牛肉を食べ始めたのは(5/15)
今日のハヤシライスには,牛肉が使われています。仏教の教えにより、日本は長い間、4つ足の動物を食べてはいけませんでした。江戸時代に、外国人が食用にするのを見て牛肉を食べたりもしたようですが、公には明治時代になってからです。一般的に食べられるようになったのは、大正時代とされています。色、ツヤ、サシ(脂肪の入り具合)によって厳密に等級が定められており,店頭には2週間ぐらい熟成させたやわらかく旨みののってきた頃合いを見て並びます。牛肉は不足しがちな鉄が多く含まれています。鉄は体中に酸素を運ぶのに使われ,疲れにくい体にしてくれます。今日も残さずしっかり食べましょう!
文責;栄養士 吉澤 春キャベツ(5/14)
地中海沿岸が原産地で,世界最古の野菜のひとつです。ルーツは青汁などの原料になるケール(葉キャベツ)です。アメリカのがん研究所では,キャベツはがん予防に効果が高い野菜だと認識しています。
原産地はヨーロッパで,18世紀初頭にオランダ船によって日本にもたらされ、明治期に本格的な栽培が始まりました。春にとれるのは「春キャベツ」、冬にとれるのは「冬キャベツ」と呼んで区別され、品種が異なります。春キャベツは冬キャベツに比べて葉が柔らかくて、巻きもゆるいのが特徴です。 今日もよくかんでいただきましょう。 文責;栄養士 吉澤 疲れた体に麻婆豆腐(5/13)
新年度がはじまり,1か月すぎましたね。みなさんは疲れがたまっていませんか?今日の給食に出ている「麻婆豆腐」は疲れた体にぴったりの料理です。麻婆豆腐に使われている豚肉には,ビタミンB1がふくまれており,みなさんが食べた炭水化物をエネルギーに変えてくれる働きがあります。ごはんなどをしっかり食べても,この栄養素がないと疲労物質が増えて体に疲れがたまってしまいます。このビタミンB1の働きを活発にしてくれるのが,にらやにんにくに含まれる物質です。今日の麻婆豆腐は,豚肉,にら,にんにくが入っているので残さず食べて疲れをとりましょう。
文責;栄養士 吉澤 今が旬のアスパラガス(5/11)
今日は、今が旬のアスパラガスが出ています。アスパラガスは多年性の植物で、発芽直後の若い芽の部分を食用としています。アスパラガスが日本に入ってきたのは江戸時代ですが,野菜ではなく観賞用として栽培されていました。その後,明治時代から食用として栽培されるようになり,昭和に入ってから食卓にものぼるようになりました。はだを健康に保ち,疲れをとってくれる働きがあります。旬のアスパラガスを残さず食べましょう。
文責;栄養士 吉澤 食事のマナー(5/8)
今月の給食目標は「食事のマナーを身につけよう」です。今年度の給食がはじまって1カ月くらい経ちましたが,みなさんの給食のときの食事マナーはどうでしょうか?
まずは,姿勢です。学習するときと同じですが,姿勢をのばして食べましょう。2つ目:食べるときは,食器を持って食べましょう。箸を持たない方の手が机の下にもぐっている人はいないでしょうか? 3つ目:はしの正しい持ち方はできていますか?違う持ち方をしている人は,おうちでも練習してみましょう。 4つ目:いただきます,ごちそうさまでしたのあいさつができているでしょうか。5つ目:食事中,話に夢中で給食を残してしまう人はいないでしょうか? 今月は特にこれらのことを意識して給食を食べましょう。 文責;栄養士 吉澤 いちごのつぶつぶ(5/7)
今日は、いちごがでています。『いちご』は、赤い食べられる部分とつぶつぶした部分がありますね。赤い部分が『いちごの実』だと思いがちですが、実は、つぶつぶの部分が『いちごの実』です。では、『いちごの種』はどこにあるのでしょうか?『いちごの種』は、このつぶつぶのいちごの実の中にあります。いちごの赤い部分は果実ではなく,めしべの土台となる部分「かたく」といいます。
今日も残さずにいただきましょう。 文責;栄養士 吉澤 端午の節句(5/1)
今日は子供の日メニューです。5月5日は「端午の節句」として、鯉のぼりを立てて、しょうぶやよもぎを軒にさし、ちまきや柏もちを食べて健康や豊作を祈ります。今日の給食には柏餅をつけました。かしわの葉が使われるのは、柏の葉が新芽が出るまで葉が落ちないため、家系が絶えない、子孫繁栄という願いのこめられた縁起のいい葉っぱだからです。
みなさんが毎日健康で過ごせるように、残さずいただきましょう。 文責;栄養士 吉澤 |
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