ」コースです。
 金屋町では、「利三郎」さんで、錫の箸置き作りの体験をさせていただきました。砂を固めた型に文字や絵を描き、くぎで彫ります。「深くはっきりと彫れば、描いたものが浮かび上がってくるよ。」と職人さんに教えてもらいました。型に錫を流し込み、冷えたら型から取り出し作業は終わりました。その後、きれいに仕上げをしてもらい自分だけの箸置きが出来上がりました。11月のきらら子展示会で展示します。
 その後、高岡市鋳物資料館を見学しました。蹈鞴(たたら)を踏んだり、鞴(ふいご)を押したり引いたりして風を起こしました。「ああすずしい。」「もののけ姫で見たよ。」と言いながら、体験を楽しんでいました。
 昼食後は、土蔵造りの町を歩き、「菅野家」の見学をしました。解説員の方に詳しく説明していただきました。高岡では明治33年の大火を経験して、火事に強い土蔵造りにするよう義務づけられたそうです。頑丈な土蔵と火から家を守る鯱ほこや雷紋など、火事対策が随所に施されています。家の中には、豊かな商家の暮らしを示すきらびやかな宝物がいっぱいありました。べっ甲の髪飾りや紫檀の調度品、金箔を貼った大きな仏壇など驚くほどでした。井波彫刻の欄間は遠近が見事で、隙間が大きいほど彫るのが難しく高価なのだそうです。
 学校でも高岡巡りをしている子供たちですが、何度見ても新たな発見があったようでした。大人になるまで、また何度も訪れることでしょう。
 今回の校外学習のためにたくさんの方にお世話になりました。事前にいろいろ協力してくださった方々、錫の作品づくり体験をさせてくださった「利三郎」さん、高岡大仏や菅野家で説明してくださった解説員の方、鋳物資料館や御車山会館で優しく対応してくださった皆様には感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました。

 通級生の俳句より
・大仏の 下をまわって 見た地獄
・たんじょう日 はし置きに書く 「生」の文字   
・燃えぬよう 土蔵造りの 建物に
・高岡を 巡ってわかる よいところ

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初めての調理実習

 5月13日(金)、今年度最初の調理実習をしました。
 中学3年生の女子は家でもおやつづくりをしているので、作る献立を進んで考えてくれました。白玉の皮にチョコを包む「チョコ餅」とホットケーキミックスで作る「蒸しパン」を作ることになりました。
 チョコ餅は、牛乳を混ぜた白玉粉が思ったより柔らかく、その中にチョコを包むのが、溶けていきそうで難しかったです。特に、今日は気温が高かったので、チョコが皮から溶け出すのではないかと心配しました。5分間茹でた後、氷水で冷やしたら、プリプリのおいしそうなデザートに出来上がりました。
 蒸しパンは、ホットケーキミックスに卵と牛乳を混ぜて、アルミホイルに分けて流し入れます。これは難しくはないのですが、その後、蒸し器に入れて蒸し具合を確かめるのがたいへんでした。
 5名全員が中学3年生だったので、とても手際がよかったです。両方が出来上がって会食をすると、「すごくおいしい。」「なかなかよい出来になった。」と満足そうでした。修学旅行に参加した生徒から、広島や京都の思い出話を聞くこともできて、有意義な時間を過ごすことができました。

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春の古城公園散策

 平成28年度、きらら子教室が4月6日からスタートしました。通級生はそれぞれ新しい学年に希望をもって通級してきました。始業式では、自分の立てた1学期の目当てを発表しました。「受験に向けて苦手な教科にも少しずつ取り組み、覚えていくようにする。」「週に2回は学校の自分の教室に行き学習したい。」など決意してがんばろうとしています。
 4月12日(火)は自然散策の日でした。暖かい日差しと青空に恵まれましたが、桜の花はすでに満開を過ぎていました。それでも古城公園の広場にはたくさんの人が集って楽しそうに昼食を食べていました。香港から来た観光客たちが、珍しそうに桜を鑑賞していました。通級生5人は、青空の下のランチに、心ものびのび開放されました。中学3年生の女子が、手作りの飴やパンを持ってきてくれたのでみんなで分けて食べました。食後のビーチボールでは、風にもめげず大活躍でした。
 体育館では、今年度最初の体育活動をしました。フレッシュテニスやバドミントン、ビーチボールバレーをしました。初めて参加した通級生も、すぐにルールに慣れ元気にゲームを楽しみました。みんな久しぶりにかなり運動をしたので、最後には「お茶がなくなった。」「身体中が痛〜い。」など口々に言っていました。快い疲労感を味わって帰ってきました。
 きらら子教室では、心に残ったことを俳句にしてみました。

通級生の作品より
・お花見で 青空の下 笑い声
・桜散る お花見しながら いただきます 
・観光客 芝生のベッドで 日光浴
・円になり 身体動かす あのボール
・体育で いい汗かいて 笑顔出る

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