最新更新日:2024/05/23
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「CHANGE(チェンジ)をCHANCE(チャンス)にCHALLENGE(チャレンジ)しよう」を合言葉に1年間がんばりましょう。

卒業式(校長 式辞)3/20

式辞 

校庭の桜の花が咲き始め、春の訪れを感じる季節となりました。このよき日に卒業を迎えられた五十四名の卒業生の皆さん、誠におめでとうございます。いつもなら大勢の来賓の方や在校生が見守る中で皆さんの門出をお祝いするわけですが、感染予防のためこのような形での卒業式となりました。この場に来られなかった方々も、きっとみなさんの卒業を心の中で祝ってくれていることでしょう。みなさんが3年生の終わりごろからコロナ禍に見舞われ、生活しづらい日々が今も続いています。しかし、それにめげず元気に明るく学校生活を送ってくれたこと、本当に嬉しく思っています。

さて、皆さんのことをふり返ってまず思い出されることが「勤勉なところ」です。授業中、ノートに自分の考えをまとめたり、友だちと考えを伝え合ったりして、一人一人が自ら進んで学んでいました。それが学級としての授業の雰囲気をさらによくしていました。次に思い出されることが「節度ある行動」です。皆さんは修学旅行で友だちと大いに楽しんでいましたが、お寺での座禅体験やホテル内での様子を見ていると、場に応じて節度ある行動ができることに、私は感激しました。4月からの中学校生活でも皆さんの長所であるこの「勤勉」「節度」を大切にして伸びてほしいと願っています。中学校では新たな友だちや教職員の方々との出会いがあるので、期待や不安もあるかと思います。
 
「すべての悩みは人間関係に始まる」これは、心理学者アルフレッド・アドラーの言葉です。確かにその通りで仕事や勉強などが忙しく大変なことは、自分の頑張りである程度は解決できます。しかし、人間関係というのは自分がよくしたいと思って働きかけてもうまくいかないことがあります。これまでに友人との関係で悩んだ子は卒業生の中にきっと何人もいるのではないでしょうか。そんな時、人に対して不満に思うだけでなく、自分を見つめ直すことができた人も数多くいることでしょう。人を変えることはできませんが自分を変えることはいつでもでき、そうすることで人間関係も変わっていきます。人は何歳になってもいつからでも、自分を変えて心を成長させることができるのです。困った時は皆さんの近くにいてくれる大人に相談したり、友達と励まし合ったりしながら、伸びやかに育ってほしいと心より願っております。6年間の小学校生活は今日終わりますが、4月からは笑顔で中学校生活を送り、大きく成長されることに期待しています。

終わりになりましたが、保護者の皆様、本日はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。コロナ禍が3年続き制限がある生活の中、今日こうして卒業を迎えられたお子様の姿を見られ、感慨もひとしおのことと存じます。4月からは、いよいよ中学校生活が始まります。時には心悩まされることもあろうかと思いますが、お子様にとって最後の支えとなるのは保護者の皆様です。これまで以上にお子様の可能性と素直な心を信じられ、ともに歩まれてください。それでは、卒業生の皆さんの前途に幸多からんことをお祈りし、式辞といたします。
 
 令和五年三月二十日
 


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オンライン朝礼での校長先生のお話 3/6

先週の木曜日の午後、心温まるすばらしい卒業生を送る会が行われました。どうして心温まる会になったのか、私が気づいたことを今日はお話しします。

1〜5年生の子たちは、6年生に感謝の気持ちを込めながら、歌や楽器演奏、ダンスやクイズなどを披露してくれました。自分たちでよく考えて、もうすぐ卒業する6年生のことを大切にしながら心を込めて発信することができました。
また、それを受けとる側の6年生の姿勢もすばらしいものでした。目と耳でしっかりと見て聞いて、楽しむところは大いに笑い拍手で盛り上げる。言葉に少しつまった子がいたら「頑張って」と励ます。
6年生の子たちは今、この場でどういう態度をすればよいのかということがよくわかっている節度ある集団です。

