運動会の本
図書館で仕事をしていると、学校のいろいろな声や音が聞こえます。教科書を読んでいる声や、リコーダーの練習の音、体育館からは元気に走っている足音などなど・・・。今朝からは、こんな声も聞こえてきました。「第一応援歌、よ〜〜〜い!」「おーーー!!」
そう、東小では、もうすぐ運動会なのです!先日の大空集会では、運動会のスローガンが発表されました。紅組・白組それぞれのマスコットも、そろそろ決まります。今朝からは応援練習も始まって、運動会への雰囲気が、盛り上がってまいりました! というわけで、今回は運動会の本です。 ●『たぬきの たろべえの たこやきや』(913/に) 運動会といえば、かけっこ(徒競走)!この本でも、徒競走が登場します。登録選手は、東海道新幹線に、とうふに、とんびに、とんかつに、とっくり。遠くでは、鳥たちも、トップはだれか?と、トークしています。途中では、とんでもない、トラブルがあったり、ところどころで、停まったり。さてさて、トップでゴールするのは、どの選手!?同じ文字で始まることばが集まった、楽しいお話です。 ●『オタマジャクシのうんどうかい』(913/あ) ドーナツ池にあるオタマ学校でも、明日のうんどう会のために、かけっこの練習です。かけっこ、とはいっても、学校にいるのはみんなオタマジャクシ。だから、しっぽでいっしょうけんめい水をかいて、ゴールまで泳ぐのです。でもしっぽが半分しかないタマは、スピードが出ないのでいつもビリ。そこでみんなは「タマにしてあげられること」を考えます・・・さあ!タマのうんどう会のスタートです! ちなみに東小の運動会では、昨年・一昨年は赤組の優勝でした。今年も赤組の連勝か?それとも白組念願の優勝なるか?どちらもガンバレ!! 田畑の本
亀田東小学校には、「東っ子ファーム」という畑があります。場所は、学校から歩いて約30歩。先月はまだ土ばかりの茶色いファームでしたが、今月になると、あちらこちらで小さな緑が見られるようになりました。また東小では、毎年米づくりにもチャレンジしています。そろそろ田植えに行く頃でしょうか。
というわけで、今回は畑&田んぼの本です。 ●『ぜんべいじいさんのいちご』(えほん せ) 山に住んでいる、ぜんべいおじいさん。一番の楽しみは、おいしいいちごをたくさん作ることです。畑にいちごの苗を植えた後も、おじいさんにはまだまだ仕事があります。苗がかれないように、毎日畑を見回ったり、実が虫に食べられないように、わらをしいたりと、大いそがしです。さあ、今年のいちごはどんな味かな? ●『半日村』(えほん は) 半日村(はんにちむら)には、お日さまの光が半日しか当たりません。どうしてそんなに短い時間しか当たらないのかというと、村にとっても高〜い山があるから。お日さまの光がなかったら、お米もおとなも子どもも、元気にはなれません。ある日の朝、一人の子どもが、ふくろをもって、山に登っていきました・・・。絵をつくったのは、滝平二郎(たきだいら じろう)さん。紙に描く絵ではなく、木を彫ったり紙を切り抜いたりしてつくる、版画と切り絵による絵なんです。 お米も野菜も人間も、み〜〜んな元気に育ちますように!! ともだちの本
4月の大空集会では、全校で「ともだち集まれゲーム」をしました。グループのみんなで○×クイズの答を考えたり、あくしゅをしたり・・・。みなさん、ともだち100人、増えたかな!?これからも、クラブや運動会の練習がはじまったり、清掃の班が新しいメンバーになったりします。新しいともだちが、またまた増えそうですね!
というわけで今回は、「ともだちの本」を紹介します。 ●『ともだちや』(えほん と ) 森のキツネがはじめた商売は、その名も「ともだちや」!一時間100円・二時間200円で、キツネがともだちになってくれます。さて、みなさんなら買いますか?買いませんか?それとも・・・?テレビでも放送された「ともだちや」シリーズの、一番目の本です。 ●『オオカミのともだち』(えほん お ) “ひとりでいるのが、いちばんきらくでいい。”この本に出てくるオオカミは、ずっとそう思っていました。今もやっぱりそう思っています。でも住みかの岩には、だれかさんの顔の絵が、貼ってあるんですよ。お話を書いたのは、「あらしのよるに」シリーズの作者の、木村裕一(きむら ゆういち)さん。絵を描いたのは、『おじぞうさん』・『ふきまんぶく』などで有名な、田島征三(たしま せいぞう)さんです。 一人の時間も楽しい、ともだちと一緒の時間ならもっと楽しい!ですよね! 文責:図書館司書 伊藤かおり 0るい・1るいの一冊
ブックラビットの部屋へようこそ!
ここでは、亀田東小の図書館にある、あんな本こんな本をたくさん紹介しています。これまでの記事は、このページの左下にある「過去の記事」の「○○年度」をクリック→そのページの左にある「ブックラビット」をクリックすると、見ることができます。ぜひ読んでみてください! さて今回は、昨年11月から紹介してきた「○るいの本」の最終回です。 まず「1るいの本」は、道徳や宗教・占いなど「哲学」についての本です。そして「0るいの本」は、百科事典や図書館・博物館などの「総記(そうき)」の本です。 総記って何だろう?と思う人もいるかもしれませんね。図書館で使うことばです。その本の話が、これまで紹介してきた1るいから9るいの「どれも入っている本」と「どれにも入ってない本」を、まとめて「総記」と呼んでいます。「どれも入っている本」には、こんな一冊もありますよ。 『みぢかなぎもん図鑑』(030/み) *本の画像は見つかりませんでした。 これはシリーズの本で、1月から12月まであります。4月の本を見てみると・・・ ●春になるとなぜサクラがさくの? ●絵本はどうやってつくるの? ●どらやきはどうやってつくるの? など、その月にちなんだぎもんや、身の回りのものについての質問がのっています。サクラの話は4るい(植物)、絵本の作り方は7るい(工作)、どら焼きの作り方は5るい(料理)になりますね。 この本によると、どら焼きには「あるもの」が入っています。そのおかげで、皮があのこんがりしたキツネ色になるのだそうです。黒い色をしているのに「むらさき」と言ったり、漢字で「「正油」と書くけれど油じゃない「あるもの」とは・・・?答は、ぜひ本を読んでみてください! |
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