出世魚(3/6)
みなさん、「ぶり」という魚を知っていますか?「ぶり」は成長するにしたがって呼び名がかわるので、「出世魚」ともよばれています。
東京などの関東地方では、わかし→いなだ→わらさ→ぶり 大阪などの関西地方では、わかな→つばす→はまち→めじろ→ぶり の順に名前がかわります。 お店に行ったときに、「いなだ」「はまち」「ぶり」などの名前をよく見かけると思いますが、これらはみんな同じ魚なのですね。 ちなみに「ぶり」と呼ばれるのは、体長1メートル、重さ10kgくらいになったころです。 ぶりは、捨てるところがないくらい食べられる魚で、さしみや、焼き魚、煮物などいろいろな料理に使われます。ぶりを使った郷土料理も多く、九州の福岡ではお正月の雑煮にぶりを使うそうです。 文責:栄養士 阿部 |
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