最新更新日:2024/07/05 | |
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学級を超えた異学年活動
本校では、個に応じた教育を目指しています。係り活動や行事の企画・運営、児童代表のあいさつなど学級や全校児童の前で活動する機会も多く、一人一人の存在感や活躍場面を作る工夫をしています。また、先生方は担任する学級の子どもだけでなく、他学級の多くの子どもたちの名前も知っていて、休み時間や放課後なども声をかけ、状況に応じた指導をすることも心がけています。
これは、本校教育活動の利点と言えますが、反面、入学から卒業までクラス替えのない友達関係は固定化や序列化を生み、切磋琢磨や異なる個性にふれる機会も減少しているという課題もあります。 この課題解決の一つが、本校の特色ある教育活動である「縦割り班活動」です。1年生から6年生までが同じグループの班員となり、ゲーム会や運動会での対抗リレーや練習、縦割り給食など、年間を通して深い関わり合いがもてるような活動をしています。 今回は20周年記念事業でPTAより寄贈された花壇への苗植えです。サルビアと日々草を高学年の手ほどきを受けながら皆で植える活動でした。自分の花として植えた花には名札をつけ、これから世話をしていきます。 千福が丘地区の防災を見直す先日、本校で「地域防災教育連絡会議」が開催されました。町内会長、防災委員、市防災担当者、PTA役員や会員の皆様が参加し、学校が避難所となった場合の運営や自主防災組織の役割等を話し合いました。千福が丘地区は日頃からの防災意識が高いこともあり、有事になった場合の様々な問題点が出されました。中でも千福大橋の耐震性や交通遮断された場合のライフラインの確保に議論が集中し、参加者の中から「ガスボンベが数十本・大型の発電機・大型の濾過器などは学校施設へ常設する必要性がある。」と、具体的な数値を示しながらの指摘もありました。東日本大震災による避難所の状況から、どれも必要なものであるとは思いますが、学校は子どもたちが安心して学習できる場所でなければなりません。また、防災倉庫には、災害用の非常食が1000食分備蓄されているということですが、千福が丘地区の住民は2,700人ほどいることから考えると緊急用でしかありません。このように、今後も検討を要する課題が多く出されました。 現状での県や市への要望も多岐にわたってありますが、早急な対策が期待できるものでもないと思われます。何より、自分の身は自分で守る「我が家の対策」が大切でしょう。救急用品を始め、保存食、飲料水などの備えを今こそ整える時だと思います。学校でも施設・設備の安全点検や避難訓練の変更など安全対策について見直しをしています。 PTA総会ありがとうございました長田 晃 PTA総会へのご出席ありがとうございました。参加率が82%もありその高さに驚かされます。社会情勢の変化や児童数の減少等により、ここ数年PTA事業の見直しが求められています。今回の総会での活発なご意見はどれも理解できるものばかりでした。本年度及び次年度からのPTA活動に大変参考になると思います。ありがとうございました。 さて、本年度の本校職員は20代・30代・40代・50代の先生方がバランスよく配置されました。若手教員の活力とベテラン教員の豊かな指導経験を融合させ、組織的な学校運営を図ります。担任が中心となって教科指導や生活指導をしますが、校長・教頭・他学年の先生を含め、複数教師で解決策を話し合い指導に当たります。指導方法や困りごとなど気になることがありましたら遠慮なくご相談ください。 23年度のスタートに向けて裾野市立千福丘小学校 校長 長田 晃 お子様のご入学、ご進級おめでとうございます。入学式の準備をしてくれた6年生、お祝いの言葉と歓迎の出し物を披露してくれた2年生をはじめ、3・4・5年生共に新しい担任との出会いに、瞳を輝かせ「1年間がんばろう」という意欲が表れています。子ども同士、子どもと職員、保護者や地域の方々とのふれあいや関わりの中で、子どもたちの夢や目標の実現に向け、教職員一丸となって教育活動を進めて参ります。 保護者や地域の皆様、本年度も千福が丘小学校の教育活動にお力添えをいただけますようお願い申し上げます。 |
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