蒲の穂(12/6)
かまぼこは、たら、すけそうだら、さめ、いとより、べらなどの白身魚を使って作られますが、ずっと昔には、海の魚ではなく、なまずを原料にしていたのだそうです。
その頃のかまぼこは、竹の棒にまいて作ったので、蒲の穂に似ていたため、かまぼこと呼ばれるようになったのだそうですが、これは現在でいうちくわと同じ形で、ちくわかまぼこと呼ばれていました。その後、板の上に半月型にのったかまぼこが作られ、板かまぼこと呼ばれました。だんだんと、二つを区別するために、一つは「かまぼこ」がとれてちくわに、もう一つは「板」がとれて「かまぼこ」と呼ばれるようになったそうです。 文責:栄養士 阿部 綾 |
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