なぞなぞです(5/29)
なぞなぞです。朝に出しても昼に出しても「今晩食べる」と言われてしまう食品はなぁに?
体を動かして(5/28)
みなさんは、毎日運動していますか?
食べすぎや運動不足の生活を続けていると、「ひまん」につながります。ひまんとは、体の中に「あぶら」が増えすぎてしまった状態のことをいいます。そのままにしておくと、体の調子が悪くなって、病気にかかりやすくなります。また、体重が増えると、動いた時によけいに疲れてしまい、ますます運動をしたくなくなります。病気にならないためにも、毎日できるだけ体を動かすようにしましょう。 また、食事をゆっくりとよくかんで食べるようにすると、おなかがいっぱいになるのがわかり、食べ過ぎを防ぐことができますよ。 文責:栄養士 阿部 あさり(6/28)
今日は「あさり」が出ています。あさりは、貧血の人に効果的な食べ物です。ごはんにのせて食べてください。家であさりを調理するときは砂出しをしなければなりません。砂出しとは、あさりを海と同じ2〜3%の塩水につけて、暗いところにおいておきます。すると、砂が塩水にでて、あさりを調理して食べた時にじゃりじゃりいわなくなります。おうちのひとがアサリの料理をするときに見てみてくださいね。
文責:栄養士 六間口 バターとマーガリン(5/25)
みなさんは、バターとマーガリンの違いは何か知っていますか?どちらも同じ油の仲間で、パンなどに塗って食べることが多いですが、この2つは全然違う食品です。
バターは牛乳を材料にして作られていますが、マーガリンは植物からとれる油を使って作ります。1869年に、戦争によってバターが不足したため、ナポレオン3世が、バターに代わるものとしてつくらせたのがマーガリンの始まりと言われています。マーガリンには、バターのような風味はありませんが、柔らかさを調整でき、パンに塗りやすく、バターに比べて値段も安くすみます。 昔は、マーガリンはバターより健康にいいといわれていましたが、最近では、食べ過ぎると生活習慣病や、血管が硬くなってしまう原因になることがわかってきました。マーガリンやバターは、スナック菓子やパン、ケーキ、クッキー、ドーナツなどみなさんが大好きなものに使われていて、知らないうちにたくさん食べてしまうことがあるので、どちらも食べすぎないようにしたいですね。 文責:栄養士 阿部 トマトケチャップを最初に作った国は?(5/24)
オムレツにトマトケチャップをつけて食べると、とてもおいしいですね。
ケチャップの始まりは300年前にマレー半島というところにあった「ケチヤプ」というソースだといわれています。今のようなトマトで作るトマトケチャップは200年前にできました。ケチャップは、トマトを煮たものに、香辛料、酢、砂糖を入れて煮詰めて濃くしたものです。 さて、問題です。最初にトマトケチャップを作ったのはどこの国でしょう。 1.アメリカ 2.イタリア 3.日本 卵の歴史(5/23)
今日の煮物は、親子煮といいます。親子というのは、とり肉と卵がいっしょに入っているからです。
卵は、卵がひよこになるために必要な栄養をすべて含んでいるので、とても栄養のある食品です。 ずっと昔、ギリシャ時代にはもう、卵料理を食べていたそうですが、日本では、にわとりは霊鳥だったため、卵も食べませんでした。卵が食べられるようになったのは、安土桃山時代に、オランダからカステラが伝わったときです。カステラの材料として卵を使ったのが始まりで、その後、江戸時代に入ると、徳川将軍も食べたといわれています。 一般の人が卵を食べ始めたのは明治時代からですが、値段が高いものでした。しかし、栄養価も高かったため、病気のときのときに食べたり、病気のお見舞いに使われたりすることが多かったようです。 文責:栄養士 阿部 バランス良く(5/22)
今、ご飯を中心に、魚や野菜、大豆、大豆の加工品、海草やいものおかずを組み合わせた日本型の食事が見直されてきています。
お米はどんなおかずにもよくあいます。肉や油をたくさん使った洋風のおかずもおいしいですが、健康をたもつためには数多くの食品をバランスよく組み合わせて食べることがたいせつです。 もちろん、肉を食べないほうがいい、というわけではありません。いろいろ食べる、の中には肉も入っています。給食でも毎日使っている食品が違いますね。野菜や、海草、きのこなどは、苦手な人が多いですが、たくさん食べてほしい食品です。お家でも、好き嫌いせず、なんでも食べてほしいですね。 文責:栄養士 阿部 石器時代のスイスの遺跡からも(5/21)
人間がいちごを食べていた歴史はとても古く、石器時代のスイスの遺跡からいちごの種が発見されたという記録があるそうです。日本でも、昔から野生のいちごを探して食べていましたが、栽培して食べるいちごは江戸時代の終わりにオランダから伝わりました。
1960年ころまでは、いちごの旬の4〜6月くらいにしか食べることはできませんでしたが、いまでは1年中食べられます。なぜかというと、いちごを寒さに強く改良したり、農家の人が10度くらいの暖かい春の気候をつくったビニールハウスの中でイチゴを育てたりするからです。 また、北海道から九州まで広く作られているため、1年中どこかでいちごが収穫できるということもあります。「とちおとめ」「あまおう」「あきひめ」「えちごひめ」など、さまざまな品種もありますし、最近では白いのにとても甘いいちごも作られていますので、食べ比べてみるのも楽しいですね。 ところでみなさん、いちごの種はどこにあるか知っていますか?表面のつぶつぶではありませんよ。実はこのつぶの1つ1つがいちごの実で、この中にたねが入っているのです。 文責:栄養士 阿部 5月18日は「ファイバー」の日
5月18日は、数字のごろ合わせで、「ファイバー」となり、「食物せんい」の日なのだそうです。(せんいのことを英語で「ファイバー」といいます)みなさん、食物せんいって言葉を聞いたことがありますよね?
