厳しい冬を耐えた春の山菜(5/17)![]() 山菜の持つ苦味は、消化をよくし、冬の間に体にたまった毒素や、いらないものを体の外に出す働きがあります。わたしたちの体をいきいきさせ、新しい体作りを助けてくれる栄養ももっていますので、食べたことがない人もいるかもしれませんが、ぜひ、挑戦してみてくださいね。 文責:栄養士 阿部 冷蔵庫がなかった頃のゼリーは?(5/16)
ゼリーは牛乳やジュースなどに「ゼラチン」というものを混ぜ、冷蔵庫で冷やし、固めたものです。「ゼラチン」は動物の骨の中にある「コラーゲン」というものから作ります。古代エジプトでは、「ゼラチン」は食べるものでなく、接着剤として使われていたそうです。
「ゼラチン」を使ってゼリーを作り、食べるようになったのは今から200年くらい前からです。 さて、その頃の時代にはまだ冷蔵庫がありませんでした。昔の人は、ゼリーを食べるのにどうしていたのでしょうか? 1.冷やし、固めないで液体のまま食べた。 2.寒い冬だけ食べた。 3.寒い国の人だけが食べた。 ハヤシライスの「ハヤシ」(5/15)![]() ハッシュとは「肉などをこまぎれにする」という意味で、薄切りにした牛肉を、バターでいためた野菜といっしょに煮込んだ料理に、「ハッシュ・ド・ビーフ」というものがあります。これをご飯にかけた料理が「ハッシュ・ド・ビーフ・アンド・ライス」となり、長すぎる料理名なため、「ハッシュド・ライス」から「ハッシュ・ライス」「ハヤシライス」と変化(へんか)していったといわれています。 また、ハッシュ・ド・ビーフという料理は、今みなさんが食べているハヤシライスとは少し違った料理ですが、日本中に広がるうちに、日本人の口に合うように、じゃがいも、にんじん、玉ねぎなどの野菜と、豚肉のこま切れをいれてじっくり煮込んだ料理になっていきました。 文責:栄養士 阿部 塩とともに最古の調味料(5/14)![]() 物事の具合がちょうどいいことを、「いい塩梅」といいますが、この塩梅というのは、塩味と梅の味(酸っぱい味)のバランスがちょうどよく、おいしい味付けができた、というところからきているそうです。 酸っぱい味のもとである「クエン酸」は、疲れを取ってくれ、健康にも良いので、梅は、梅干し、梅酒、ジャム、お菓子など様々なものに使われています。 文責:栄養士 阿部 竹の輪ににていることから「ちくわ」(5/11)![]() ![]() また、ちくわに穴があいているのは、ちくわを作るときに、竹の棒に練った魚のすりみを塗りつけて焼き、あとでその竹をぬいたからです。冷凍や冷蔵して運べなかった昔は、その穴の中に塩を詰め、塩漬けにして遠くに送ったのだそうです。 ちくわは北海道や東北では「たら」や、「ホッケ」などの安い魚を使うので、誰でも食べられる身近な食品のイメージですが、関西や九州は「グチ」や「エソ」など高価な魚を原料とするところから高級品として喜ばれるそうです。 文責:栄養士 阿部 「11匹のねことあほうどり」(5/10)
みなさんは、「11匹のねことあほうどり」という本を読んだことがありますか?
11匹のねこが、コロッケ屋さんを始めるお話です。ねこたちが、毎日コロッケを作って売っているうちにだんだん売れ残ってきて、自分たちで毎晩毎晩コロッケを食べ続けることになり、もううんざり。たまには鳥の丸焼きでも食べたいなぁ〜と夢見ていると、そこに一羽のあほうどりがやってきます。11匹のねこたちは喜んで・・・・・・・このお話の続きは図書館などで読んでみてくださいね。 さて、みなさんはコロッケは外国の料理だと思いますか?実は、外国には、今、みなさんが食べているような「コロッケ」という料理はないのです。フランス料理の付け合わせや、オランダの料理に「クロケット」というものがあります。これがコロッケの名前の由来といわれていますが、クロケットはクリームコロッケに近いもので、今日のようなじゃがいもをたっぷり使ったコロッケとは違うもののようです。 明治時代にコロッケが日本に入ってきてから、日本人の口に合うように変わっていったのでしょうね。 清見オレンジ(5/9)
今日のかんきつは「清見オレンジ」という名前です。
