メンチカツ(4/17)
メンチカツは洋食の一つで,牛肉や豚肉のひき肉にみじん切りのたまねぎ,塩,こしょうなどの調味料を混ぜ,パン粉をつけ,揚げて作ります。
明治時代に,東京・浅草の洋食店が,「ミンスミートカツレツ」という名前で販売したのが,だんだん縮まって「メンチカツ」と呼ばれるようになったといわれています。ミンスというのは英語でひき肉という意味です。このミンスがなまってメンチになったのかもしれませんね。 しかし,大阪や関西のほうでは「メンチカツ」ではなく,「ミンチカツ」と呼ばれているのだそうです。ミンチというのも肉をひくという意味なので同じ意味の言葉なのですが,日本の東西で同じ料理で呼び名が違うというのは,なんだかおもしろいですね。 文責:栄養士 阿部 綾 |
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