さて、食べ物に入っている食物せんいは体の中でどんな働きをしてくれるでしょうか? 1.髪の毛を増やしてくれる 2.筋肉を作ってくれる 3.おなかの調子をととのえてくれる 厳しい冬を耐えた春の山菜(5/17)
きびしい寒さに耐えた春の山菜は、ほろ苦さと独特の香りを持つものが多いようです。野生の植物のため、大量生産ができず、食べ物が豊富にある現代でも、旬を感じられる貴重な食べ物です。今日のお汁には、「わらび」と「ひめたけのこ」が入っています。
山菜の持つ苦味は、消化をよくし、冬の間に体にたまった毒素や、いらないものを体の外に出す働きがあります。わたしたちの体をいきいきさせ、新しい体作りを助けてくれる栄養ももっていますので、食べたことがない人もいるかもしれませんが、ぜひ、挑戦してみてくださいね。 文責:栄養士 阿部 冷蔵庫がなかった頃のゼリーは?(5/16)
ゼリーは牛乳やジュースなどに「ゼラチン」というものを混ぜ、冷蔵庫で冷やし、固めたものです。「ゼラチン」は動物の骨の中にある「コラーゲン」というものから作ります。古代エジプトでは、「ゼラチン」は食べるものでなく、接着剤として使われていたそうです。
「ゼラチン」を使ってゼリーを作り、食べるようになったのは今から200年くらい前からです。 さて、その頃の時代にはまだ冷蔵庫がありませんでした。昔の人は、ゼリーを食べるのにどうしていたのでしょうか? 1.冷やし、固めないで液体のまま食べた。 2.寒い冬だけ食べた。 3.寒い国の人だけが食べた。 ハヤシライスの「ハヤシ」(5/15)
ハヤシライスのハヤシは、英語の「ハッシュ」からきています。
ハッシュとは「肉などをこまぎれにする」という意味で、薄切りにした牛肉を、バターでいためた野菜といっしょに煮込んだ料理に、「ハッシュ・ド・ビーフ」というものがあります。これをご飯にかけた料理が「ハッシュ・ド・ビーフ・アンド・ライス」となり、長すぎる料理名なため、「ハッシュド・ライス」から「ハッシュ・ライス」「ハヤシライス」と変化(へんか)していったといわれています。 また、ハッシュ・ド・ビーフという料理は、今みなさんが食べているハヤシライスとは少し違った料理ですが、日本中に広がるうちに、日本人の口に合うように、じゃがいも、にんじん、玉ねぎなどの野菜と、豚肉のこま切れをいれてじっくり煮込んだ料理になっていきました。 文責:栄養士 阿部 塩とともに最古の調味料(5/14)
うめは、あんずというくだものの仲間ですが、完熟しても甘味はありません。とても酸っぱいので、大昔は酢などのかわりに、食べ物に酸味をつける調味料として使われていました。塩とともに最古の調味料と言われています。
物事の具合がちょうどいいことを、「いい塩梅」といいますが、この塩梅というのは、塩味と梅の味(酸っぱい味)のバランスがちょうどよく、おいしい味付けができた、というところからきているそうです。 酸っぱい味のもとである「クエン酸」は、疲れを取ってくれ、健康にも良いので、梅は、梅干し、梅酒、ジャム、お菓子など様々なものに使われています。 文責:栄養士 阿部 竹の輪ににていることから「ちくわ」(5/11)
「ちくわ」という名前は、切り口が竹の輪切りに似ているところからその名前がついたといわれています。
また、ちくわに穴があいているのは、ちくわを作るときに、竹の棒に練った魚のすりみを塗りつけて焼き、あとでその竹をぬいたからです。冷凍や冷蔵して運べなかった昔は、その穴の中に塩を詰め、塩漬けにして遠くに送ったのだそうです。 ちくわは北海道や東北では「たら」や、「ホッケ」などの安い魚を使うので、誰でも食べられる身近な食品のイメージですが、関西や九州は「グチ」や「エソ」など高価な魚を原料とするところから高級品として喜ばれるそうです。 文責:栄養士 阿部 「11匹のねことあほうどり」(5/10)
みなさんは、「11匹のねことあほうどり」という本を読んだことがありますか?
