こちら『ランドリー新聞』編集部![]() デントン小学校のラーソン先生のクラスは、普通のクラスとは違いました。ラーソン先生は、授業の始めに短い話をすると、後はずっとコーヒーを飲みながら新聞を読んでいるのです。つまり、全然授業はしてくれないのです。ただ、教室には、ラーソン先生の読んだ新聞や雑誌がたくさんおいてあるので、生徒たちは、自分たちでかってに勉強していました。 ある日、カーラ(半年前に転校してきた女の子です。)は、自分で作ったものを教室の掲示板にはりつけました。それが、「ランドリー新聞」の始まりでした。クラスのみんなの注目を浴びた新聞でしたが、ラーソン先生はカンカンです。なぜって、カーラは新聞の中で「ラーソン先生は授業をしないのに、お給料をもらっている」と、批判していたのです! ラーソン先生は、一体どんな先生なのでしょう?『ランドリー新聞』を作りながら、クラスみんなが一致団結して、大切なことを学んでいきます。高学年におすすめです。ぜひ、読んでくださいね。 図書館司書 中島 泣いた赤おに![]() 今回は、鬼が主人公のお話です。とてもやさしい、すなおな赤おにのお話です。それでも、見た目はやっぱり鬼なんです。人間たちの仲間になって、仲良く暮らしたいと思って、遊びにきてくださいという立て札をたてますが・・・みなさんだったらどうしますか?なかなかすぐには遊びに行けませんよね。近くの村の人たちも、興味はあるけれどやっぱり鬼はこわいのです。 そこで、仲良しの青おにが作戦をたててくれました。おかげで赤おには、人間たちと仲良くなります。そして、青おには・・・?赤おにと青おには、とってもいいともだちですね。赤おにと一緒に泣いてください・・・。そして、「おにはそと!ふくはうち!」みんなのおうちにたくさん福が来ますように! 文責;図書館司書 中島 時間割のむこうがわ![]() くだらないことがきっかけで、クラス中の女子から無視されるようになった なっちゃん。一番いじわるをしてくるのは、ずっと仲がよかった 麻里ちゃん。ある日、夢の中で麻里ちゃんの宿題のプリントをこっそり抜き取ったら、次の日 麻里ちゃんのプリントが本当になくなっていた。その日から、毎日 麻里ちゃんがひどい目に遭う夢を見て、それが現実になっていく。麻里ちゃんも、ますます なっちゃんにいじわるをして・・・。二人は仲直りできるのでしょうか? たっちゃんの幽霊に手招きされている 浩人、学校では誰とも口をきかないけど、ネコと話ができるようになった 中田さん、宇宙人と友達だった ユウキ、他の人には見えるはずのない霊ががみえる りん子など、星が丘小学校6年生、朝倉先生のクラスにはふしぎな話がたくさん。最後には、先生も不思議な話をしてくれますよ。4年生以上におすすめです。ぜひ、読んでみてください。 ぎょうざつくったの![]() おるすばんをすることになったウナちゃんと、おともだちのマミちゃん。目を大きく開いて「めだまやき」、くちびるをぶあつくして「たらこ」なんていう顔遊びをしていました。耳を折り曲げて「ぎょうざ」っていうのは、きっとやったことがあると思いますが、ウナちゃんたちもやっていましたよ。そうしたら、なんだかぎょうざが食べたくなりました。でも、おかあさんもいないし・・・二人は公園に出かけていきました。 公園であそんでいたイッちゃん、チャーちゃん、オンちゃん、ズウちゃんを誘って一緒にぎょうざを作り始めます。こむぎこを こねて こねて こねくりまわして、皮を作ります。にんにくとしょうがとさかなのかんづめと・・まぜて まぜて まぜくりかえして・・・。一体ぎょうざは何個できたのでしょう?そして、お味の方は・・?今日の給食を思い出しながら読んでみてください。 うさぎ屋のひみつ![]() 今年最初に紹介する本は、『うさぎ屋のひみつ』です。うさぎ屋といってもうさぎを売っている店ではないのです。エプロンをつけたうさぎの「夕食配達サービス」なのです。毎晩おいしい夕食、例えば、ロールキャベツ、えびのコロッケ、とり肉のくるみソース、白身魚のフライ、とりと野菜のシチュー・・・・などを届けてくれます。しかも、一流の料理!食べてみたいですよね。料金は毎月アクセサリーを1つ。これなら・・・!と思ったある若い奥さんが、ガラスのブローチを1つ渡して入会しました。そして、毎日おいしい夕食を食べることができました。ところが、2ヶ月目になるとうさぎはもっと高いアクセサリーを欲しがります。そしてとうとう結婚指輪まで!