夏ほどビタミンB1(7/12)
暑いと食欲がなくなって、食事よりもジュースや炭酸飲料、アイスキャンディーやかき氷などの冷たいものを飲んだり、食べたりしたくなりますよね。しかし、冷たくて甘いものばかりとっていると、かえってのどがかわき、疲れやすくなってしまいます。
甘いものをたくさん食べたり、そうめんやパンだけ、など糖質だけの食事をしたりすると、体の中で、ビタミンB1という栄養がたくさん使われてしまいます。ビタミンB1がたりなくなると、食欲がなくなる、疲れやすくなる、いらいらする、などの症状がでてしまうのです。 また、気温が15度のときと、35度のときとをくらべると、35度のときの方が、ビタミンB1の使われる量が3倍も多いそうです。暑い時には、ビタミンB1がたくさん入っている食品を食べるようにしたいですね。 ビタミンB1は、豚肉、レバー、大豆、じゃがいも、たまねぎ、ほうれんそう、ごまなどの食品にたくさん入っていますよ。 さらに、これらの食品を、「硫化アリル」を含む、たまねぎやねぎ、にら、ニンニクと組み合わせた料理にして食べると、肥満の予防にもなります。 夏は、すぶたや、レバニラいため、ねぎをいれたみそ汁、ひややっこなどがおすすめです。 文責:栄養士 阿部 |
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