11匹のねこが、コロッケ屋さんを始めるお話です。ねこたちが、毎日コロッケを作って売っているうちにだんだん売れ残ってきて、自分たちで毎晩毎晩コロッケを食べ続けることになり、もううんざり。たまには鳥の丸焼きでも食べたいなぁ〜と夢見ていると、そこに一羽のあほうどりがやってきます。11匹のねこたちは喜んで・・・・・・・このお話の続きは図書館などで読んでみてくださいね。 さて、みなさんはコロッケは外国の料理だと思いますか?実は、外国には、今、みなさんが食べているような「コロッケ」という料理はないのです。フランス料理の付け合わせや、オランダの料理に「クロケット」というものがあります。これがコロッケの名前の由来といわれていますが、クロケットはクリームコロッケに近いもので、今日のようなじゃがいもをたっぷり使ったコロッケとは違うもののようです。 明治時代にコロッケが日本に入ってきてから、日本人の口に合うように変わっていったのでしょうね。 清見オレンジ(5/9)
今日のかんきつは「清見オレンジ」という名前です。
日本の「うんしゅうみかん」とアメリカの「トロビタオレンジ」をかけあわせて作られたみかんです。 静岡県の清見潟の近くで生まれたので「清見オレンジ」という名前がつけられました。皮がうすく、果肉もやわらかく汁がたっぷりあり、オレンジに近い香りがあります。 みかんなどのかんきつ類には、ビタミンCがたくさん含まれています。ビタミンCは、風邪を予防してくれたり、お肌をきれいにしてくれたりする働きがありますので、1日に1個くらい食べるといいですね。 文責:栄養士 阿部 ギリシャ時代から薬として食べられた野菜(5/8)
キャベツは、ギリシャ時代から薬として食べられてきました。数学者のピタゴラスは、「元気と落ち着きをたもつ野菜」といっていたそうです。
ビタミンUという栄養素がたくさん入っていて、胃や腸の調子を整え、傷ついた胃をなおしてくれる働きがあるので、おなかが弱い人にはとてもいい野菜です。ビタミンUは加熱すると壊れてしまうので、生で食べるか、スープなどにして、汁ごと食べると、たくさんの量が食べられます。 春のキャベツは、やわらかく、みずみずしいので、サラダにも向いていますから、たくさん食べたいですね。 文責:栄養士 阿部 たけのこの「生長点」(5/7)
たけのこは、一日に70センチメートルも伸びるといわれるほど、一気に成長します。
どうしてそんなに成長が早いのでしょうか。たけのこ以外の植物は、茎の先の方に「生長点」というものを1か所もっていて、そこからどんどん伸びていきます。しかし、たけのこはこの「生長点」をいくつももっているのだそうです。たけのこを割ってみると、中にはたくさんの空洞「ふし」があります。このふしの部分に「生長点」がたくさん集まっていて、ふしとふしの間をどんどん伸ばしていくのです。 草木が芽を出し、ぐんぐん伸びる春の野菜には、強い生命力があるといわれています。特に、たけのこは春のスタミナ食と言われるほどの食材で、たけのこのうまみ成分の「アスパラギン酸」は疲れを取ってくれる働きがあります。みなさんも、たけのこを味わいながら、竹のようにすくすく成長していってほしいですね。 文責:栄養士 阿部 疲れを回復するために(5/2)
4月から新年度が始まり、一か月がたちました。今までとは環境ががらりと変わった人もいますね。一か月夢中で頑張ってきた人も、疲れがでてきたのではないでしょうか。これから、温度や湿度もどんどん上がっていきます。湿度が高いと、実際の温度より5度以上も暑く感じられるそうです。また、日によって気温の差が激しくなるため、食欲がなくなる、疲れがたまりやすい、勉強などに集中できない、などの症状がみられ、体調をくずしてしまうこともあるかもしれません。
食欲を取り戻すためには、すっぱいものや、辛みのある香辛料をつかった料理を食べるのが効果的です。また、牛乳、豚肉、卵、大豆などたんぱくしつをしっかりとると、疲れが回復します。他にも、野菜や、みかんの仲間のくだものも、疲れをとるのに役立ちます。 体調をくずしてしまう前に、食事をしっかりとり、すいみんや、休息も十分にとっておきたいですね。 文責:栄養士 阿部 かしわの葉の表と裏(5/1)
5月5日はこどもの日ですね。「端午の節句」ともいいます。端午の節句には、鯉のぼりをたて、ちまきやかしわもちを食べ、しょうぶ湯に入るなどの風習があります。子どもたちが元気に育ってきたお礼や、これからも健やかに成長してほしいという願いをこめて祝う日です。
かしわもちに使われるかしわの葉は、新しい芽が出ないと古い葉が落ちないことから、「家が絶えない」につながり、縁起のよい葉とされてきました。 昔はもちを包んでいるかしわの葉の裏と表であんこか、みそあんかを区別していました。では、葉が表のとき、中に入っているあんは、「あずきあん」「みそあん」どっちでしょう。 |
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