郡山一の中学校〜向上心〜(1)高い志も持ち、目標に向かって努力できる守中生(2)自分の意見を主張できる守中生(3)失敗を恐れず何事にも積極的に取り組む守中生

冬はつとめて「枕草子」から

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今朝は、大変に冷え込みが厳しくそのうえ霧がかかっていました。
何気なく使っている霧ですが、霧と靄(もや)の違いは何でしょう?いつものウィキペディアでは、『霧と靄の違いは、視程の低下の程度の違いであり、気象観測においては視程が1 km未満のものを霧といい、1km以上10km未満のものは靄(もや)と呼んでいる。』のだそうです。そうすると、『五里靄中』ではなく「五里霧中」なのはなるほどのことなのですね。

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「安積山の歌」木簡体験事業(2年国語)

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 郡山市教育委員会では市内中学校2学年生徒を対象に「安積山の歌」木簡体験事業を行っています。そのねらいは、
 『2008年5月、滋賀県甲賀市紫香楽宮跡から発見された木簡には、紀貫之が古今和歌集の序文に、「歌の父母」と讃えた郡山市ゆかりの『安積の歌』が記されていた。この木簡は、文学的、歴史的に大変貴重なものであり、郡山市民にとって誇りとなるものである。
 現在、中学校では、国語の古典や書写において、日本語の伝統や美しさを継承する学習を行っている。また、本市の中学生を対象とした郷土学習資料集「ふるさと郡山の歴史」の奈良時代において、「安積山の歌の木簡」を学習しているところである。
この2つの学習の成果を踏まえ、実際に木簡に触れ、木簡に文字を書き記すことは、  生徒の古典や歴史への興味関心を高めるとともに、ふるさと郡山市への郷土愛を深める機会となることが期待できる。』
 として11月〜12月頃を学習時期に設定し、本校でもこの時期に行われています。
『阿佐可夜麻 加気佐〜』と、万葉仮名で表記されている歌を筆ペンやフェルトペンで視写するものです。標記については、万葉仮名、漢字仮名交じり文から選択できるのですが、多くの生徒は万葉仮名で挑戦していました。
 できあがりが楽しみですが、みんな思った以上に上手に書いていました。文責:真船


再び「武将ひげ!?」(言葉について2)

 類似のお話は昨年も書きましたので、ご記憶の方もいらっしゃるかもしれませんが、「ブショウひげ」についてです。
 現代の中学生は「武将ひげ」と理解している生徒が多数います。漢検3級程度の生徒はわかりますが、そうでない生徒のほとんどは「武将ひげ」かもしれません。それは、歴史で学習する戦国武将のほとんどに立派なひげがみられるからです。
 長くはなりますが、それでは「ひげ」についての歴史をひも解いてみましょう。

『日本では、中世から江戸時代初頭にかけて、武士は髭を蓄えることは当然とされ、髭のない武士は嘲笑された。そのため、髭の薄い者(豊臣秀吉が有名)には付け髭をつけることが行われた。
 江戸幕府が安定する時期に入り、文治政治の時期に入ると、戦国の気風が幕府に対する謀反の心として警戒されるようになり、大名たちに髭を剃ることが流行りだし、月代と髷とともに、17世紀中葉までに定着するようになった。その後、髭を生やす習慣は江戸時代初期に流行したが、「風紀を乱す」として禁止され、多くの武士も髭をそるようになった。ただし、例外的に山吉新八郎の様に、顔の傷を隠す事を理由に髭を蓄える事を士官先から認められていたとされる事例も存在する。
 しかし現代においては、髭を生やす者よりも剃る者の方が圧倒的に多く、大多数の企業(特に接客業など)や高等学校までの学校では髭をはやすことを禁止していること、髭自体を嫌っている者も多く、特に中途半端な髭の生やし方が「無精髭」という俗称で呼ばれ、不衛生だと感じる人もいること。アメリカで生活する日本人男性はそのままでは子供と間違われてしまうことがあるために髭を生やすこともある(イチロー、アメリカ滞在中の井口資仁など)。
 福田赳夫(1976年就任)以降、髭を生やしている首相は見られない(内閣総理大臣の一覧)。』(ウィキペディアより抜粋)

 要は「武将」と「無精」の使用頻度が、左右しているということです。今の若者の語彙の中にあまり「無精」=(怠けて仕事や義務をおろそかにすること。また、そのさま。)が使われなくなったこと。私の年代ですと、「無精者」などと親にしかられた経験から「無精」は存在しますが、若者には「怠け」とか「だらしない」に取って代わられたことによることが大きいと思われます。
  
 そう考えると、「武将ひげ」が正解になる日もそう遠くないのかもしれませんね。
                                文責:真船
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校内授業研究週間「3年家庭科」

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 「幼児のおやつの作り方や分量について知る」ことを目標に、調理実習が行われました。
 案外、男子生徒の手際の良さが目に付きました(もちろん、女子生徒は当たり前のようにできていますが)。
 また、班での協力体制もよくできていました。

校内授業研究週間「3年家庭・2年社会・1年美術」

 本日は、3年2組で「家庭」1年2組で「美術」2年1,2組で「社会」の授業研究が行われました。
 
 1年「美術」では、ピカソの『ゲルニカ』から、どんなメッセージを感じ取るかを考えました。まず、その絵画の大きさを確かめてから各自で考えました。
 
 2年「社会」では、温帯の3つの気候の特徴から、雨温図に表すという授業でした。3気候地域の分布を地図確認するところから始まっていました。

 美術の鑑賞にしろ、地理の気候にしろ私自身は、「ゲルニカ」とは誰が描き、どういう意味を持った作品かを資料集に書かれたものを「丸暗記」でしたし、温暖湿潤気候とはこういう特徴だとやはり「丸暗記」してきた傾向があります。しかしそれぞれの授業では、なぜその作品が生まれたのかや、こういう地形であるからこのような気候になるんだと理解できる授業でした。文責:真船
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「爽やか!」から考えたこと(言葉について1)

 屋内プール授業の時ですから、かれこれ3週間前の出来事です。
 1学年のプール授業が終了し、それぞれに着替えを終え、三々五々
バスの止まっている駐車場に出てきました。

 そのとき、見学でプールには入っていなかった女子生徒2人が急に「爽やか!」
と声を上げました。どうやら、まだ乾ききっていない前髪をかきあげる姿に対して
発せられたようです。
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学校行事
2/19 部休日 送る会リハーサル
2/20 部休日 諸経費振替(2) 送る会リハーサル
2/21 生徒会総会(2) 3年生を送る会
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