ナチュラルチーズ(6/5)
チーズは世界に数百種類もありますが,大きく分けると「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」の2つの種類に分けられます。
今日,給食にでているチーズはプロセスチーズです。味やにおいにくせがなく食べやすいことから日本では昔からなじみが深く,たいていの人はチーズといえばプロセスチーズを思い浮かべるでしょう。海外では地域によって,さまざまな特色のあるチーズを作る文化が発展していますが,それらはほとんどが「ナチュラルチーズ」です。 「ナチュラル」というのは「自然な」という意味ですし,プロセスチーズの「プロセス」は,「手を加えた」という意味があります。その名の通り,何種類かのナチュラルチーズを加熱し,溶かして,混ぜ合わせてつくったものが「プロセスチーズ」です。熱を加え,殺菌してあるので,品質が安定し,長く保存することができます。また,スライスチーズや6Pチーズ,とろけるチーズなどいろいろな形をつくることもできます。そのかわり,熱で殺菌してしまうので乳酸菌はいなくなり,「ナチュラルチーズ」のように保存している間に熟成しておいしくなるということはありません。 文責:栄養士 阿部 綾 虫歯予防デー
今日は6月4日,「虫歯予防デー」です。
歯と,歯ぐきがじょうぶなことは,健康や長生きをするために大切なことの一つです。何でも食べられる健全な食生活を送るためには,80歳で20本の歯が残っていることが望ましいとされています。 簡単なことのように思えますが,「歯の寿命は60年」といわれるほど「虫歯」や,「しそうのうろう」などで自分の歯をなくし,入れ歯にしている人はたくさんいます。現在,お年寄りの多くが食べる楽しみを満喫できない毎日を送っているのです。80歳で20本の歯を残すことを実現するためには,子どもの頃からの歯の健康づくりが重要です。 みなさんは,虫歯や歯ぐきの病気にならないよう,口の中をきれいに保つ習慣ができていますか?まずは,1よくかんで食べる。2食べたら歯をみがく。3寝る前にも歯をみがく。の3つを守って,虫歯のない健康な歯を目指しましょう。 文責:栄養士 阿部 綾 6月の給食目標
6月になりました。今月の目標は「よくかんで食べよう」です。
みなさんは,一口何回くらいかんでいますか?わからない人は,今,ご飯を一口分,口に入れてかんでみましょう。あまりたくさん入れすぎないようにしてくださいね。 よくかむと,どんないいことがあるのでしょうか。 1.よくかむと,脳に刺激が伝わり,頭がよくなる! 2.よくかむと,おなかがいっぱいになったよ,というサインが脳に伝わり,太りすぎを 予防する! 3.よくかむと,つばがたくさん出て,消化がよくなる!つばは,口の中の細菌をやっつ ける働きもあるので,虫歯になりにくくなる! どうですか?とてもいいことがたくさんありますね。 「一口30回かむと体にいい」といわれています。30回より少なかった人は,これからゆっくり,よくかむようにしてくださいね! また,やわらかいものばかりでなく,固いものをしっかりかんで食べることも大切です。するめやナッツ類,生野菜,いかやたこ,フランスパンなどのしっかりかめる食品を,おやつなどに取り入れられるといいですね。 文責:栄養士 阿部 綾 麦ごはんとナン(5/31)
今日の主食は,麦ごはんとナンがあるので,ごはんの量がいつもの量の半分になっています。キーマカレーと一緒に食べてください。ナンは,米粉を使ったナンが出ています。米粉は,お米を粉末にしたものです。米粉は,これまでおせんべいやまんじゅうなどの和菓子に使われていましたが,最近では,パンやケーキ,ラーメンなどいろいろなものに使われるようになりました。小麦粉はほとんど外国から輸入されていますが,日本でたくさん作ることのできる米粉を利用することで外国からの輸入に頼らなくてもよくなります。今日出ているナンは,米粉を使っているため,ふつうの小麦粉を使ったナンよりもモチモチした食感です。ぜひ味わってみてくださいね。
文責:栄養士 六間口 えびのからあげ(5/30)
