もうすぐ縄跳び大会!
7日(日)に江南区の縄跳び大会が行われます。東小からは、5,6年生の有志で結成された5チームが出場予定です。
この日の放課後は、最後の練習。どのチームもリズムよく跳んでいました。 この大雪にも負けず、日曜日には元気な東っ子が活躍してくれることでしょう! 6年担任 樋口 2月の全校朝会講話
皆さんは鯨を知っていますね。
鯨は海の中で生活していますが,皆さんと同じように空気を吸って生きています。 そして,赤ん坊の頃はお乳を飲んで大きくなりますから,私たち人間と同じ哺乳動物なのです。 鯨にはいろいろな大きさの鯨がいますが,ザトウクジラという鯨は15m〜17mくらいで,夏,北極で生活しています。 寒くなると,暖かい太平洋の真ん中に下って,子供を産んで育てます。 東京の南の端に小笠原という島々があります。 芝浦という港から船で,29時間くらいかかります。 この小笠原の近くに,ザトウクジラが子育てにやって来ます。 この仲のよい親子を見ようと,10mくらいの船で出かけます。 ホエールウォッチングといいます。 「ホエール」とは,「鯨」,「ウォッチング」とは「観察する」という意味です。 12月から2月ぐらいが,ホエールウォッチングに一番よい時期なのです。 その日,空が青く澄み渡り,波が穏やかな日,連絡をもらって鯨のいる方へ船を走らせました。 見学の人は,楽しみで仕方ありません。 やがて,船長さんが「鯨が見えます。」と,大きな声で教えてくれました。 でも,なかなか見つかりません。 やっと,遠くにちっちゃ奈鯨の背中を見つけると,29時間かけて小笠原に来てよかったと,心がうきうきします。 同時に,もっと近くで見たいと強く感じました。 船は全速力で鯨に近づいて行きます。 「子供が一緒らしい。」という声。 「早く早く!」と心がせいていました。 また姿が見えなくなりましたが,50m先に姿を現しました。 今度は,真ん中に両親よりも少し灰色っぽい小さな背中を見ることができました。 歓声がおこり,もっと,船を近づけようとした時,手前にいた鯨が胸のヒレを上げました。 お父さん鯨でしょうか? ちょっといやな感じがしました。 でも,もっと近くで見たいという気持ちがさらに高くなってきました。 「こんなにそばで見ることができるなんて,最高。」と,思った時です。 お父さん鯨の大きな体が,こちらに向きを変えました。 あれはやっぱり警告だったのです。 慌てました。 ビデオを撮っていた人に後で見せてもらうと,その場面だけ,足元しか写っていませんでした。 海に飛び込む準備をしていた人もいました。 「ぶつかる!!」と思った時,大きな鯨の背中が,8mぐらい先で消えていきました。 船は大きく,繰り返し揺れました。 反対側から,また,大きな大きな背中がゆっくりと現れました。 カラスは子供を育てている時,巣の近くに来るものを襲います。 時には,人間を攻撃することもあります。 子供を育てている時,どの動物も必死です。 「助かった。」と思うと同時に,大きな優しさを感じました。 『優しい心』は『大きい心』なんですね。 そして,「何に対しても,いやがることをしては絶対にいけないんだ。」と心の底から思いました。 皆さんも,他の動物についても教室で先生と一緒に考えてみてください。 |
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