最新更新日:2024/09/25 | |
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オンライン朝礼での校長先生のお話 1/31
今日は、私が話した後に「善行児童の表彰」を行います。これは、毎年、それぞれの小学校の6年生から一人、選ばれる表彰です。では、「善行」とはなんでしょう・・・。こういう字を書きます。では、この言葉の意味は、というと・・・「よいおこない」です。
さて、今日のお話は、先週、私が学校の中を歩いていた時に気づいた「よいおこない」を紹介します。掃除の時間に私が廊下を歩いていたら、ある子がほうきを持って廊下の隅から真ん中に向かってはき掃除をしていました。私が「ていねいにやってくれてありがとう」と伝えるとその子は「ありがとうございます」と言ってくれました。それから20分後、なかよしタイム(昼休みの時間)に私が鳥小屋の前を通りかかったら、環境委員の2名の子が鳥小屋の中を掃除していました。ひとりの子はさきほど廊下のはき掃除をしていた子で、今度は鳥小屋の中のはき掃除をしていて、鳥のふんやこぼれたえさなどを、ほうきで集めてくれていました。私はたまたま通りかかって同じ子が廊下も鳥小屋もていねいに掃除をしていることに気づいたわけですが、この子はきっと、だれにほめられなくても、だれに気づかれなくてもいつも同じように、廊下の掃除や環境委員としての鳥小屋の掃除をきちんとしていたと思います。「人からほめられたい」「認められたい」という気持ちはだれにだってあります。私はそれを否定しません。しかし、ほめる人がいなくても、自分の行動を見ている人がいなくても、自分の役割をしっかりと果たすことができるというのは、すばらしいですね。そうしたことを何度も繰り返すことで、自分の中での「自信」が毎日、少しずつふくらんでいきます。だれにほめられなくても、自分で自分の心を成長させることができるのです。そして、きっとこの子と同じように、毎日、自分の役割をしっかりと果たして「よいおこない」を繰り返している子は、西成東小学校にたくさんいることでしょう。あなたも、そしてあなたも、きっとそうですね。 今日、今から表彰する子は、クラスや学年の子たち、さらに学校全体のことを考えて、よいおこないを数多くしてくれたので表彰をします。しかし、表彰される子以外にも、さきほど紹介した子のように「よいおこない」をしてくれている子はたくさんいます。西成東小学校のたくさんの子たちの「よいおこない」の代表として、これから表彰したいと思います。 お話を終わります。 「オンライン朝礼」での校長先生のお話 1/27
1月24日(月)オンライン朝礼でのお話
先週の木曜日、火事から身を守るための防火扉を通っての避難訓練、真剣にできました。集合したとき、どのクラスの子も口をとじて真剣に取り組んでいました。どのクラスも取り残さずできたということは、すばらしかったと思います。 さて、みなさんに今から質問します。 ひとつめの質問です。今日、学校で本当に火事が起きて、逃げることがあると思いますか。心の中で答えてください。火事は起きることもあるだろうけど今日は大丈夫だろう、と思った人が多かったのではないでしょうか。きっと火事は起きないよ、と気楽に考えすぎていてはいけないけれど、あまり心配し過ぎて学校に来られなくなってもいけません。だれでも多少楽観的に考えるところはあるかもしれません。 では、ふたつめの質問をします。あなたは、今日か明日、新型コロナウイルスに感染すると思いますか。自分は大丈夫だと思った人もいたかもしれませんが、今はいつだれが感染してもおかしくりません。今、流行しているオミクロン株というのは、それほどうつりやすいのです。もし、あなたがのどが痛いとか咳が出るとか少しでも風邪の症状があったら、熱がなくても学校を休んでください。無理して登校してはいけません。そして、おうちの人にお医者さんに連れていってもらってください。また、おうちの人のだれか一人でも風邪でひいていたら、その人が熱がなくとも学校を休んでください。 自分がかからないようにするためには、今、私がしているような不織布のマスクをすることをおすすめします。布のマスクよりウイルスを通さないので、予防効果が高いのです。