卒業生を送る会は、発信する側と受け取る側がしっかりとかみ合った最高の時間になりましたね。

オンライン朝礼での校長先生のお話 3/1

【2月27日 朝礼でのお話】

西成東小学校の自慢できるところについて、今日はお話しします。

私は5年前に西成東小学校に転勤してきました。その時、4月の入学式の前日、新6年生の子達が式場準備のために登校してくれて、机や椅子を運んだり掃除をしてくれたりしました。その掃除の仕方の丁寧さに私は驚きました。両膝を床につけ隅々まで実に綺麗にしてくれて、なんと素晴らしい6年生の子たちなんだと感激しました。その後、授業が始まって毎日の掃除の時間の様子を見たら、なぜあんなに丁寧に掃除ができていたか、その理由がわかりました。毎日、高学年と低学年がペアになり、高学年の子は低学年の子にやり方を教え「それでいいよ」と認めながら活動していました。いつもできているから入学式前日もしっかりできていたんだな、と感じました。西成東小学校に転校してきた子はこの学校の掃除の素晴ら
しさに気づいたかもしれません。しかし、ずっと本校に通っている子は当たり前のことであって気づかないかもしれないので、今日は自慢できることとしてお話ししました。その時入学した子達が、今の5年生です。今日の5時間目には、体育館で机や椅子を運んで卒業式の準備をしてくれます。きっとしっかりと動いてくれることでしょう。

また、どの学年でも今卒業生を送る会の準備をしていますね。楽器の演奏やダンス、クイズなど、6年生に対して心を込めて練習していますね。お世話になった6年生に感謝の気持ちを込めて練習することで、自分自身の心もまた一回り大きく成長することができます。皆のそんな姿が見られることを楽しみにしています

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6年生 校長先生とのお話 2/15

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今日も2組の子たちが来てくれました。予定では、明日が最終日です。
みんながが語ってくれた将来の夢は一人一人ちがっていましたが、それぞれの子が自分のすきなことやよさを大切に伸びていってほしいと願っています。

6年生 校長先生とのお話 2/9

今日から2組の子たちが来てくれています。
小学校での思い出や将来の夢などについて、語ってくれました。お互いに拍手しながら聞き合えるところが素敵でした。
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6年生 校長先生とのお話 2/2

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「自分が好きなことを生かした仕事につきたい」と話してくれた子がいました。
小学校はあと少しで卒業ですが、中学校3年間でだんだんと自分が向いていることをみつけていってほしいと願っています。

6年生 校長先生とのお話 2/1

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2月になり、卒業式がだんだんと近づいてきました。
今日から6年生の子が数名ずつ、校長先生と話す時間を設けています。
小学校6年間での一番の思い出や将来の夢などについて話しました。
4月からは中学校生活が始まりますが、その3年後は一人一人自分で選んだ進路を進むことになります。一人一人の子の将来に期待をしながら、話しています。

オンライン朝礼での校長先生のお話 1/30

今日は皆さんに言葉の話をします。皆さんは毎日言葉を使って、他の人と関わっています。言葉で自分の考えを相手に伝えたり、友だちと仲良くしたりすることができます。少し言葉を間違って使ってしまうと、友だちとけんかになることも時にはあるかもしれません。私は言葉というのはとても大切なものだと思っています。ですから今日は言葉の話をします。

私は西成東小学校の子たちの思ったことをパッと言葉にする率直さが大好きです。これからは、授業の中での言葉を大切にしてほしいと思っています。
授業中に先生にわからない問題を質問をする時は、どんな言葉を使って聞きますか?「先生、〇番の問題がわかりません。教えてください。」ですよね。「先生、〇番の問題がわからん。教えて。」ではありませんね。
先生が教室に来られた時は、何と言いますか。「先生が教室にいらっしゃった。」ですね。「先生が教室に来た。」ではありません。
丁寧な言葉を使うと、相手を大切にするのはもちろんのこと、自分の心も育っていきます。まず授業中に、「〜〜です。」「〜〜ます。」という丁寧な言葉を使うことを大切にしてほしいと思っています。

