第2回 若手教員研修会研修会の前半は、「学級運営等の悩みについて」を協議題としたグループ協議を行い、教科指導員の先生方に各グループの話合いに入っていただきました。授業づくりや学級運営、生徒指導や特別な配慮を要する児童生徒への対応等、グループ毎に話題を絞り込んで悩みや意見を出し合いました。悩みを語っている先生が次第に笑顔となったり、緊張感が少しずつ和らぎ、多くのグループから笑い声が聞こえたりしたことがとても印象的でした。 研修会の後半は、「よい授業が、よい学級をつくる」と題して瀬戸教授に講演をしていただきました。瀬戸先生には、前半のグループ協議で話し合われた学級運営の悩みにも触れながら話をしていただけました。また、教師の言葉かけで子供の表情が見る見るうちに自信に満ちあふれたものに変化していく様子や、同じ活動場面でも教師の働きかけ次第で子供たちが全く違う行動をする様子を、動画を交えながら説明していただきました。短い時間ではありましたが、参加された先生方にとって学びの多い大変分かりやすい研修になったのではないかと思います。 【参加された先生方の感想】 ・若手教員の語り合いの場を設けていただき、ありがとうございます。日頃の悩みを話し合うことができました。気持ちがスッキリしました。 ・映像を交えた説明では、教師の一言で子供が見違えるように自信をもって発言する様子がよく分かりました。教師の言葉の重みを学びました。 ・瀬戸先生のお話を聞いて、うなずけるところがたくさんありました。子供たちは日々がんばっているので、「やろうとしている」ことをまず認め、すかさず褒めてあげたいと思いました。私たちの発言で子供たちが良くも悪くも変化することが分かりました。 ものづくり・デザイン科研修会 1日目午前に実施した「青貝塗り」には22名が参加し、コースターの製作を通して、「下地研ぎ・中塗り研ぎ」「中塗り」「貝切り・貝付け」を体験しました。 午後に実施した「砂型鋳造」には15名が参加し、オリジナルプレートや皿(葡萄の葉や葛の葉)の製作を通して、「原型づくり」を体験しました。 参加された先生方は、優れた技術をもつ職人さんたちとの交流を深めながら、それぞれの製作工程でのコツや注意点を確認しました。 この研修は全2回の日程で行われ、次回8月3日(月)は、製作工程の最終段階を体験し、各自がデザインした作品を完成させる予定です。 |
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