ただ不織布マスクをすると肌が荒れてしまうというアレルギーがある人は布のマスクでOKです。さらに、手洗いはせっけんをつけて水は冷たいけど、少しでも長くしましょう。次に、みんなのクラスは、放課になったら窓をあけて換気をしていますね。「窓をあけるよ」と声をかけ合って、空気中にあるウイルスを外に追い出しましょう。けんこうタイム(2時間目の放課)やなかよしタイム(掃除後の放課)に外遊びをする時は、友だちと距離をとって遊びましょう。鬼ごっこのように、さわり合う遊びはしません。サッカーでひとつのボールのところにみんなが集まるということにならないように、距離をとって遊べるようにくふうしてください。 今、お話しした「マスク・手洗い・換気・距離をとった遊び」こんなことをいつも大切にして、コロナにかからないように、お互いに気をつけましょう。 コロナの感染を防ぐために、今日から、またオンラインでの朝礼となりました。今は、感染しないためにできることをやって、また、みんなが屋内運動場で集まれる日がくることを願って、今日のお話を終わりにします。よく聞いてくれて、ありがとうございました。 始業式での校長先生のお話 1/7
西成東小のみなさん、あけましておめでとうございます。
12月23日 終業式の日、たくさんの子たちが「よいお年を」と元気な声と笑顔で家に帰っていきました。みんなの声、元気な顔をみて、私は嬉しかったです。 そして、今日、始業式の日は「おはようございます」「あけましておめでとうございます」という声と笑顔で登校してくれました。ありがとう。学校へ来る途中に、見守り隊の方にも元気にあいさつができましたか。交差点では必ず停まって車が来ないか確認しながら、元気なあいさつとともに登下校をしてください。 さて、終業式の時、私はみなさんに「令和4年になったら、こうしたい、これをやってみたいという目標をひとつでいいから立ててほしい」とお伝えしました。目標を立てましたか。 私は、目標を立てました。それは、「どんな時でも、西成東小のためになることを敏感にみつけられるようにすること」です。 学校で仕事をしていない時は、私はのんびりしている時があります。例えば、新聞や本を読んでいたり、絵を描いたり音楽を聴いたり、テレビやYouTubeをみていたり、そんな時でも、「あっ、これ、いいな、東小でもやってみたいな。」「この考え方、いいな。今度の朝礼の時に、みんなに話してみよう。」というように、東小のみなさんのためになることを敏感にみつけられるようにしていきたい。それが私の令和4年の目標です。 みなさんの目標を聞きたいのですが、今はその時間がありません。また、自分のクラスで担任の先生やクラスの仲間と伝え合ってくれるといいな、と思っています。また、私にも機会があったらみなさんの目標を教えてください。 目標がみつからないとか立てる気持ちにならないという人は、もしかしたら、実は自分に自信がないのかもしれません。人よりできることをみつける必要はありません。人と比べてばかりいると、どうしても自信がもてません。自分がやっていて好きなこと、好きとまではいかないけどいやじゃないこと、それがあなたにむいていること、です。それをひとつ、目標にできれば十分です。そして、目標にむかってできているか、時々、自分で振り返ってみてください。 コロナに感染する人が急にふえてきて心配です。コロナウイルスはみえません。色もにおいもありませんが、コロナの危険は近づいてきています。コロナにかからないようにするためにできることは何ですか。まず、手洗いで手についたコロナウイルスを洗い流すことです。 私はおととい、学校の廊下の手洗いで冷たい水で何秒間手洗いができるか、自分で試してみました。1・2・3と数えながら手をこすりながら洗ったのですが、10秒をこえたら冷たさで手がピリピリしてきて、15秒をこえたら手がしびれて手洗いをやめたくなりました。冷たい水での手洗いはつらいけど、少しだけ手を濡らしただけではウイルスは流れません。がんばって洗いましょう。また、肌荒れなどのアレルギーがある人は布マスクでも大丈夫ですが、コロナウイルスを通しにくい不織布のマスクをできるだけして、予防につとめましょう。 |
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