今日給食に出ている「えびのからあげ」で使われているえびは,新潟県内の新潟市,佐渡,上越,糸魚川の各地でとれた「南蛮エビ」です。南蛮エビは,一般的には「甘エビ」と呼ばれていますが,正式には,「ホッコクアカエビ」といいます。新潟では色や形が赤唐辛子(南蛮)に似ていることから「南蛮エビ」と呼ばれています。甘みが強く、他のエビとは違った独特の食感があります。よくかんで食べましょう。
文責:栄養士 六間口 つみれに使われている魚の種類は?(5/29)ひじきの炒め煮(5/28)
今日の給食は、ひじきのいため煮が出ています。
ひじきは、浅い海で太陽のめぐみをいっぱいにあびているのでとても栄養価が高い海草です。ひじきは漢字で書くと、動物の「鹿」と尾っぽの「尾」と野菜の「菜」の字を書いて「ひじき(鹿尾菜)」と読みます。とてもかわいらしい漢字になりますね。ひじきの1本をよーく見てみてください。鹿の尾っぽに見えるでしょうか?? 今日も良くかんでいただきましょう。 文責:栄養士 六間口 毎日のように給食に出てくる食材といえば?(5/27)
毎日のように給食に出てくる野菜といえば・・・にんじんですね。にんじんは緑黄色野菜の代表的な野菜です。カロテンと呼ばれる栄養素がたっぷりふくまれていて、食べるとみなさんの体の中でビタミンAに変わり、体の抵抗力を強め、病気にかかりにくくします。また、がんという病気や老化の防止にも役立つといわれています。今日の給食のきんぴらのように油と一緒に食べると、カロテンの吸収が良くなります。好き嫌いせずに食べてくださいね。
文責:栄養士 六間口 疲労回復におすすめの・・・(5/24)
5月,6月は,運動会のシーズンですね。運動会では,普段の実力が発揮できるといいですね。食事では,何といっても普段から栄養バランスのとれた食事をとることが大切です。そして運動会当日の朝は,朝食をしっかり食べてエネルギー補給してきてください。今日の給食で使われている食材の中で運動会の練習で疲れているという人におすすめの食材があります。それは,ほたてです。ほたてには,疲労回復効果のある成分が入っています。今日の給食もしっかり残さず食べて疲れをとり,元気に過ごしましょう。
文責:栄養士 六間口 揚げパン(5/23)
きょうは,みなさんが大好きな揚げパンです。今日のようなメニューの日は,給食の残量がいつもの半分くらいになります。揚げパンに使っているパンは,米粉を使った米粉パンです。そのため,ごはんのようなもちもちした食感になります。米粉のパンと小麦粉のパンを比べると,米粉パンの方が発酵しにくいので作りにくいそうです。また,かんそうすると,パサパサしてしまいます。
今日も味わって残さず食べてくださいね。 文責:栄養士 六間口 キンメダイ(5/22)
キンメダイ(金目鯛)は北海道以南の大平洋の水深200m以上の深海に棲息している金魚のように美しい魚で、鯛と同様にご祝儀の魚として用いられてきました。
ただし、鯛とは別の種類になります。私たちが目にするキンメダイは美しい紅色をしていますが、海の中で泳いでいる時は淡い紅色で、死後色が濃くなるようです。 身の中まで脂がのっていて大変美味しい魚です。金目鯛は,ビタミンB2,ビタミンB12が豊富に含まれています。 文責:栄養士 六間口 ゴマのふるさとは?(5/21)たれかつ(5/20)
今日は、『タレカツ』が出ています。タレカツは、ごはんの上に乗せて食べてください。肉は、豚肉を使って作ります。豚肉は、ビタミンB1という栄養素が豊富に含まれています。ビタミンB1は、糖質を分解してエネルギーにかえるために必要な栄養素です。この栄養素が不足すると、体に疲労物質がたまり、疲れやすくなったり、集中力がなくなったりします。
5月は、4月からの疲れが出やすい時期です。毎日の給食をしっかり食べて元気に過ごしましょう。 文責:栄養士 六間口 食事のあいさつ(5/16)
今日は、食事のマナーのひとつ、『食事のあいさつ』についてお話します。