もうひとつお話をします。コロナが収まりません。一か月の間に日本全国で1万人以上の人が命を落としたと聞いて、先生はがく然としました。インフルエンザという風邪が今年ははやり出していますが、コロナが始まる前にインフルエンザがはやっていた時は、ひと冬で亡くなる人の数というのは、年によって違いましたがだいた数千人でした。それが、今、コロナで一か月に1万人以上の人が命を落とすと聞いて、本当に恐ろしい病気だとあらためて思いました。何が恐ろしいかというと、コロナウイルスは目にも見えないし匂いもありません。でも、この空気中にはあります。それを無くすには手洗いやマスクはもちろん大事ですが、みんなの教室の窓や扉を放課ごとに開けて、コロナのウイルスを外に吹き飛ばすこれが大事です。みんなで気をつけていきましょう。

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オンライン朝礼での校長先生のお話 1/23

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先週の火曜日(17日)から掃除場所が新しく変わりましたね。みんなの掃除の様子はどうかなと思い、すべての場所には行けておりませんがみなさんの掃除の様子を見て回りました。
場所が変わって初めての日ではあったけど、みんなとてもていねいに取り組んでいて感心しました。4〜6年生の全員がリーダーとなって、1〜3年生の子に掃除の仕方を教えてくれています。学級委員や児童会役員という子だけではなく、掃除の時間は4〜6年生の全員の子がリーダーとなって頑張れることがいいですね。みなさんは、毎日、教室や廊下の床やトイレの便器を磨き、運動場の落ち葉を拾い、学校をきれいにしてくれています。掃除をしてきれいにピカピカになるのは学校の施設だけではなく、もうひとつピカピカになるものがあります。それが何かわかりますか。考えてみてください。
それは、みなさんの心です。掃除を一生懸命すれば、みなさんの心がピカピカになります。

さて、4〜6年生の高学年のみなさん、いっしょに掃除をしている1〜3年生の低学年の子たちが普通に掃除ができていたら、「よくできたね」「それでいいよ」「助かるなあ」というように励ましの声をかけてやってください。低学年の子が高学年の子と同じように普通にできるというのは、すばらしいことなのですから。

また、3年生の子たちはあと2か月ちょっとで4年生、つまり高学年の仲間入りです。今のうちに掃除の時間に高学年の子たちの姿を見て、自分が高学年になったら低学年の子にどのように教えればいいか、考えておくといいですね。これからも、高学年の子と低学年の子が協力し合って掃除をすることで、みなさんの心が成長できることを願っています。


オンライン朝礼での校長先生のお話 1/16

先週、始業式の日に私はみなさんに「どの子にも必ずいいところがある。それを大事にしながら、4月からの次の学年に向けて一つでいいから目標を立ててほしい。」ということを話しました。今日は、その続きのような話をします。

学校でみなさんは、国語・算数・生活、高学年では社会・理科、さらに音楽・図画工作・体育・家庭・外国語(英語)など、たくさんの教科を学んでいます。その中で、一つは好きな教科があると思います。好きな教科は二つ、三つといくつかあるよ、という人もいることでしょう。

今から画面にうつす言葉を読んでみてください。
「すきこそもののじょうずなれ」という言葉です。では、みなさん、一度声に出して読んでみてください。
この言葉は「楽しんで(すきで)やることでうまくなる。または、あることが上手にできるようになるには、そのことを楽しめるようにすることが大切。」という意味です。
今はそれほど上手じゃないことでも、すきで何度も取り組むことで上達していきます。みなさん、そういった経験があるのではないでしょうか。たとえば、縄跳びが楽しいから何度もやっていたら、5級・4級と縄跳びの級が上がっていった、というように。
すきな科目は楽しみながら一生懸命できるので、伸びていきます。逆に、あまりすきでない科目でも、その科目の中で少しならすきなことがある場合もあります。私は図画工作(美術)が専門ですが、図工で言えば「絵を描く(平面作品)ことはすきではないけれど、工作(立体作品)は楽しい。」というようなことです。そういう時はその教科の一部のことだけでいいから一生懸命やってみると、だんだんとその科目のことがすきになっていくかもしれません。ぜひ、自分のすきなことを少しずつみつけて広げていってください。

