平安時代に中国から伝わった野菜(1/18)

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ごぼうは、平安時代頃に薬草として中国から伝わったといわれています。野菜としてよく食べるようになったのは、江戸時代から明治時代にかけてです。茎が1m、根は50cmから1mととても長い植物で、とげのある花が咲きます。
根はもちろん、葉っぱなども食べられますが、根の部分を食べるのは、日本と朝鮮、台湾、中国の一部くらいです。外国の人には、ごぼうが木の根っこを食べているように見えた、という話もあるほどです。
ヨーロッパやアメリカでは、葉をサラダにして食べる他、根をにきびや皮膚病などの薬として使っています。
青森県の方言で、「ごんぼほり」という言葉があります。これは、ぐずぐずと不平を言ってゆずらない人を、苦労してなだめるという意味だそうですが、それがごぼうを掘るのと同じくらい大変だ、ということからきているそうです。

文責:栄養士 阿部

食事の後はゆっくりと(1/17)

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昔から、「食べてすぐに寝ると、牛になる」といいますが、これは「行儀が悪いのでしてはいけない」という意味です。ところが、「食事のあとは横になる」ほうが胃にはよいことを知っていますか?
食べ物を食べると、消化をするために胃液がでてきます。食事のあとに騒ぐと胃液があまりよく出なくなるので、食べ物を消化するのに胃が疲れてしまいます。昼休みに元気に遊ぶのはよいことですが、あまり激しく運動すると、気持ちが悪くなったり、おなかが痛くなったりしますね。
胃が消化するのに邪魔にならないように、食事のあとは横にならないまでも、静かに休むようにしましょう。

文責:栄養士 阿部

ピラミッドを造っていた人たちも(1/16)

 玉ねぎは一年中売られていて、収穫量が野菜の中でだいこん、キャベツの次に多い野菜です。和食・洋食・中華とどの料理にも使われて大活躍していますね。
玉ねぎは、3000年以上も昔の、古代エジプトでピラミッドを作っている人たちにも食べられていました。ピラミッドを作るのは、とてもたいへんな仕事で、たくさんのパワーをだしたり、疲れを回復したりできるように玉ねぎを食べていたのだそうです。玉ねぎを食べるとすごいパワーがでる・・・というわけではなく、玉ねぎを食べると食欲がもりもりと出てきます。昔から玉ねぎは、元気をつけたい時に、薬として食べられていたのです。
最近では玉ねぎには血管が詰まる病気を防いだり、がんを予防したりする働きがある栄養素が入っていることもわかってきました。健康で長生きしたい人は、たくさん玉ねぎを食べるといいですね。

文責:栄養士 阿部

中国「清」の時代から(1/13)

八宝菜は、中華料理です。昔、中国が「清」という名前だったころ、西太后という人がいました。ある日、料理人たちが夜中にこっそりおいしいものを食べている、といううわさが流れました。これを聞いた西太后がさっそくその料理を作らせて食べてみたところ、とてもおいしい料理でした。そこで、「これはなんという名前の料理か?」とたずねましたが、ごちそうを作った後に残ったもので作ったありあわせの料理だったため、名前がありませんでした。そこで西太后が「数々の宝を集めて作ったようにおいしくて、珍しい料理だから、八宝菜と呼ぶように。」と言ったそうです。西太后はとてもぜいたくでおいしいものが好きな人だったので、八宝菜はとてもおいしい料理として世界に伝わったということです。

文責:栄養士 阿部

長寿の秘訣(1/12)

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ヨーグルトは、牛乳に乳酸菌を入れて30度くらいの暖かいところに置いておくとできます。乳酸菌は、人や動物の胃や腸の中にもいて、体にとって毒になる細菌をやっつけてくれています。ヨーグルトを食べると体の中の乳酸菌が増えるので胃や腸の調子がよくなります。
ところで、ヨーグルトと言えば、ブルガリアヨーグルトが有名ですね。ブルガリアというのは国の名前です。ある有名な学者が、「ヨーグルトをたくさん食べているブルガリアでは、長生きしている人が多い」と発表したことで、世界中の人がヨーグルトをたくさん食べるようになりました。日本でも、それまでヨーグルトはあまり食べられていませんでしたが、この発表を聞いて、たくさんの人がヨーグルトを食べるようになったのです。