さて、奥さんは一体どうすればいいのでしょう?ドキドキしながら読んでみてください。 思いがけない贈り物![]() クリスマスイブ、仕事を終えたサンタクロースの手もとに人形がひとつ残っていました。さて、この人形は誰のところに届くはずだったのでしょう?サンタクロースは、調べ始めました。「クリスマスに人形をもらわなかった子は?」何人くらいいたと思いますか?女の子は6人、男の子は200万人以上ですって!気が遠くなるような数ですが、まずサンタクロースは女の子から一人ずつ訪ねることにしました。 まずは、アントニアのところへ。ところが、アントニアはお人形を20も持っていたのです。サンタクロースは「もう充分だな。」と思い、次のシャルロッテのところへ向かいました。 シャルロッテは、あまり人形には興味のない女の子、次に行ったガビは人形が大好きでした。でも欲しいのは言葉をたくさん話せる人形。サンタクロースの持っている人形には興味がありませんでした。その後、リザ、ニコレ、ゾフィーの家を訪ねます。人形は誰のところに行くのでしょう。題名の通り「思いがけない贈り物」だったので、もらった人はびっくりしていましたよ。さあ、誰のところへ行ったのでしょうね。 クリスマスの本は、季節に限らず人気があります。やっぱりワクワクするイベントですからね。楽しいクリスマスを過ごしてくださいね。メリークリスマス☆ おいらはコンブ林にすむプカプカといいます![]() 今回は、人気のマジックツリーハウスの新刊『モーツァルトの魔法の笛』や、スパイダーウィックの新シリーズ、そしてクリスマスの絵本など、楽しい本がたくさんあります。 楽しみにしていてください。 『おいらはコンブ林にすむプカプカといいます』は、海のゆうびん配達員アザラシと空のゆうびん配達員ペリカン、そして見習い配達員のザラシーくんが登場する人気シリーズです。 今回の主人公は、前回も活躍したラッタッタ島生まれの旅ラッコ プカプカです。 「一匹ラッコ」なんて言っているプカプカも手紙を出し、誰かが遊びに来てくれるのを待っています。そこへ、はじめてのお客さん 旅ウミガメ一匹ウミガメのカメ次郎がやってきます。 でも、朝早くから出かけるし、ノートにいろいろメモをとっているのに見せてくれないし、コソコソしていてちょっとあやしいのです。 そんなある日、この辺に「怪盗カメ次郎」というあやしいヤツがうろついているといううわさを耳にします。 さあ、カメ次郎はどろぼうなのでしょうか?カメ次郎はノートに何を書いているのでしょう? ホロリとするすてきなお話です。そして、最後は謎がとけて笑ってしまいます。他のシリーズと合わせて、ぜひ読んでください。 3年生以上におすすめです。 クリスマスキャロル![]() さて、もうすぐクリスマスですね。今日紹介する本は、『クリスマス・キャロル』です。最近、映画にもなったのできっと聞いたことはあると思いますが、読んだことはありますか?主人公は、ちょっとむずかしい名前ですが、スクルージといいます。とてもけちで、気むずかしくて、そのためにとても孤独な人でした。(でも、スクルージは人と付き合うことが好きではなかったので、1人でいるほうがいいみたいですが・・。) あるクリスマスイブのことです。7年前に死んだマーレイ(スクルージと一緒に仕事をしていた人で、性格もそっくりだったのです。)の幽霊が出てきて、「これから3人の幽霊が訪れる。」と、言います。(もし、そんなことを言われたらこわくて眠れませんよね・・・。)その幽霊は、1人ずつ順番に現れ、スクルージに過去・現在・未来を見せてくれます。そのおかげで、「クリスマスなんて、くだらない!」と、言っていたスクルージは、どんなクリスマスをおくることになるのでしょうか。人に優しくしなかったスクルージは、どんなふうに変わっていくのでしょうか。高学年にお勧めです。ぜひ、クリスマスに読んでみてください。 点子ちゃん![]() ある日、ぼくのクラスに転校生が来ました。とびきりかわいい妖精のような女の子。しかも、ぼくのとなりの席!喜んでいたけど、先生の言葉でクラスのみんなはびっくり。なぜかというと、彼女は目が見えないらしい。でもふつうのことはできるから、「おせっかいはだめ、親切は大歓迎!」という先生の言葉に、とまどってしまいます。(でも、点子ちゃんはアメリカ帰りなので、早速握手もしてくるし、会話もはずむのです。) 「点子ちゃん」というのはあだ名で、本名は泉川カレン。