さて、コロナが心配な状態が続いています。新聞の記事に「今のコロナウイルスは空気中にただよって、室内でエアロゾル(空気)感染を引き起こしやすい。」ということが出ていました。感染予防対策としては、密閉空間ではマスクをすること、換気で空間中からウイルスを除去することが大切です。チャイムが鳴って授業が終わったら、窓や戸をすべてあけて換気をしましょう。


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始業式での校長先生のお話(オンライン)1/10

西成東小学校のみなさん、あけましておめでとうございます。本年も、よろしくお願いいたします。
けさ、私はいつものように東門(正門)に立っていましたが、西門から入ってきた子が私からずいぶん遠いところから「おはようございます」と元気にあいさつをしてくれたので、私の心が元気になりました。ありがとうございました。

さて、今日は「どの子にも必ずよいところがある。」というお話をします。5年生・6年生となって思春期と呼ばれる年頃になると、自分のよいところが少し見つけづらくなることがあります。それはなぜか・・・。自分と他の子とのちがいということがわかるようになるからです。ぼくはこういうことはこれくらいしかできないけど、〇〇さんは自分よりずいぶんできるな、というように。でも、それは成長ですよね。自分のことを客観的な目で見られるようになったということなのです。
でも、大丈夫。必ず自分のよいところをみつけられます。それをぜひ、大切にして伸ばしてください。

1月になって新しい年になりました。今の学年はあと2か月半と少しですね。4月からは1〜5年生は次の学年に、6年生は次の学校である中学校に進学します。3学期は次の学年の0学期と言われます。その準備が大切ですね。ですから、そこにむけての目標をひとつ、決めてほしいなと思います。私は目標ってひとつで十分だと思っています。
私の今年の目標は、昨年の目標「西成東小の子たちのためになることを敏感にみつけていく」はそのまま続けます。もうひとつは、西成東小281名の子たちのよいところをひとつでも多くみつけたいな、というのが目標です。まだ全員のよさを見つけているか、というと自信ないので、みなさんの授業や放課の様子などを見ながらみつけていきたいな、と考えています。

さて、コロナが広がって3年がたとうとしていますが、これまでで最も感染者が多いという厳しく心配な状況が続いています。給食の時間は感染が心配なので前を向いて静かに食べることを続けていきますが、友だちと放課に楽しく遊んだり関わったりして心は元気にしてくださいね。ただし、水は冷たいけど石鹸をつけて手を洗ったり、授業が終わって放課のたびに窓や扉を全部あけて空気をいれかえたり、予防をしながら過ごしましょう。のどが痛かったりせきが出たりする時は無理をせず、お医者さんへ行って家でゆっくり休みましょう。

終業式での校長先生のお話(オンライン)12/23

朝方、雪が舞う寒い終業式となりました。2学期は今日でおわりですが、西成東小学校の子たちは、この2学期に変わりました。何がかわったのか。それは、11月終わりごろから2週間、代表委員会の子たちが中心となって行ったあいさつ運動によって、元気にあいさつができる子がとても増えたということです。まだ、ちょっとあいさつの声に元気がないな、と感じる時もありますが、ずいぶん変わりました。私は毎朝、東門に立っていますが、歩いてくる通学班の子たちが遠くから「おはようございます」と元気に声をかけてくれます。正直言って今の時期は朝、立っているとかなり寒いのですが、みんなが元気なあいさつをしてくれると私の気持ちはぐっと上がります。心が開く感じと言ってもよいかもしれません。あいさつによって、人とつながることができるんだな、西成東小の283人の子たち全員と毎日話すことはできないけれどあいさつでみんなとつながれるんだな、ということを実感しています。

