書評7著者:俵原 正仁 発行所:学陽書房 初版発行2017年11月24日 子どもたちから信頼を受け、明るく楽しい学級づくりをするためには、教師としてのオーラを感じさせることが大切である。 本書は、そんな教師としてのオーラを出す秘訣がたくさん掲載されている教育書である。 児童生徒との関係がうまくいかず悩んでいる教師や、より高いレベルの学級づくりを目指している教師には、ぜひ読んでもらいたい。 (対象:若手教員、新採指導教員) 書評6◆通常学級のユニバーサルデザイン プランZERO − 気になる子の「周囲」にアプローチする学級づくり − 編著者:阿部利彦 著者:授業のユニバーサルデザイン研究会湘南支部 発行所:東洋館出版社 初版13版発行2018年10月23日 「クラスの気になる子」「気になる子を取り巻く子」に対する指導を見つめ直し、楽しい学級づくりの方法が満載されている。 特に、第3章「周囲の子から広げる学級づくりケース30」は、学級で生じる様々なトラブルへの対応策が見えてくる。 通常学級において特別な配慮の要する児童生徒のことで悩んでいる先生方に、ぜひ読んでいただきたい教育書。 (対象:全学級担任) 書評5発行所:東洋館出版社 初版発行:2019年3月15日 高岡市が推進する小中一貫教育においては、小学校と中学校の「学びの段差」を解消する必要性がある。 本書は、現実に存在する「学びの段差」に目を向け、小学校・中学校教員の研修の在り方について言及している。特に校内研究の在り方について詳細に記述してある。 第3章内における「校内研究のススメ、給料がもらえて勤務時間中にできる研究の場」と言う筆者の意見には感動する。 尚、澤井陽介氏は、7月29日(月)の高岡市学力向上研修会の講師でもあるので、参加者はぜひ一読されたい。 (対象:研究主任必読、管理職、一般教員) |
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