7月になりました。今月の目標は「衛生に気をつけた食事をしよう」です。
特に大切なのは食事の前の手洗いです。手には汚れだけではなく、目に見えない細菌やウイルスもくっついています。食べ物を手でもって食べることもありますから、食べる前には手をしっかり洗わなければいけません。
病院の看護師さんは、一日に30回くらい手洗いをするそうですが、そんな看護師さんでも、気をつけないと洗い残してしまう部分があるそうです。さて、それは手のどこでしょう?
1.手の甲
2.手のひら
3.ゆびさき
▼正解は・・・
3番「ゆびさき」です。
看護師さんに目かくしをして手を洗ってもらったところ、ゆびさきや、指の間が一番洗い残しが多く、親指の近くや、手首も多かったそうです。
ただ水で簡単に洗ってしまうと、つめや手のしわのなかにいる細菌などが、水分を吸収して手の表面にでてくるため、洗う前よりたくさんの細菌がいることもあります。水だけでなく、せっけんを使って細菌をしっかり洗い流しましょう。
また、清潔な台拭きで机を拭く、窓をあけて教室の空気を入れ替える、給食当番の人は、清潔な白衣と帽子とマスクをつける、など食べる前の準備も大切ですね。衛生に気をつけ、みんなできもちよく食事をしましょう。
文責:栄養士 阿部