『考えること』こそ,大きな一歩♪

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 世界同時開催の国際理解教育,「世界一大きな授業」という授業を6年生各クラスで行いました。
これは,「世界の子供に教育をキャンペーン2010」を実施している教育協力NGOネットワーク(JNNE)が毎年募集していて,「世界には学校に通えない,教育を受けたくても受けられない子供たちもいる」ということを,子供たちにも考えてもらうスタイルで行います。
(詳しくはこちら→http://jnne.org/gce2010/about.html)
「大切なことだから6年生みんなに考えてもらいたい。」と思い,それぞれのクラスで時間をもらい,授業を行いました。

 今年,サッカーワールドカップが行われる南アフリカ共和国をきっかけに,アフリカの子供たちの生活の様子を垣間見た子供たち。
「えっ,義務教育じゃない国があるの?!」
「2人に1人が中学校に行けないってどういうこと?」
世界の状況を知れば知るほど,子供たちの顔は曇る一方・・・。
2億1800万人もの子供たちが学校に行かず,労働しているという現実を知り,自分たちの生活を振り返っていました。

 今回の授業で1番感じてほしかったのは,「世界にはいろいろな人々がいる」ということです。
自分たちの想像以上に厳しい世の中の現実を知り,「日本人で良かった。」と感想をもった子や「自分にできることはないのか?」と落胆した子も多くいました。
『世界のことに目を向けることができた』ことこそ,大きな意味があり,スタートラインだと思います。
これから社会や総合等で学んだ世界のいろいろなことをとおして「日本人で良かった」という想いをもった子供たちにも,それだけではない,同じ地球人としてもっと大切なことを感じ取ってもらえるよう,また授業で取り上げていきたいと思っています。

 今回のキャンペーンは世界120カ国で行われ,ギネスブックにも登録申請するそうです。
参加証も届くということで,子供たちと楽しく国際理解を深める,いいきっかけになりました。

    6年担任 かんたえ
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