給食クイズ
この一年間、毎朝、朝ごはんを食べて学校に登校できたでしょうか?
さて、次の3つの中で、栄養バランスのよい朝食はどれでしょう? 1.ごはん・ハンバーグ・サラダ・みそしる 2.おにぎり・やきざかな・あつやき卵・からあげ 3.パン・むぎちゃ 好き嫌いせず食べよう!
みなさんは、今年一年間を通して好き嫌いせずに給食を食べられたでしょうか?
好き嫌いしないで食べると、栄養バランスがよくなり、みなさんの体が元気になり、よりよい成長が期待できます。給食は、毎日栄養が偏らないようになっていますが、何かを毎日減らしたり摂りすぎたりしていると、給食も栄養バランスが悪いものになってしまいます。たとえば、野菜を毎日残していると、肌の調子が悪くなったり、かぜなどの病気にかかりやすくなったりします。また、毎日白いごはんを残していると、エネルギーが不足して疲れやすくなったり、脳にも栄養がいかなくなって集中力が落ちたりします。 苦手なものがあっても少しずつでも食べていると、いつか全部食べられるようになったり、味付けが違うと食べれたりするものもあります。ぜひいろいろなものを味わってみましょう。 文責:栄養士 六間口 今日から3月
今日から3月ですね。今月の給食の目標は、『一年間の食生活を振り返ろう』です。
この1年を通して、これからいう8項目、いくつできたか数えてみてください。 1.好き嫌いせずに給食を食べた。 2.毎朝、朝ごはんを食べた。 3.おやつは、食べ過ぎないように量を決めて食べた。 4.早寝、早起きできた。 5.食事をする時、正しいはしの持ち方ができた。 6.食事をする時、食器を持って食べた。 7.食事をする時、姿勢を正しくして食べた。 8.ゆっくりよくかんで食べた。 さて、みなさんはいくつできましたか?できなかったところは、この一ヶ月意識してチャレンジしてみてください。来週の放送でこれらの8項目についてひとつずつ詳しく放送します。 文責:栄養士 六間口 パルミジャーノ・レッジャーノとは?(2/28)
世界のチーズ1 〜パルミジャーノ・レッジャーノ〜
とても長い名前のチーズですね。 このチーズはイタリアのエミリア=ロマーニャ州原産のイタリアチーズの王様と呼ばれるほど人気のある貴重なチーズです。 さて、ここでクイズです。パルミジャーノ・レッジャーノで正しいことをいっているのは次の4つのうちどれでしょう。 1.銀行に預けると利子がつく。 2.長男が生まれるとプレゼントされる。 3.盗むと死刑になる。 4.文化遺産に指定されている。 おでん種(2/27)
おでんは、とても身近な煮物ですね。コンビニや、自動販売機でも売られています。入っている具を「種」と呼びますが、「おでん種」には体を温める根菜がたくさん使われていて、冬にピッタリの煮物です。
ところで、おでんには関西風と関東風があるのを知っていますか? だしをかつお節でとり、しょうゆ、みりん、砂糖を入れた甘辛く、色の濃い汁で煮込んだものが関東風、昆布をつかってとっただしの中で、うすい色の醤油で煮たものや、昆布のだしで温めて甘いみそをつけて食べるのが関西風おでんです。 その他にも日本各地で、いろいろな「種」を入れ、独特のおでんが作られています。どこの地区でも入るのがだいこん、ゆでたまご、こんぶ、ちくわ、がんもどき、巾着などですね。各地の珍しいおでん種には、ちくわぶ、スジ肉、ロールキャベツ、つみれ、たこ、ソーセージ、トマトなどが入るようです。みなさんのお家ではどんなものが入りますか? 文責:栄養士 阿部 綾 緑黄色野菜・淡色野菜(2/26)
野菜は大きく分けると、色の濃い「緑黄色野菜」と、色のうすい「淡色野菜」があります。健康のためには、緑黄色野菜を1日100g、淡色野菜を200gとるとよいといわれています。
緑黄色野菜にはほうれん草、かぼちゃ、トマト、ピーマン、にんじんなどがあります。淡色野菜は、白菜、だいこん、キャベツ、きゅうり、たまねぎなどです。分けてみると、色が違うのがわかりますね。 2つの違いは、色だけではありません。緑黄色野菜は、「カロテン」という栄養素がたくさん含まれていて、ひふや、体のねんまくをじょうぶにして、風邪の菌から体を守ってくれるのです。 健康にすごすためには、緑黄色野菜も、淡色野菜もどちらも食べなければいけません。苦手な野菜が多い人は注意してくださいね。 文責:栄養士 阿部 綾 薬味ソース(2/25)
薬味ソースの「薬味」とは、薬という漢字と味という漢字が合わさって作られた言葉です。薬味は、料理に少し加えて、味をひきしめ、香りをそえて、食欲をそそる効果を出すために使われます。また、からだによい成分をプラスしたり、食品の中の毒を消したりするといわれ、汁物や刺身などには昔から欠かすことができない存在でした。昔の人は、薬味の入っていないみそ汁や吸い物を、「坊主汁」といって嫌ったといわれています。薬味を添えることは、体にとって薬になる成分を取り入れることで、それを入れないで出すことは、食べる人の健康に対する思いやりが欠けているとして嫌われたのです。