さて、先日、高学年のあるクラスで道徳の時間に「自由と責任」について考えるということが行われていました。そのクラスの子たちは一人一人の考えを発表していましたが、私も自由ってなんだろうとあらためて考えました。私は「自分以外の人の自由を大切にした上での自由」だと考えています。自分が自由にふるまうことでまわりの人が嫌な思いや辛い思いをするのは自由ではありません。何かわかりますか。それは、自分勝手になってしまいます。
みんながまわりの人の自由を大切にした上で、のびのびと生活してほしいと思っています。

明日から、冬休みが始まります。授業がありませんのでふだんより少し自由な毎日だと思いますが、事故にあわないよう交差点では飛び出さず右・左をみてから渡ったり、自転車に乗る時はヘルメットをかぶったり、気をつけて過ごしてください。
3学期の始業式は1月10日、いつもより少し遅い始業式ですが、みんなの元気な顔が見られることを楽しみにしています。

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オンライン朝礼での校長先生のお話 11/28

今日は「話し合うということは、人の話を聞き、それを認め、取り入れること」というお話をします。
授業の中で、グループやペアで話し合うことがありますよね。話し合いでは、自分の考えを伝えることだけでなく、他の人の言葉をよく聞くことが大切です。他の人の言葉を聞く時は、その人の顔を見ながら、ですね。顔を見て聞くということは、あなたの話をしっかりと受け止めようとしていますよ、という意思表示なのです。
顔を見て聞きながら、「わたしの考えとはちがうけど、なるほど、そういう考えもあるなあ。」と自分とちがう考えを認めたり、その考えを取り入れたりすることができれば、自分自身の幅が広がります。話し合ったり議論したりするということは、自分の考えを相手に押し付けて、言い負かすことではありません。相手の考えをよく聞いたうえで、自分とちがう考えを認めたり時には取り入れたりすることが、勇気ある行動なのです。その勇気がきっと自分を成長させてくれることでしょう。

さて、話は変わりますが、先週から代表委員会や生徒指導の先生がみんなに声をかけて、あいさつ運動が始まっています。素敵なあいさつをした子に先生がシールを渡すということがありますが、シールをもらうことが目的ではなくて、明るくいつでも笑顔であいさつをすることが目的ですね。
今朝、私が学校の東側の歩道で落ち葉の掃除をしていたら、教室の窓から「校長先生、おはようございます!」と元気なあいさつをしてくれる子がいました。私は学校の外の歩道にいて、その子は2階か3階の教室にいるので、シールを渡すことはできません。でも、そんなことは関係なく、笑顔で元気なあいさつをしてくれる子がいて、私はとてもあたたかい気持ちになりました。お話を終わります。

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オンライン朝礼での校長先生のお話 10/24

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先週は 稲刈り大会が無事できましたね。地域の方が皆が田植えをした後、ずっと稲に水を与えてくれたり草取りをしたりしながら育ててくれました。ですから皆さんが稲を刈ることができました。地域の方のおかげで、低学年と高学年が協力しながらとてもよい活動ができたと思います。さて今日はこの稲刈りとも少し関係ありますが、今日は「食べるもの」のお話をします。

私は時々スーパーマーケットに買い物に行きます。そこでお肉やお魚、野菜、果物、お米などを買います。そして、レジに並んでお金を払う時にはお店の人に必ず「ありがとうございます」と伝えます。私は田んぼや畑を持っていないので、野菜やお米を作れません。鶏や豚、牛を育ててそれをさばいて食肉にすることもできないし、魚を海まで行ってとることもできません。自分ができないことをやってもらっているのだから、お金を払う時は「ありがとう」なのです。自分がお金を払って何かを買うお客さんだから、偉いと思ったりいばったりとか、そんなことは一度もしたことがありません。だって、自分にできないことをやってくれているのですから、できないからお金を払って買うのですから、お店の人には「ありがとう」という気持ち、ただそれだけです。みなさんも、だれかに感謝の気持ちがある時は、ぜひ声に出してそれを伝えると相手に届きますよ。