日本の「うんしゅうみかん」とアメリカの「トロビタオレンジ」をかけあわせて作られたみかんです。 静岡県の清見潟の近くで生まれたので「清見オレンジ」という名前がつけられました。皮がうすく、果肉もやわらかく汁がたっぷりあり、オレンジに近い香りがあります。 みかんなどのかんきつ類には、ビタミンCがたくさん含まれています。ビタミンCは、風邪を予防してくれたり、お肌をきれいにしてくれたりする働きがありますので、1日に1個くらい食べるといいですね。 文責:栄養士 阿部 ギリシャ時代から薬として食べられた野菜(5/8)![]() ビタミンUという栄養素がたくさん入っていて、胃や腸の調子を整え、傷ついた胃をなおしてくれる働きがあるので、おなかが弱い人にはとてもいい野菜です。ビタミンUは加熱すると壊れてしまうので、生で食べるか、スープなどにして、汁ごと食べると、たくさんの量が食べられます。 春のキャベツは、やわらかく、みずみずしいので、サラダにも向いていますから、たくさん食べたいですね。 文責:栄養士 阿部 たけのこの「生長点」(5/7)
たけのこは、一日に70センチメートルも伸びるといわれるほど、一気に成長します。
どうしてそんなに成長が早いのでしょうか。たけのこ以外の植物は、茎の先の方に「生長点」というものを1か所もっていて、そこからどんどん伸びていきます。しかし、たけのこはこの「生長点」をいくつももっているのだそうです。たけのこを割ってみると、中にはたくさんの空洞「ふし」があります。このふしの部分に「生長点」がたくさん集まっていて、ふしとふしの間をどんどん伸ばしていくのです。 草木が芽を出し、ぐんぐん伸びる春の野菜には、強い生命力があるといわれています。特に、たけのこは春のスタミナ食と言われるほどの食材で、たけのこのうまみ成分の「アスパラギン酸」は疲れを取ってくれる働きがあります。みなさんも、たけのこを味わいながら、竹のようにすくすく成長していってほしいですね。 文責:栄養士 阿部 疲れを回復するために(5/2)![]() ![]() 食欲を取り戻すためには、すっぱいものや、辛みのある香辛料をつかった料理を食べるのが効果的です。また、牛乳、豚肉、卵、大豆などたんぱくしつをしっかりとると、疲れが回復します。他にも、野菜や、みかんの仲間のくだものも、疲れをとるのに役立ちます。 体調をくずしてしまう前に、食事をしっかりとり、すいみんや、休息も十分にとっておきたいですね。 文責:栄養士 阿部 かしわの葉の表と裏(5/1)![]() ![]() かしわもちに使われるかしわの葉は、新しい芽が出ないと古い葉が落ちないことから、「家が絶えない」につながり、縁起のよい葉とされてきました。 昔はもちを包んでいるかしわの葉の裏と表であんこか、みそあんかを区別していました。では、葉が表のとき、中に入っているあんは、「あずきあん」「みそあん」どっちでしょう。 筍の季(4/27)![]() ![]() 文責:栄養士 六間口 麦ご飯(4/26)![]() ![]() 文責:栄養士 六間口 ほたてのジャンプ力(4/25)
ほたては甘みがあってとてもおいしいですね。きょうは、お汁の中に入っています。ほたてを入れるとうまみもでてとてもおいしくなります。新潟県の郷土料理である「のっぺ」にもほたての貝柱がかかせません。ほたてがいは他の貝とは比較にならないくらいジャンプ力を持っています。大きな貝柱の筋肉で勢いよく貝を閉じ、貝の耳と呼ばれるところにある二つの穴から水をジェット噴射させ、その反動で海底を飛び跳ねます。1回の噴射で1〜2m以上も進むと言われています。
文責:栄養士 六間口 給食クイズ!(4/24)![]() ![]() 1.生まれてすぐの新鮮な卵 2.生まれて1日くらいたった卵 3.生まれて1週間くらいたった卵 発酵食品の一つ(4/23)![]() ![]() 納豆、漬けもの、酒、醤油、酢、ヨーグルト、チーズなど日本には身近な発酵食品がたくさんあります。発酵に使われる「麹」は、米が日本に入ってきた縄文・弥生時代から利用されていました。昔から日本人の食事には「麹」がかかせなかったのですね。 文責:栄養士 六間口 「ばっかり食べ」(4/20)![]() ![]() 文責:栄養士 六間口 ハンブルグの港で生まれた・・・(4/19)![]() 文責:栄養士 六間口 ワンタンスープ(4/18)![]() 文責:栄養士 六間口 3大うまみ成分の一つ(4/17)![]() 干ししいたけには3大うまみ成分のひとつ「グアニル酸」が豊富にふくまれています。うまみを上手にとりいれると、うすい味付けでもおいしく感じられ、塩分をひかえることができます。給食では、毎日いろいろなだしをきかせています。みそ汁のときは煮干からだしをとります。今日の豆腐の中華煮は、豚骨と鶏がらのだしをきかせています。今日も残さずいただきましょう。 文責:栄養士 六間口 |
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