点字の本ばかり読んでいるから点子ちゃんと呼ばれていたそうです。本当に本を読むのが大好きなので、探偵小説や怪談、名作などたくさんの本の題名が出てきます。(興味を持ったらここに出てくる本もチェックしてみてください。)本の話をする時は、とっても楽しそうにしているそうですよ。 この本には、ページの数字の下に点字が付いていますし、後ろには点字一覧が付いています。図書室にも、点字の本はたくさんあります。触ってわかる本物の点字の本もありますので、ぜひ触ってみてくださいね。 ママショップ![]() ママを交換したい!なんて思ったことはありますか?もし、あるとしたらそれはどんな時ですか?そして、どんなママに交換したいですか?オーリは、1日2回ピザを食べさせてくれて、好きなだけテレビを見せてくれて、おもしろいママを注文しました。もともと、〈ほんとうにあった血の海殺人事件〉というテレビ番組を見せてもらえないことから口ゲンカになったのです。そして、ママと二人でママショップに行くことになったのです。 ママショップでは、マッチャーという機械に申し込み書を入れると、希望にかなうママが選ばれるようになっています。最初にママになったシドは、元気いっぱいのおもしろい人。そして次にママになった人は・・・。ちょっとおそろしい事に巻き込まれてしまいます。 やっぱり本当のママが一番ですよね。それに気が付いたオーリは、なんとかママを取り戻そうと必死になります。自分の力で取り戻す事ができるのでしょうか?ワクワク、ドキドキしながら読めるとても楽しい物語です。ぜひ読んでほしい1冊です。 いのちかがやけ!タイガとココア![]() 北海道の釧路市動物園で、アムールトラのチョコのおなかのなかに、赤ちゃんがいることがわかりました。チョコがおちついて赤ちゃんをうめるように、飼育員さんも近づかないようにしました。ただ、うまれたらすぐわかるように、部屋にビデオカメラをつけて。 ある日、ビデオを通してチョコの部屋を見ていると、小さいなにかが3つ転がっていました。どうやら3頭うまれたようです!が、どう見ても生きているようには見えないのです。動かないし、息もしていないようです。でもそこからが、飼育員さんたちのがんばりどころ!1頭は残念ながら死んでしまいましたが、残りの2頭をあたたかいお湯の中で愛情こめてあたためます。奇跡的に助かった2頭の赤ちゃん。実は後ろ足に障害があって・・・。 タイガとココアはどうなるのでしょう?飼育員さんと、2頭のがんばっている様子をぜひ読んでみてください。 あたしもびょうきになりたいな!![]() 高い熱が出て、苦しいですよね。治ったら、 きっと「健康ってすばらしい!」と、思うのでしょうね。 でも、自分の兄弟が寝込んでいたらどう感じますか? エドワードがびょうきになりました。 ごはんをベッドに運んでもらったり、冷たいタオルをあててもらったり、本を読んでもらったり、みんなに心配してもらっているのを見て、 エリザベスは「ずるいな〜!」と、思います。 だって、エリザベスはなんでも自分でやらなくてはならないし、学校も行かなくてはならないし、ピアノの練習だって、お皿洗いだってしなくてはならないのですから。 「あたしもびょうきになりたいな!」エリザベスがそう思う気持ち、なんとなくわかりますよね。 ところが、何日かするとエリザベスもびょうきになってしまいます。 エリザベスはよろこんだと思いますか? 治ったとき、エリザベスは何をしたでしょうか? 「わかる!わかる!」と、思いながら読んでください。 そして、みなさんはびょうきにならないように気をつけてくださいね! ものぐさトミー![]() 先日の台風18号は大変でしたね。大雨や大風のために、電車や飛行機が止まったり、電気が止まったり・・・・いつも便利な生活を当たり前のように思っている私たちにはいろいろ困ることがあります。そこで、『ものぐさトミー』という本を思い出しました。ものぐさ・・・という言葉は聞いたことがありますか?なまけものとか、めんどうくさがりやという意味です。ここにでてくるトミー・ナマケンボは電気じかけの家に住んでいます。お日さまが昇ると、自動的にベッドが動き出して、トミーをお風呂にすべり落とし、体を洗い、乾燥室に入れて乾かして、歯みがきをしてくれて、服を着せてくれて、口の中に朝食を入れてくれるというそんな家です。どうですか?住んでみたいですか? ある時、大雨と大風、かみなりやいなずまのため、トミーの家の電気が止まってしまいました。