オンライン朝礼での校長先生のお話 9/12

みんなが始業式だった日、9月1日と次の日の2日、5年生の子たちは1泊2日で、旭高原自然の家に野外教育活動に行き、私もいっしょに行きました。
夜は雨のため外でのキャンプファイヤーではなく、講堂という広い場所でろうそくを使ったキャンドルサービスを行いました。
5年生の子たちは3〜5人でグループを作り、1グループの持ち時間は5分。クイズや歌、みんなでできるゲームなどをしました。全部で12グループですから、およそ1時間。自分のグループの発表は5分ですから、あとの55分間は他のグループの発表を聞きながら参加するわけです。その姿がとてもよかったので、今日、お話します。

発表する子たちは緊張していたり少し言い間違えてしまったりして、聞いていて分かりにくいことも時々ありました。でも、みんなはしっかり聞くことでがんばって発表している子を盛り上げよう、そして大いに楽しもうとしていました。友だちの言葉をしっかり聞くことで、その場にいる全員が楽しめる素敵な1時間になりました。

これは、野外教育活動(キャンプ)や5年生のことだけではなく、1年生から6年生まで、すべてのみんなに共通することです。
授業中、友だちの発言を、友だちの言葉をよーく聞いてください。そして、ぼくと同じ考えだな、私とちょっとちがうな、どうしてそう思ったのかな、そんなふうにできると、クラスみんなの学びが深まります。
発言しようと思って手をあげても先生が自分を当ててくれることって少ないですよね。1クラスには20何人いますから、自分ばかり当たりませんね。でも、当たらなくても友だちの言葉をよーく聞くようにすると、興味が広がってもっともっと学びたくなりますよ。

まだ、暑くて熱中症は心配だし、コロナの感染もおさまりませんね。
登校・下校の時は熱中症にならないためにマスクをはずしますので、友だちと話さないようにしてください。話したいのはとってもよくわかるけど、ちょっとがまんしてくださいね。みんなが元気に楽しく学校に来るためのお願いです。
また、学校の門の近くにまで来た時はマスクをしているので自分から大きな声であいさつをしてくださいね。朝、元気よくあいさつができる人もいるけれど、あまり声が聞こえない人も何人かいて、ちょっと残念です。みんなが元気よく自分からあいさつができるようになることを願っています。

オンライン朝礼での校長先生のお話 8/4

今から77年前、1945年8月15日は、終戦記念日。日本が戦争することを終えた日です。77年前ですから、私は戦争のことを知りません。今日は今89歳になる私のお父さんから聞いた話も含めながら、平和の大切さ、命の大切さについて、お伝えします。

記録によると1945年の7月12・13日、28・29日にみなさんが住む一宮市に空襲がありました。空襲というのは、アメリカの飛行機が爆弾を次々に落とすことで、それによって町が燃えてしまいました。77年前に西成東小はまだできてなかったのですが、すぐ近くの赤見小や瀬部小は空襲によって燃えたそうです。

私のお父さんは稲沢に住んでいたので空襲にあうことはありませんでした。しかし、一宮で空襲があった日は、夜なのに一宮の方角の空が真っ赤に焼けていて、たくさんの人が一宮から稲沢の方に逃げてきたそうです。やけどをしている人もいてその姿は本当に痛々しく、今でも目に焼き付いているとのことでした。
その頃、私のお父さんは中学生で電車に乗って一宮の中学校に通っていたのだけれど、空襲の次の日は電車が止まってしまい、線路ぞいの道をとぼとぼと歩いて中学校へ向かいました。

