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発達障害理解研修会

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 8月11日(火)戸出コミュニティーセンターにおいて、発達障害理解研修会を開催しました。富山大学人間発達科学部の小林真教授を講師としてお迎えし、特別な教育的支援を必要とする児童・生徒への支援の在り方について研修を行いました。
 研修会の前半は、「発達障害児・気になる子どもの理解と支援」と題した講話を聞きました。具体的な認知の特徴を踏まえながら、学習面や行動面での個別の支援や学級での支援について話していただいたおかげで、児童生徒の姿を思い浮かべながら話を聞くことができた先生方も多かったようです。
 研修会の後半は、「授業づくりと学級経営」に関わる演習を行いました。「指示の出し方」や「作文指導」の演習では、言語的な指示や視覚的な指示等についてグループで協議し、様々なアイディアを出し合っていました。また、「学級単位で実施するSST」の演習では、児童生徒に身に付けてほしいスキルを1つに絞り込み、学んだスキルを定着するための手立てについて話し合いました。特に、小林先生に提供していただいた「SSTと他の学習との関連付け」の資料に、参加された先生方の関心が高かったことが感想から伺えました。

【受講者の感想】
・発達障害に関する脳のメカニズムから順をおってお話しいただき、大変理解しやすかったです。…私たち大人の言葉が理解できなかったり、言葉の裏の思いに気付けなかったりすることがよく分かりました、ADHDとアスペルガーの区別や対応の仕方も具体的に理解することができたので、2学期から実践していきたいと思っています。
・演習では具体的な指導法を考えることで、改めて個に応じた指導の重要性を学びました。子供の困り感に気付くこと、それに応じた指導を教師自身が日々継続していくことの大切さも実感しました。これからの指導に生かしたいです。
・特別な支援を必要とする子供の行動を見守り、対応を考えていくことが楽しみになるお話でした。我がクラスの子供を思い浮かべながら、その子を取り巻く他の子供への手立てとして、SSTを更に学びたいと思います。
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