秋の食事会初めに、切る具材を3グループで分担したので、普段あまり包丁を使わない男子生徒も悪戦苦闘しながらがんばりました。笹掻き、采の目切り、銀杏切り等、慣れている女子生徒に切り方を教えてもらいながら、手を切らないように集中して取り組み、無事に切り終えることができました。 豚汁は、ゴボウ、ニンジン、大根などを先に鍋に入れて火にかけ、後から里芋、白菜の芯の部分、サツマイモ、豆腐、豚肉、油抜きをした油揚げを加えました。最後に白菜の葉の部分とネギを加えて彩りよく仕上げました。野菜が煮くずれないように気を付けたり、丁寧にあくをとったりしたので、おいしい豚汁ができました。 炊き込みご飯は、前日に具材を下煮し一晩味を染み込ませてから炊き込んだので、鶏肉にもキノコや根菜類にも味がしっかり染み込みおいしく炊き上がりました。 昨年もこの食事会に参加した生徒が多かったので、今年は大変手際よく作業がはかどり、余裕をもって所員の皆さんをお招きすることができました。 食事会では、参加された皆さんから野菜の切り方や味付け、盛付け、ランチョンマット代わりの敷紙のデザイン等、「もてなしの心」をたくさん褒められ、「仲間と協力し、がんばってよかった。」という満足感を一人一人が味わうことができました。 「通級生の感想」 ・皿を洗ったり野菜を切ったりして疲れました。お母さんの大変さが、分かりました。 ・去年は会食時刻ぎりぎりに出来上がったのですが、今年は時間が余るくらい余裕をもって作ることができてよかったです。うさぎリンゴを作るときにリンゴの皮を食べ過ぎてしまい、あまりおかわりができませんでした。残念でした。 ・昨年に比べてスピーディーに仕上がり、時間通りにおいしく食べることができました。センターの先生方から「おいしい、おいしい。」と褒めてもらいうれしかったです。私は中3なので、食事会は今年で最後ですが楽しい思い出となりました。 ・昨日は鶏肉を切り、今日はネギを切りました。ネギで、あんなに目が痛くなるとは思いませんでした。私は、リンゴの皮むきの練習を家で何度もやりました。 きらら子展示会
11月9日の「きらら子展示会」に、多くの方々の参観をいただき、ありがとうございました。また、子どもたちへの温かい声かけや励ましなどから子どもたちは充実した一日を過ごすことができました。
参観いただいた方々からの感想をまとめましたのでご覧ください。 <保護者から> ・それぞれに個性ある作品に感動しました。また、先生方のきめ細かい本人への指導に感謝しております。 ・たくさんの作品が並び、一つ一つ時間と心を込めたレベルの高さを感じました。学校と全く変わらず、友と友との触れ合いを学ぶことができ、温かい指導に感謝します。ここでの経験がきっとこれからの人生にプラスになるという確信がもてました。 <卒業生から> ・いろいろな展示を見させていただきました。一年前のことを思い出しました。ここで学べた思い出、一年半このきらら子で過ごせて本当にうれしかったです。 ・どの作品も丁寧に一人一人の思いを込めたすばらしいものだと思いました。特に、みんなの力を合わせてつくった利長くんのちぎり絵がすばらしかったです。これからもいろんな活動にがんばってください。 <校長、学年主任、担任の先生方から> ・いろいろな活動を通して、自分の可能性を発見し、さらに自分のよさを伸ばしていってほしいと感じました。一つ一つの作品が丁寧で工夫されていて、とてもよい作品ばかりです。 ・たくさんの活動の足跡が見事に調和しています。どの作品も地道な取り組みによる成果だと分かります。いろいろな先生方に指導していただいて生徒たちは幸せですね。 <係活動について> ・受付やお茶の担当の方々もさわやかな応対をしてくださり、心が和みました。 ・生徒のみなさんに説明してもらえたので、とてもうれしかったです。 ・工作体験、とても楽しかったです。上手に教えてくれてありがとうございました。 <ちぎり絵について> ・ちぎり絵も昨年よりも紙片が小さく、図柄も複雑で苦労したことと思います。 ・ちぎり絵の細かい作業、丹念に取り組んで作品を仕上げられたのが伝わってきて、感動しました。 などの感想をいただきました。 参観者数 市教委・教育センター(9)学校(17)保護者(14)卒業生(3)合計43名でした。 ありがとうございました。 |
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