先週(7月28日〜31日)、一宮の本町あたりで七夕祭りがありましたね。七夕祭りに行った人、行ってないけどテレビのニュースで見たよという人もいると思うけど、その本町あたりを先生のお父さんは空襲の次の日に歩いて学校に向かいましたが、その時には爆弾で体が焼けてしまい亡くなった人が何人も道に倒れていたそうです。稲沢から一宮まで何kmも歩いて中学校に着いたけれど、学校は燃えてしまっていて校門に先生が一人立っておられ「今日は授業はないから帰りなさい。」と言われ、またとぼとぼと歩いて稲沢まで帰ったそうです。
「道で人が何人も亡くなっている姿をみても当時は何とも思わなかった。今では考えられないことなのだけど、戦争によって自分の心までおかしくなってしまっていた。戦争はおそろしい。」と私のお父さんは今、言っています。

今日、みなさんは出校日でこうして元気に学校に来て、友だちの顔を見ながら学ぶことができていますね。二度と戦争の世の中にならないよう、いつまでも子どもたちが学校で笑顔で学ぶことができる日々が続くようにしていきましょう。

今日は、平和の大切さ、命の大切さについてお話ししました。命を守るという点では、「飛び出しをしない」「川に入らない」といったことも大切です。また、次の出校日にみなさんの元気な顔が見られることを楽しみにしています。


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オンラインでの終業式・校長先生のお話 7/20

今日もみんなの輝く顔がみられました。朝遊びでサッカーをしている子たちはゴール前に水たまりがあったので、そこをさけてバックネットにむかって蹴ったり場所をずらしたりして遊んでいました。こういう時はどうすればよいか、ということを自分で考えて行動できる。素晴らしいことですね。

さて、今日はみんなが自分の命を守るための二つのお話をします。
ひとつめは、熱中症にならないために、外で遊んでいい日かどうか、自分でわかるようになってほしい、というお話です。
いつも保健の先生が熱中症指数を毎日、定期的に何度かはかってくれています。危険な数値になると放送を入れて、体育や外遊びをなくしています。時々、「校長先生、今日は外で遊べますか」と聞いてくれる子もいます。しかし、夏休み中は自分で判断しなくてはいけません。今日は暑すぎるから外遊びは無理だな」自分でわかるようになってほしいと思います。

ふたつめは、コロナにかからないように自分で気をつけてほしいというお話です。
今は、爆発的にコロナに感染する人が増えています。以前は感染する人が増えると、緊急事態宣言やまん延防止措置が発出されて、さまざまなことが制限されました。しかし、今は感染者がこれだけ多くなっても制限はされません。だからこそ、自分で気をつける必要があるのです。毎日ずっと家の中にいることはできませんが、外に出た時はたとえば手すりはなるべくさわらないようにしようだとか、マスクを一度捨てて新しいものにかえようなど、自分で考えて感染予防をしてください。

1学期の間、授業中、みんなの輝く表情をみて本当に嬉しく思いました。出校日の日、そして、2学期の始業式に、みんなの元気な顔がみられることを楽しみにしています。

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オンライン朝礼での校長先生のお話 7/4

掃除の時間にいつも学校をきれいにしてくれて、ありがとうごいざます。高学年の子が低学年の子に掃除のやり方をすでにしっかりと教えてくれたので、最近は静かに口をとじて掃除に励む姿がみられます。手洗い場の水が流れるところの金属の筒状の物を取り出して、高学年の子も低学年の子もピカピカに磨いています。また、教室や廊下では、ホウキの子が隅から隅まではいて、それに続いて雑巾の子が、また隅々までよごれをふき取ってくれています。中には、ほうきやぞうきんで一度きれいにしてくれた後、同じところをもう一回はじめから、つまり2回掃除をしてくれている子もいます。もし、今、私が「毎日、そうじがしっかりとできている人、手をあげてください。」と言ったら、ほとんどの人の手があがることでしょう。

