にくじゃが(3/7)
にくじゃがの中に入っている緑色の野菜は何か知っていますか?
「さやいんげん」という名前ですが、この「さや」は豆の「さや」、外側の袋状のもののことです。さやいんげんは、いんげん豆がまだ、豆になりきらない未熟なうちに収穫し、さやごと食べるもののことをいいます。だから、畑の中でさやいんげんを育て続けていき、大きくなった豆を乾燥させると、いんげん豆になるのです。 「さやいんげん」のときは、風邪の予防をしてくれるビタミンAやCなどをたくさん含んでいる野菜の仲間で、緑色の食品のグループに入りますが、「いんげん豆」になると、体をつくるもとになるたんぱく質がたくさん含まれるようになるので、豆の仲間になり、赤色の食品のグループに入ります。 成熟すると成分が変わるのはいんげん豆だけではありません。枝豆と大豆、きぬさやとグリンピースなどの豆の仲間は、栄養や見た目や、味などが大きく違ってきます。食品のグループ分けのとき、注意してみてくださいね。 文責:栄養士 阿部 |
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