外国語教育研修会講師は、富山大学大学院教職実践開発研究科長の岡崎浩幸先生です。昨年度に引き続き講演会を引き受けていただきました。 今年度は、「主体的・対話的で深い学びを意識した外国語教育 −中学1年で大切にしたいこと−」という演題で、ご講演していただきました。 高岡市が推進する小・中一貫教育を意識して、中学校区ごとに小学校教員と中学校教員が席を並べて研修を行いました。 ユニークな岡崎先生の口調とともに、講演会のほとんどが、実際の授業場面を想定した活動であり、参加者は楽しい雰囲気の中で研修をすることができたようです。 特に言語活動では、「R:リアクション」「C:コメント」「Q:クエスチョン」を活用した「やりとり」を継続することが大切であることを強調され、参加者もペアとなって「やりとり」に挑戦しました。 小学校教員と中学校教員がこの研修会を通して、これからの外国語の取り組み方について多くの情報が共有できたと思います。 高岡市学力向上研修会のまとめ
高岡市学力向上研修会において、グループ毎に作成した「研究テーマ」です。
各学校での取り組みを出し合い、研究内容を作成し、最終的に研究テーマを作成します。 紙面の都合上、3つのグループのみ掲載します。 高岡市学力向上研修会講師は、国士舘大学教授(前文科省視学官)の澤井陽介先生です。 (高岡市教育センターHPの書評には、澤井先生の著書が掲載されております。) 前半は「主体的・対話的で深い学びの授業改善」という演題で、ご講演していただきました。 参加者の多くが、研究主任や研究推進委員ということもあり、澤井先生は講演内容をやや高めに設定されました。 特に、校内研究を充実させるポイントは、「資質・能力」の三つの柱に着目することが大切であると言われたのが印象に残りました。 後半は、グループ毎に、日頃の授業の取り組みを出し合い、それを基に、資質・能力に関した研究内容を導き出し、最終的に研究テーマを作成しました。 参加者にとっては、中身の濃い研修会になったと思います。 今後、参加者が各学校において伝達講習を行うことにより、2学期以降の校内研究の充実につながればと思います。 |
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