掃除にしっかり取り組むというのは、学校がきれいになるだけではありません。一生懸命取り組んでくれている子の心が気持ちが、ピカピカに輝いて成長しています。しっかりと掃除に取り組んでいることは、自分が一番よく知っています。ですからそこに「自信」がめばえてきて、それが授業での頑張りや集中につながっていることでしょう。そんな姿をみて、私はとても嬉しく、私自身の心を豊かにしてくれます。本当に、いつもありがとうございます。

さて、先週は大変な暑さが続きました。みなさん、放課(休憩時間)には、水筒を手にとって水分補給をしていますか。暑いので授業中は教室の四隅の窓だけをあけて、放課(休憩時間)になったら窓を全開して水分をとって、感染予防や熱中症予防につとめてください。

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オンライン朝礼での校長先生のお話 6/13

先週の金曜日の田植え大会、朝、雨が降って心配でしたが、田んぼを管理してくれている地域の方が増えすぎた水を抜いてくれて、無事、できてよかったですね。
さて、今からみなさんに質問をします。楽しく田植え大会に参加することができましたか。
今、「はい、楽しかったです。」と答えられた子もいれば、楽しかったと答えられなかった子もいたことでしょう。
では、楽しかったとは答えられなかった子に聞きます。田植え大会に参加することで、ふだんはできないことを体験できましたか。

「楽しい」というのは、面白いことだけではありません。田植え大会の楽しさというのは、ゲームをしている時の楽しさとはちがいます。「いつもはできない貴重な経験になった」「大変だったけど、ペア学年の子と協力できてよかった。」こういったことも、「楽しさ」なのです。お米というのは、だれかが田植えをして育てて稲刈りや脱こくをしてくれて、炊飯器で炊いてくれて食べられる状態で出てくるのが当たり前ではありません。実際に田んぼに入って泥まみれになりながらの経験というのは、きっと、みなさんの心を大きく広く成長させたことと思います。
田んぼの稲はこれからどんどんと成長します。きっと、みなさんの心も稲とともに成長していくことでしょう。大きくなっていく稲をみるのが、楽しみですね。

さて、話は変わりますが、急に暑くなってきました。熱中症というのは、本当におそろしく命をうばわれることもあります。体育の時間、登校・下校の時間にはマスクをはずしてください。マスクをしていると、のどが渇いていることに気づかず、熱中症になりやすくなってしまいます。マスクをはずすことが心配な子もいるとは思いますが、登校・下校や体育の時間が終わればマスクをまたすればよいのですから、その時間はマスクを外すようにしてください。


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オンライン朝礼による校長先生のお話[5月16日] 5/16

今日まで、ひとつのクラスが学級閉鎖をしています。そのクラスの子たちは手洗いをしたりマスクをしたり、とても気をつけていつもやっていました。それでもうつってしまう今の新型コロナウイルスというのはおそろしいと、あらためて感じました。

そこで、今日は3つのお話をします。
ひとつめは「のどが痛かったりせきが出たりしたら、学校は休んでお医者さんへ行ってほしい。」ということです。
ふたつめは「30秒間、手洗いをしてほしい。」ということです。今は冬ではなく水が冷たくて手がしびれることはありませんので、30数えながら洗ってください。
みっつめは「マスクをはずした時は話さない。顔を近づけて話さない。」ということです。外遊びや体育の時など息苦しい時はマスクをはずしてかまわないのですが、はずした時は
 話さないようにしていますか。また、友だちと仲がよいのはいいことですが、あまり近くでくっついて話すと危険です。距離をとって話してください。

この3つのことに気をつけて、また西成東小のみんなが元気に登校できる日を楽しみにしています。

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一宮市立西成東小学校
校長 竹元 巨
〒491-0003
愛知県一宮市春明字中切1
TEL:0586-28-8727
FAX:0586-76-1126
E-mail:nisihi-e@city.ichinomiya.aichi.jp
学校行事
4/5 入学式準備(6年生登校)
入学式準備(6年生出校)
4/6 入学式 防犯の日
入学式 防犯の日 ICT支援員来校
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