文責:栄養士 阿部

点心の一つ(1/11)

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春巻は、給食でもよく登場する人気のある中華料理です。春巻の中身の具が、立春ころに新芽を出す野菜だったところからこの名前がつけられています。
みなさんは、「飲茶」という言葉を知っていますか?中国の広東省や、香港、マカオなどで行われる習慣で、点心と呼ばれるぎょうざやしゅうまい、にくまんなどを軽い昼食やおやつがわりに食べながら、ゆっくりと中国茶を楽しむことです。春巻もこの点心の一種です。

文責:栄養士 阿部

2012年給食スタート!(1/10)

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新しい年が始まりました。今年はどんな一年になるのでしょうか?いずれにしても、健康に過ごすことが一番です。今年一年の目標の中に、食生活の目標もぜひ、加えてください。
元気に毎日を過ごすために、食べることは欠かせません。朝・昼・夜の食事をきちんととり、風邪などの病気に負けない体をつくりましょう。

文責:栄養士 阿部(綾)

今年最後の給食(12/22)

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今日は、今年の給食最後の日ですね。今年は好き嫌いなく給食をしっかり食べることができましたか?
冬休みには、家族で食事をする機会が増えますね。お正月にはおせち料理や雑煮を食べたり、新潟県の郷土料理である「のっぺ」を食べたりしますね。日本の食文化にふれる良い機会です。ぜひ、いろいろな料理をおうちの人から教えてもらいましょう。

文責:栄養士 六間口

鉄火みそ(12/21)

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今日は、鉄火みそがでています。白いごはんにかけて食べましょう。
みなさんの中で白いご飯が残る人はいませんか?ご飯が残ってしまう人は、「三角食べ」をしてみましょう。ご飯を食べて、おかずを食べて、ご飯を食べて、おかずを食べてというように一口ずつ交互に食べてみましょう。おかずだけ先に食べてしまうと、味がこい料理に慣れてしまって塩分のとりすぎにもつながります。ごはんとおかずをミックスして上手に食べましょう。

文責:栄養士 六間口

給食クイズ(12/20)

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給食クイズ】
今日の和え物には「小松菜」が使われています。
さて、小松菜の名前の由来はどれでしょう?
1.初めて栽培した人が「小松さん」だったから
2.「小松川」で栽培されたから
3.松のような色だから

▼正解は・・・

食育の日(12/19)

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毎月19日は「食育の日」です。みなさんは「身土不二」という言葉を知っていますか?これは、住んでいる土地でとれた季節のものを食べると健康になるという教えです。明治時代、福井県の石塚左玄というお医者さんがこの教えを大切にし、食べ物をかえることで病気を治したそうです。また、日本で初めて「食育」という言葉を使いました。給食で使われている野菜は亀田でとれたものが多くでています。ぜひ亀田でとれたものを残さず食べて健康になりましょう。

文責:栄養士 六間口

山梨県の郷土料理「ほうとう」(12/14)

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「ほうとう」は、山梨県の郷土料理です。山梨県の山間部では、米作りが難しかったため、養蚕で生計をたてている家庭が多く、蚕のえさとなる桑を作り、裏作で麦を栽培し、その麦を使って各家庭でめんをうち、食していたそうです。野菜や汁を増やすことによって小麦粉の使用量を減らすことができたため、経済的であり、調理法も簡単で大家族の食をまかなうことができることからも広く普及したと言われています。また、武田信玄が自らの刀で具材を刻んだことから「ほうとう」と名づけられたとも言われており、武田信玄とともに慣れ親しまれた郷土料理です。味わって食べてみましょう。

文責:栄養士 六間口

りんごジュース(12/13)

 今日は、りんごジュースがでています。人類が食べたもっとも古い果物がりんごです。カリウム、カルシウム、鉄、食物繊維、ビタミンCなどをふくみ、栄養価が高いので欧米では昔から「一日一個のりんごは医者を遠ざける」と言われてきました。日本では、青森県や長野県で主に作られています。

