朝の集いの後、恒例の６年生の歌声を聴かせていただきました。耐震工事のため電子楽器の演奏となり、また朝からいきなりでしたが、友達の分まで頑張ろうと口を大きく開き一生懸命歌っている子供の姿を見て、感動しました。そして、歌の後６年生にお話をしました。
　私の知人が岩手県に行き、ボランティア活動をしました。そのときの感想が「生きていてよかった。」だそうです。その理由は「始めは臭くてたまらない仕事でしたが、片付け終わった後、一緒に黙々と働くおばあさんかが、涙を流しながら「ありがとうございました。」といった瞬間、何も答えられずに、ただ涙があふれてきたそうです。こんな感動は初めてで、人のために働けるってこんなに幸せなんだと。だから生まれてきてよかったと感じたそうです。自分のことより人のために頑張れることが幸せ、そして、そのためにも、自分をさらに高めたいと頑張ることの大切さを教えてもらいました。
　今朝の歌で、下級生は、気持ちよくしっとりと教室に入ることができました。６年生のおかげです。人のために何かができるってすばらしいことですね。私からも感謝の言葉を贈ります。「ありがとね。６年生」