薬味の種類には香りの強いゆずやすだちなどのかんきつ類、ねぎや青じそ、だいこんおろし、しょうがなどからみのあるもの、ごま、のり、かつおぶし、とうがらしなど風味をよくするものがあります。 文責:栄養士 阿部 綾 「賞味期限」という言葉(2/22)
みなさんは、「賞味期限」や「消費期限」という言葉を知っていますか?お店で売っている牛乳や、お肉、お弁当、お菓子など、ほぼすべての食べ物には、「賞味期限」や「消費期限」をつけることが決まりになっています。
これは、安全においしく食べてもらうため、また、食べ物がむだにならないようにつけられているのです。期限がきたからすぐに食べられなくなる、というわけではありませんが、おいしくなくなったり、体に悪い細菌が増え、おなかをこわす危険が増えたりするわけですから、なるべく期限を守って食べたいですね。 なお、この期限は、封を開けない状態で保存した場合の期限です。袋や缶を開けてしまったら、できるだけ早めに食べきりましょう。 文責:栄養士 阿部 綾 木のどこに実がつくでしょうか?(2/21)
ココアや、チョコレートの原料となるカカオの実は、他の果物とは違い、とても変わったところに実をつけます。さて、カカオの実は、木のどこに実がつくのでしょうか。
1.木の幹 2.根っこの先 3.一番高い枝の先 ちりめんじゃこ(2/20)
ちりめんじゃこは、いわしの幼魚(シラス)を塩水でゆでて、乾燥したものです。この、いわしという魚は、世界のどの海にも仲間がたくさん住んでいます。世界中で一番たくさんとれる魚が、いわしなのだそうです。
そのいわしの子どもを加工してつくるちりめんじゃこは、骨も丸ごと食べるのでカルシウムがいっぱいです。 カルシウムには、みなさんの歯や骨を丈夫にし、いらいらと怒ったりするのを抑える力があります。ちりめんじゃこをよく噛んで食べて、丈夫な骨を作りましょう。 文責:栄養士 阿部 綾 「たら」を漢字で書くと?(2/19)
「たら」は白身の魚です。フライにしたり、ぞうすいや鍋に入れたりしてよく食べますね。この「たら」がおいしいのは寒い冬です。さて、「たら」を漢字で書くとどのように書くでしょうか。
1.魚へんに雪 2.魚へんに冬 3.魚へんに寒い 照り焼き(2/18)
「照り焼き」とは、しょうゆや砂糖を使った甘いたれを食材にぬりながら焼いた料理です。たれに使われている砂糖の成分で表面がつやつやして、照りがでるのが名前の由来です。魚や、いか、肉、こんにゃくなどを照り焼きにすることが多いですね。
「照り焼き」は日本料理の調理方法ですが、アメリカでも人気があり、「テリヤキ」という言葉が辞書にのるほど定着しているのだそうです。しかし、日本の調理方法とは少し違っていて、「テリヤキソース」と呼ばれるたれに食材を漬けたり、かけたりして食べます。 有名な「テリヤキバーガー」も、テリヤキソースで味つけしたハンバーグをパンにはさんだものなのです。 文責:栄養士 阿部 綾 めんま(2/15)
メンマとは、「麻竹」というたけのこをゆでて、干したものを乳酸発酵させたあと塩漬けにした加工品で、台湾の伝統食材です。台湾に近い沖縄では「スンシー」と呼ばれ、ずっと昔からよく食べられていました。
日本ではラーメンのトッピングとしてよく食べられていますが、台湾や中国ではラーメンに使うことはないそうです。 なぜ、メンマという名前なのかはいろいろな説があるようですが、「めん」に乗せる「ま」ちくだからメンマとなった、というのが有力なようです。 もともとがたけのこなので、おなかの中をきれいにしてくれる食物繊維がたくさんとれますよ。 文責:栄養士 阿部 綾 おやつの取り方(2/13)
脂肪は1gで9kcalという大きなエネルギーを生み出す栄養素です。私たちの体にとってなくてはばらない働きがある大事な栄養素ですが、とりすぎてしまうと肥満や生活習慣病の原因にもつながります。
そこで注意が必要なのは、おやつのとり方です。脂肪は、普段の食事だけでも十分な量がとれています。ですから、おやつで脂肪をとる必要はないのですが、おやつによく食べられているお菓子や、菓子パン、インスタントラーメンなどにはたくさん脂肪が含まれているものがたくさんあります。おやつだけで1日分の脂肪の必要摂取量を超えてしまう場合もあるのです。とくにバターや生クリーム、マヨネーズなどを使って調理してあるものは注意が必要です。普段食べているおやつについても見直してみるといいですね。 文責:栄養士 阿部 綾 いよかん(2/12)
今日のかんきつは、「いよかん」です。別名を「穴門みかん」といいます。やわらかくて、いい香りがしますね。日本で生産されるみかんの仲間では2番目にたくさん作られています。