電気がくるようになるまで、なんと7日間!動かないベッドの中で、トミーはずっと寝ていました。(本当にものぐさですね。)やっとベッドが動くようになり、トミーをお風呂にすべり落としたときにはお風呂の中は・・・そう、すっかり冷たくなっている水でした!びっくりしたトミーは、乾燥室へまっさかさまに落ちてしまったのです。頭の位置と足の位置が反対になりました!さあ、これから歯みがき、服、朝食です・・・さかさまのトミーは一体どうなるのでしょう?ぜひ、読んで笑ってください。 ネコのホームズ![]() お目当ての本を借りることができましたか? 今回はその新着図書の中から1冊紹介します。ホームズ・・・という名前は聞いたことがありますか? シャーロック・ホームズを思い出しますよね。そう、名探偵です! 今回紹介するホームズはなんとネコなのです。 ホームズは、ヒルトンハウスという名前の動物病院でモーガン先生に飼われています。 ほかの動物たちを診察するのをたなの上から見たり、診察が終われば先生とのおしゃべりを楽しんだり・・・・ そして、先生と協力しながら、動物にまつわる不思議な事件の謎を解いたりしているのです。 やっぱり、ホームズという名前だけあって探偵なのです。 そんなあるとき、モーガン先生は病気になり、亡くなってしまいます。 病院を売りに出そうとしたところ、ダニーという若い獣医さんがやってきます。 新しいコンビの誕生です。 さあ、どんなふうに事件を解決していくのでしょうか。お楽しみに! ピーターラビットのおはなし![]() 天気のよい日が多くてよかったですね。 どこかお出かけはしましたか? 先日、ペットショップでうさぎの赤ちゃんをたくさん見ました。どのうさぎも小さくて、可愛かったですよ! そこで、この連休中に『ピーターラビットのおはなし』シリーズを読みました。 実はこのピーターラビットシリーズは、100年も前に作られたお話なんです! 100年以上読まれているってすごい事ですよね。 大きなもみの木のしたの すなのあなのなかにおかあさんと4匹の小うさぎが住んでいました。 この小うさぎの1匹がピーターです。 ほかの3匹の名前は フロプシー モプシー カトンテール といいます。 この3匹はいいこでおかあさんのいうことをよく聞くのですが、ピーターはいたずらっこ! 行っちゃいけないといわれているマクレガーさんのはたけに行ってしまうのです。 (ピーターたちのおとうさんは、そこでたいへんなめにあっているのに・・。) そこで、マクレガーさんに見つかってしまったピーター!無事に逃げられるのでしょうか?! 絵もとても可愛いですし、知っている絵もたくさんあると思います。 何度読んでもやさしい気持ちになる絵本です。 バッテリー![]() たくさん遊んで真っ黒になった顔、楽しみにしています。 今年はなんといっても、高校野球!盛り上がりましたね。 そこで、今回は野球に関連して『バッテリー』を紹介します。 映画にも、ドラマにもなった有名な小説なので、知っている人も多いと思いますが、ぜひ、本でも読んでください。 (高学年のおすすめなので、金シールを貼ってくれている人もたくさんいます。ありがとう!) 新田東中に入学した野球少年の巧は、名の知れたピッチャー。 巧にほれこんで、ふさわしいキャッチャーになろうとする豪や仲間たちと出会います。 自分に自信をもっている巧、そして嫉妬する先輩たち、支えあいながらも時々対立する友達。さまざまな人間関係の中で、巧は成長していきます。 さわやかな気持ちになれるし、読むと元気が出てくる本です。 全6巻、少しずつ読んでみてください。 読書週間2009 (平成21年6月1日(月)-3)![]() 図書館開館パート3!(4)![]() ![]() 忘れずに来て、きちんと働いてくれたおかげで、東小の子供たちは気持ちよく本を読むことができました。 お疲れ様そして、ありがとう学校が始まったらまたよろしくおねがいしますよ。 図書部 佐藤 図書館開館パート3!(3)![]() ![]() 挨拶をしたり、夏休みの報告をしたりと、司書とのお話タイムも楽しんでいる子供たちなのでした。 図書館開館パート3!(2)![]() ![]() 中には、3回連続で来てくれた子供もいます。 さすが、東小の子供たちは、本好きですね!素晴らしい!! |
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