ひな祭り(3/3)
3月3日は「ひなまつり」ですね。ひな祭りには、ひな人形をかざり、ももの花やひしもちをそなえて、しろざけでおいわいをします。
ハマグリのお吸い物や、ちらしずしはむかしからひなまつりには欠かせないごちそうです。ちらしずしは、たくさんの具を混ぜるので、成長しても食べるものに困らないように願いがこめられているといわれています。 また、ひしもちや雛あられに使われている緑・白・赤の3つの色にも意味があります。3月といえば、高い山にはまだ雪が残っていますが、草木は新しい芽をつけ、ももの花がさこうとしています。ひしもちやひなあられの赤はももの花を、白は雪を、みどりは新しい芽をあらわしています。むかしの人はこの3つの色を食べることで、自然のエネルギーをさずかり、健やかに成長できると考えました。自然の恵みを食べ物にあらわすことで、生活をより楽しくしていたのですね。 文責:栄養士 阿部 綾 |
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