食事をする前は『いただきます』、食事をした後は『ごちそうさまでした』といいますね。いただきますとは、わたしたちの命のために動物や植物の命をいただきますという意味です。古くから人間は、自然の恵みをもらって生きてきました。ごちそうさまとは、漢字で書くと、「ち」と「そう」は、どちらも走り回るということを表します。昔は、お客様をもてなすために、野山を走り回って獲物をとったり、山菜をとったりしました。そんな命がけの働きに対してお客様が心からの感謝の気持ちを表した言葉です。おうちでも給食でも感謝の心をもって食事のあいさつをしましょう。 文責:栄養士 六間口 毎月19日は「食育の日」(5/17)
あさって19日は,「食育の日」です。毎月19日は食育の日です。最近では,スーパーやテレビでも『食育の日』を宣伝しています。食育の日は,食に関することに興味を持ち,食事のマナーに気をつけたり,おうちで食事のお手伝いをしたり,何かできることに挑戦してくれるとうれしいです。あさっては,残念ながら日曜日のため給食がありません。そこで,今日は『食育の日』にちなんだメニューにしました。今月の目標の「日本型食生活を知ろう」にちなんで日本型食生活の基本である「こまごわやさしいメニュー」にしました。こまごわやさしいメニューとは,それぞれの頭文字の食材を一食に入れると栄養バランスがとれ,健康に過ごせるというメニューです。では,今日の給食に「こまごわやさしい」が入っているか確かめてみましょう。まず,こまごわやさしいの「こ」は,米です。「ま」は,豆類です。今日は,みそ汁にとうふが入っていますね。「ご」は,ごまなどの種実類,「わ」は,わかめなどの海藻類。今日は,くきわかめが出ています。「や」は,野菜。「さ」は,魚。さけが出ていますね。「し」は,しいたけなどのキノコ類。みそ汁の中にえのきたけが入っています。「い」は,いも類。みそ汁の中にじゃがいもが入っています。こまごわやさしいメニューを残さず食べてくださいね。
文責:栄養士 六間口 からがむきやすい卵は?(5/15)
今日の給食には、厚焼き卵が出ています。卵はビタミンCや食物繊維をのぞくほとんどの栄養素が含まれているため「食材の王様」ともいわれています。ゆで卵を作るとき、からがむきやすい卵はどれでしょう?
1.生まれてすぐの新鮮な卵 2.生まれて1日くらいたった卵 3.生まれて1週間くらいたった卵 若竹汁(5/14)
今日は、若竹汁が出ています。たけのこが入っていますね。たけのこは、漢字で書くと、竹かんむりに、「旬」と書いて、筍となり、まさに旬の味です。
たけのこは、種類によって違いがありますが、一日で20〜30cmものびます。成長が早く、芽がでて、10日もすると「竹」になってしまうそうです。たけのこは、ビタミンや食物繊維が多い食材です。みなさんも竹のようにぐんぐん成長できるように残さず食べてくださいね。 文責:栄養士 六間口 給食クイズ(5/13)
今日は、アスパラガスが出ています。普段は、緑色のアスパラガスを食べていると思いますが、白いアスパラガスもあります。どちらも同じ種類ですが、育て方が違います。さて、どのように育てると白色のアスパラガスできるのでしょうか?
1.白い肥料をやる 2.水をやらない 3.日光に当てない ハヤシライス(5/10)
今日のハヤシライスには、玉ねぎが使われています。ハヤシライスや、カレーライスの日は玉ねぎをたくさん使います。今日は全部で130kgも使いました。玉ねぎを調理しているとツンとして涙が出るのは、「アリシン」という成分があるからです。これは、辛味、香り、甘み、風味をつけるほか、薬効もあります。今日ものこさずおいしくいだだきましょう。
文責:栄養士 六間口 食器の持ち方(5/9)
今日は給食マナーのひとつ、『食器の持ち方』についてお話します。食器の正しい置き方は、手前の向かって左側がごはん茶碗です。パンやめんの日は、ごはんと同様のところに置きます。汁物は、ごはん茶碗の隣である、手前の向かって右側に置きます。おかずのお皿は奥に置きます。はしやスプーンは一番手前に置きます。牛乳は右の奥に置きます。毎日このように置いて給食を食べましょう。
文責:栄養士 六間口 |
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