そぼろ(9/2)
そぼろというのは,「おぼろ」という意味からきています。もともとは,えびや鯛,ひらめの身をみりんと塩をいれた汁で煮て,すり鉢でつぶして,もとの煮汁でぽろぽろになるまで炒り煮したものをいいましたが,現在では,たらや,鮭,鶏,豚,牛ひき肉を使ったり,卵のそぼろを加えたりしたものもあります。
ぽろぽろに炒ってあるので,消化がよく,子どもからお年寄りまで食べやすく,お弁当のおかずにも向いています。 給食では,よく噛めるように,アーモンドを入れています。そのままたべるのではなく,ご飯と混ぜて食べてほしいですね。 昔は,食べ残した魚の身をむしって,濃い目の味をつけて保存し,お弁当に使うことも多かったようです。暮らしの知恵ですね 文責:栄養士 阿部 綾 |
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