明治時代に、山口県の萩市あたりの穴門というところで発見されたのが最初だといわれています。現在ではほとんどが愛媛県で生産されていて愛媛県の古い名前である伊予の国にちなんでいよかんと呼ばれるようになりました。 1〜3月が旬で、みずみずしくおいしい時期です。 「いよかん、いい予感」というキャッチフレーズで受験シーズンに合わせて神社で配られるなど縁起をかつぐこともあります。 いよかんにたくさん入っている「ビタミンC」や「シネフィリン」が風邪を予防してくれますので、寒い時期や受験の前などに食べるといいかもしれませんね。 文責:栄養士 阿部 綾 中国から伝わってから2000年(2/8)
だいずが中国から伝わってから2000年、だいずは日本人にとってなくてはならない食材になっています。
また、だいずをそのまま食べるだけでなく、だいずからできるたくさんの加工品もあります。だいずから生まれた食品は、とうふ、あぶらあげ、なっとう、ゆば、みそ、しょうゆ、きなこ・・・どれも食卓には欠かせないものですね。 だいずにはとてもたくさんの栄養があることはみなさんも知っていると思いますが、残念な点は、そのまま食べると消化吸収されにくいことです。 生のだいずのままではほとんど消化できず、煮たり、炒ったりして食べても60〜70%くらいしか消化されないのです。そこで、昔の人はいろいろ考え、少しでもだいずの栄養を体に取り入れようと、柔らかくて消化のよい加工品を生み出してきたのです。みなさんの中にも、だいずは苦手だけど、とうふやあぶらあげは好き、という人がいるかもしれませんね。 でも、よくかんで食べることや、食物繊維をしっかりとるためには、だいずのままで食べることも大切なのです。 今日のだいずも少しかたいかもしれませんが、消化がよくなるようによくかんで食べてくださいね! 文責:栄養士 阿部 綾 中華料理の定番といえば?(2/7)
チリソースは、トマトソースの中にとうがらし、塩、スパイス、砂糖などを入れたソースで、魚介類によく合います。ベトナム風春巻きの具や、揚げ物のたれ、サラダのドレッシングなどとしてアジアではよく食べられています。チリというのは、中南米原産のとうがらし、チリペッパーのことです。
「えびのチリソース」という料理は、来日していた中華料理人、陳建民という人が考えた日本生まれの中華料理で、「カンシャオシャーレン」という中華料理をアレンジして作られました。当時の日本人がとうばんじゃんの辛味に慣れていないことから、ケチャップ、ソース、卵の黄身を使って辛味をおさえたそうです。 ケチャップやソースなど簡単に手に入るもので、手軽に作れるため、多くの家庭で作られています。「えびチリ」といえば、中華料理の定番ですね。 文責:栄養士 阿部 綾 今日は何の日?(2/6)
なぞなぞです。今日は、ある食べ物の日だそうですが、その食べ物とはお願い事をしながら食べるものです。さて、今日は何の日でしょう。
ふりかけの元祖(2/5)
みなさんは「ふりかけ」が好きですか?ふりかけはご飯にふりかけて食べることからこの名前がつけられました。大正時代から昭和の初めころから、ご飯をおいしく食べられるように考えだされたものです。全国ふりかけ協会によると、ふりかけの元祖といわれるのが、熊本県で売り出された「御飯の友」という商品だそうです。
ふりかけといえば日本独特の食品のようですが、実はインドにも豆類やスパイスで作るふりかけのような保存食があり、日本と同じでごはんにふりかけて食べる習慣があるそうです。おもしろいですね。 文責:栄養士 阿部 綾 生活習慣病を予防しよう(2/4)
みなさんは、「生活習慣病」という病気を知っていますか?この病気は、誰かから移るとか、かかってすぐに症状が出て、安静にしていると治るといった病気とは違います。「おやつの食べすぎや油、さとう、塩の多いものばかり食べるなどの悪い食生活」や、「運動不足」「夜ふかしで朝起きられないような生活」などを、長い間続けた結果、その生活習慣が原因でおこる病気で、生活習慣をきちんと改善しないとなかなか治らず、どんどん悪化してしまうのです。
昔は、二十歳を過ぎてから症状がでてくることが多かったので、成人病と呼ばれていました。しかし、最近では小・中学生でも、病気ではないけれど、もう少しで症状がでてしまう、「予備軍」と呼ばれるような状態の人が増えたため、「生活習慣病」と名前がかえられたのです。 生活習慣病の多くは、がん、心臓病、糖尿病、脳梗塞、肝臓病、動脈硬化などの命にかかわる病気です。しかし、生活習慣病を発症する前に、悪い生活習慣を改善できれば、じゅうぶんもとどおりになる見込みがあるのです。生活習慣病は何より予防が大切です。日頃から自分の食習慣や、運動、睡眠などの習慣を見直し、ずっと健康で長生きしたいですね。 文責:栄養士 阿部 綾 |
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