文責:栄養士 六間口

パーツァイ(12/12)

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今日は、白菜が使われています。白菜は古くからあると思われがちですが、日本で広く栽培されるようになったのは明治時代後期から大正時代にかけてです。白菜の生まれは中国です。白菜の名前も中国名の「パーツァイ」からきています。白菜はなべものやつけものに使われることが多く今の時期には欠かせませんね。

文責:栄養士 六間口

2種類の大根(12/9)

 きょうは2種類の大根がでています。おでんに入っている「だいこん」と、ごまあえに入っている「切干大根」です。だいこんは水分を多く含む食品ですが、干すと水分が抜け、うまみが凝縮されます。そして、栄養価が高まります。特に普段不足しがちなカルシウム、食物繊維、鉄分が増えます。
きょうはおでんのやわらかい大根の食感と切干大根の食感を比べてみましょう。

文責:栄養士 六間口

江戸時代から栽培がはじまったさつまいも(12/7)

 今日はスイートポテトがでていますね。さつまいもは、英語でスイートポテトといいます。中央アメリカ原産地とし、紀元前から栽培されていたことがわかっています。コロンブスがヨーロッパに伝え、日本では江戸時代に栽培がはじまりました。やせた土地でも育つので、食べ物が手に入りにくい時代に多くの人々を救いました。スイートポテトだけでなく、ごはんやおかずもしっかり食べましょう。

文責:栄養士 六間口

ミートソースのトマト(12/8)

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今日は、ミートソースがでています。ミーとソースには、トマトが使われています。野菜はいろいろな色素を持っています。トマトの赤い色素は「リコピン」という色素で、がん予防に効果的です。この「リコピン」は生のトマトを食べるよりも今日のように加熱されたほうが吸収率が高まります。ソフトめんと一緒に残さずにいただきましょう。

文責:栄養士 六間口

もやし(12/6)

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今日の中華スープには「もやし」が入っています。もやしは、植物名ではなく、豆、米、麦、やさいの種子を水にひたし、日光を遮断して発芽させた若い芽の名称です。わたしたちが普段食べているもやしは、けつるあずきから作るブラックマッペと、緑豆から作る緑豆もやしです。今日も残さずいただきましょう。

文責:栄養士 六間口

みかん(12/5)

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かんきつ類の産地はインドから東南アジアといわれ、世界中に100種以上もあります。日本を代表するかんきつ類はみかんです。温州みかんとも呼ばれ、中国渡来のかんきつ類から偶然生まれた日本独自の品種です。
捨ててしまうことも多い袋やすじには、ビタミンCの吸収率を高め、毛細血管を強くする効果のあるビタミンPが含まれています。また、みかんのオレンジ色の成分は、がんを抑制する効果があります。かぜ予防に、おうちでも食べましょう。

文責:栄養士 六間口

あさがおのようなかわいい花(12/2)

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 今日のお汁の中にはさつまいもが入っています。学校の畑でさつまいもを育てた学校も多いと思います。さつまいもは、メキシコあたりが原産地で、アサガオのような可愛い花が咲きます。日本へは、17世紀に沖縄から九州に入り、さつまの芋として広まりました。さつまいもは、ゆっくり加熱するととっても甘くておいしくなります。きょうも残さずいただきましょう。

文責:栄養士 六間口
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学校行事
1/18 市小研
1/19 代表委員会
1/20 避難訓練4
1/24 学習参観,ALT,下学年懇談会
給食
1/18 ごはん/おやこに/てっかみそ/はくさいづけ
1/19 よこわりまるパン/やさいのスープに/えびかつ/フルーツのクリームあえ/カシューナッツ
1/20 ごはん/ゆかりふりかけ/もずくのみそしる/シャキシャキサラダ/とりにくのやくみソースかけ
1/23 セルフおにぎり/のっぺ/ほっけのしおやき/しおこんぶづけ/おにぎりでいこう
1/24 ほたてごはん/ひっつみ/ささかまぼこ/とうなのごまあえ/まめてん/新潟・東北味めぐり
新潟市立亀田東小学校
〒950-0123
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