最新更新日:2024/09/26 | |
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オンライン朝礼による校長先生のお話 1/15今、児童会役員の子たちが募金額などを報告してくれましたが、その中でとても大切なことを言ってくれていましたね。 「毎日、学校へ来られるという当たり前のことに感謝したい」「友だちや先生といっしょに一日一日を大切にして過ごしたい」 被災地では今もなお、水がない、トイレが流せない、下着の着替えがない、そういった生活をされている方々がいらっしゃいます。児童会役員の子たちが先ほど話してくれたように、私たちはこうして3学期、学校生活が始められたことに感謝しながら過ごしたいですね。 高学年の子たちは覚えていると思いますが、4年前、新型コロナウイルスの流行のため3か月間、突然学校が休みになったことがありました。その時にある子が「ぼくは勉強はあまり好きじゃないけど、友だちに会いたいから学校へ行きたい。」と言っていました。毎日、学校へ通うことができるという当たり前の日常を、大切にしていきたいですね。 始業式での校長先生のお話 1/9
終業式の日に、この場で「始業式の日にみなさんとまた気持ちのいいあいさつをするためには、みなさん一人一人に一つずつある命を大切にすることが何より大事。」だということを伝えました。こうして、みなさんの笑顔で出会えて元気なあいさつが聞けて本当に嬉しいです。
さて、1月1日に能登半島で大変大きな地震がありました。大切な命をなくされた方、家が壊れて住むところがなくて避難所で暮らし食べ物や水に困っている方、家族を亡くされ悲しみにくれている方などの余りにも深刻な様子に言葉が詰まります。みなさんが暮らしている一宮市では被害はなかったけれど、ずいぶん揺れましたね。もしかしたら、みなさんの中で地震があった地域へ出かけていて被災した人はいないか、私は心配しておりました。もし、そういうことがあったら、担任の先生にそっと伝えてくださいね。 もし、一宮市で大地震があったらこの体育館が避難所になり、始業式もできなかったかもしれません。こうして元気で3学期をスタートできたこと、本当によかったですね。そして、今も大変な思いをされている被災された方々に、私たちは何ができるか、それを考えて少しでもできることをしていければ、と私は考えています。 さて、2024年・令和6年が始まりました。新しい年になったので、今年はこうしていこう、という目標を皆さんはたてましたか。 勉強や生活、おうちでのことなどで目標はたてられますが、目標をたてたらそれを毎日思い出すこと。毎日、思い出すことで、少しずつその目標に近づいていくことができます。 また、以前(過去)の自分と今の自分を比べて、伸びていること、できるようになってきたことをみつめて「やれば、今よりはできる」と実感できるようにすることが大事です。自分以外の誰かと自分を比べて、その人がいつも自分よりできていると、自分に自信が持てません。 2024年、今年は夏にフランスのパリでオリンピックがあります。100M走で一番速い人は10秒を切ります。私たちが毎日走る練習をして、がんばった人が皆100Mを10秒より速く走れるようになるかと言えば、そうではありません。そこまで速くなることは難しいけど、毎日毎日走る練習をすれば、自分なりには少しずつ速くなります。 「やればできる」という言葉を聞いて、自分は得意じゃないことはやってもできないよ、と考えてしまう人は「やればできる」という言葉にもう一言付け加えて「やれば今よりはできる」にしてみてください。そうすれば、得意じゃないことも、少しずつよくなっていきますよ。 明日から、また授業が始まります。掃除の時間や外遊びなど、いつも通りの学校生活が戻ってきます。同じ学級の子、同じ学年の子、そして違う学年の子といっしょに協力したり助け合ったりしながら、つながりながら心と身体を成長させていってください。 |
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