○○丼(4/16)
丼(どんぶり)とは,ごはんとおかずを一つの器に盛った料理です。正しい呼び方はどんぶりですが,最後を短くして「○○どん」などとも呼びます。(例えば,「親子どんぶり」ともいいますが,短く「親子どん」ということも多いですよね)
今日は,「中華丼」といって,ご飯の上に中華風の煮込みをかけて食べます。中華丼は,昭和の始め頃,東京の中華料理店で,お客さんからご飯に八宝菜を乗せて食べたいと頼まれたのが始まりだそうです。 昔から,日本の上流階級の食事は,主食のごはんとおかずが別々に配膳され,それを一口ずつ口に運ぶことを基本としています。ですから,今でもごはんにおかずを乗せることを行儀が悪いと嫌がる人もいます。 どんぶりは,忙しいとき,素早く食べるのに便利で,江戸時代に,忙しい職人さんや気の短い人の間で新しい食べ方として大流行したことから広まりました。 丼の種類はとてもたくさんあり,皆さんもよく知っている日本の「かつどん」,「天丼」,「牛丼」などのほかにも,韓国のビビンバ,ハワイのロコモコ丼など世界中で丼の仲間が食べられています。 文責:栄養士 阿部 綾 |
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